MILLENNIUM 
SHOCK
00/11/25


さあ、オーラスに向かってGOでしょ、GO!っつう感じだったのに、直前に発覚した出来事が私たちの気持ちを萎えさせた。まあそれはそれでどっかに置いておいて、純粋に楽しいことだけして来ようということで、chicagoちゃんと二人でミーハー東京ツアーへ!
もう冬なのにいっこうに寒くならず、何を着ていこうか異常に悩んで、結局厚手のハーフコートと合皮のジャケットと2枚持っていったし、ブーツはいてパンプスを持っていったし、おまけに、パソコン関係、電源関係がかさばって大荷物。
コンサートは夏にして欲しいわ!本当に。ぷんっ(笑)!

今日は帝劇でミュージカル鑑賞なので早めにホテルに荷物を預けて行くことにした。
日本橋で地上に出て、さてホテルはどっちかなと地図を広げるか広げないうちに、そこで歩道の清掃?をしていた数人のうちのひとりのおじさんが、よっぽど暇だったらしく、つつつっと寄ってきて、「道わからない?どこへ行くの?」と地図を覗き込んできた。
まだ分かるとも分からないとも言ってないのに、地図を取り上げて、これはこっちがこうだから、あっちだと確信ありげに教えてくれた。まあ親切なおじさん、と思いつつ教えてくれた方へ歩いていくと、地図にある主要建物、○○銀行だとか、××証券だとかのビルが全くなくて、かわりに三越デパートとか、それ、地図に書くだろ普通!というような建物が出現し、それらは持っている地図に全然載っていない。ホテルが作った地図だからちょっと怪しいぞーと広域の地図を出してみると・・・「全然逆じゃんか!」
あのおじさん、いい人のようだったのに・・。善意に解釈すると、首都高が複雑に交差していたので、首都高を90度か180度回転させた状態に地図を見てしまっていたのではないかという結論に達した。
ま、最初だし、ありがちということで許してやろう(笑)

で、無事にホテルに着いて、帝劇へ歩く道すがら、食事することに。
んで、今日は上京初日ということもあって行きたい方向と実際に歩いている方向が微妙にずれる。あれ?と1ブロックに1回くらいの割合で地図を取り出すいなかもん二人。こんなとき二人で地図を見るとおたがいに相手が理解してるもんと思い、結局あやふやなままで歩き出してしまうので、こういうことが起こるんだよなー。
東京駅近くでポケモンセンターに寄ったけど、今日は学校がお休みの土曜日で、ごった返していたので、子供がはけた夜に来ればいいんんでないのかなと早々に出ました。結局行かなかったけどもね。
お昼は、ガイドブックで見たレストランに行こうと思ったけど、見つけられなくて、こじゃれた中華会席の店に入った。お店の兄ちゃんにそのレストランのことを尋ねると、聞いたことないみたいで、「よく店が変わりますから。でもうちは30年やってます!4年前に改装したんですけど。」と自慢気に語っていた。想像するに、お父さんが小汚いラーメン屋をやっていて、息子が継ぐにあたってそ
のままの小汚い店構えではいかん!とモノトーンでまとめておしゃれな雰囲気に改装し、メニューも改良してこうなったんだな。きっと。

SHOCK看板そして帝国劇場へ。SMAPと比べると若い人の割合が多いなぁー。ヒガシ目当ての森光子ばりのおばちゃんもいるけども・・・。


あまり予備知識ナシで行った。SHOCK1枚とSMAP3枚という変則交換に応じてくださったYさんに無事に会って交換をすませ、表の看板で写真を撮ったりして会場入り。
思ったより会場が狭かったので、席が右のはしっこだったけどそんなに気にならなかった。それより、すぐ右のドアが気になって、だれか有名人が開演間際にそこから入ってきたらどうしようと思ったが、結局だれも来なかった。隣の席のYさんが入ってきてすぐ、「さっき、廊下で長瀬くんと太一くんに会いましたよ!」と。うわー、見てぇー!

オケピがせりあがり、ひとりのスマートな男が指をしている。この指揮者がヒガシだということは知っていたので、じーっと見る。曲の流れる中、正面画面にはスタッフロールが映り、曲を終えて客席を振り返ったヒガシ。うわー!カッコイイ・・・・。
ヒガシが、いきなり呼ばれてショックだったとか言って、客に「ちなみに誰のファン?」と聞くと、お約束のように「光一くん」と答えられてそれもショック!と言っていた。そのお客さんはヒガシから写真(グッズで売ってるやつだと思う)をプレゼントに、と手渡されていた。そんなことされたら、倒れるよ・・・。

光一の登場は舞台の奥の階段の上。白い王子様衣装!すっごい!似合うぅーーーー!本当に王子さまだわ・・・・。うっとり。声もきっちり出てるわ!
フライイング、すごい!思わず手が出そうになる。赤坂くんも、翼くんも飛ぶ飛ぶぅ!ヒガシの飛び方のカッコイイことといったら!片足はピンと伸ばして、もう片足は膝を曲げてくの字にして、つま先まで神経が行き届いているような足。
筋はまぁどうでもいいんだ(笑)。美しければ!楽しければ!
光一くん、飛んでいてカベに激しくぶつかる!ヒヤッとしたけどこれは劇中劇でのアクシデントという設定。ヒガシは光一の兄で死んでしまっている幽霊で、コウイチたちを見守っている。
兄はコウイチ、アキラ、ツバサたちを紹介していき、ひとりひとり踊るのがカッコイイ!

あっちで出たと思いきや、消えてこっちにいるという感じの瞬間移動系イリュージョンを使ってました。ちょっとだまされたし。

コウイチたちの劇団が全国ツアーに出るときの空港のフライト時刻表は、行き先が岡山、宮崎、富山、鹿児島・・・って地方ばっかりだが、高知はなかった。
車のセットに乗って走っていき、ホテルに到着するとその車のドアやタイヤやいろいろのパートが、カバンに変わる。そこでアドリブのような展開。
アキラは「お前、ベルボーイやんなくていいのか?」って言われてリストラに合ったし、ローラースケートはいた仕事もしたことあるって答えていた。
ツバサとコウイチは性格が変だとお互いに言い争う。「ぶどう、ひとつぶどう?」とか変なギャグを言うコウイチと通訳が必要な言葉をしゃべるツバサだから(笑)。
雷がなっていて高木ブーかなとか、すんごい笑えないギャグの連続のコウイチ。
「ぴったしかんかん」とか言って相変わらずオヤジなコウイチ。

嵐のなかバイクで出発したアキラとツバサは事故に会い、アキラは軽傷だったがツバサは大怪我を負う。
手術した医者が「ひどいもんだ。」とか身内に言うか?それもすごい偉そうに。「踊れますか?」とコウイチがきくと、「踊るぅ?何をバカなことを!」と吐き捨てるように言う医者、変!
「Show must go on!」という兄の言葉を胸に幕をあけるコウイチでした。和風の味付けでいろいろショーをするコウイチ。松明つかったり、獅子舞したり、何やってんだかよくわからないけども(笑)、兄が出てきたり、ツバサが一緒に踊ったりというのは、コウイチが幻を見たということなのか。

汗がしたたり落ちている光一くん!真珠のような汗!汗だっていい香りがしそうだわ!

2幕の最初に、劇場のカベにレリーフとしてある巨大な顔にヒガシの顔が映ってナレーションをしていた。ちょっとびっくり。
ヒガシの説明では、劇場にはゴーストがいて、空席にはお化けがすわっているらしい。ひとりともだちを紹介しよう、というと、左の前の席の辺りでいきなり空気人形がぷっしゅーとふくらんだ。そいつの名前は剛(笑)。この間酔っぱらった太一にからまれていたらしい。
ニューヨークに出ていったコウイチは兄さんの友人だっというアメリカ人ケビン・ベーコンに会う。もちろんその人は兄でありゴースト。
ケビン・ベーコンという名前が変にウケていたのはkinkiネタで何かあるのかな?単に服がベーコン色だからというだけではなさそうな感じ。
「えー、コウちゃん。あ、12時過ぎてるということは、『午後の紅茶ん』」(笑)
コウイチが心配なみんな、アキラ、リーダー、姉もこっそりNYに来ていた。
コウイチは兄が使っていたという部屋のベッドに寝たと思ったら、中央通路から出てきた。わけわからん。
赤坂くんのタップがまたいいんだ。ウエストサイドストーリーのような劇中劇もありました。
コウイチの公演はNYで大評判だっが、使った曲が著作権の侵害だといちゃもんつけてくるやつがいた。あらら、ジャニーさんらしい展開(笑)。でもこの危機は、曲を作った本人であるコウイチの兄で今はベーコンさんになっている人が救ってくれた。
兄貴の名誉が守られて、コウイチが礼を言い、ベーコンさんが「これは必要ないな」と言うと、持っていた楽譜がひらひら〜と飛んで来て、こっちに落ちてきそうだったので思わず手を出しそうだった。
アキラはツバサが心配で日本に帰ったがコウイチはNYでがんばることに。ツバサがブランコに一人で乗って「なーみだくーん、さよならー」はかわいかった!
心を閉ざしているツバサに勇気を与えるゴースト。天井近くにあるワイヤーをぶら下げるレールの上を右から左へ移動するツバサ。と思ったら、落ちた!ひゃ!と叫んだら落ちたのはウレタン人形。あれ?本人は?そしたら左のカベの上の方に出てきていたヒガシもすっと落ちた!え?これも人形に変わっていた?私はレールの上にいたはずの翼がどこに消えたのかきょろきょろしていて、ヒガシのほうをあんまり見てなくて、こっちも当然人形だと思っていたのだけど、一緒に見ていたchicagoちゃんは、あれは本人が飛び降りたとゆってました。ほんまはどうなんや?しかしびっくりしたぁ。

姉さん(死んだ兄の奥さん)が新しい恋人ができて、妊娠したというネタがあった。妊娠?それは今禁句!まさか例のことをパロったりはしないだろうジャニーズだし、と安心しつつも、子供の名前はどうする?とか言っていて「男だったらタクヤ」とか言われたら殴ってやろうとか思っていた(笑)。それはなかったけども。

光一くんの髪ってあんなに染めているのに、すっごいきれいなの。指を髪の中に入れてすーっと手ぐししてみたい!絹のような感じ。きっと。

翼は足の怪我が治ったといってNYにやってきた。治った証拠をみせてみろと言われて、軸にしたバットに額をつけて回転してみせて、「ほら!」って。なんでそれが足が治ったじゃ(笑)。
それじゃわからないと言われて、じゃあステップ、とかわいくステップを踏むツバサ。そのステップは「ニッキステップ」と言われているらしい。コツは親指をたてること(笑)。それから上着の前をパッとはだけて片足をピッと上げると光一「今の誰?」翼「ヒガシ」光一「あ、東山さんね。」苦笑いのヒガシ。
「もうひとりいるよねー、かっちゃんみたいなぁー」と言われてツバサはおもむろに縄跳びを取り出して「カッチャン風縄跳び。」でも超フツー!
ツバサとコウイチがお互い「かわいいキャラ」だと言い争っていた。コウイチがギャル風に「カワイイーン!」ってしつこく言っていた。
それでも足が治ったかどうか心配なのでバク転やってみろと言われて、本当にできないんですとツバサ。アキラも後ずさりして去っていきそうになった。赤坂くんできなかったっけ?光ゲンジは全員できるかと思っていたのに。
本人の前で光一くんが「そろそろミサワかな。太一くんもスーツ着てこんなことやってた。」今日は太一くんが見てるので太一ネタが多い?
結局ツバサもバク転を披露するけど、でんぐりがえりでした。それから「命」のようなY字バランス(笑)
NYにどうやってきたんだ?と聞かれていきなりヒガシにおんぶするツバサ。「この人に連れてきてもらった」と。ツバサのおしりをバットでつっつくコウイチ(笑)
NYにずっといたベーコンさんにツバサは日本で会ったというので、コウイチは悟った。「兄貴なんだろ?」ゴーストは正体がばれたら天国に逆戻りしなければならない。バク転ネタのあいだずーっと黙って立っていたヒガシ、「たかだかバク転に時間かけるなよ。」もっともだ。
だってネタ的に全然おもしろくないのに、延々とアドリブやってるんだもの。これがコウイチたちじゃなかったら、ほんまにいい加減にせぇー!て感じの内容です(笑)。でも彼らだから許せちゃいますねー。

ステッキを持って踊るとき、コウイチのステッキの先が翼に当たりそうになってビックリした顔していた翼だったけどこれもネタらしい。最後にステッキを翼が落として、光一に怒られながら退場していきました。


天国に帰るゴーストはすごく美しい姿で飛んでいく・・・。会場を左前から斜めに突っ切って2階席の上まで、ゆっくりと上っていった。足つかめるよ。これは!2階に上がると私の席からは何にもみえないけど、画面には手を振るヒガシが大写し。
そしてなんちゃらかんちゃらとコウイチがまとめて終わった。
幕がいったん下りこれからがおいしいショータイム!
それぞれのヒット曲にのってひとりひとり順番に出てきて、踊る。ヒガシのバク転とバク宙の美しいこと!これが噂の打点の高いバク転か!
光一もバク転上手。あんまりkinkiのバク転見たことなかったので、ちょっと新鮮。
一度、光一が右花で歌ってくれたことがあった。その距離5,6メートル。ほんっとにほんっとにカワイイ!お肌つるつるー!髪さらさらー!
全員赤系の衣装での「アンダルシアに憧れて」は圧巻。
一度ヒガシがシャツの前をはだけて上半身を露わにした瞬間、双眼鏡をさっと目にあてる私たち!腹筋がうつくしー!割れてるぅー!
最後に長瀬くんと太一くんが呼ばれて、ステージに出てきた。これがまた!ふたりともユニクロチックな超普段着なのに、やっぱり違う。長瀬ってすんごい綺麗。その目に見入ってしまったわ。そして太一くんってすっごい普通(笑)でもこんな人たちが駅で駅弁買ってたらびっくりよねー。でもひょっとして太一くんひとりなら気がつかないかも・・・(笑)

ダンサーの人たちが妙にずんぐりむっくりした感じの人が多かった。これはきっと背があまり高くないジャニーズ軍団に配慮してのこと?でもすっごい踊りはうまいんだなぁ。あああ転天は二物を与えずか・・・(笑)。

<挨拶>
光一:明日で千秋楽ですが、充実して楽しく勉強になる毎日でした。足を怪我したこともありましたが、みなさんの前に立つとパワーをいただいて、痛くても動けてしまいました。稽古から2ヶ月間、先輩、スタッフ、出演者のおかげでやってこれました。終わると思うと寂しいですが、また同じ舞台で会える機会があればと思います。
翼:初めての舞台でしたがみなさんのおかげでがんばれました。カワイイ路線は狙っていません(笑)ありがとうございました。
赤坂:カワイイ路線はねらえない年になってしまいました(笑)。毎回楽しく、終わるのが残念です。また会えたらと思います。
ヒガシ:カワイイ路線、俺は狙っているつもりなんだけど(笑)。光一があそこに出てきたとき可愛くて抱きしめたかった(笑)。みなさんの記憶に残ってくれたら嬉しいです。

ヒガシ「早いもんだね。今回はすごく力を入れたよ。」
光一「マジっすか?プレイゾーンよりですか。」
ヒ「当たり前だよ。」−−−間−−−光(疑いながら)「嬉しい限りです。」
2ヶ月一緒にいたから飽きたという話に。
ヒ「俺なんて、錦と植草と18年一緒にいるからね。」
光「翼の年くらい一緒に。翼いくつ?」
翼「19歳です。」
ヒ「翼が1歳のときからだ。おそろしい・・・(笑)。kinkiにもそうなって欲しいよ。」
赤坂「光ゲンジはそうならなかったですけど・・・(笑)」

そして「またお会いしましょう」で幕。

ひゃーお腹いっぱい。YさんはこれからすぐSMAPに移動。このままSMAPを見るなんて、許容範囲を大幅にオーバーしそう。よかった、今日はこれで終わりにしといて。
でもこれから春にもお世話になった、多摩センターの友達、とっくんとかずかちゃん御夫妻と飲むのだ!


ロビーにある装飾のなかにSMAPの文字を見つけて喜んで、それから、花輪をくださった方々の看板の写真を撮った。

 このあと、南大沢に最近オープンしたどでかいアウトレットモールに行って買物!って思っていたけど、予定より1時間押しだったので、南大沢についたらお腹ぺこぺこ。まあいいや、まだ買い物できる日はあるし、と即飲みにはしることになった。
いつもならガラガラという飲み屋さんも今日はオープンしてまもない土曜日だったので行列。新宿から小一時間かかる普通しかとまらないこんな所(あ、失礼?)でも、やっぱり行列。さすが東京。入ったのは中華。それから2時間、飲むは飲むは、ピッチャーとは名ばかりの2リットルバケツのような入れ物に入ったビールが3杯、瓶ビールも2,3本、紹興酒も2本、4人(うち女性3人)でざっと8.5リットルのアルコールが消えました。なんでこんなに入るんだろうねぇ・・・(笑)蒸した落花生がとってもおいしかったな。そのときは家で作ってみよ、と思ったが多分作らないだろう(笑)。
 10時も回って、かずかちゃん夫妻と別れ、私とchicagoちゃんは都心に戻る。そして、それからどうしたか。あとから考えると酔っぱらいが二人で夜中に何やってんだって感じだけど、新宿から都営新宿線で森下まで行ったのだ。そう、あの瀬名マン跡に。一度来たことはあるけど、夜の新大橋もおつなもんだろうと思い、まだ見たことのないchicagoちゃんも見たいっていうんで、行っちゃいました。夜中に堤防で写真撮ったりして騒いでるあやしい女ふたり。そこらへんの住人にとってはそんなに珍しいことではないはず、と思ってるし、酔っぱらってっからねぇ。変な人になっていただろう。
 そこから2キロぐらいの道をちんたら歩いてホテルまで帰った。でもその間に何回地図を開いたかは定かではない・・・。
 

 あ、ちゃんと「サムガ」も聞こうと思ってラジオも持っていたのです。電車の中で聞こうとしたけれど、雑音だらけで聞こえなかった。というより、酔っててチューナーを合わせられなかったのかもしれないが。


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