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第7話 「君に会えてよかった」 01/02/19

<新しい事務官?>
そんなちっちゃな紙を貼るのもそんなに時間かけるような几帳面な部長。だから胃がすぐ痛くなるのね。
人使いの荒い検事に不満たらたらの末次&遠藤事務官コンビ。末次さんは社交ダンスの競技会が控えてるし。
雨宮は合格すると副検事になれる立会事務官内部試験の張り紙をみつけ部長室にすっ飛んでいく。
そんなあわただしいフリールームに「何?」と出てくるくりゅくん。何持ってんのかしら?
この試験は10年以上事務官やってる者が対象という慣例があるという部長にくってかかっている雨宮。
「俺呼ばれました?」と部長室に顔を出すくりゅくん。
「おー、久利生!座って、座って!」って救いを得たような部長。
あーその座り方。斜めにすっと腰から座るような座り方!あーわかるかなぁ!ほら木村さんの座り方!普通の、止まって、膝を折って、腰をかけるという順序を無視したような、腰からすーっと椅子に座って足があとからついていくような・・・・ほら、わかりますぅー?言いたいこと(笑)
部長「新しく事務官来るから。」
く・雨「事務官?!」すごく揃ってました。
「たいへんだね。事務官は。」かわいっ!

<取り調べ>
帝都貿易専務の痴漢容疑。すっと立って見事なコンビネーションで実演するくりゅくんと雨宮。え?実演?雨宮を触る久利生?と思ったら違ってた(笑)。毎日迎えの車で出社してるからそんなに何回も電車に乗ってないという専務。捕まったその日は早朝会議で電車で出社したと。
「何の会議ですか?出席者を、教えてください。」ってちょっと微笑んだ顔が、余裕の笑い方で検事さんって切れ者?な感じ。
これ以上続けるんであれば誤認逮捕、不法拘留、人権蹂躙、名誉毀損で訴えます。
「名誉ですか。」とキっと見る目がステキ!

<今日の商品名がわかんない>
新しい事務官はかつて富増(とまし)村で大山忠志の上司だった金田さん。その正木事務官が部屋に着くと、くりゅくんと雨宮が言い争ってる。
「どうして帰しちゃったんですか!云々」
「一流企業の専務が高跳びなんかするわけないだろ。」
「絶対やってますねあいつ。」
「決めつけんなよ、そうやって。」・・・
部長が出てきて正木が自己紹介。
「よろし・・こ。」くりゅくん!これが普通に台本に書いてあったという台詞?おかしい(笑)。
「事務官は意見を言わない方が。」と言う正木にカチンとくる雨宮、それ見て「ひゃっひゃっ」って顔で笑ったくりゅくん(笑)。
逆さまになって「伸びる〜〜あ゛〜きもちいい〜」くりゅくん恍惚の表情。その通販グッズをどう説明したら・・・ま、いいか。
雨(正木に)「しょうもない趣味ですから。気にしないでください。」
く「お前、今しょうもないっつったろ。」
雨「それからこの服装も検事失格ですから。」
く「失格?!」
気にしません、人それぞれですからって言う正木にくりゅくん、くいっと起きあがって、「うわー正木さん懐深いすね。そうゆう人大好きです。」
雨「あたし小姑みたいじゃないですか。」
く「言えてるよ!おまえ。」
正木「始めましょうか。久利生検事。」
く「はい。あ、雨宮、ちょっ、ちょっ!」また身体を乗せているボードがぐいーんって倒れて頭が下になっちゃう。それは予想できたオチでした(笑)

<適地に乗り込む!>
被害者の女性も帝都貿易勤務だったけど、昨日会社を止めさせられたと。くりゅくん「カチーーン」。
帝都貿易!あ!これどっかで見たことあるぞーと思ったらラブコンプレックスのワンダーエレクトロニクス社でした!
「不当解雇じゃないんですか?」と言う雨宮を見て「ねぇ。」って言う感じも好き。
「女の子のおしりさわっといてばれたらクビにしちゃうって方が横暴じゃないすかねぇ」ニコニコって笑ってお茶を飲むくりゅくん。かっちょええわー。
真面目な運転手松原さん。専務を毎日迎えに行っていると言う。
く「ここいい会社じゃん。みんなして専務のこと守ってる。でけぇなぁ。」

<事務官の悲哀>
正木を挟んで末次&遠藤。事務官をやめて春から原宿にクレープ屋を開くという正木。
遠藤「スタッフはもう決まってるんですか?」
末次「年齢制限は?」

朝のエレベーターは大繁盛。
めずらしくくりゅくんも一緒にエレベーターを待っている。おおきなあくびしながら。エレベーターは超過でブザー。結局事務官、男3人が降りる羽目に。その間、普通にとけ込んでるくりゅくんを見て、なんかこのドラマが群像劇として成功してるってのが納得できたりする。男3人はクレープのメニューの相談(笑)

被害者の話を聞く顔がすばらしくカッコイイ。
帝都貿易専務の秘書から今日の取り調べをキャンセルするとの電話。久利生くんは、本人を出せと言うけど出てきたのは弁護士。
「案外(被害者)本人も楽しんでたんじゃないですか。」
「いい加減にしろよ、あんた!」
被害者の女性は昔、不倫で訴えられたことがあるということを持ち出してくる弁護士。電話を切られたけど、こっち側に悟らせないようにくりゅくんは
「わかりました。」と自然な感じで電話を切る。
雨「どうしたんですか。」
く「は?解雇理由についてうだうだ言ってただけ。」被害者に笑いかけて「だいじょぶです」って言った顔が優しい。
でもはらわた煮えくり返ってる感じ。唇をちーっとならす。

階段上の回廊の図書室で調べもののくりゅくんに下から遠藤がクレープの新しいメニューを相談中。さっきの被害者の事件の記録を見つけたくりゅくんはそっけない返事しかしなかったら、明日までにメニュー3つ考えてくること!と遠藤くんに宿題を出された。久利生に対して偉そうなしゃべり方の遠藤くん、イイ感じ。

雨宮は部長と一緒に接待。慣例だからなぁ寒冷前線が張り出しちゃってるからなぁ。どういうダジャレや。雨宮の眉毛の動きがナイス。

<St.George’s Tavern>
バーにそんな分厚い記録を持ってきて読んでるくりゅくん。雨宮が来て「テキーラサンライズを」
く「酒、強いよ。」
雨「酔いたい気分なんです。」
く「あ、ちょっとねぇ、ここ来て!」とトントンと隣の椅子を叩く。その言い方が超自然。こんな風に言ってくれたらしっぽ振って行っちゃうわぁ。
く「綿貫起訴したらこれ出して来るって。」
雨「でも彼女最後まで闘うって。」
く「彼女が耐えられると思うの?痴漢の手口もうまく説明できないくらいへこんでるのにさ。」
彼女には応援してくれる婚約者がいるけど、昔不倫相手の子供をおろしてる。そんなこと一番知られたくないことでしょ。でもおどしに負けたってことになります。
く「裁判に勝ったって被害者は全然救われてないだろ。」
雨「悪いヤツは野放しじゃない。」
く「野放しにはしねぇよ。」
雨「じゃぁどうするんですか。」
く「・・・・」力を込めるダーツにその強い思いが!
マスター「サブ」さんは何でも聞いて何でも知ってるのね・・・。

<またもおでかけ捜査>
雨宮は秘書の萩原を責める。
検事たちはまたお出かけ捜査のくりゅくんの分をわけてやる羽目に。でもみんな文句を言いながらもそれを当然のことのように受け取ってる。
末次さん「私も社交ダンスの競技会があるんですよ。スロースロークイッククイック!」その膝の曲がりはOKなのか?
正木事務官はこの雰囲気にとまどう。「久利生さんの分ですよ。」
美鈴さんそんなことかまわずに「今日中に片づけなきゃいけないんだから、早く早く!」

<自転車くりゅくん>
運転手の松原さんを落とそうというくりゅくん。ギフトというより古畑っぽく自転車で登場。荷台にカンのモノ入れがついている真っ白い自転車なんておしゃれー(笑)専務の自宅から会社までのルートを自転車で走ってきたというくりゅくん。「今すごい警戒してるでしょ。ひょっとしたらこれ引っかけ問題かもしれませんからね。本当のこと言うなら今のうちが・・・」
松原「毎朝ここに止めております!」
く「それファイナルアンサー?」ぷぷっ(笑)
買いすぎたからとタイヤキを渡して帰るくりゅくん。自転車に乗る直前の右足をくいって蹴り上げたのは準備体操?かわゆかったです。

<事務官の悲哀その2>
美鈴さんと仕事する正木さん、意見を求められることにとまどっている。
包んで包んで・・・クレープのメニューに赤ちゃんが・・・(笑)!遠藤くんまた芝山さんの足踏んじゃってる。
芝「遠藤さぁ。デコピンって知ってる?やらせて。」
末次さんは湿布をすねに貼っているとまた江上さんに仕事を言いつけられる。今度の土曜日競技会なのに。
末次&遠藤はくりゅくんの部屋でグチ三昧。デコピンの跡が痛々しい遠藤くん、くりゅくんの部屋の銅像みたいなヤツ相手に踊るベスト16が目標の末次さん(笑)。

朝遠藤くんにクレープのメニュー考えたか聞かれるくりゅくん。
く「練乳バナナクレープ。」
遠「ったくぅ、つまんねぇ男だなぁ、もう。2点!はい次!」
く「何点中の2点だよ?」
遠「それ聞いたら落ち込むから。」
く「2点はヤだな。・・・すクレープ」??って言った?
遠「なんだよそれ。」エレベーターに乗りながらのそこらへんの会話はちょっと台本ではなさそうな感じ。
江上さんに「近いよ。」って言って押したりして。そして男事務官3人は階段で。正木は昔被疑者に殴られそうになった検事の前に出て替わりに殴られたのに何も言葉もかけられなかったと言う。「それで悟りました。」

<なんで検事に>
専務は起訴できないのかって話し合う久利生、雨宮、聞いてる正木。
接待で二日酔い?頭痛の雨宮は頭抱えてくりゅくんの前に座る。
「お前なんでそんなに検事になりてぇの。」
「ずっと前から目指してるんですよ。」
「で検事になって何がしたいわけ。」
「犯罪者を起訴する権限持ってるでしょ。あたしだって被害者を助けたいし、悪いことしたやつらにはちゃんと罰を与えてやりたいんです。久利生さんが言ったんですよ。被害者の声になってあげられるのは検事だけだって。」
「言ったよ。(小さくなんども頷いて)ん、なに?被害者を助けて、悪いことをしたやつに罰を与えたいんだ。検事になって。」
「理由になってませんか。」
んなこと、お前もうやってんじゃん。
この言葉は正木事務官の堅い心にも刺さった。

<もう一押し>
松原さんの車に乗り込むくりゅくん。
「こういうクルマって運転すると気持ちいいんですか。」コーヒーの入れ物のフタに付いたコーヒーを吸うという小技を出す木村さん(笑)。
松原さんは、水を入れたコップを置いてこぼれないように練習したと言う松原さん。
「マジっすか。今度後ろに乗せてくださいよ。」
「私に運転させたかったら、もっと偉くなってください。」すごいなかなか言えんで、こんな台詞。いいなぁ。
「はい・・・。」
こないだのタイヤキも美味しかったという松原さんは業務日誌をわざと置いてトイレに行く。
助手席でクッションを確かめるみたいにぴょこぴょこする姿がかわゆいくりゅくん。で、業務日誌を拝見。

雨宮は部長と一緒に鍋島次席検事に会って内部試験のことを頼む。
取り調べの芝山さんが被疑者に殴りかかられて思わず間に入って殴られた遠藤くん。
雨宮にくりゅくんから電話。
綿貫にウソだと認めさせることができるかもしんないから、一か八かとりあえず行ってくる。お前はいいよ正木さんと行ってくるから、と。
「あのー私仕事がありますので失礼します。私、久利生検事の事務官ですから。」かっこいい!
鍋島さんはわかってくれる。「彼女はいつか立派な検事になりますね。」ん?そうなのか。

<陥落!>
8時52分。帝都貿易の玄関で待ち伏せのくりゅくん。そこに雨宮。えっらい早い!いったい何時から次席に会ってたんだ?
2月6日に車は9時10分に会社に到着したのに9時からの会議に間に合っている専務おかしいですよね。
カメラがぐるぐる回って酔いそうだったわ。
日誌が間違ってるんじゃないかという言葉に運転手の松原さんがキレた!その日専務は車に乗ってなかった。雨宮、秘書の萩原さんにだめ押し。専務が電車で出社した日と痴漢の被害の日が同じ。
あんなミニスカートをはいてりゃ誰だってと言ってしまう専務。はっはー!今日も甘いトリーック!!(笑)
「下の社員のことは興味ないのにスカートの丈のことは知ってるんですか。」ニッコォーーー。瞳に星がキラキラキラキラ!きゃーわいいーーーー!
「もう嘘つくのやめましょうよ。専務。」
弁護士にも釘を刺しといて雨宮と顔見合わせてやったーって感じ。運転手の松原さんも秘書の萩原さんもいい顔をしている。
んーーー!!安易ぃー!この安易さが好きぃー(笑)

<あったか城西支部>
入院中の遠藤くんをみんなが見下ろす。このアングルよく使うなぁー。遠藤くんよく見たらかわいい顔。
芝山さんが心配したぞって言ってくれて手を握ってるし、末次さんは江上さんが今日の競技会にバイクで送ってくれてるし。ショックを受けた正木事務官。江上さんがバイク乗りってのにちょっとびっくり。
St.George’s Tavernにはクレープもあります!正木さんひとりでクレープ。

<餃子クレープだってあるよ>
残業のくりゅくんと今日が仕事最後の正木さん。
「飲みに行きません?」
フリースペースに出てみると真っ暗。「ひゅるるるーる♪ほんとに勝手な人たちばっかなんですよ。行きましょう。」
立ち止まり真っ暗な部屋をみつめる正木さん「初めからここにいたら私は事務官を続けていたかも。」
「じゃ、やめなきゃいいのに。」
「クレープ屋にいくら投資したと思ってるんですか。」
あーそうかぁーな顔のくりゅくん「行きましょうか。」
St.George’s Tavernにみんながいました。正木さーんって寄ってくるみんな。
裏切っちゃってごめんなさいな遠藤くん。ベスト8に入れたからか事務官も悪くない気がしてきた末次さん。
納豆クレープ、キムチクレープ、肉じゃがクレープってメニューもできた。それは遠藤が考えた?
え?それ俺が・・・とくりゅくん。気にすんなよ!と遠藤くん。
でももっとすごいの考えたくりゅくん。それは餃子クレープ。はじめっからクレープみたいなもんじゃんとか言われてるけど。
そして、日本一メニューの揃ってるバーにはもちろん「あるよ。」(笑)

そして来週は飯島なおちゃん登場!久利生の研修時代の友人って書いてるだけだったので誰がやるんだろうと思ってたら直ちゃん!イメージぴったんこだわ!

第8話 「過去を知る女」 01/02/26

<美鈴さん、負ける>
こんな美人な検事vs弁護士の公判があったら見てみたい!そりゃマスコミも飛びつくって。
美鈴さん、花粉症?
エリコさんは「久利生くん、元気ですか?」御存じなんですか?「昔ちょっとね。」あらららちょっとヤな感じぃー。
ハナカミ星人、美鈴さん。お怒りの様子。ここは末次さんの出番でしょって遠藤に言われて、ゴミ箱で美鈴さんの投げたティッシュをナイスキャッチの末次さん。
末「気をつけてくださいね。今年の風邪は長引くっていいますから。」
美「毎年言ってない?」
末「・・・・」目で遠藤に助けを求める末次さん!
遠藤「そうそうそう、今年の風邪はノドに来るとか胃に来るとか、ってことは毎年おんなじ風邪がはやってるんじゃねぇか、みたいなことになってくるわけですよね!」って例によって踊りながらオーバーアクションでしゃべる遠藤くん。
ネクタイつかんで引き寄せる美鈴さん。「そういうこと話してたんだっけ?」
もうラブリー末次&遠藤!ナイスコンビ!
昨日の弁護士さんの噂バナシに花が咲く面々。いい女でフェロモンばりばり、すいも甘いもかみ分けるみたいな、生で見たことない末次さん。
美「そういえば彼女、久利生くんのこと知ってたみたいよ。なんかワケありって感じだったけど。」
遠「元カレってわけですか。」
江「久利生ぅ、あのさろまびっち!」(???わかりません私)
末「やっぱりモテモテの人生送ってきたんだろうなぁ」ん?それはやっぱりくりゅくんのこと認めちゃってる?

<くりゅくん空気注入・弁護士登場>
そのころ部屋で部長に医療過誤の案件を担当するように頼まれ中のくりゅくん。新しく買ったベッドに空気を入れながら。
部長ったら先々週のミラクルペンダントのおまけについてた開運ブレスレットだっけ?ちゃんとしてます。やっぱり部長も通販にはまってます。
くりゅくんは特に何も感じてないのでしょう、難しい医療過誤の事件も「いいっすよ。」と簡単に受けます。
「この手の事件は公判がやっかいで誰もやりたがらないんだよ。」「だから俺なんですか?」「んんーんやんや!」
「病院側は最強の弁護士つけるって言ってきてるけどそのほうが燃えるだろ?」「最強の弁護士・・・。」
「ところでこれなに?」「寝床です。」デスクの上ですっかり空気の入ったベッドが堂々と。

部屋から出てきて部長が例の医療過誤事件は久利生がやることになったって言う。くりゅくんはすたすたっとコーヒーを入れに行く。
美「男だねー」
芝「いやー注目されんぞぉー」
遠「手伝えなくて残念だぁ」
江「ガンバレよぉーイージーボーイ!」
末「やりがいありそうだね。」
と各部屋に散らばっていく面々。
そこにエリコが。「あ、えりこじゃぁん!」
そんなカッコで検事やってんの、変わってないね、髪型変えた?浮いてんのわかんないの?自分だって。・・・と掛け合いが昔の仲間って感じ。
あらためて御挨拶。「田辺外科医療過誤事件の弁護士を務めることになりました、タツミエリコです。」
あ、と息を飲み込んで、ちょっと襟を正したような顔して、「担当検事の、久利生です。」とピース。こういう芝居がすごいって思う、木村さん。

<取り調べ>
世の中先生って呼ばれる人が多いって世間話をして、また雨宮に怒られるくりゅくん。
部屋の外ではエリコをネタに部長&遠藤のひそひそバナシ、芝山&遠藤の「節操ねぇー!」美鈴さんも「久利生くん結構やるわよ」
混乱して自供しただけだという被疑者。エリコに聞かれて拘留しようかなって思ってるんだけど。理由を言ってよって言われて「りゆう?」とくりゅくん。雨宮が「久利生検事は慎重に慎重を重ねて起訴する主義なんです!」ときっぱり「そいうこと」っと言うくりゅくん。
解りましたって帰るエリコを「ちょっちょっちょっと待て。」って追いかけていくくりゅくん。ちょっと複雑な表情の雨宮。
さっさと仕事を終わらせてお食事お食事!久々にあった女友達だもん!ってなくりゅくん。「同じ事件を担当する検事と弁護士がそんなことしていいんですか?」「そんなことってメシ食うだけじゃん」と出ていくくりゅくん。
久利生検事!って立ち上がったときに雨宮は見つけちゃった。あのベッド。なんかおもしろうそうなもん見ぃつけた!な顔。

<お食事・hikkiがウエイトレス>
ぐるぐる回るカメラワークで酔っちゃいそう。研修生時代の思い出バナシに花が咲く。「検事志望だったのに何で弁護士になったの。」「同じ検事になったってあんたに勝ったことになんないからね。」今の立場の違いが微妙な空気を作り出してきて、こういう話やめようかってなります。
そのころくりゅくんの部屋では、ベッドに空気を入れてすごい!ってあそんでる雨宮。美鈴さんが来て「何やってんの?」「・・・・・(照れ笑い)」
水えらい飲んでると思ったらhikkiが登場して水を入れてくれる。かわいいウエイトレスさん。ちょっと無愛想だけど(笑)。

<美鈴さんのひらめき>
朝、さっそく被害者に会いに行こうと書類をとりに部屋へ行くとくりゅくんの大事な空気ベッドがちょっと乱れてる。ちっと唇をならして出ていくと雨宮がやって来た。雨宮のマフラーを掴んで引き寄せて「あのベッド結構よかったろ。」「何ですか、それ。」
守衛さんが聞いてるのに、あぶない会話(笑)
被害者に話を聞くとき、何気に子供を抱っこするさまが妙に似合ってちょっとイヤ(笑)
田辺病院へも行くと、理事長と院長ってえらいかしこまっております。手術に立ち会った人たち全員に話をきいたけど、みんがが同じ答えを言うのでおかしいなぁって思うくりゅくん。
そのころ城西支部ではみんなで話し中。
クシャミする芝山さんに「美鈴さんの風邪が移ったんじゃないですか?」と言う末次さん。キッと睨む芝山さん。子供が熱出したって言ったでしょ。病院が人手が足らなくて大変だったという話を聞いて美鈴さんはくりゅくんに、その日の病院の記録を見て、被害者の他にもう一人急患がいたことを見つける。そんなときは准看も手伝っているはず。そしてその日夜勤だった准看の真山は事件後病院をやめている!
やったー!にっこり握手のくりゅくんと美鈴さん。くりゅくんにあんな笑顔で「大好き。」なんて言われて美鈴さんうらやましー。雨宮もその輪に入ろうとするけど「はい。握手」って声だけでお茶を濁されました(笑)

<証人を落とせ!>
証人になる真山に会いにいくくりゅくん&雨宮。
借金の取り立てに間違われたふたり。小首傾げて「こんなお茶目な取り立て屋っていますかね。」かっわいい!
真山は関係ないと突っぱねますが、エリコに口止めされている様子。くりゅくんは訴えます。「何で看護婦になろうと思ったんですか。病人やけが人を助けたいと思ったからなったんでしょ。別に大きくて有名な病院ではたらきたいから、そういうことじゃなかったでしょ。あのねぇ、こういうことはうやむやに終わっちゃうと同じことが繰り返されるんですよ。別に俺たち医療ミスが暴きたくてこういうことやってんじゃないですから。死なずにすんだ人が死んじゃうんですよ。もうこういうことなくしましょうよ。」

部屋に来てホントのことを話してくれる真山。
部長に決裁もらうくりゅくん。部長ってほんとにいい人って感じだなぁ。ボン!って押してくれるはんこが超デカ!

裏で取引してんじゃねぇの?ってみんなが噂するところにエリコ登場。くりゅくんに「起訴状および関係調書の写しをいただきに来ました」と言います。「お待ちしてました。どうぞ。」って顔がかわいい!こっそり「今晩空いてる?」って言われた顔もまたいいざんす!

<で、飲みます>
「私は何?」な雨宮を挟んでくりゅくんとエリコ。仲良しの会話に入っていけない雨宮、出ました「酔えなーい!」
ごちゃごちゃしゃべる様子が素な会話です。酔っぱらった雨宮は、エリコに本当に医療ミスはなかったと思って弁護するんですか?とそれは聞いちゃいかんだろってな質問をして寝てしまいます。
「よくやってるわねこな事務官と」
「こう見えて結構ヒット打ったりするんだよ。」
なんかひたむきっていいなってしみじみして帰っていくエリコ。昔とは違うのよって寂しそうです。

鍋島次席検事はあいかわらず「久利生くんのことは心配してません。」と信頼しきっていて何故そこまで?
証人に脅しのようにかるーくプレッシャーかけるエリコ

<明日までにやること>
膨大な資料が運び込まれる。
「半年間の急患の記録(って言ったか?)調べて、意味あるんでしょうか。」
「ないかもしれないけど、やれることは全部やっとかないとね。」タートルネックのくりゅくんカッコイイ。
夜食喰って、ベッドで寝ころんで、頑張るくりゅくん。朝、うつらうつらする雨宮、朝の光の中で伸びをするくりゅくん。「終わった。ありがと。」
静かに微笑む雨宮。
光がすごく綺麗。でもその窓は廊下に面してるはずなのに。ま、いいか。

<くりゅくん、ピンチ!>
証人への主尋問。今日はありがとうございました、って安心した顔をしていたのに。
証人は被害者の片山さんの手術のとき。その前に運び込まれた急患の手術に立ち会っていたと言い出した!表情がかわるくりゅくん。
うっすら微笑むエリコを見て雨宮、「笑ってる。」美鈴「そういう女なのよ。」
質問に窮するくりゅくんに裁判の速やかな進行をお願いしますとか言うエリコ。思わず「ちょっと待てって!」と声を荒げるくりゅくん。
襟を引っ張ったりして焦ってる。

<挽回!>
「真山さん、病院のベッドに寝たことありますか。」と何か思いついたのか、少し顔が明るくなって質問を続けるくりゅくん。
被害者の前に運び込まれたカマタサクジロウさんの手術に立ち会ったという真山さんに、どこからその手術に立ち会ったのか尋ねます。するとタクシーで病院について患者さんをストレッチャーで運ぶところからですと答える真山さん。
真山さん、本当ですか。嘘はやめましょうと何回も言うくりゅくん。エリコから再三の文句。にらみ合うくりゅくんとエリコ。
タクシーで病院まで来て、ストレッチャーに乗せるなんて、「考えられません。というかありえません。このカマタサクジロウという患者さん、まだ生後8ヶ月なんです。」ニッと笑った顔!
根も葉もないでたらめです!と言うエリコ。「弁護人は何を守りたいんですか。被告人は病院側ではなく、この先生です。先生はミスを犯しました。そしてそのミスはこの法廷で裁かれるべきです。そしてそれよりも問われるべきなのは、先生のミスを組織ぐるみで隠そうとした病院側の責任です。こういうことがうやむやになるとまた同じようなことが起きるんですよ。死なずにすんだのに命を落としてしまった人もその家族もたまんないでしょ。裁判長!次回の公判に田所理事長と笹本院長を証人として申請します。お二人を呼んで病院側の責任を明らかにすべきではないでしょうか。」
認められてはーっと大きくいきをついて座るくりゅくん。あ、まだ証人の口からは何もきいてませんでした。「あなたは片山さんの手術に立ち会いましたね。」おおきく頷く証人。「ではその時のことを正直に話してください。」真山が久利生の方に向き直って「すいませんでした。」と言った瞬間、がっくりするエリコ、笑顔のくりゅくん。

<好きなのかな>
徹夜明けのふらふらな顔で廊下を歩いてくるくりゅくん。途中で待ってたエリコ。
「よく調べたわね、コツコツと。随分時間かかったでしょ。」そうなのか?カマタサクジロウが生後8ヶ月ってことだけじゃないのか?
「おかげでふらふら」
「変わってないわ。」
「今ガキだって言いたいんでしょ。」
「んんーん。私はずいぶんと変わっちゃった。」
「そう?変わってないんじゃないの。」
「法律すれすれの手つかっまでて勝とうとしたもの。」長い廊下を二人で並んで歩いてくるのがカッコイーイ!
「いいんじゃないの。」
「え?」
「だって依頼人を守るためでしょ。それがお前の仕事じゃん。」それって、カバチタレの栄田さんも同じ感じで悩んでたことだ。むにーって笑うのが好きぃー。
送っていくというのを断るくりゅくん。だって
「あいつ連れて帰らないといけないから。」あいつはソファで眠りこけている。
微笑むエリコ「あんたが好きになるのって、昔からあたしと逆のタイプだよね。」これでエリコとくりゅくんはつき合ってはなかったということか。 
「はぁ?」くりゅくんって自分ではあまり自覚ないの。雨宮が好きだなんてね、きっと。
自分もソファに座って、あくびして雨宮をちょっと見つめて、持ってた封筒をそばに投げるけど起きない雨宮。またその封筒を取って立ち上がり、雨宮のそばに寄って、指の腹で頭をかくーんとして、「行くよ!」
雨宮、「ハイ。」って着いていくのがかわいらしいわ。

<その夜、St.George’s Tavern>
「あそこでよくあんな質問思いつきましたね。」
「マジであせったな。」
「寝てない方が調子出るんじゃないんですか?」
「あ、そうかもしんない。」
夕べベッドで寝て資料見てたら被害者のことが気になって、と言う目は瞬きがゆっくりで、非常に眠そうなのがわかります。
「エリコ絶対控訴来るな。」
「よくわかってんですね、エリコさんのこと。久利生さんにはああいうタイプが似合うんじゃないですかね、私と真逆っていうんですか。っていうことはですよ、やっぱりつきあってたんですか?」
寝ちゃったくりゅくん。

今日は「あるよ」がなくて寂しかったぁ。
脚本も演出も初めての方でした。なんかちょっと違う感じしなかったです?でも相変わらずトリックは甘くて好き(笑)!生後8ヶ月なんて弁護側だって知ってるのが普通だっつーの(笑)。

第9話 「俺がずっとそばにいる」 01/03/05

<城西支部にテロリストが?!>
雨宮の頭上から石膏の像が落ちてくる。えっらいスローで。
みんなに訴えているのに、みんな口々に発言。
部長「運が良かったなぁ。」末次「でも石膏像ですよ。」江上「んなもん、落ちてくるか?普通。」美鈴「石膏像なんて持ってる人いるの?」芝山「美術室なんかに置いてあるやつだろ。」遠藤「そう言えば美術室で女の子にふられたなぁ、中学の時。」久利生「あー寝違えちった。」
だんだん話がそれていくのがおかしい。さー仕事仕事!とそれぞれの部屋に散る面々。雨宮「それで終わり?・・・・」

みんなお仕事中。
くりゅくんはドメスティックバイオレンスの被害者?顔のアザがい痛そうで、だいじょぶですかって言う顔がまた痛そう。雨宮が護身術を教えようとする。包丁を出されたらタオルでも何でも前に突き出してください。そうすると相手は距離感が分からなくなりますから!
くりゅくんはちょっと呆れ気味。「雨宮さん、これ夫婦喧嘩なんだからさぁ護身術教わってもしょうがないですよねぇ」雨宮そんなことは気にしない。弱い立場の女性を見るとどうしても感情移入してしまうタチの雨宮。くりゅくんに自分の腕を掴ませて少林寺拳法の「片手送り後手」!
「イテ!てててて!お前タップしてんだろ!バーカ!お前、口で説明すりゃいいじゃねぇかよぉ!」マジ怒ってます(笑)
2級でもこのくらいはいけるんです、どうでしょう少林寺。って雨宮少林寺普及協会かなにか?

ピザ屋が襲来。発煙筒を炊き暴れ回る。城西支部パニック!くりゅくん追っかけるが間に合わず。そのカメラワーク、その被写体だから生きるんだ!バシッバシッバシッ!と決めるべきところが決まるのだ。

刑事にどんなヤツだったかと聞かれても、カチカチ音がしていたこと、手袋の先が緑色だったことだけ。いやみな刑事のことをみんながとやかく言ってる間にくりゅくんは、とっとと現場捜査。SMOKYピザの箱は自分で作ってるし、脅迫文も来てました。
「これで終わりだと思うな。SMOKY」

<誰が狙われてるのか?>
恨みを持ってる者をピックアップする面々。みんなそれぞれに恨みを買ってます。
遠藤くんが自業自得だよ、な!とかいうから、そのな!を聞いた2秒後に飛びかかってきたヤツとか、
久利生さんもピックアップしてくださいと言われて、「俺いねぇもん。」
「まあ驚いた!自分がみんなに好かれているとでもぉ?」まあわざとらしい言い方が素敵!雨宮。
「何その言い方。」まだここにいて日が浅いから起訴したやつは出てきてないんです。「それよりこのデザイン見たことない?」って差し出す時のアップがステキねぇ。いちいちこういうアップ正面の撮り方って異常に時間がかかるんでしょうなぁ。何回も同じことやってあっちからこっちから。大変だわなぁ。
雨宮は眼鏡が壊れたので目を細めないと見えない。
「お前その目つきやめろよ。」
「こうしなきゃ見えないんですよ。」
「じゃ口閉じろよ。」
「・・・」おかしい!雨宮って時々すっごく光浦風なブスになるところがいいよなー。可愛いからできるんだよなーこんな顔。誉めてるのか?

次の朝、大学時代に使ってた超ガリ勉眼鏡で出勤の雨宮。うしろから呼びかけたくりゅくん「モーーニン!」って言ったの?かわいいっ!
黒づくめのライダーに変装してきた江上さん、「近いよ」と久利生を雨宮から引き離す。江上のヘルメットを触ってる感じが、中居さんが人の頭をなでてる感じに似てるくりゅくん。江上さん、そんな格好じゃ玄関で止められるって!指さして笑ってるくりゅくんでしたがエレベーター前の同僚達を見ると目がテンになってしまいました。どう見ても怪しい軍団。一昔前のテニス野郎、のっぽの芸術家くずれ、君の名はのマチコ・・・といった人たち。
「お前達無防備すぎるぞ」・・・・「はい・・・・」ギャッハッハ!!

あら、くりゅくんのシャツかわいーい!ヨークの切り替えが、BLの最終回のシャツみたい。ラーメンの出前にもビビル人たち。被疑者に対する態度が急に丁寧になる江上さん。子供に、ママのところにはいつも来るおじちゃんが来てるから、パパは帰らなくていいって言われる芝山さん。

くりゅくん、ムーンウォーカー(だっけ?)、恍惚の表情(笑) テンツテンテンテン、テンツテンテンテン、チャララーと007のBGMを口ずさみ、雨宮を見ながらウロウロするくりゅくん。ちょっかい出したくてしかたないってかんじ。
雨「すごくイヤな視線を感じるんですけど。」
く「んちゃ!」手も上げて。「ンハハハハハ!」いつもの素の木村さんの笑い方!「よくそれで女子大生やってたねぇ。コンパとか浮いてなかったぁ?あたしは男子は禁止!って宣言してるよ、その眼鏡。」そう、どう見てもあられちゃん眼鏡です!それは。でもすごい流行ってたことあったよなぁあの形。あーあたしが学生の頃だからすっごく前だけど・・・。だって私も持ってたもんその形のだて眼鏡(笑)。
コンタクトに変えれば?寝顔結構かわいかったのにって何気にゆってるくりゅくん。
そのとき雨宮の振った修正液の音が、あのSMOKYのカチカチ音に似てると気づいたくりゅくん。

<狙われたのは雨宮!>
「今日から単独行動禁止。みんなペアで帰宅するように。」とのお達し。
残された雨宮とくりゅくん。先に帰ってください、少林寺2級だから頼りにならないし、とごねる雨宮。
「別にお前に守ってもらおうなんて言ってねぇよ。バーカ。行くよ。」
「今バカって言いました?」
「言ってねぇよ。バカ、行くぞ!」「言いましたね!」「(警備員に)お疲れでした!行くぞ!バカ!」ここ好きぃーーー!手のポーズまでつけて歌うように「バカ、行くぞ!」の連呼。なんかくりうくんの感じ。木村さんでなくて。んーーうまく言えないけど、これがくりゅくんって感じなの。

なんでこんな狭い工事現場の横を通ってるのかしらんけども、撮影しやすいからだろうか。上から石像おっこってくるかもよって言って、あぶない!とか言って脅かしといて、ヒェイ!ってガッツポーズ作るのがおっかしーです。ただの通行人にもおびえる雨宮に「お前今日単独行動禁止な!」
眼鏡屋さんで新しい眼鏡を見ている二人。くりゅくんが選んだ眼鏡をしてもうちょとキチッと、カリッとした方がいいと文句たらたら雨宮。「もうちょっとガチッとしたのがいいんです!」「なんだよガチッて。」
そのとき雨宮のカバンの中に小さな箱が。耳を当てるとカチカチと音が!うそだろ!広場に投げて、あれ?と思った瞬間爆発!
固まる雨宮。背中をバンと叩いて「だいじょぶか?」あの石膏像も?「今夜帰んないほうがいいんじゃないの、お前」
タクシーの中でくりゅくんのダウンジャケットの裾をぎゅーっとしてるのがかわいい雨宮。落書きのような壁画を見る顔がまたよろしかったです。そういうカメラの撮り方がすばらしいというか。

<くりゅくんち>
ベッドを直して、スエットの上下を取り出して臭いかいで。「はい、これパジャマ」
「どこにも行かないでくださいね。」「いや、行かないっすよ。」「こっちにも来ない。」「はい。おやすみなさい。」
あのカチカチ音がスプレー缶の音だと確信したくりゅくん、刑事さんに調べてもらうように電話します。
眠れないんですって出てきた雨宮。「少しだけ一緒にいてもいいですか。」「ん、いいっすよ。」
ソファーにすわってお酒を飲む二人。
怪しげなブルースリー風味なポスターが気になる雨宮、あれ誰ですかと聞きます。
「中学のときに通販で買ったヌンチャクについてたポスターで、なんかツボに入っちゃって捨てられないんだよね。」
「そのころから通販で身体鍛えてたんですか。」
「あのねぇ、日本に2万人はいるのよ。そういう男の子は。」この言い方、好きぃー。
「じゃあ教えてあげますよ、片手送り後手!」いいって言うけどまたやられるくりゅくん。
「でも2級じゃぁ通じませんよね。SMOKYには。」
「SMOKYも捕まるんじゃねぇの。心配ないんじゃないの。・・・ね、俺がそばにいてやっから。」
コテンと雨宮の頭ががくりゅくんの肩に落ちてくる。顔をのぞき込む、コップを取ってうしろに置く、眼鏡を外してやる、身体ごとぐいっと押して反対側に倒す、毛布を掛ける、その動作の間・・・・・こういうなにげない芝居やらせたらホンットにすごい。このシーンなんて完全に任されてやってんだろうなぁ、木村さんらしさがびんびんに伝わってくるわ。

刑事から電話があって出かけたいけどダウンジャケットは雨宮の下。ぎゅっと握ったまんま。「さっみー」と言いながらジャケット着ずに出かけたくりゅくんでした。他にもあろうに・・・。

SMOKYの落書きはあっちこっちにあった。寒そうなくりゅくんに自分のマフラーをはずしてかけてやる刑事さん。「よく気がつきましたねぇ。検事にしておくのはもったいない。」とか言われちゃうくりゅくん。「これめちゃくちゃあったかいですねぇ。」「カシミヤです。」「あ、カシミヤですか・・・」

朝、大塚巡査が玄関の外に。「久利生検言われて雨宮事務官の警護にあたっておりました。」その大塚さんはくりゅくんの部屋にあったイボイボつきのフラフープの円の中に立っている。雨宮事務官の寝顔を覗かないように、ここから絶対に出るなと言われたと大塚巡査。かわいい!
くりゅくんが帰ってきて朝飯買ってきたと雨宮に渡してドアの中に入ったら、なんかもじもじしてる大塚さん。もうステキ!くりゅくんが出てきて、「いやー何で入ってこないのかとびっくりしちゃいましたよぉー」ハッハッハッハ!

<犯人逮捕。でももう一人いた>
SMOKYの落書きは25カ所もあったのですぐに捕まった。ピザと脅迫状はそいつの仕業。一見落着?雨宮と別れてマフラーを刑事に返しに戻ったくりゅくんの前にSMOKYが。何で雨宮を狙ったの?雨宮?そいつは雨宮なんて知らなかった。ということは?犯人はもう一人いる!
走り出すくりゅくん、支部に電話すると雨宮は眼鏡屋に行くと言っていたらしい。で、眼鏡屋に電話すると定休日。これはやばい!急げ!久利生!このとき久利生が追い越したサラリーマンが、私のよく知ってる人にそっくり!本人じゃないかと思っちゃった。
りょうさん登場。先週の直ちゃんに続き、また木村さんへの友情出演のようなキャスト。っていうかロンバケじゃんかーこの3人。
雨宮危機一髪のところに久利生王子様登場!BGMもHERO登場!って感じで。捕まえるのに手こずってたけども。

城西支部では、美鈴さんが起訴したのになんで雨宮が?と怪訝な面々。
トオノは横領で昔起訴された人。雨宮が「反省してください」って言った、と言うトオノ。あんたたちに人を裁く権利なんてあんの?
「俺たち、ほんっとにこうしてよく恨まれるんですよ。」弁護士さんがやっきになって被疑者のことを守るから、検察官は犯罪の証拠を徹底的に挙げる。じゃないと、裁判官が正しい判断ができない。「やっぱり無実の人間を起訴したくありませんから。だから真実を知るためだったら絶対に手は抜きません。」やっぱいいわ、木村拓哉。この表情見てみって。納得しちゃうさ。ホンマに。
あなたの事件も上っ面だけ見て起訴求刑してないし、いろんなことを全部考慮して起訴を決めている。「どんなに恨まれても。勝手な言い方になっちゃうかもしれませんが、機械が裁いてるわけじゃないですからね。やっぱり人間を裁くことができるのは・・・・人間だけじゃないですかね。
くーーーー!かっこいいじゃんか!
雨「あなたは殺人未遂で起訴されることになります。執行猶予中ですから何年か服役することになるでしょう。でもそれは今の自分をリセットする時間だと思ってください。・・・・反省してください。」
く「ん、・・・反省してください。」
いや、やっぱり事務官に言われたらカチンとくるんでないのかしらん?と思いますけど。そういうもんでしょ。ねぇ。

<いつものSt.George’s Tavern>
朝飯くりゅくん。新しい眼鏡でいつもと違うグレーのコートで来る雨宮。紙袋を差し出す。
「何?」
「あたしも朝御飯食べようかな、梅粥あります?」今日は聞けたわマスターの「あるよ。」
「あ、マフラーだ。あ、カシミヤ100だこれ。」
「それはタカナシさんのです。もうひとつは・・・・お礼です。」
テレビの画面では今までの品物が全部紹介されている。
「なんでこっちだけカシミヤなの?」
「・・・・・・」雨宮は前方凝視を崩さず。
「さんきゅ。」
この微妙な空気の中で、雨宮の買った恋人のできるミラクルペンダントが映ったのは、ちょっと意味深?
「それ、新しい眼鏡?」
「気がつきました?」
「ふうーん。それが欲しいから、あんなあぶない目にあったんだ。」・・・・え?意味わからん。
「似合いません?これ。」
「んー前のよりかはいいんじゃない。」
「久利生さんが選んだんですよ。」
「・・・・あ、そうなんだ。」なんかいたたまれない感じでさっさと食べて、もう行くというくりゅくん。
雨宮は今来たばっかりなのにって言うけど、くりゅくんはこれタナナシさんに届けないといけないから、と出ていこうとする。
雨宮、ちょっと余裕かまして、「俺がそばにいてやっから。」
くりゅくん、ん?あー、このやろう聞いてたんだ!と咳き込む。

このテンポ、この間、この雰囲気。安心していられるのねー。来週はいよいよ鍋島次席と久利生が会うのね。事件も大きそうだし。あと2回!


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