九十九龍介(科警研・脳科学者) 木村拓哉 由里和音(九十九の助手) 綾瀬はるか
林田虎之助(警視庁・捜査一課) 水嶋ヒロ 丹原朋実(警視庁・捜査一課) 香川照之
佐々美春(科警研・法科学部長 大地真央 難波丈太郎(科警研・生物学) トータス松本
夏目光男(科警研・科学) 田中裕二 船木淳平(科警研・画像分析) 平泉成
神田純一(科警研・:音声分析) 設楽統 瀬田逸平(科警研・所長) 小林克也
プロデューサー  石丸彰彦、伊與田英徳     脚本  蒔田光治
演出 福澤克雄(1)、平川雄一朗、山室大輔
09/06/20 Episode5
変人脳科学者VS美しき多重人格者!結末は驚愕のアハ体験!?


★つくもくん、とりあえず事件を解決
ドミラレは「ハホイニ」って、私最初から言ってたじゃないですか。でもそれを漢字にするなんて、パソコンの文字見るだけじゃ思いつかなかったよ。
一方難波さんの調べていた白骨は、5年前の連続強盗殺人事件の犯人のものでした。
その事件は、優のメモがない日に起こったの?
優のアトリエに向かう道の防犯カメラに写ってた車の運転手は八木でした。さ、決まり。
刑事たちはコンサート会場に走ってやってきて、つくもくんに話しますが。もうコンサートは終わってるんで、何しに来たのかな?と思いつつ、つくもくんに会いに来たのか、と(笑)。
丹「そっちはどうやって分かったんだ?八木だって」
つ「記憶は存在したんです」

そんで八木をアトリエに呼び出して、「八木さん、あなたですよね?犯人」
推理を八木にぶつけるつくもくん。
優の譜面がところどころなくなっているのも、あなたが取ったんですよね。
証拠はあるのか。
八木さんのCDを聴くと、星が降ってくると優は言う。2006年8月20日のメモには、「姉さんと湖、ボート、星がふる」
この日の楽譜もなくなっている。その譜面を八木は盗んで曲として発表した。なるほど、盗作なのか。
しらを切る八木。
つ「おかしいなー。忘れちゃったんじゃないですか?」
記憶力をテストするため、神経衰弱をしましょうと言うつくもくん。そんな、ありえんけども。
部屋全体を使って神経衰弱。みなさんは外に出てください、と。
神田さんが八木に握手をねだるのが、なんかあるのかと思っちゃったよ。
ピアノの譜面台の上にもトランプを置くつくもくん。
その楽譜に気づく八木。
そして神経衰弱は終わって、つくもくんの負け。
みんなに部屋に入ってもらって、さっきと変わっているところを当ててほしいって言うと、わざとらしい芝居をはじめる丹原、りんだ、神田。
りんだくんが叫びます。「あー、楽譜が1枚なくなっているー!」
そう、その楽譜は、あの事件の日に優が走り書きをした「ドミラレ」・・・ハホイニ・・・。八木仁。

つくもくんにはどうしても分からないことがある、と。「どうしてあなたは優さんの楽譜を盗めたんですか」なんでそこに疑問??
八木「パンドラの箱だよ、今お前があけたのは」
つ「開けてはいけない箱?そうか!」って何?!

5年前の強盗殺人犯の白骨死体。そこから何が始まったのか?

★つくもくんのセミナーは大成功
姉さんは、優が犯人だと思って自分を犯人に仕立て上げた。でも、姉さんには別の秘密が。
5年前、連続強盗殺人犯、ニシザキミノルに襲われた時に反撃して殺してしまった。それを八木に知られて脅されて、弟の曲を渡していた。
婚約者の木下はいい人だった。八木に話をしにいって殺されてしまった。
でも、真実は・・・。
丹「西崎をやったのは優さんですよね?」
姉「違います!私です!」
つ「じゃあ、なんであの日に作った曲を弾くと優さんは過呼吸になるんですか?」
優さんはあなたのことを守ったんじゃないですか?
そういうことだったのね。裏の裏の裏って感じで。
人を愛した、愛された記憶は脳の一番奥深いところに絶対ある。決して忘れません。優さんだって。
そうですか。で、解決ですね。

帰り、河原に来てお天気もいいので、「寝ていきます」とつくもくん。今日は多摩川のようです。
和音ちゃんも「じゃあ私も」。あっという間に寝ちゃう和音ちゃん。
つ「おもしろいとこもあるんですね」
いびきをかく和音ちゃんの鼻をつまむつくもくん。

ぼろぼろの貞子現る。
科警研は「つくも菌が蔓延して」(佐々部長談)、みんなそれぞれが自分の活躍を語っております。
都庁からの依頼で、科警研セミナーを開催することに。

そして都議会議員殺人事件。使われた銃は45口径。
林「ひぃー、ふぉーてぃーふぁいぶぅ〜」
丹「何で英語なんだよ!」
りんだくん、おもしれー。銃が怖いのか、祖母が倒れたのでこの事件からはずしてくれって言うけど、右上に視線が。しっかりそれを見咎め、ウソだと見破った丹原さん。つくもくんのおかげですね。

セミナーはみんなが順番に講師をしております。会場は、半分ぐらいしか埋まってなく、客は寝てたりだべってたり。でも、こんなセミナーはたとえ半分だとしても、絶対興味ある人しか来ないと思うんで、寝たりなんだりはないとおもいますけどね、実際やれば。
和音ちゃんはつくもくんに念を押しますが、つくもくんはみんなに協力してもらって和音ちゃんを実験台にするつもり。ビールを飲ませてます。
つくもくんのような人がセミナーをやってくれて、ミュージックスタート!なんてやってくれたら、そりゃあ楽しいですわ。
踊ってるしー。素敵ー!このエキストラに参加できた人いいわねー。木村さんのライブじゃん(笑)。
和音ちゃんを、トイレに行かせ、男女のトイレの表示を変えておいて、色に騙されて男トイレに入って、爆弾をしかけたって男の話し声を聞いて飛んで帰ってきたってことで、実験成功。
ナミコシさんのおどおどはどうしたんでしょう。
で、仲間由紀恵貞子は、この会場で和音とぶつかり、そしてステーキの大食いをして・・・ってなんか分からない。
そしてセミナーを終えて帰るつくもくんと和音ちゃんは、「ものすごく容姿的に不自由な方」つまり、「ものすごく美人な方」とすれ違ったのでした。

★つくもくん、今度の敵は?
都議会議員殺人現場に残されたDNAは、15年前の誘拐事件の被害者、秋吉かな子のもの。こわ〜。
科警研で事件を説明する丹原さんとりんだくん。

その話を聞いていたつくもくんが引っかかったのは、「弁当?!」
殺人したあと犯人がその場で弁当を食べたということに見事なまでに引っかかったつくもくん。
ほら、ほら、って感じでみんなが、ほら九十九がまたなんかこだわってるよ、何の弁当だったか調べとけよ、なんて空気。
佐々部長ができきて、つくもくんを睨みながら「報告を続けていただけますかっ!!」と叫んで、つくもくんを追っ払います。
和音ちゃんも、またつくもさんがーとドキドキ。
この事件のチームリーダーはセミナーであがってしまっておどおどだった浪越さん。
秋吉かな子の空白の15年を調査し次に何をするのかを探るのは行動科学だそうなので、それは浪越さんなんだそうです。

行動開始ってとこで、つくもくんは「りんだくん!りんだくん!お弁当のことなんですけど」と追いかけます。
でも丹原さんがそんなことどうでもいいだろって感じにうるさそうにするので、つくもくんは丹原さんの口をふさいでおります。仲良しさん♪

子どものときの顔や声から、今のかな子の姿を予想。事件現場では殺人した時の細かな状況を推理、被害者のまぶたから指紋。
てきぱき、さくさくと調査が進んでおります。つくもくんは何してんの?じーっと音声分析の神田さんを見ておりました。

お弁当にこだわるつくもくん。
この事件は怖いとおびえるりんだくん。何せ銃を持ってるんですから。でもつくもくんは「お弁当のほうが怖くないですか?」
「秋吉かな子さんの脳は調べてみたいですね〜」

浪越さんは、つくもくんの研究室を上から覗いてました。
「助けてください〜、お願いします」
つくもくんなら助けてくれるだろうというのは正解ですね。
つくもくんの昼寝場所の天井裏で3人で密談。
みんなの集めてきた資料を読むと。
つ「読めば読むほどわからないですね。秋吉かな子さんは何を考えてたんでしょうね」
わからないので、まず現場の再現をしてみることに。
つ「はいっ!僕が秋吉かな子さん役、じゃあ、はい、松下ゆりこさん役」
和「はい!」
つ「はい、靴脱いで。あぶないから」
和「はい」
靴脱いでって、アドリブかしら。
バナナを銃にして、松下役の和音ちゃんを撃ちます。バンっ!そして、そのまま殺害が出来たのに、しなかった。
つ「松下さんは撃たれた左足をかばいながら逃げた」
和「はい」と普通に逃げる。
つ「違いますよ!撃たれたんだから、あ、あぁ、あ、あぁって」演技指導(笑)
和「あぁ、あ〜、あ、あぁ」
つ「で逃げる・・・ちょっと気持ち入れてくれないかなぁ、もっと」
追いつめて右足を撃ち、何かの拍子にあげた右手を撃ち、そして這って逃げようとする松下さんの背中を撃ち、そして後頭部を撃った。
すごい・・。そして最後に毛布をかけてあげた。
毛布をかけるという行為は、畏怖の念を抱き埋葬しようとしたということ、そしてまぶたを閉じさせたのは非常に丁重な弔いだということらしい。
そして両腕の圧迫痕は、遺体をゆすったから。遺体の衣服に唾液がついているのは、遺体に抱きつき「生き返ってぇ♪」(つくもくんの演技が素敵)って言わんばかりだったと。
そのあとまぶたを閉じ毛布をかけたのでした。
殺す前と後では全く別人。
そのあとは弁当を食べてる。
つ「犯人は3人いたんじゃないですか?一人の人間の中に3人の人間がいたんです」
和「それって」
つ「秋吉かな子は多重人格じゃないんでしょうか」

秋吉かな子の現在の顔と声が作りだされました。
そして、次の殺人が!こわ〜。

つ「だとしたら、早く捕まえなければ。たいへんなことになるかもしれない!!」
まだ見ぬ(見たけど)敵に投資をもやすつくもくんでした。




09/06/13 Episode4
変人脳科学者VS天才ピアニスト!!トランプで蘇る白骨死体!?

★つくもくんは神経衰弱が得意です
記憶障害の中川優が殺人を犯したしらしい。1時間しか記憶がない優は「ぼくが殺した」と書いたメモを持っていた。
姉の婚約者を殺した?
どっかの山奥で見つかった白骨死体。
八木仁というピアニストのコンサートチケット。

神経衰弱の方法は、みんなの表情を見て勝てるつくもくん。お小言の佐々部長にレクチャーするつくもくん。
つくもっちアニメ講座には佐々部長のアニメも登場。船木さんとまりこさんのアニメも隅っこにいました。
佐々部長の言葉は一向に記憶されないので、メモして和音ちゃんの額にペタン。「研究テーマ提出!」

作曲家八木仁は、昔中川優を指導していた。おぉ東儀秀樹ってば、役者もするですか。知らなかったですよ。へぇ。

★つくもくん、丹原さんに頼られちゃう
記憶障害の容疑者という難しい案件なので、ここは脳科学者に意見を訊きたい丹原さんだけど、つくもくんには素直には訊けません。
同僚に頼まれたからって言って、バナナを3本持ってきました。
でも右上ばっかりに視線が行ってますよ。丹原さん。嘘ついてますね(笑)。
中川優さんの担当なんですか?と聞く和音ちゃんを叱るつくもくん。
「そんなこと言えるわけないでしょ。丹原さんが些細でちっぽけなメンツを守るべく下手なウソ必死でついてるんですから、空気読みなさいよ、空気を」
そんなこと言われて怒りたいところだけど、今日は事件のことで頭がいっぱいの丹原さん。
話を進めます。人を殺すってことは並大抵のことではなく、憎しみがつもりつもって爆発するもの。会った人のことをすぐ忘れてしまうような人間が人を殺すとは思えない。
つくもくんのコンピュータから現れる3D脳を初めて見た丹原さん、のぉ・・・って驚いてます。
今日来たことは林田には・・・と言ってたら、そこにバナナの大きな房を持ったりんだくん登場。
あっはっはっは(笑)!つくもくん、大喜び。

中川優さんちでいろいろ探るつくもくん。
毎日作曲してたらしい楽譜、メモ帳。
事件当日の楽譜には「♪ドミラレ」と殴り書き。
鍵盤を押してみるつくもくん。暗号?ハホイニ?・・・
うーんと考えるつくもくん。
つ「珍しいこともあるもんですね。ボクも丹原さんと同意見です。中川優は犯人じゃない。犯人は、別にいます」

中川優のMRI。海馬が損傷していて、新しいことを覚えることができないことは確かでした。
優のアトリエに行き、自己紹介。「ボクはつくもです。漢数字で・・・」
優はそれをメモするべくメモ帳を探して書き留めます。
優しく話しかけるつくもくん。
ドミラレの謎は?
ドミラレ・・・と弾いて、そしてドミラレの曲をガンガン引き出す優。そして発作のようになり、止めるつくもくん。「分かりました!もう自分を責めないでください」

どうして自分を責めてるって分かったんですか?と和音ちゃん。
つ「・・・カンです」
なーんだと言う和音ちゃんに、「カンをバカにしちゃいけません!」とハモるつくもくんと丹原さん。
和「この件に関してはホント仲良しですね」
丹「で、なんか分かったのかよ、先生!」
つ「はい。優さんにとってメモは出来事の記憶で、曲は感情を記憶しておくための装置みたいなものなんですよ、つまりこの二つを合わせると優さんの日記になるんですよ」
でも丹原さんが聞きたいのは、そういうことじゃなくて、ここからどうやって真犯人を割り出すかってこと。
つ「それは僕に頼りすぎですよ。たぶん無理だとは思いますけど、自分で考えたほうがいいんじゃないですか。悩むことをやめると脳って老化しちゃんですよ。ま、丹原さんの場合もうかなり疲れちゃってますけどね」
言いたい放題。ムカァーーな丹原さん。
つ「今度中川さんに会えるのはいつですか?」
丹「二度と会わせるか!」

★つくもくん、部長にまた怒られる
優のアトリエから楽譜やメモをいっぱい取って来てるつくもくん。
取り調べをしたことで佐々部長に大目玉をくらいますけど。丹原さんの立ち会いのもとなので、そんなこと言われる筋合いはないのだけど。
でも警察では丹原さんの行動が大問題になってる、と佐々部長は言うけれど。
丹原さんは捜査の方向を正そうとしたんです!優さんは、捕まったときにメモ帳を持ってなかった、これはおかしいんです。
追いかけてくる佐々部長から逃げながら、論じるつくもくんの説に科警研のみんなは、なるほど、一理あり、と賛同の空気です。
佐「だとしても!それは警察の仕事です!今まで甘い顔をしてきましたが、私たちの本分は!」
和「これは研究です!」
佐「なにぃ?」このなにぃ?のイントネーションが素晴らしかったわ、佐々部長!かわいらしー!
和「記憶障害者の取り調べ手法に関する・・・・(なんたらかんたら)・・・・・・」
そうそうそう!と和音ちゃんの後ろに回るつくもくん。
周りのみんなも、ふむふむふむ、と。
佐「では、必ずレポートを提出すること」出さないと身の振りかたを相談することに。
はいっと威勢のいい和音ちゃんでした。助かったよー、つくもくん。
つ「ボクは今日感動しました!」とガッと和音ちゃんを左右から掴んで自分のほうに向けて。
つ「あなたのような女性が身近にいるなんて」
って、そこでチューをするわけはないんだけど、和音ちゃんは素直な子だから、チューを待ってしまいますが。
つ「素晴らしいチャレンジ精神です!」おでこをパシン!
つ「まだサルに等しい助手の分ブンザイで大胆にも研究テーマを自ら設定し、しかも結果を出すと大見栄を切り、ま、言うなれば25メートル泳げない子がドーバー海峡を泳ぎ切ります!と宣言するにも等しいl、無謀としか言いようがありません。ですが、自信を持ってください。歴史を作ってきた人たちはみんなそういう人たちなんです」
ポカン?な和音ちゃん、まさか、私が?
そうですとも。つくもくんがレポートを書くわけないじゃないですか(笑)!

つくもくんはドミラレの謎解きを音声分析の神田さんに頼みに行きます。
「暗号かも」と聞くと発作が起こりそうになる神田さん。暗号好きでこの世界に入ったようなもんですから。
神「OK、つくもちゃーん、僕に任せて♪」
つ「ちゃんって言いましたね、今」(笑)

刑事たちはアトリエの外で血のついたハンカチを見つけました。
その様子を見る謎の男の影。

★つくもくん、また丹原さんと意見一致
あっさりお姉さんが犯人だと自白。
キツイ言葉を言いながら優のことが心配なお姉さん。優はメモします。「姉さんは人を殺した。姉さんはいなくなった。」
そんなこととはつゆ知らず、ドミラレの解析に没頭する神田さん。
お姉さんが真犯人と知り、がっくり。ドミラレは何だったんだろう。
でも、科警研のみんなは、ちょっと怪しいと思っているんです。
船木さんは遺体のうっ血の謎を説明します。額を寄せ合い推理する先生たち。

「最近空気が変わりましたね。九十九が来てから」
山シゲさんは、気になってます。難波さんが変わるのはいつかしら。

楽譜とメモをずらーっと並べてるつくもくん。こんな広い会議室みたいなのがあるなんて、お金持ちね、科警研って。
やってきた丹原さんは、バナナがでかくなってます。
丹原さんは、姉が犯人だとは思えないと言います。
楽譜の海の中でうろうろしてたつくもさん。
つ「丹原さんはどうしてそう思うんですか?」
丹「カン、としか言いようがねぇな」
つ「じゃ、信じます」
丹「え?」
つくもくん、にっこり。
つ「論理とかだったらねつ造できるけど、刑事さんのカンは違います。長年積み重ねてきた経験でやっと脳の中にできたものですからね、簡単にはごまかせません。
あ、2度目ですね意見があったの」
丹「違うな、3度目だ」
丹原さん、嬉しそう。実は、つくもくんのことが好きなんですもん(笑)。

楽譜のじゅうたんの中で、楽譜を踏まないようにおっとっとと歩きながら、整理しましょう。
犯人は優さんの面識のある人間。
真犯人は別にいる。優の記憶メモの中にいるはず。

★つくもくんと科警研、真相に迫る
ラベルの亡き王女のなんたらという曲をずっと弾いているという優。作曲者は記憶障害になった人。和音ちゃんは意外に造詣が深いです。
また自己紹介するつくもくん。
楽譜やメモがない日がるのはどうしてか?
2004年7月2日のみメモがない。その日の楽譜の曲を弾く優。そして様子がおかしくなり、過呼吸で倒れてしまいます。
慌てるつくもくんと和音ちゃん。
その時「苦しい時 ピアノソナタ第4番追憶」というメモを発見。そのCDを探してかけると落ち着く優。「星が降ってくる・・・」と言います。
え?何かに気付いたつくもくん。メモを探り、そして今かけたCDを見ると、それは八木さんの演奏でした。
2004年7月2日はいったい何があったのか?

丹原さんたちも八木をあたっていました。事件の日のアリバイはない。
科警研の先生たちは、アトリエの外で不審な足跡を発見。

つくもくんは八木のコンサートに。
8000円と書いてあるのを見て「高っ」って、自分らのライブもそんなに変わらんじゃんか(笑)。
ロビーで掃除のお姉さんに「おめぇか、こんなもん携帯に貼ったの!」と怒られました。チケットが誰からのプレゼントだったかを確かめにきたんですかね、掃除の姉さんは。
でも、神田さんが大きな花束を持って登場。お姉さんにうるせっ!という感じでひっぱたかれて倒れるのを目撃してびっくり、のつくもくん。コンサートチケットはいただけましたけどね。
席について考えます。
つくもくんの持ってる優のメモは「2006.8.20 姉さんと湖。ボート。星がふる」
隣にホッペにあざを作った神田さんが「やぁ、つくもちゃん♪」ってやってきました。まあ、おもしろい。なんでお前が座ってんだよって言わないのね。
神「偶然だね」
つ「・・・・(えぇーー?な顔)」
神「(ちらっと見て、改めて)偶然じゃないよな」(笑)
ほっぺたのアザが痛々しい神田さん。
つ「あ、これ」とチケットを見せると、神田さん「あ、うん・・・」と納得。
つ「どうして彼女みたいな?」
神「無口なとこが・・・ふ(笑)」
つ「無口な人が好きなんですか?」
神「仕事で人の声ばっかり聞いてるとねぇ」
つ「あぁなるほど。それより、ドミラレってどうなりました?」
神「聞いてなかったのかな、僕の話」
つ「ん?」
神「まあ、女ごころもドミラレも、わかんなかったってことさ」
つ「ことさ?・・・・・ふっ、はっはっはっ(笑)!」改めてアザが目に入っちゃったんで、いつものように大声で笑っちゃうつくもくん。
神「シーっ!」
つ「ドミラレ・・・」

そしてステージに八木さん登場。
いつまでも拍手してるつくもくんの手をおろさせる神田さん。世話やけるねぇ(笑)。

パンフレットを見ると「ピアノソナタ第2番、ハ短調」
首カックンしちゃうつくもくん。神田さん、つくもくんが気になってしかたない。

その頃科警研では、遺体のうっ血箇所から、どこかに押し込められていたのではないかということが判明。
足跡から推定体重150キロ。それは足の大きさからありえないから、重いものを持っていた、ということ。
犯行現場はアトリエではなかった。
そしてアトリエに行く道にあるカメラに映った人を順番に見ていきます。

つ「ピアノソナタ第5番 変ホ短調・・・」「ハ短調、変ホ短調・・・」
そして、メモ。
つ「あっ!!!」
科警研のみなさん「あっ!!!」
つくもくん、ひとり立ち上がって焦る神田さん。「そうか、ドミラレは・・・!」
難波さんたちが調べていた頭蓋骨も、「偉いもんにあたったぞ」!
つくもくん、ニヤリ。

おぉ、つづく作戦だったのね。
最後の犯人は仲間由紀恵?でも、まだまだ8話まで続きます。何があるのでしょう。




09/06/06 EPISODE3
透明人間が仕掛けた連続殺人!!脳トレが暴く透明の謎

★つくもくんは寝不足?
倒れたつくもくんは大好きなFMRIで自分の頭を撮ってもらいます。
倒れた原因は、寝不足と糖分の欠如。
でもそれだけじゃなく、つくもくんの脳は異常なほどエネルギーを消費しています。特に直観を司どる右脳がたいへん。
つ「ボクはどうなるんでしょうね」
先生「わからないが、あまりいい予感はしないね。また脳に変化が現れるかもしれない」
あららー、つくもくんは一般人に戻っちゃうですか?
心配な和音ちゃん。
つくもくんは「1日8時間か9時間しか眠れてませんでしたから」寝不足だそうで。異常な脳の持ち主は1日12時間ぐらい寝ないとダメなんでしょうね。

その病院で、おじいさん先生とすれ違ったつくもくん、何かに気づいて、和音ちゃんを先に帰してそのおじいさんを追いかける?
そのおじいさん先生は備品倉庫で殺されて、つくもくんは緊急措置でシャッターが閉まる立ち入り禁止の場所に取り残されちゃいました。
途中亀先生とぶつかったんですけど、つくもくんは全然気付かず。

被害者は日向教授。第一発見者は千原先生。
現場検証に丹原さんとりんだくんがやってきました。監視カメラの映像では、現場の備品倉庫のドアが無人のまま開いたりして、「犯人は透明人間?!」とりんだくん、またもや暴走。
立ち入り禁止エリアで不審者を確保という連絡に、行ってみると。
捕まえられてきたのはつくもくん。
丹「何やってんですか先生?」
つ「ちょっと今日検査で」
林「あ、そういえば身体のほうは大丈夫ですか」
つ「ほら!聞きましたか?ボクは患者なんです」
でもロッカーの中に隠れてたんです、つくもくんは。そりゃ怪しいでしょ。
頭が痛そうなつくもくん。
林「つくもさん?」
つ「すいませんでした。ボクがやりました」
丹&林「「?!!」」
つ「犯人はボクです」
つまり、おじいさんとすれ違った時に彼を見つけて、その彼を追いかけて、立ち入り禁止エリアに入ってしまったんです。
「えー?透明人間を見たんですか?」とテンション高くなるりんだくんですが、彼ってペットのムサシでした。
丹原さんの弱点みっけ!ネズミが大嫌い。
「二度と金輪際死ぬまで、死んでしまうまで俺の前に現れるな!」と丹原さんに言われて、「はぁーい」って帰ろうとするけども、りんだくんの「透明人間」という言葉に興味津津のつくもくん。
つ「透明人間、是非会ってみたいですよね。(ムサシの声で・笑)ボクも会いたいですっ!」
丹原さん、「うわぁ!うわぁ!うわぁ!」ムサシに大騒ぎ。

★つくもくん、透明人間の研究中
大規模は捜査会議で説明するりんだくん。大丈夫かぁー。「犯人は、透明人間です!」
丹原さんは、よしよし、とりんだくんを座らせます。
科警研でも捜査会議を大画面で見ております。凶器探しのため、夏目さんは和音ちゃんを借りると。「今回は、脳科学の出番はなさそうだし」
その当人はぼけーっとしてて佐々部長に怒鳴られます。「つくもさん!!」まぁ、怖い(笑)!
でもつくもくんはつくもくんなりに考えてるんです。
「りんだくんが言ってた透明人間の話ですけど、ひょっとしたら凶器も透明じゃないでしょうか?だから見つからないんですよ!」
だーれも聞いてくれずに散って行く・・・。
「みなさん!透明人間って不可能じゃないですよね!」
「不可能じゃないですよ」って言ってくれたのは、船木さん。味方?

先生たちを事情聴取するりんだくんと丹原さん。何か隠してそうな亀先生のフィアンセのめぐみさんをしっかり観察しております。
千原先生は日向先生を恨んでるし、裏金をもらってるという噂もある、とめぐみは警察に言いたいのです。

光ファイバーで透明人間になれるかもっていう船木さんの研究室で話し中のつくもくん。
和音ちゃんは夏目さんの助手をしていますが、怒鳴られて頭使いすぎてくらくら状態なので、つくもくんところに息抜きにやってきました。
つ「じゃあ、しりとりやりましょう」
和「なんで?どこで“じゃあ”なんですか?」
つ「苦手なんですね。ふっ」
そう言われると和音ちゃんはムキになります。「得意ですよっ!自慢じゃないですけど、負けたことありませんっ!」
つ「なんでそういうウソをつくんですか」
和「いいですよ。じゃあ勝負しましょう!」
いきなり船木さんも誘って3人でしりとり。船木さんはいつも一文字の言葉、つくもくんはいつも「き」で終わる言葉。
和音ちゃんの「切れ痔!」に、なんだこいつって顔のつくもくん。
あまりの「き」攻撃に「きりん!」って言っちゃった和音ちゃんでした。
脳年齢は54歳、お仕事がんばってくださーいって頭にバナナを乗っけられる和音ちゃん。
でも実はしりとりは脳を活性化させると知って、なーんだとつくもくんを見るのでした。
でも当のつくもくんは光ファイバーで透明人間になろうと実験中。
そして病院の監視カメラの映像に、亀先生を見つけます。この人は犯人を見てるんじゃ?

その亀先生は、何も見てない、と。
めぐみは、丹原さんにお話したいことがある、と電話。
そんなめぐみを見る亀先生は怪しいし、千原先生も怪しいし。みーんな犯人みたい。
そして、めぐみが襲われて階段から落ちた!

★つくもくんが透明人間?
めぐみは脳に障害が。思い出してくれたら事件は解決なのに。
脳科学者として、めぐみにゆっくり話しかけるつくもくん。外からの刺激が脳の活性化をうながして回復するかもしれません。
そんなんで大丈夫かと訊かれて、「少なくとも一人回復した人を見たことがあります」と言うつくもくん。そう、自分ですね。
亀先生はめぐみに優しく話しかけます。つくもくんに「しりとりでもいいんですよ」って言われて素直にやってみるのでした。いい人っぽいんですけど。
めぐみ事件の現場の階段の映像には、やはり誰も映ってなくて。また透明人間の仕業かもしれません。
亀先生はめぐみを回復させるために一生懸命に見えます。感動する素直なりんだくん。
亀先生は「希望がありますから」と言いますが、その言葉になぜか引っかかるつくもくんでした。
病院の屋上でバナナを食べながら考えるつくもくん。それから階段の踊り場で防火扉に隠れて犯行に及ぶ犯人について考えます。
科警研ではつくもくんの映像で遊んでます、つくもくん、何気に人気になってます。
刑事たちは千原先生が怪しいと睨み、凶器にも予想がつきました。
そんな時、めぐみが犯人を思い出したって連絡が。
とぎれとぎれに証言するめぐみ。聞きながら、ん?って感じのつくもくん。
めぐみの証言は、千原先生を指す言葉だらけ。でも疑問を持つつくもくん。
そこに、船木さんが新たな事実を見つけて登場。
船「つくも先生、透明人間はあなただ!!」
つ「??」ボク??

科警研でおもしろがって作ったつくもくんの映像で、つくもくんが全く映ってない部分があることが判明。
そのときは壁を伝わってたと。
「あーなんだ、そういうことかぁ」
単にカメラの死角を通ってたというだけのこと。透明人間もそうだったのです。
備品倉庫の入り口を映すカメラの角度を変えて、殺人を犯したと。
最初の殺人は解決したものの、めぐみの未遂事件は未解決。でもつくもくんはすでに予想を立ててました。
めぐみの証言テープを聞き、波形を見、そして船木さんの研究室にひらひらと跳ねて行きます。
船木さんを椅子から追い出して、監視カメラの映像をじーっと見て。
つ「みーつけた」
和「何も映ってないんですけど」
つ「見えました。犯人♪」
やっぱり亀先生ね。

★つくもくんvs亀先生
FMRIでめぐみの脳の分析。亀先生が病室でめぐみにしてた通りの質問をすると、その時と全く同じ答えを返すめぐみ。
それから亀先生の映像を見せて脳の変化を見ます。
林「今のでなんかわかったんですか?」
つ「はい。めぐみさんを襲った犯人がわかりました」
つ「和久井さん(亀はこういう名前だったのか)、あなたですよね」
信じられないりんだくん。
証言テープを聞くと、質問と答えがしりとりになっています。めぐみさんが本当に犯人のことを思い出したのなら、ここの海馬傍回のあたりが活発になるはずだけど、動いてない。
つまり、言葉と記憶が結びついてないのです。代わりに前頭前野が働いている。ここは、つい最近覚えた記憶なんです。
つ「ここから先はボクの推測です。でもすべてに折り合いのつく唯一の説明です」って指を立ててにっこり。あら、素敵。
千原先生が犯人だと知った亀先生は、その同じトリックを利用してめぐみを襲ったんです。防火扉に隠れていて、後から駆け付けたふりをした、と。
僕には理由がない、と言う亀先生。
つ「そうなんですよ。どうしたら自分の恋人にああいうヒドイことができるのか。その理由を教えていただけませんか?」
亀「名誉棄損で訴えますよ」
丹原さんが、実は亀先生が裏金を受け取っていた事実を伝えにきました。
亀「だとしても、僕がめぐみを襲ったという証拠にはならないですよね」
つ「証拠になる映像があります!」
監視カメラの映像によると、めぐみさんに駆けつける映像の中のどこにも亀先生は映ってないんです。
つ「なぜか。答えはひとつです。あなたは死角の中に隠れていたからです。あなたは透明の犯罪者を演じようとして、自分を透明にしすぎちゃったんです」
亀、破れたり。
亀「いつ頃から僕を、疑ってたんですか」
つ「希望という言葉を聞いた時からです」希望とはめぐみが記憶を取り戻すこと、でも記憶を取り戻さないことかもしれない、と思ったのでした。
つ「本当はどっちだったんですか?」
亀「・・・・たぶん、どっちもだったんじゃないでしょうか」
りんだくん、たかが研究のために、どうしてこんなことができるのか!と激昂。
亀「研究には金がかかるんだ!」汚いことをやってもお金を作ってきたんです。
亀「これからだったんです、ここでつぶすわけにいかなかった・・・」
つくもくんは、亀先生にめぐみの脳の写真渡します。
つ「めぐみさんにあなたの写真を見せた時の脳の状態です。扁桃体が活性化してるの分かりますか。これは愛するものの姿を観たときに非常に多く見られる脳の反応なんです。
考えるより先に無意識にここが反応してしまうんです!どうぞ」
少し感情的になっているつくもくん。
つ「愛という感情の正体じゃないかと言われています。きっと、あなたの脳も同じように映るんじゃないでしょうか。だって、あなた、あの時迷ったんでしょ?だから、殺せなかった」
めぐみ「ま・・・どした」
亀「なんでもない・・・・なんでもないよ」
なかなか良かったですよ、最後。亀ちゃん。

和「すごいですね、脳って。あんなことまで分かるなんて。でも、なんか怖いです」
つ「ボクもです」
つくもくんの厳しい表情にびっくりの和音ちゃん。先を歩いて行くつくもくんをあわてて追いかけます。
そして、来週は記憶のないピアニスト。タケルくん。




09/05/30 EPISODE2
変人脳科学者VS蘇る美しき幽霊!!脳トレで人は蘇る!?


★竹神の幽霊

1年前「僕は生き返るよ。お前たちを殺してその肉を食べに行くから。僕は必ず蘇る」と言い残し死刑執行された竹神。

★つくもくん、実験中
紐をつけたバナナを和音ちゃんがつかもうとするけど、その寸前につくもくんが紐をひっぱり、和音ちゃんは空を掴む。
九「おぉぉぉっほほほほぉ〜(笑)思っていたとおりの素晴らしいサンプルです。これ以上ないほど。原始的な行動。あ、非常にサルに近い」
大喜びのつくもくん。
自分で開発した脳波計で見てると、和音ちゃんがバナナを取ろうとする0.8秒前に脳波に変化が起きるんです。
この脳の変化を「準備電位」といいます。
と、アニメのつくもちとかずねっちの講座でした。
「それでいきましょう!」と和音ちゃん。研究のテーマをそれにして、あらゆる犯罪を未然に防ごうと。
九「0.8秒で現場にかけつけることができるんですか?」
和「あっそうかぁ〜」
九「でもこれ使えるかもしんないな」
というわけで、IPSのみんなを集めて、ジャンケン必勝法を披露します。
まだ来たばっかりなのに、こんなにみんなが集まってくれるのって、興味本位?受け入れられたってことじゃないよね。
九「ボクはジャンケンで相手が何を出すか決断する少し前に、脳の活動をrリアルタイムで読み取る方法を見つけちゃったんです」えっへん♪って言い方。
みんなに嘲笑されてますけど。
夏目さんに、脳の準備電位の話は聞いたことあるけど、まだ実験段階の話だろと言われます。
九「じゃあ勝負しましょう、たぶんボクが勝つと思いますけど」
と、手をふりかぶって夏目さんの頭にボンと乗せます。まあ失礼な(笑)。
怒った夏目さん、白衣を脱ぎすて、やろうじゃないかと受けて立ちます。
なぜか階段の途中に上がって、「ジャンケン…」って始めたら、「ちょっと待って!」と止めるつくもくん。
ぐぐぐーっと夏目さんに寄り、脳の中まで見るような感じ。「はい、わかりました。後出しなしですよ」
「「ジャンケン!」」

★事件現場
竹神を逮捕した刑事の津村が殺され、現場で見つかった指紋は竹神のものだった。

★つくもくんは久利生同様、現場主義
ジャンケンの結果は、つくもくんがパーで勝ち!
ガッとパーの手を高く挙げて勝利宣言!
和音ちゃんは感心。「本当だと思いませんでした。ジャンケン必勝法」
九「え?信じてたんですか?」
つくもくんは、夏目さんにプレッシャーと与えてギリギリまで何を出すか決断できなくし、結局、手を握ったままのグーを出した、と。パーやチョキは指を広げるという動作が必要だからです。
なーんだそんなことだったんですか、と和音ちゃんはがっかりですが、「そんなこともわからなかったんですか」とつくもくんに馬鹿にされます。
そこに「九十九さん!」とりんだくん登場。手土産のバナナを高く掲げてかわいいやつ。
ほーと手を挙げて応えるつくもくんもかわいいです。「ジャンケンしよっ」(笑)

林「先生は幽霊を信じますか?」
九「それいい質問ですよ」キミが見てるものは、実は君の脳が見えていると思って作ったものにすぎない・・・と講義しだしますが、りんだくんは、そういうことを聞きたいんじゃありません。
猟奇的な竹神の事件のことを聞き、いやーな顔したり怖がったりしてるつくもくん。

4人を殺して手足を切り取って食べてたという竹神。看守の指を食い千切ろうとしたり、ついには自分の指を食べた、と。
弁護側は心神喪失を主張したが、4人目の被害者の婚約者のことばで世論が動き、責任能力ありとなり去年刑が執行された。
今回殺された刑事の荒らされた部屋のあちこちから竹神の指紋が見つかった。

九「だとしたら、それ幽霊以外ありえませんよね!」
興味津津なつくもくん、さっそく現場に連れて行ってもらいます。

九「ずいぶん荒らされてますね。なんで荒らしてったんでしょうかね。探し物でもしてたんですかね」
りんだくん、鴨居に頭ぶつけて「もみあってた(ガン!)とか・・・イテ・・・」 マジで痛そう。
九「幽霊と?」
林「あっそっか(笑)」
転がってたヤカンを蹴っ飛ばすりんだくん、「あー!やっちまったぁー!」 クールポコかっ(笑)!
九「ひゃっひゃっひゃっ(笑)!蹴っちゃって」
火にかかってたヤカンに指紋がついてたことが疑問なつくもくん。
九「普通、『あちっ!』てなりません?」
林「でも、幽霊もあちっ!てなるんですかね」
九「あぁー、なるほどね。なるほど、なるほど、そうですよね・・・でもアチって感じることは、幽霊になっても脳は・・」と独り言。
そこでりんだくんに電話が「また竹神が?!」
九「南無妙法蓮華経・・・・」

第二の現場にりんだくんの車で移動。さっさと車を降りてくつくもくんに焦るりんだくん、何せ丹原さんに見つかるとまずいんで、ここにいてくださいとお願いするりんだくんですが、つくもくんがそんなこと聞くわけありません。
表ではつくもくんは早速怪しい人物をチェック。
現場でまた両足を切り取られてると聞き、倒れそうになるりんだくん、カワイイわー。
九「あれ?ここはあんまり荒らされてませんね」
丹「おそらく犯人はな・・・」え?この声は?と思った丹原さん、振り返ると、顔の前数センチにつくもくんの顔が!
おぉぉ、驚いてうしろに飛び退いて死体に乗っかっちゃう丹原さん。
九「津村さんちはあれだけ荒らして行ったのにねぇ、りんだくん」
林「つくもさん・・・!!」
丹「はぁやしだぁ〜!」
林「すいません・・・」
りんだくん、たいへんね。

つくくんに頼まれた和音ちゃんは一応みんなに聞きます。「幽霊に関する過去の事例をお持ちの方は?」
そんなこと言ったら馬鹿にされるのわかってんですが。苦しい立場。

★つくもくん、推理する
宮瀬久美子さんは、竹神に最後に殺された男性の婚役者だった人。当時自殺しようとした彼女を助けたのが丹原さんでした。
丹原さんは陰に日向に久美子さんをフォローしてきたようです。
竹神には熱烈な信奉者がいて、そいつがにわれるかもしれないと思って来たのですが、岸川という当時の事件の担当だった刑事が警護をすると先に来てたのでした。
その人が、つくもくんが現場の外で見た怪しい人。「
悔やしいんじゃないですか?とからくりんだくんだけど、「岸川は警護役を買って出るようなヤツじゃない」と心配な丹原さん。
りんだくんったら、いつも虐げられてるで、ここぞとばかりに強く出てからかってたのが、おかしかったです。

科警研に戻ったつくもくんは竹神の捜査資料をもらって来て、それをコンピュータにかけると、3Dで竹神が現れました。
竹「僕は蘇る。だから死ぬことなんて怖くないんだよ」
竹神は死のことを話すときも前頭前野が動かないので、ウソをついてないと言えます。
九「本当に生き返るって知ってたんじゃないですかね」
でも幽霊なんているわけないし。
九「ああそうだ、キミに渡したいものがあるんです。指輪。ダイヤの」
ピンクの小さな箱を和音ちゃんの目の前に出し、さっと引っ込めて「表になんて書いてあったでしょうか」
和「なんとか宝石店とか・・・?」
九「ぶぅー!」田崎饅頭店でした。箱の中身はおまんじゅう一個。
九「今ダイヤって聞いてキミの正しい判断力がなくなったんですね。でもこれはしょうがないんです。僕たちはサルだった時代から獲物を前にすると観察力も判断力も極端に抑制されるようにできちゃってるんです。あれこれ考えるより目の前にある獲物にうぉってとりついちゃったほうが早いじゃないですか」
和「私は非常にサルに近いですしねっ!」
おもちゃにされる和音ちゃん、つくもくんは悪気はないのよ、たぶん。

1〜3件目と4件目の殺人は微妙に違うことに気付くつくもくん。
九「4件目の殺人現場に連れてってもらっていいですか」
また現場におでかけなのね。

警察のほうは竹神を崇拝してるヤツラのたまり場に突入して男を捕まえます。

つくもくんと和音ちゃんは荒川の金八堤防の上。
焦げちゃ色の屋根の体育館の前の土手を降りた木の横のごみ箱に手と足を捨てたと供述書にありました。
九「捨てたのは何時ですか?」夜中の2時ごろ。
九「うぅ?」頭をかきむしるつくもくん。「だとしたら、街灯もないしこの辺真っ暗だったはずでしょう?なんであれがこげ茶色ってわかったんでしょうね」
九「やっぱり幽霊だから、暗いところとか、得意なんですかね?」とおどろおどろしく言ってみるつくもくん。
和音ちゃんはため息ですけど。
もう帰っていいですよ、と言うつくもくん。
九「みんなに言っといてください。3年目前のこの事件、もう一度検証するようにって」
和「言っといてくださいって!」
九「これはやっぱりおかしいですよ。おかしいと思わないのは、おかしい・・・です」
歩いていくつくもくんに切れる和音ちゃん。
和「私がそんなことできるわけないじゃないですかっ!」
きなり怒鳴られて、おっとっとって感じに振り返ります。
和「相手は一世の科学者で、上司で、私は下っ端の助手なんですよ!ちょっとは立場考えてみてくださいよ」
ちょっと考えるけど、和音ちゃんにずずずっと近寄って、下から顔を近づけるつくもくん。
九「じゃあキミはほかに何ができるんですか?」とくるっとまわって去って行く。
つくもくんを追っかけて前に回って、つくもくんに負けずと顔を近付けて「じっけんっだいっですっ!」
と言い放ちぷいっと行ってしまう和音ちゃんでした。
ちょっと歩いてからしゃがんだつくもくん、和音ちゃんはつくもくんをちょっと振り返って帰っていきます。
そのあと振り返ったつくもくん、ちょっと微笑んでおりました。本当はやる気あるでしょ?って思ったのか、ニコっとしました。

★つくもくんの勝ち!
クリームは役立たずだと落ち込む和音ちゃんの指南役は食堂のマリコさん。
クリームがないとコーヒーを飲めない人もいる。飲めないものを飲めるようにするクリームの仕事はすごいって。
そしてエマージェンシーを押して、みんなを集めるのでした。
和「3年前の竹神の事件をもう一度調べなおしてほしいんです!」
竹神のほかに犯人はいるなんてことになったら、とんでもない冤罪になります。
でも、なんかの手違いで済まそうとするのは科学者じゃない!と、科学者のプライドをくすぐるようなセリフで、みんなの心を動かしちゃいました。
佐々「容疑者も被害者も3年前に死亡。物証もほとんど散逸しています。検証することは、限りなく不可能、かつ無意味です・・・・私たちがやるのでなければ!」
素敵じゃないですか、部長さん。頭は固くないのね。

ず−っと現場の堤防で座ってるつくもくん。辺りは薄暗くなっています。・・・・と、ガクっと体勢が崩れて。なーんだ寝てたのね。
現場、鑑識倉庫、3年前の事件を調べ直す科警研のみなさん。
竹神の信奉者は犯人じゃないとが判明。

翌日、つくもくんは宮瀬久美子さんに会いに行きます。
あなたの婚約者を殺したのは竹神じゃないかもしれないんですと久美子に言うつくもくん。
九「もし犯人が他にいたとしたら、そいつはたぶんあなたの婚約者を殺して、罪を竹神になすりつけて今ものうのうと生きてるんですよ。そんなヤツいたらどうします?」
久美子「もし本当にそんなやつらがいるとしたら、私がこの手で殺してやります」
「ヤツラ」って言いましたね?はっきりと。これはキーワードですね。

丹原、林田が久美子のところにきたら、つくもくんは表で警護してる岸川さんに話しかけてる真っ最中。
九「あのー3年前の事件のことなんですけども、他に犯人がいたとしたら、どうでしょうか?」
そんなことあるわけないだろと車を発進させる岸川。
ちぃーっと思ったら、後ろから声が。
丹「何やってんですか脳ミソ先生」
九「3年前の事件の関係者のデータ集めてました」にこっ。
丹原さん、むかぁ〜!鼻がくっついてるよー、つくもvs丹原さん。
変な人たちだ(笑)。

科警研に来るように連絡があり、ボクもつれてってってお願いするつくもくん。
そんなことしたら岸川が戻ってくるかもしれないという丹原さん。
九「ボク結構強く言ったんで、ここで犯行に及ぶってことはまずないですね」
丹「わかんねーだろっ!」
あれ?いつの間に岸川さんが怪しいってこの二人の間で合意したの?以心伝心?
九「あの人携帯持ってるよね」
林「持ってんじゃないですか?あっ!」
九・林「「GPS!」」いいコンビ。

科警研に戻って鼻歌歌いそうな感じで大階段を降りてくると、晴れやかな顔の和音ちゃんがつくもくんを見上げていました。
みんなで調べたことを今から発表されるわけですね。準備ができたようで。
和音ちゃんの耳元で「進化しましたね。猿から、助手に」とささやくつくもくん。
複雑な表情の和音ちゃん。

竹神の4番目の被害者とされる後藤さんの衣服などから出てきた体液やいろいろは、今回殺された津村と高田のものと、あと一人不明の誰かのもの。
切断した圧迫痕は津村の手。
でも指紋は確かに竹神のもの。
どうして??と丹原さんは食ってかかる勢い。
九「データベースが改ざんされたんじゃないでしょうか?」一番後ろで見ていたつくもくんの声
えぇ?と全員が振り返ります。
指紋のデータベースを津村と竹神のを入れ替えると、竹神の指紋が殺人現場から出てきてもおかしくない。
え?ってことは被害者本人の指紋ってことですか?なんのこたない。

現場のトンネルの壁に突き出たボルトが刺さったのが死因じゃないかってことも分かり、そしてその日の通話記録を調べるともう最後の3人目の声が。
設楽さん、やっと活躍(笑)。
その日、津村と高田と一緒に行動してたのは?と丹原さんが電話をかけて調べると「岸川!」
その岸川は宮部さんちに向ってる、とりんだくんが焦って飛び込んできました。
つくもくんは、静かにそれらを頭の中で組み立ててるようです。
つくもくんは3D映像の竹神と会話します。「どうして竹神は死ぬことが怖くなかったんだろう・・・」
難波さんが敗北しましたって感じで「お前の言うとおりやった。データベース書き替えられてた」と言いにきたけど、つくもくんは竹神の世界に入ったまま。
九「そうかぁ!」ニヤっ・・・。

★つくもくんだって罠をかけたりします
久美子の家に急ぐ刑事たち。結局家の近くの雑木林で岸川が殺されてました。
つくもくんたちが、やってきます。
九「犯人はまだこの部屋の中にいますよ。これで、殺したかった人間をついにぜーいん殺しましたね」
何言ってんだ?って感じの、丹原、林田、和音。
九「3年前あなたの婚約者後藤さんを殺したのは、津村さん、高田さん、岸川さんの3人でした。あなたはそれを知って3人に復讐したんですよね。
や、ここから先は科学的捜査に基づくボクの推論です」

つくもくんの解説による事件の真実。
竹神が捕まった時の取り調べ中に、匂いで人を殺したことがわかるってのがなんかなーって感じもしたけども、ガクちゃんだから許せるんだな。
「ボクがやったことにしてあげてもいいよ」と、4人目の殺人として津村たちの罪をかぶった竹神。手足を切断し、鑑識係りである高田が指紋のデータベースを書き換えた、と。
でも竹神は何らかの方法で本当の犯人が誰かあなたに伝え、そしてあなたは3人を殺した・・・。

久美子「それで、私が犯人だって証拠がどこかにあるんですか?」
あぁー、それを言われたらつくもくん困っちゃう。頭ぐしゃぐしゃ、アゴかっくん・・・(笑)
えー?証拠ないの?って雰囲気の和音ちゃん。

その時うまい具合に久美子のネックレスがないのを発見するつくもくん。
九「あれ?ネックレスしてませんでしたっけ?」
久美子「あ、切れてしまって、そこに」
九「あーこれだったら直りますよね」といじっておりますが、丹原さんは大興奮。
丹「そんなことより証拠は!この人が犯人だっていう証拠は?!」
九「それだったら自分でそういうふうに言ったんですよ」
久美子が「そんなやつらがいたらこの手で殺してやります」って言ったこと。
九「犯人がひとりじゃないって知ってたんです。無意識のうちのそれを僕に告白・・・」
丹「そんなの言葉のあやだろう!死刑を求めるってことはものすごい勇気のいることなんだよっ!心ない中傷も受けるんだよっ!でもこの人は正々堂々と闘い抜いたんだよ。そういう人なんだよ」泣きそうな丹原さん、純情刑事ものがたり(笑)。
九「あのぉ、じゃあ!これから、岸川さんが殺された場所にみんなで行きましょうよ。何かみつかるかもしれませんし」って朗らかに言うつくもくんですが、最後に久美子に投げた視線が鋭かったわー。
そして、自分の腿を叩きながら、ぴょこぴょこってスキップのつくもくん。

現場で「あの赤いの何ですかね」と言って、そこに久美子が自然に向かうようにさせ、その後で「最後にボクとジャンケンしませんか?」とつくもくん。
勝算ありって感じですね。ここで切れたネックレスがキーだろうなとは思いました。
九「それでもしあなたが勝ったらボクはもう何も言いません、二度と顔も出しません。でもボクが買ったらあなたは自分が犯人だと自白してください」
丹「あんたどこまでふざけたら木がすむんだよぉ!」
九「いいじゃないですかぁ。最後ですからぁ」ぴょこぴょこ跳ねて駄々っ子つくもくん。
久美子「わかりました。それで気がすむなら」
九「いきますよ、ジャンケン・・・ちょっと待ってください」って顔を近づけて観察。和音ちゃんは、つくもくんの策略を知ってちょっと誇らしげに微笑んでおります。実は違うんですけどね。
九「はい、わかりました。後出しはなしですよ」
で、久美子はグー、つくもくんはパー。
久美子「じゃあ私が何を自供したらいいか教えてもらえますか?」
九「ボクがなんで勝ったかわかりますか?あなたがグーしか出せないって知ってたからです。手を開いて見せてもらえますか?」
久美子の右手を取って、さあ、って感じに見つめると。
しかたなしに手を広げる久美子。そこにはネックレスの赤い石が。
つくもくんが仕組んだことだったですけど、それを拾って隠そうとしたことが久美子の敗因でした。
ちょっとゆるい罠でしたけど。

「竹神が死を恐れていなかったのは、生き返る方法を見つけたからです。あなたを使って。
あなたは竹神に操られてただけなんです」
つくもくん推理劇場、終了。

★つくもくん、倒れる?!
竹神は久美子に真相を手紙で送っていた、とりんだくん。丹原さんの落ち込み具合はすごいです。
つくもくんは掃除のおねえさんを呼び寄せて、「チョリーッス!」
君がジャンケンで何を出すか確実に当てることができるんでジャンケンしましょうというつくもくん。
いつもの手で、ジーっと顔を近づけると、「なんだよっ!見んな!」とおねえさん。これって木下ゆきなが、本当に恥ずかしくて手で覆ったそうです。
そしていつものようにパーを出すと、おねえさんはチョキを出し、ふんって鼻で笑われてしまいます。
つくもくん、真っ青。「わからない・・・・・」
そして意識喪失、倒れる!あー、つくもくんっ!大丈夫か!




09/05/23 Episode01
上空前の脳科学ミステリー始動!!変人脳科学者VS連続テロ魔!!脳を使い瞬間移動!?

人間の脳、1400グラム、1400ccの中に500億の神経細胞がある
人間はその5%しか使っていないと言われている・・・

★5年前の九十九龍介
ホストになったら、なんでこんなにイケてないの?チャラすぎて絶対成績悪そうなんですけど。店のNo3って微妙〜。
「顔見てるだけだったら最高なんだけどねー」そうねー。黙っててほしいわねーこういう感じの男は。
泣いてる女を発見。「この靴を欲しくて泣いてんの?」んなわけないっ(笑)。
壊れたヒールにコルクをつけて、彼女に渡すなんて、カッコイイけども、いかんせん見かけがダメです。
こんな男でも、フラれて泣いてた女を元気づけることができたようで、笑いあって別れるのでした。
お互い入れ違いに振り返り振り返り、お互いの背中を見て。
そして歩いてたら壁が崩れてきちゃう事故に巻き込まれます。そして脳手術。

★九十九龍介が捕まった!
和音さんは、異動で新しい脳科学研究室に配属になったことが不満な様子。何していいか分からないし、どんな人が上司で来るかわかんないし。
そんな日に爆弾テロ発生。科警研も騒然ですが、映像を見て、これはプロの犯行じゃないなとすぐわかったりするんですねー。
テロ現場、警官のユースケ船田が誰もいなくなったカフェのテラスで不審人物を発見。
チェックオンチェックの男前が、「こんにちは♪」おっ、可愛い。
その男が持ってた段ボール箱の中には爆弾らしきものが!
警官が拳銃を出して、あわてる男。「動くな!手、頭の後ろ!」と言われ従うけど、ちょっと口元が笑ってたり。いつもの口を曲げてニヤってする感じ。
ゆっくりこっち向けと言われ、「ゆっくりって・・・」と不審顔。爆弾はどうすんの?もうすぐ爆発すんじゃないの?

科警研では、すぐに容疑者が捕まって大したことないって聞き、こういう事件は、警察と科捜研レベルの事件だって。
沢口靖子はここより下なんだ(笑)。ふーん。友達に教えてもらったら、科捜研と鑑識は、県警の下部組織、科警研は警察庁の下部組織なんだそうです。
護送車に入れられた男前は、レーザーをライトセーバーにして遊んだり、暴力団風の人たちが捕えられていくのを見たりしてたら、ガシャンドアが開いてあわてて座り直します。
林田刑事が「あのー、よかったらお茶でも飲んでください」って差し出して、あは♪ともらって口をつけた瞬間に、丹原さんがハンカチでそのコップをガバっと取り上げて、「あちっ!」
丹原「鑑識」
九十九「あー指紋取ったんだ、それからDNAも」
丹「名前は?」
九「九十九龍介です」
アゴにお茶がついて光ってるのがセクシーだったり。
丹「つくも?!」
九「はい。漢数字で九十九って書いてつくも。あと芥川龍之介の『の』をとって龍介」
丹「聞いてねぇんだよ、んなことまで」
九「あの人たちどうしたんですか?」
外で騒然としてるのは、違法カジノをやってたやくざたちを一網打尽にしたから。
丹「お前の爆弾に驚いて逃げ出したところを捕まった」
九「僕のじゃないですよっ」
丹「お前のじゃねぇのかよ!だったらあんなところで何してたんだよっ」
九「だから・・・トイレに行きたくなって、あのビルに立ち寄ってぇ」
丹「立ち寄って」
九「そしたら爆弾みたいなものがあってぇ」
丹「あってぇ、それがドーンと」ガバっと迫る丹原さんに、ビクって縮こまる九十九くん。
丹「ここは小学校じゃねぇんだよっ!」
顔、ものすご近いところで怒られて、きょわーーーい。

★つくもくん、爆弾事件を解決
霞が関の警視庁。上空からの映像が、ババッバっと寄るのが随所に出てきてカッコイイです。
取調室で手持無沙汰なつくもくん。レーザーポインタ取り上げられてないのが不思議ですけど。
隣の部屋から見られてるけど、モニターがいっぱいあって、あちこちからカメラで撮ってるんでしょうか。今はこんなになってんのかなー。
刑事たちが入ってきて、「九十九龍介。爆弾についていた指紋および皮膚片のDNAがお前のものと一致した」
九「はい。あちこち触りましたから」
丹「じゃ、認めるんだな」
そんなことどうでもよくって、九十九くんの気になるのは違法カジノで逮捕された人たちがお金を持ってたかってこと。
丹「はぁ?」
九「だって、カジノってことはそこに大量のお金が存在してたってことですよね?」
丹「あいつら金持ってたか?」
林「いえ」
丹「あわてて逃げたからそれどころじゃなかったんだろ」
九「だったら事務所に大金が残ったままなんだ」
林「そう言えば、事務所からも金は出てきませんでしたよね」
丹「とっさに事務所のどっかに隠したんだよ、持ったままじゃ怪しまれるだろ」
九「えへへへぇ〜?爆弾がいつ爆発するかわからないような場所にわざわざお金隠します?」
林「確かに」んーと悩む林田。
九「いや、でも隠すかなぁ〜」と悩むつくもくん。
つくもくんのペースにしっかりはまってしまった林田くん、丹原さんにしょっ引かれて廊下で叱られて、「逮捕状とるぞ」
まだ悩んでるつくもくん。
九「重いんだろうなー・・・」
丹原さんのライバル?コワイ顔の組織対策4課の武井刑事。「事件はこっちにあずからせてもらいますよ」
九「何千万っていったら何キロになるんだろ・・・。重たくなかったですか?」といきなり横に立つ船田に聞きます。
九「そろそろ白状しちゃったらいかがでしょうか」
船「え?」
にっこりするつくもくん。「あなたですよね?爆弾をしかけた犯人」
船「・・・」
九「犯人は、(機械的な声で)『五反田に五発の爆弾をしかけた』と電話をしてきました。最初の2発は本物、残り3発はダミー。犯人の本当の目的はその地域から住民全員を避難させることだったんですよね?ね?」
船「・・・」
船田に顔を近づけて嬉しさ満開の顔で話すつくもくん。
九「もちろん、カジノにいた人は慌てて逃げ出す。お金を持って逃げる余裕すらない。あとは、カジノにこっそり忍び込んで置いてったお金を盗んじゃえばいい♪」両手でOKを作って、ニコニコのつくもくん。
船田さんは場所を変え。
避難命令を出されてる街の中を歩いてたら普通怪しまれるけど、怪しまれないのは警官。警官なら違法カジノのことも知ってるし、と言うつくもくん。
船「たったそれだけのことで人を犯人にするのか」
九「もうひとつあるんです。ほら、僕を見つけた時のあなたの行動」
あのとき、つくもくんがニヤっとしたのは、前方の鏡に映った船田がニヤっとしたのを見たからだったんです。そして「ゆっくり、ゆっくり」と言っていた船田。
九「普通ですよ?うわっ爆弾だって気がついたら、人間の脳は扁桃体が反応して、すぐその場から逃げろ!って命じるはずなんですよ。でもあなたは、僕にゆっくり、ゆっくりと言いました。タイムリミット5分切った時限爆弾が目の前にあるのに妙に冷静に。爆弾が偽物だと、あなた、知ってたからです」
ジャーンっ。

逮捕状を持って入ってきた刑事たち「九十九龍介!」
そこにはうなだれて座ってる船田。
九「あ、事件は解決いたしました」
丹「はぁ?」
九「いや、僕じゃなくて」と船田を指さして、あっちあっち、と。
九「左脳だけで考えちゃったのが失敗でしたね」
丹「どういうことだ?」
九「聞いたところによると、多額の借金をかかえた船田さんは、爆弾をしかけ、警視庁におかしな電話をし、計画どおりもぬけの空になったカジノに忍び込み6500万円ほど盗んだそうです」
持ってた逮捕状をまるめてポイする林田くん。
九「あ、遅刻だ!刑事さん、科警研まで送ってってもらえますか?」
丹「科警研?」
九「はい。今日から科警研で脳科学を研究することになってる、ボク、脳科学者なんです♪」
うほほほほ。

★つくもくん、科警研に登場
佐々法科学部長に案内されるつくもくん。
佐「ここが法科学研究所棟です。それにしても初日から遅刻、しかも犯人と間違えらるなんてこれからキチンとした自覚を持っ・・・」
ぬーっと近づくつくもくん、キスしそうな勢い。
九「遅れちゃいそうだからって警察の人に話したんですけど、全然融通の利かないといか・・・」部長を押し倒して言い訳のつくもくん。
和音ちゃんが来て、部長、助かったぁ(笑)。
佐「あの人があなたの助手を務める由里和音さん」
和音のほうをスローモーションで振り返るつくもくん。
和「かっこいい〜・・・・・・」おぉ、正直者!
でも、その男は、パンツの下からパジャマみたいな裾が見てるし、変な帽子を持ってるし、得体が知れないです。
佐「時間がないのでいきますよ!」
和「あっ、よろしくお願いします!」ぴょこんと頭を下げる和音ちゃんはカワイイけど、つくもくんは興味がわかないみたいです。
部長についていきながら、まだブツブツなんか言ってます。
佐々部長について歩きながら、科警研の説明を受けて、やぁって手を挙げたり。
科警研は、警察庁に所属し、犯罪捜査のための最先端の研究をする組織で、全国の県警の鑑識の指導や科捜研職員の育成をしてる、と。
九「犯人は捕まえなくていいんですか?」
佐「それは現場の警察官の仕事です」
和音ちゃんは、つくもくんのポケットがもぞもぞ動いているのに興味津々。なんだろう?
画像解析は船木さん。ドリンク剤おじさん。
コンビニ強盗の画像を解析してるけど、それを見たつくもくん。「すいません、今のところもう一度見せてもらっていいですか」
船木さんの背後に回ると、「臭っ!」なつくもくんでした。
画像を見て、「あ、これ万引きだ」
佐「強盗事件です」
九「万引きですよ、ほら」
レジのところの強盗ではなく、奥の棚のところにいる人でもなく、一番奥の角の鏡に映った映像が、万引きしてる人を捉えていました。
九「この機械すごいですね」
ってすごいのはつくもくん。
和「すごーい♪」

音声研究室は、声から年齢や顔の形までわかるんです。でもつくもくんは、音声には興味ない様子。帽子を投げ上げながらさっさと次へ。
科学研究室の主任は、小さな夏目さん。そこのフラスコやらビーカーを手に取って匂いを嗅いでみたり、それをぽんと置くと。
夏「あ、ちょっちょっちょ!!」
ボンっと爆発!煙がモクモク!帽子で仰ぎながら「おぉー〜!あっ、くさっ!くさーあはははは(笑)!」変なやつ全開なつくもくん。
生物学研究室。何やらぶつぶつ言いながら好き勝手な感じのつくもくんへの第一印象は、最悪。難波主任は怪訝な顔。
つくもくんは「これ指紋認証ですよね」って勝手に自分の指紋を機械にかけてみると、壁の画面に分析がチャカチャカってされて、写真が映し出されます。
さっき爆弾騒ぎで逮捕されたときに撮られたんですね。
九「うぉ!もうデータベースに入ってる!」
難波「現行犯逮捕って何だ?前科もん?」ごもっともな疑問。
九「これボク知ってますよ」鼻歌歌いながら何やら手に取って、袋を破って。
佐「九十九さん!」
九「は?や、ちょっとサンプルを」と口の中を大きめの綿棒みたいのでぐりんぐりん。
難「おいっ!
九「へ?」
難「やめろよ!」
難波さん、手ごわいぞ。
佐「そしてここがあなたの研究室。3週間以内にあなたが研究したいテーマをまとめて文書にして提出してください。脳科学はまだまだ未知の分野ですが将来必ず犯罪捜査に役立つと私たちは期待しています。では」
と振り返ると、そこにあるのはつくもくんの顔。
九「ホヤってのはですね、一番最初に脳を持った生物なんです。簡単に言うと一番簡単な神経回路を持った生物なんですけど。綺麗ですよね」と水槽の中のホヤについて説明するつくもくん。
でも和音はやっぱりポケットが気になっております。

専攻は薬物学で昨日まで夏目さんの下にいたんですと自己紹介する和音ちゃんの視線に入ったのは、私物の整理中のつくもくんのポケットから覗いてるなんかのシッポ。
九「あっ、窮屈でちたねー♪ムサシくん。あ、はい、こんにちは。はい、これが新しいおうちですぅ〜♪」
素敵なおうち。
和「か、かわいいですね・・・」
九「あ、佐々さんっていう部長さん?なんか話し方がとっても理論的ですよね、全く無駄がないというか」
和「あ、すごく頭がいい方で」
九「いや、でも左脳ばっかり使ってて右の頭頂部使ってないなー、ああいうタイプってすぐに迷子になるんですよ」
ガラスの外から見てる難波さんたち。
つくもくんの箱からはいろんなものが次から次へと出てきます。いぼいぼのついた円盤みたいなものは何?
編み物セット、おじゃみ、アグネス・ラムの写真集。
和「九十九さん、こういう人趣味なんですか」
九「昔ですよ。今は全然興味ないんですけど、何でかなーと思って持ってます」
和「人の好みなんて変わるもんじゃないんですか」
九「?」
不思議なそっくりな人二人の写真を見つけた和音ちゃん、「これ何ですか?」
振り向くとそこにぬーっとつくもくんの顔が。「キミ、好きな人いるでしょう?」
和「あ、えぇ・・まぁ・・・」
九「脳科学を応用すれば好きな人の気持ちを自分に向けることぐらい簡単にできるんですよ」
さっきの写真の二人は男か女か?
和「右が男で、左が女」
九「だと思いますよね、だと思いますよね?」
えー、私逆に思ったんですけど、マジで。
でもその写真はよく似た男女の写真を切ってつなぎ合わせたもの。
ここでアニメつくもっちのミニ講座。右脳は左側にあるものを処理、左脳は逆。男か女かを判断するのは右脳が得意だから、左半分にあるほうを主に見てしまいます。
自分の女らしさ、男らしさをより相手に感じさせたければ、相手の左側の視線に入ればいいんですよっ。
九「お化粧も右側を念いりにしたほうがいいんじゃないですか」
さっそくつくもくんの左側に寄ってくる和音ちゃん。
九「何ですか?」
和「いえ」
九「あっ、ああーーー、いやいやいや、まいったなぁ。キミ痔なんですか?実は痔の半分以上は女性なん・・」
お掃除おねえさん、その入り方はうざいんですけど?
九「マイペースな人なんですね」
と、向こうのほうを歩いている女性ふたりを発見したつくもくん。「あっ!」
和「どうしたんですか」
和「無理だと思いますよ、アケミさん倍率高いから」
九「うん、わかる・・・あ、こっち来る」
和「え?そっち・・・?」森三中、村上と見間違うような女性がこっちにやってきます。
九「超かわいくないですか?」
彼女が後ろを通過する時、咳払いして「ふぅ!」と発声。チラッとみる彼女、嬉しそうなつくもくん。変わった美的センスの持ち主のようです。


★事件

産業開発省の官僚が殺された。現場には壁に大きな十字マーク、小さな十字マークのような複数の組み合わせもあり。金庫がこじ開けられており。
そして二人目の犠牲者も。
武井刑事が怪しいと思わせぶりな映像。

★つくもくん、捜査開始
朝の食堂で、普通は美女の部類に入る女性に声をかけられます。
マリコ「朝からすごい食べるのね」
九「寝てる間に血糖値ってものすごく下がるんです。だから朝食っていうのは、脳を活性化させるのに必要不可欠なんです」
マリコったら、つくもくんばりに顔を近づけて「いっぱーい食べる男の人って素敵よ♪」
つくもくん、口にいれかけたサンドイッチを出しております。つくもくんの趣味ではなさそうですけどね。

事件についての説明を大画面で見てる科警研のみなさん。つくもくんもいやいやながら見ております。
現場に残された指紋は、2週間前に逮捕されて拘置所の中にいる土田という男の指紋でした。
えぇー?と騒然となる科警研。こういうお話には興味がわくのがつくもくん。
これからいろんなものの鑑定をしなければなりません。さ、取りかかろうとなった時に。
九「あのぉー!つまりこれは!瞬間移動ってことですよね」
佐「は?」
なーんだ、って感じで皆さんは解散。
九「瞬間移動に関する過去のデータってあるんですか?」
佐「では!」
その時、つくもくんの髪の毛が一本抜かれた!
九「いてっ!でっ、いてっ!誰?・・・誰、誰」生物学の大内さん、長い髪の毛をぴーんと引っ張りながら去っていきます。
九「いったっ」

難波さんたちは皮膚片の調査。「かすかやけど皮膚片があるな」皮膚片っていう言葉が言いにくそうなトータスさん。
最新の装置で、いろんな鑑定をする科警研。
刑事二人が結果を聞きにやってきます。難波さんの言葉は、被害者に残された皮膚片のDNAは拘置所にいる土田のものとほぼ断定。
どうにもなりません。それを調べるのが警察の仕事でしょ。
そんなやりとりをガラスの外から見てるつくもくん、難波さんの歯にレーザーポインタを当てたりして、いたずら小僧。え?と丹波さんが振り返った瞬間、しーらねっと知らんふり。

事件のニュースを見てるつくもくんをじーっと見つめる和音ちゃんの心の声。
『うつむき加減のその横顔は、まるでギリシャの彫刻のよう。長くしなやかな指、彼はその美しい指で今世にも美しくバナナをむいている。そして先っぽだけをちびりとかじると、残りを丁寧に皮でくるみ上げ、そっと、デスクに、置いた』
はぁー・・・と目をつぶった和音ちゃんが次に目を開けるとすぐそこにつくもくんの顔が!
びっくり!
九「ドライアイ?」
和「いえ。世の中は見たくないニュースであふれてるんで」
九「ひどいですよね、これ」
和「ええ」
外からガラスをトントン叩く人が。
チラッと見てしらんぷりの九十九くん「お客さんですよ」
林田くんは、昨日の無礼をお詫び、「先生のお力にはとても感動いたしまして」と名刺を出します。
林田虎之助・・・。
九「りんだとらのすけ。いい名前ですね」
林「いえ、はやしだ・・・」
そこにムサシが地面を徘徊。
九「ムサシ?」
床をはいつくばってる和音ちゃん。リンダくん、和音ちゃんに一目ぼれ?
九「好きなんですか?」
林「え?いえいえ!」林田くんは、実は丹原さんに内緒でつくもくんの意見を聞きにきたんです。勾留中の人の指紋とDNDが現場にあったことで。
九「あぁ、あぁ、あの瞬間移動っぽい人の!」
この土田は小さな建設会社をやっていて、殺された官僚たちの談合撤廃策のおかげで倒産寸前。面会すると『犯人は私です。私は自由に壁を通り抜けて人を殺せる』なんて言ったんです。
九「壁抜けかぁ・・・」
和音ちゃんが書類を落としてバタバタしてる間に鳴ったりんだくんの携帯に出ちゃうつくもくん。
丹原「林田お前今どこに」
九「いや、ぼくつくもです。99と書いて」
丹「何だ、何であんたがさぁ」
九「や、りんだくん僕のところに来てるんですよ、なんか捜査に行き詰ったらしくて、相談しに?」
丹「はぁぁぁ?」
林田くん焦りまくり。
林「もしもし・・・」
丹「おぉ、林田ぁー!お前どういうつもりだよぉ!おぉぉ?!」
机を蹴っ飛ばす大荒れな丹原さん。
林「すいません、すぐ戻ります!」ガチャ。
丹「切ったよ!」
林「困りますよ。丹原さんには黙ってここに来たって言ったじゃないですか」
九「だからちゃんと知らせたほうがいいかなって思って。それよりね、その土田って人に会えませんかね」
林「は?」
九「あのね、脳のどの部分が働いたら、壁をとおり抜けられるのか、調べてみないと」
壁に映った半透明の脳の映像に向って、指をガツンっ!
九「痛っ!・・・無理だろ・・・」(笑)

★つくもくん、壁抜けの実験をする
りんだくんとじゃれ合いながら警視庁へ。りんだくん、情けなさ加減が水嶋ヒロの新たな一面って感じでなかなか良いです。
丹原さんの怒りはごもっともですが、それでも面会を許可されたつくもくん。
土田さんは、壁抜けができると言い張るんで、実験させてくださいって頼みます。
10分後にまた開けるので、壁を抜けてくださいって。簡単にOKする変なおじさん、土田。
廊下で待ってると寝ちゃったつくもくん。
りんだくんに起こされて、10分経ったので突入。あれーー?本当にいない?
丹原、林田は大慌てで廊下に飛び出すけど、ちょっとと言いながらつくもくんは部屋に残り、そして大笑いの声。
九「いましたよ、ここに」開けたドアの影に土田はちゃんといました。
体調が悪いもんで・・・って、んなわけ。
捜査はわれわれに任せてお引き取りくださいって言われて帰るつくもくんだけど、ふと気付きます。
何で金庫がこじあけられてたか?時間がかかるし誰が来るかもわからないから、小さい金庫なんて持ってっちゃえばいいのに。
九「犯人は、金庫がこじ開けられて、そこに土田さんの指紋が残ってるってことをわざと警察に見せつけたかったんじゃないでしょうか」
共犯者がいて、似た金庫を用意し、土田さんの指紋を付けすり替えた。そのあと、土田さんは、わざと警官に暴力をふるって逮捕されて勾留。犯人は現場で金庫をすり替えた。
皮膚片と毛髪は、あらかじめ採取してたものを現場に残した。
DNA鑑定は絶対ですが、どうしてそこに証拠が残ったかは教えてくれない。壁を抜けたってことであれば事件は迷宮入り・・・。
名刺を投げて、それをまた手から出して、というプチ手品をしつつ語るつくもくん。
林「うわっ!すごいっ!」
丹「脳ミソ屋っていうのは、推理小説も書くんですか?」
九「いや、僕も遊びじゃないんですけど」
丹「・・・」
九「あ、土田さんの左脳が右脳より働きだしたら気を付けてください」楽しそうに去っていくつくもくん。
そんなつくもくんをじーっと見つめる武井刑事。見られてるのに気付いて、なんか嬉しそうなつくもくんでした。
土田は男たちに無理やり金庫をこじ開けさせられ、わざと逮捕されたとつくもくんが言ったとおりのことを白状しました。次の犠牲者らしき人の名前の一部は「どいけん」だとも。
そして産業開発省土木開発局長 土井健三の名前が浮上します。

科警研に帰ってきたつくもくんは、難波さんに注意されます。
難「容疑者に会ったらしいな。そういうことはな、科警研の仕事じゃないぞ」
そんなのしーらない♪
和音ちゃんは夏目さんから課された宿題、80時間以内に解除しないと大変なことになる爆弾を処理中ですが、つくもくんが帰ってきて慌ててしまいます。
つくもくんの研究テーマを提案する和音ちゃん、究極のウソ発見機の研究はどうかと。
でもそんなことは調べなくてもわかります。つくもくんの素敵なモニターテーブルはタッチパネルでちょちょっとやるといろんな映像が出てきます。
人間はウソをつくときはものすごく左脳を働かせるんです、いろんなことの辻褄が合うようにしなくちゃいけないので。左脳が支配してるのは右目、人はウソをつく時は右上を見てしまうんです。
九「キミは僕がいないとき別のことしてましたね?」
和「そんなことないですよ」
九「ほら、今右見ましたよ」(笑)
人は一度見たもの、会った人に会うと海馬傍回(カイバボウカイ)って部分が反応するんですって。
九「つまり容疑者に犯行現場を見せたら、本人がなんと言おうと犯人だという証拠です」
そうなの?だったらそれをいつもやってれば簡単じゃんね。

土井健三は24時間の警護体制。二人の殺人のあった日は秘書と一緒に出張していたと言う土井さん。

★九十九龍介vs武井刑事
リンダくんは組織担当の武井さんから暴力団がらみじゃないかという話を聞きつくもくんところに来ました。
頭にヘッドギアをつけて実験台になってた和音ちゃんは「暴力団がらみ」って聞くと脳が反応するようです。
九「その武井さんの話、聞きたいですね。・・・・暴力団がらみ!」反応する映像を見て喜ぶつくもくん「ほっほっほっほぉ〜♪」

甘味処で武井さんと会うシーン、よくメイキングで流れてましたね、この日がクランクインじゃなかったでしたっけ。
こう見えて、ちゃんと挨拶する武井刑事。由里和音ちゃんもしっかり自己紹介。
注文を取りにきたらとまどう武井さん。
九「脳を活性化させるためには甘いものがいいですよ。神経細胞っていうには糖分しかエネルギー源にできませんから、その分しっかり補給しとかないと」
武「私は甘いもんはまったく食べないんです」
九「いぃ?」驚きすぎ(笑)。
九「あ、じゃあ、えー、クリームあんみつたっぷり系で。この方に」
武「甘いもん食べないって言いましたよね?」
九「だからその分食べとかないと」
武「・・・ふっ(笑)、そうか」
九「ふ(笑)」
武井さんのいう暴力団犯人説に興味があるんじゃなくて、武井さん本人に興味があるというつくもくん。
爆弾事件のときのカジノは証拠不十分で釈放。自分らがやってればこうはならなかった、と怒ってるようすの武井さん。
今回の事件は?話しながら、たっぷりとみつをかける武井さん。
その様子をほほぉと見ながら話すつくもくん。
九「警察の内部に犯人がいるって話でしたよね。もし自分がその犯人だったらどうしたいのかなぁーって。きっと捜査の協力をするふりをして、警察がどこまで情報をつかんでいるのか知りたいんじゃないかなって」
九「じゃあどうせだったら、一番下っ端の刑事(りんだくんの肩をつかんで)に話を持ちかけた方がいいのかなぁ」
林「ちょっ、九十九さん!」
武「私が犯人の仲間だって言ってるんですか?」
九「結構食べてるじゃないですか。あぁー、今結構使っちゃってますね、左脳。うわー、これきっと真っ赤っかだよ」と手で望遠鏡を作って武井さんの頭を見るので、その手を下ろさそうとする和音ちゃん。
九「うわっ!なんですか。あ、そっか。今論理的に僕に反論しないといけないから」片方の眉をあげて『ん?』って顔。
笑いあう武井さんとつくもくん。
まだ食べ続け、「食べてみるとおいしいものですね」と武井さんは去っていきました。
りんだくんは焦って、「武井さん」と追いかけようとするけどつくもくんは止めます。
九「怒ってないですよ、もし怒ってたら、今一緒に連れ出されてボッコボコですよ」
しかし、何でいきなりつくもくんんは武井さんに目をつけたんでしょう?警察でがんつけられたから?ちょっと腑に落ちませんねー。
武井さんにはよからぬ噂が多いということですがー。

★つくもくん、間違いに気づいちゃった
左側しか見えないサングラスをつけて右脳活性化中のつくもくん。取り上げて自分で使ってみる和音ちゃん。
ふと時計が目にはいると、「ヤバイ!」大慌てで閉まってた爆弾を出します。
九「何ですか、デートだったら帰っていいですよ」
和「違いますっ!夏目さんが爆弾置いてったんです、10分以内に解除しないと大変なことになるんですっ!」
九「あらゆる爆弾を解除する方法をひとつだけ知ってますよ」
和「本当ですか?」
九「しかけた人間に爆破1分前になったら返せばいいんですよ」
脱力する和音ちゃん。「それじゃダメなんですよ、本当に爆発するわけじゃなくて、すごく、まずいことが起きるんですよっ」
九「ちょっといいですか」
和「はいっ!」
つくもくんが見てたら、何やらスイッチを発見。
和「あっこれかぁ」とスイッチを入れたら、起爆装置が動きだした!
和「まだ動いてますよぉ」
九「まだ動いて、じゃなくて、今キミがスイッチをいじったから動・・・あ、これ二重トラップってやつだ。あぁ、解除するための見え見えのスイッチがあって、それを今キミがいじったから本物の起爆装置が動いてるし、もう時間ないし」
和「それ先に言ってくださいよぉ!」
そして時間が来て、動きだしたのはプロジェクターが映し出されて、出てきたのは、飲み屋で脳科学に異動させられて文句たらたらの和音ちゃんの映像でした。
その内容より、二重トラップに何かを気付いたつくもくん。
九〜「最初の殺人現場に連れてってください」

土田は、事務所で見た人のなかに、武井さんと川島組の人がいたことを証言。なんで?ま、いいけど。
捜査一課の刑事二人は武井さんを追いかけ中。

つくもくんは第一現場にやってきて、謎の十字の図形を見て、現場のルミノール反応の写真と見比べて何かに気付きます。
九「そうかぁ!」髪をかきあげ「りんだくんに連絡とれます?」
りんだくんは電話に出ません。
土井局長の家では、奥さんと秘書がお留守番、何かの物音に見に行ってドアを開けたら大爆発。奥さんと秘書が犠牲に。

やっとりんだくんと電話がつながりますが、こっちは怪しい動きをする武井刑事が犯人だと断定して、まもなく一斉捜索が始まるからと電話を切られてしまいました。
GPSで家科警研の人にりんだくんの居場所を調べてもらって、かけつけるつくもくんと和音ちゃん。車のドアにコートの裾をはさんであたふたしてる和音ちゃん、なんてドラマみたいなシーンもあり。
暴力団事務所らしき場所で、丹原さんを見つけます。
丹「ご安心ください。事件はまもなく解決します。犯人はコイツ川島組です」
九「あー・・・」
逮捕されて出てきた武井さん。
武「丹原さん、どういうつもりですか」
丹「自分の胸に聞け」
武井さんはつくもくんを見て「あんた・・・」と恨みたっぷり。
ふっふーと右上を見るつくもくんは左脳を働かせてるんでしょうか。
丹「連れて行け!」
九「あの、丹原さん」
武「どういうことになるかわかってんでしょうね」
九「丹原さん」
丹原さんは、つくもくんをうるせーっと払いますが。
つくもくんは、丹原さんの肩にチョコンと乗っかるようにかわいく、「丹原さん、違うんですよ、この人たち犯人じゃないんです」
丹「はぁ??」
九「えへ(笑)・・・いやーボク、すごい勘違いしてまして」
林「え、ちょっとぉ、何をいまさら」
丹原さんはりんだくんを跳ね飛ばし。
丹「勘違いって何だよぉ!オレあんたの言うこと信用してやったんだろ!」
九「はい」
丹「勘違いで済まされると思ってんのかぁ?!おぉ?おぃ!!」
九「次行きましょう!」
何言われても自分のペースに持っていけるつくもくんです。

頭を抱える丹原さんたちを車に乗せて走ります。逮捕状取ってやってたのに、つくもくんのひと言で逮捕やめちゃったってことはないと思うんですけど、現場指揮の丹原さんはつくもくんに連れられてるわけですね。
九「警察に間違えた情報を与えたいときってどうするのが一番いいと思いますか?警察にのこのこ出向いていって、これこれですって言っても誰も信じてくれないじゃないですか。だから、わざと与えたい情報は謎にしておいて、相手に解かせるんですよ」
そうやって自分で解いた情報は本物だと信じてしまいますから。二重にトラップがしかけられた爆弾と一緒です。
九「誰かに解除させることによって、本当の起爆装置のスイッチが入るっていう・・・」
林「土田が言ったことは、全部でたらめだってこと?」
九「そう!だから、あの金庫の指紋も、あの壁抜けも、僕たちに解かせたんですよ。彼の言葉を信じた僕もあなたも完全に捜査の方向を見誤ったっていう・・・」
林「じゃあ犯人はいったい誰なんですか」
丹原さんも無言でキッとつくもくんを睨みます。
九「(音声変換したような声で)すべての答えは最初の現場にあるんですよぉー」

はぁ?どういうこと?土田さんは何が嘘なの?金庫の指紋なんかもウソなの?武井とか川島組のことがウソで、全ては真犯人に頼まれたってことなの?

★つくもくん、謎を解く
第一現場での図形の謎。
ここに入ってきた人は、まず壁の大きな十字を見ます、そしてそれから小さな十字の組み合わせ図形を見る。
丹「それが何だよ?」
九「この順番こそが犯人の狙いだったんですよ」
丹「はぁ?」
九「先入観を与えたかったんですよ」
丹「はぁぁぁ?」イライラ最高潮の丹原さん。「かっ」りんだくんも苦笑。
九「カエルって10回言ってみてください」
丹「はぃ?」
九「お願いします」
丹「言わねぇよ」
九「お願いします」
丹「言いませんよ!絶対言わねぇよ」
九「せーの」と指を出すつくもくんに負けて、悔しくも言ってしまう丹原さん
丹「カエル!カエル!カエル!カエルカエルカエル、カエルカエル、カエル、カエル!何回言った?
林「いや・・」ぼこっ。「うっ」
丹「数えてろよっ!終わりましたよ、先生!」
九「え?何が?」
丹「カエルですよ、10回言い終わりましたよ」
九「大きなオタマジャクシは?」
丹「(笑)、カエルだろっ!」
九「ふふふ(笑)・・・ぶー。ハズレです」
林「大きなオタマジャクシは、オタマジャクシですよ」
九「ピンポーン!正解!」
丹「くっだらねぇー!!」顔ぶるぶるして怒り心頭な丹原さん。
九「いや、人間の脳にはプライミングと言って、前に見たこととかやったことによって次にやることが支配されてしまう性質があるんです。みなさんは、この図形を見たときに、犯人のメッセージじゃないか?何かのマークなんじゃないかって思ってしまった。
で、そのあとにこっちの図形を見た時に、これの本当の意味が分からなくなっちゃったんです」
この小さな図形のほうは被害者のダイイングメッセージ。追い詰められた被害者が、虫の息で書いたもの。犯人はここに貼られていたペイントをはがし、これに似た図形を壁に大きく残した。
九「これは図形でなくて、文字だったんです」
林「でもこれだけじゃわかりませんよ」
九「いや、大丈夫です、人間の脳ってのはとてもよくできてるんです」
部屋にあった観葉植物の葉っぱを1枚失敬して、被害者が書いた図形のところに貼ってあったペナントと同じように、図形に重ねてみると、そこにあらわれた文字は?
丹「土井?」
林「犯人は土井さんってことですか?」
九「はい」
丹「バカな!あの人は実際命を狙われた被害者だぞ!」
九「でも殺されてませんよ」
林「いや、でも。土井さんに犯行は不可能ですよ」
その日、秘書の小峰と一緒に津軽のさんじょがわら(?)に出張中だったというアリバイがあるんです。そうだそうだ、と言う二人。
九「あのー、何でお二人は土井さんのアリバイを聞いてるんですか?容疑者でもないのに」
丹「聞いたわけじゃねぇよ。向こうが自分で勝手に・・・?」
あ?あ?
林「わざわざアリバイがあるってことをオレたちに言いたかったってこと?」
九「たぶん。小峰さんが生きてる間に?」
丹「しかし、土井が犯人って証拠がないよこれだけじゃぁ!」
九「だったら土井さんの脳の中身を調べてみたらどうでしょうか。犯人かそうじゃないかを知ってるのは、なんといっても、本人の脳ですから」
自分の額をライトでぱーっと照らすつくもくん。
ね?ってにっこり。

★つくもくんは実験大好き
fMRIなる機械を手配させられた和音ちゃん。ここは科警研なんでしょうか?夜中に大変。
土井さんだっていきなり連れてこられて、拒否できると思うんですけど、ま、いいか。
なぜ犯人扱いされなければならないんだとお怒りの土井さん。それはごもっとも。
つくもくんはこの機械が使えるのが嬉しくてしょうがないって感じです。小走りに機械に寄っていってうわ♪って感じでスイッチオン。
九「人間っていうのはことばではウソをつけるんですが、脳ではウソはつけないんです。これから土井さんには事件の現場の写真を見てもらいます。で、もし一度見た場所があったら、脳の海馬傍回(カイバボウカイ)という場所が反応して、示すはずなんです」
土「そんなことで人を犯人かどうか判断しようっていうんですか」
そうだそうだ、そりゃ無茶だとは思いますがね。
和「九十九さん、まだそれは研究段階の話じゃないですか!」
林「そうですよ!それにそんな・・」
九「うわぁぁぁぁー!やぁー!」子供か(笑)!「あのぉ・・・・」ベッドに手をついて駄々をこねるおこちゃまになってます。「いいじゃないですか」足をぴょこって後ろにはね上げて。
九「やりましょうよ♪」やりたくてたまんなくて、身体全体で貧乏ゆすり状態のつくもくん。
あまりの様子に土井さんも折れます「いいでしょう」
やった♪って顔のつくもくん。
土「どんな結果が出るか私も楽しみです。そもそもこんな実験、何の意味ももたないんだってことをお忘れなく」
証拠能力なんてないんでしょうね、きっと。
そんなことどうでもいいつくもくん。やることだけが嬉しいのね。
九「じゃあ寝てください、ここから流れてくる映像を右でも左でもいいんで(器具でどっちかの目を隠すってことです)。はい、出ますよ」
とみんなを急かして部屋の外へ。
そしてワクワクしながら実験開始。現場写真を土井さんに見せて、脳の輪切り写真が瞬時に出て、解析して、海馬傍回が反応して赤くなれば記憶にあるってことです。
まず最初の殺人現場は反応しました。だって、被害者の家ですから、何度も行ったことがありますから。
そして第二現場の写真。あれ?こんな線路脇とかじゃなかったよ?
解析中、指を合わせてピラピラピラピラ。
土「見たことない場所ですね」ご本人は、本当にそう思ってラッキーだと思ったんでしょうね。
解析結果も同じで、赤くなりませんでした。
土「これでつまり、私が犯人じゃないってことが脳科学的にも証明されたってことですよね」
九「あっ、すいません。間違えてました。今見てもらった写真なんですけど、本間さんの殺害現場の写真じゃありませんでした。津軽のさんじょがわら駅の写真でした」
出張で行ってたという場所、今見たことない場所って言いましたよね?
九「土井さん?今自分のアリバイがでたらめだってことを自分で認めちゃったんですよ」
そりゃないよね、そこに行ったことがあってもたまたまその景色を見てないかもしれないじゃないですか。そりゃ反論できるぜ、土井さん。ま、いいけど。
土「私をはめたということか」
九「最初にボクたちをはめたのはあなたじゃないですか。犯行現場にあなたが犯人だと示す証拠はなにひとつ残っていませんでした。相当科学捜査に対して勉強なさったんですね。あなたは素晴らしい脳の持ち主です。ただ、脳はウソをつけなかったんです」
りんだくん、感激して拍手。「すっげぇ!すごいっすよ!」
丹原さんにどつかれて、土井さんを連れに行きます。
土「科学ってのはいいなぁ、先生。白か黒かで。オレがいたのは灰色の世界だった、善か悪か、どこまでいっても割り切れない」
丹「逮捕状、請求しろ」
こんなことで人の罪を暴くのは、つくもくんとしては、本当はやりたいことじゃないのかも?ってふと思いました。

土井が自供したってことを報告に来たりんだくん。
武井さんは、無関係で、川島組のことを調べてただけだと。
九「そうですかぁ?あの人はあの人なりにすごいこと抱えてそうな気がするんですけど、いつか調べてみたいですねぇー。彼の脳の中身を」
そして、武井さんが悪者らしき人から、お金らしき封筒を、受け取る映像が。
あぁ〜、これって映画でやるんでないの?木村vs海老蔵の映画。MR.BRAIN THE MOVIE・・気が早いっちゅうん(笑)。

★つくもくん、新任のごあいさつ
みんながリラックススペースで噂してる中、つくもくんは屋根の上みたいなところでアグネス・ラム鑑賞中。
生物屋さんがつくもくんの髪の毛を採取してDNAを調べてみたらかなり変わってるって。そういうの分かるんですかね。夏目さんの場合は3年以内にはげるって。それはDNA以前の問題じゃ?
「わかんないよん」ってごろんと寝ころんでるつくもくん。記憶喪失はないのかしら。九十九の過去っていうのも題材になりそうだし。
佐々部長は、つくもくんがこの組織に向いてるかどうかは?と疑問を呈しますが、科捜研・瀬田所長は、つくもくんをおもしろそうだと思ってます。城西支部の鍋島さんの位置ですね。

壁が崩れる事故にあって、前頭前野が損傷を受け、損傷を受けてない部分が異常に発達したつくもくん。まだ退院前、先生とゆっくり話をします。
IQテストや、図形テストなども常識を超えた数値で、すごい脳の持ち主になってしまったんです。
アグネス・ラムについて、事故の前に大好きだったみたいだけど今は全然興味がないってことが気になるのです
九「脳の中身が変わっても、前と同じ僕だと言えるんでしょうか」
先生「もちろんそうさ」
記憶もないのかしら。

所長が言うには、つくもくんは事故のあと大学に入り直して脳科学を勉強し、この5年の間に大変な業績を残した。「彼が一番知りたいのは自分自身のことなんだよ」

みんながつくもくんのことをあれこれ言うので、かばおうとする和音ちゃんですが、現場の一人の犯人を捕まえるより将来の100人を捕まえるような仕事をしろってことだと言われてしまいます。
学者だったらやることやれってことだよ、と言うちっちゃな夏目さんが立ちあがると、そこにつくもくん出現。持ってたバナナをそこに立ってた和音ちゃんにふんっと渡して。
つくもくんの胸にぶつかって抱かれちゃう感じになる夏目さん(笑)。
難「何か言いたいことでも?」
九「わからないんです、ボク。この人のどこがかわいいんでしょうか?」アグネスラムには許可取ってるんでしょうか(笑)。
九「人は何を見て可愛いと思い、何を見て守りたいと思うんでしょうか。何を見て腹立たしいと思い、何をみて壊したいと思うんでしょうか。僕は人間を知りたいんです。イエスキリストから切り裂きジャックまで!そのためには、彼らと向かい合わなければいけない。そのためには彼らを捕まえないといけない。みなさんは、何を知りたいんですか?ボクはそれも知りたいんです。そうだ」
和音に持ってもらってたバナナをドサっと置いて、「引っ越しそばの替わりです。イヒ(笑)。頭脳労働には当分が必要不可欠ですし。手が汚れませんから。気が効いてるでしょ。うふ♪」
両手の甲を重ねて、「バナナ。あっはっはっはっはっは(笑)!ヒ」
と去って行きます。
何だよあいつーって言われますが、和音ちゃんはあったかい目で見てくれてます。
そしてまたアグネス・ラムを見ながら「わからないっ!」って子供になってー身体ごとトントン跳ねたり。
こりゃ、受け入れてくれる日はそんなに近くはないと思われます。久利生くんとは違い、全くの変人ですからねー。
そして、来週のゲストもう刑を執行済みの死刑囚、ガクちゃんの声が。
直接のからみはなかったんですね。ちょっと残念。




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