おとうと


始まって10分弱。
鶴瓶さん演じるてつろうが、姪の披露宴に遅れてバタバタとホテルに到着し、階段を上がって行く途中で、ホテルマンを捕まえて披露宴の場所をたずねます。
そのホテルマンが中居さん。黒い上下で髪は真っ黒。オールバック風のきっちりな感じ。
てつ「おい、にいちゃん!小春はどこやねん?」(言葉は違いますけど)
ホテル「小春様とおっしゃいますと?」
てつ「ワイの姪やないかい!」
ホテル「失礼ですがどちら様でしょうか?」
てつ「小春のおじやないかいっ!わからんのかアホ!もうええわ、もう、帰って寝え!」(みたいな感じ)
慌ててバタバタと階段を上がっていくてつろうを見送るホテルマン。その様子を見ながら優しい顔でクスっと笑います。

そんだけ。でもすごく印象に残ります。
って、それを目的で見てるからですけどね。

エンドロールの名前は、ブラックバックで横書きで下から上に流れていくのですが、主要人物が終わって、その他大勢が左右2列でダーって流れていき、その最後にまん中に一人だけ「中居正広」。カッコ書きはありませんでした。中居さんの下は一瞬空白があり、またその他大勢の第2弾がダーって流れていく感じでした。


物語は、もう、ありきたりで、予告を見ただけで全てが想像できて、その想像の枠を1歩たりとも出ません。
人に迷惑をかけるだけの出来の悪い弟が、親戚みんなにうとまれているけど、お姉さんは叱ったり励ましたりしている。
そのうち行方が分からなくなり、再会した時は病気でもうあと少しの命。最期を看取ることとなる。それまでおじを嫌っていた姪も駆けつける、という話です。
鶴瓶さんが12キロ?15キロ?痩せたけど、全然そうは見えなかったので、もし減量してなかったら、どんだけおかしなことになってたんだ?と思うのでした。死ぬ場面は当然涙は出るのですけどね(笑)。
吉永小百合に関しては、不思議なぐらい綺麗だけど、演技はあれなので、どうもねー。私は好きではありませんので、あしからず。
正直、中居さんだけを見るために1800円は高いと思います。割引で見れてちょうど(笑)?

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