恋愛偏差値 第2章

 Party

<最終話> 02/08/22
顔を真っ黒にしてみんなと楽しく働いている様子の琴子を見て、ちょっと驚き、黙って帰る夏目くん。まぶしかったのでしょうか。
夏目の車のナンバーは「4649(よろしく)」(笑)。

通販会社に売り込むことを思いついて、知り合いの会社にお願いに行く琴子。ガラス工場社員も板についてきました。
病室の父を見て、父の元に戻るか、悩む夏目。高宮さんに相談したのか?と言うたまきさんは結構応援してくれてるのかも。わざわざ琴子にこないだ電話に出たのはウソだったと言いに来てくれました。
琴子はそれを聞いて夏目に会いに会社に行ってみるけど、やっぱり入れず帰ろうとしたとき、夏目が現れました。
お父さんの会社を継ぐ決心がつかない夏目は、琴子を誘ってみたのです。「一緒に闘ってみないか?」
すごいぞ。貿易会社に就職、そして恋人は社長の息子。そんな夢が一度にかなうようなこと、簡単には飛びつけません。
吾郎さまの黒目の大きさが際立ちます。常盤さんが黒目が小さいのでね。
「オレのそばで夢に近づいてみないか。」なんて言われたらもう二つ返事ですがな。
「考えてみてくれ。」優しいお顔だわー!

ガラス工場のみんなが一生懸命に頑張ってる姿を見て、このまま夏目の誘いに乗っていいのか悩む琴子。
夏目は、琴子には「会社を継ぐことにした。」と言ったけど、まだ決心がつかないでいました。
亜細亜商事のパンフレットには新体制として既に夏目勇作の名前が掲載されているのですが。

琴子のところには夏目から亜細亜商事のパーティーの招待状が届きます。『来てくれたら人事部長に紹介する。』
その日は来週の23日金曜日。
何がなんでも通販会社との契約をとろうと頑張って半ば強引に契約を決めてきた琴子。そして今日で工場をやめるのです。
琴子を気持ちよく送り出してくれる工場の仲間たち。でも夏目の誘いにそのまま乗るつもりもないようです。

夏目が1人で飲んでたことをAirのマスターに聞いた琴子。みんな悩んでるんだね。

風鈴イヤリングの通販の話はキャンセルになってしまい、工場の反抗期青年が琴子に何とかしてくれと言いにきました。もう関係ないから、とつれない琴子。
青年がそっと置いていくガラス工場の作業服。

パーティーが始まります。まだ決めかねている夏目を見て不安なたまきさん。
病気のお父さんも出席しました。「最後にお前のための時間が取ってある。」
「判っています。」
たまきが見かねて琴子に知らせます。「今日は彼にとってすごく大事な日なの。それだけあなたに伝えておかなくちゃと思って。」
街で風鈴イアリングをつけている浴衣の女の子を見つける琴子。そうなんだ、私が本当にやりたいことはこれだ。走る琴子。
だったらそのことを夏目に伝えて、彼にも本当にやりたいことをやってもらわないと。

やって来ない琴子。もう来ないのかな、と諦めつつある夏目。
夏目は、何もない薄暗い広いホールの隅っこでひとり、壁によりかかってポツーンとしゃがみこんでいました。捨てられた子犬のように儚い表情で。
そこにスーツに着替えた琴子が靴音を鳴らして走って来ます。
すごーくホッとした顔がすごーく可愛い夏目くん。
琴子はスーツでやってきたってことは「やっぱり、亜細亜商事に・・・」とまた茶化したような会話をしようとしたら、琴子に遮られます。
そうじゃない、「スーツはこれで着納め。」
夏目の誘いを断るというんですね、琴子さん。
中身が空っぽだと言われたけど、それが本当で、何もしてこなかったことをはっきり自覚したのは夏目のおかげ。だからこれからはちゃんと地に足をつけて生きていく。
「それにあなたが一緒に闘いたかったのは私じゃないでしょ。」
すごくホッとして安心した顔の夏目。これで決心がついたのでした。

パーティーでの夏目のスピーチ。
生い立ちが原因で、これまで反発してきたこと。でも、本当は父を支えていきたい。心のこもった素直な言葉が人々の心を打ちます。
「それに気づかせてくれたのは、とある女性との出会いでした。彼女は、僕のの大切な、たいせ・・・、大切な・・・友人です。」
よかったね。もう会わないのではなく、友達としてこれからも付き合っていくのね。
琴子にとっても本当に好きになったのかどうか判らないまま、夏目とは付きあえないし、これですごくいい友達関係になるかもしれないし、本当の恋人に進展するかもしれないし。
外に出て優しく見詰め合う2人の向こう側の空に花火が上がって、見上げる二人は思わず抱きしめ合うのです。
幸せに結ばれた2人ではないのに、見ててとても幸せな気持ちになるのです。
「早く戻って。大勢の人があなたを待ってる。」
「判った。琴子も、早く行きな。」きゃぁ〜、こんな言われ方してみたいわ。
行きかけて振り返った夏目。
「実はさ、オレの会社200億の負債抱えてんだよね。」
「え?」
「・・・・」ちょっといたずらっぽく笑う。
「・・・(笑)、もう騙されない(笑)。」
「だよな(笑)。じゃあな。」
「じゃあね。」
夏目の後姿を見つめる琴子でした。

本当に会社が数百億の負債を抱えていて、それを解消するべく方策を考えている夏目だけど、そのシーンは本編ではなくて、特典映像の未公開シーンにありました。これって結構重要ポイントだけど、負債が本当かウソかなんて関係ないんだってことですね。

大量の風鈴イアリングを前に落ち込む工場の人々。「無駄になってもうたかな。」
「無駄になんかさせません。」琴子が現れて言いました。
通販会社なんていくらでもあるんです、私が責任を持ってやりとげます。ここに就職させてください!

目の前に伸びた新しい道を歩き出すのです。琴子も夏目も。

<第3話> 02/08/15
本当は五島通商の社員じゃないんだと言う夏目。とまどう琴子。でもウソでした。
「失業してようがどんなバイトしてようが大した問題じゃないよ。」ジーッと見る目がすてきー。
「貿易の仕事が夢」だと言う琴子に、つれなく「そう。」と言ったものの、ちょっと心配そうな顔で琴子を見つめる夏目でした。

どんなビジネスクールに行ったらいいか夏目に相談しようと電話する琴子。
「何か用?」
「言うと思った。」
「何?」
この言い方が好き!
Airで同僚、細川さんと打ち合わせ中だった夏目くん。
昔、医学生の夏目を取り合ったふたりがまたもや夏目を巡って(笑)?
「結婚を前提に付き合ってるんじゃないの?あ、やぱりプロポーズされたんだ。」
「おい!」
「あれ、この人の18番。」
なんてことかしら!ショックの琴子さん。
でもクールな夏目くん。「約束してるわけじゃないから。」って。

ひとり帰っちゃう琴子。
「帰っちゃったわよ。彼女。」
「わかってるよ。」語尾が上がるのがいい感じ。
商社マンじゃないって言った時の琴子の反応を思い出してちょっと迷う夏目。

友だちのコンサートに誘われて、『彼女連れて来い、紹介できないのか。』と言われて「うるせーよ。」って言うのがちょっと新鮮。
琴子を誘ってから、想像どおり琴子が舞い上がって喜んだのが嬉しかったのか、電話を切って思わず笑っちゃう夏目。

ガラス工場では、風鈴イヤリングを4日で1000個作らねばならないことになった。

待ち合わせ。夏目くん、「こんばんは。」って首をちょっと傾げるのがとってもかわいいわー。ふっと笑うのもステキ。

友だちのコンサート。「一緒にやらないの?」
急がしくてできないと答えると。「下手?」って言われてるのがかわいい。
友だちに囲まれて、夏目のことを聞く琴子。
夏目はへそ曲がりで強がりで天の邪鬼でひねくれもの。父親は業界最大手の亜細亜商事の社長。
結婚願望が強くて、普通の家族に憧れてる。泣きたくても泣けなかったと言ってたとか、めちゃくちゃ寂しいんだ、とかいろんなことくっちゃべる友だち。
余計なことしゃべりすぎとちゃう?
夏目が始めて彼女を紹介したから?
でも授業参観にはいつもお手伝いさんが来てたって、大学の友だちなのになんで授業参観なんてこと知ってんだ?幼なじみなのか?

二人で歩くボードウォーク。
寂しかったら泣いちゃえばいいのに。誰かそばにいれば寂しさも半分になるのに。
「私じゃダメかな?半分にならないかな。」
と言う琴子を見つめる夏目、黒目がちな目がこぼれそうなくらい綺麗。
「半分にしてくれるかな。」きゃぁーーー!!綺麗ぃーー!こりゃそうでなくても惚れるわ。
琴子のほうからキスするのが素敵。思わず抱きしめる夏目。

友だちから『結婚したがってるって言っといたから。』と聞いて警戒する夏目。
琴子から電話がかかってきて、「就職活動しないでこのまま結婚でもいいかなと思ってない?」「アクセサリー扱いするのはやめて欲しい。」
「五島の社員じゃないって言ったとき動揺したろ?」
そんなに言わなくてもいいじゃないってくらい、自分からバリケードを張っていく夏目。
「全部打ちあけてくれて嬉しかったのに。あなたが心を開いてくれないとどうしようもない。」そりゃもっともな琴子。
でも携帯が切れる。突然圏外になって切れることってあるのかしら?

で、たまきに向かって「ちょっと付き合わない?」なんて。そんな素敵な顔で誘われたら誰も断りませんて。

待ったけどかかってこないから、電話した琴子。
出たのは水沢たまき。「彼は今シャワーあびてるけど。」
うわーー!マジですかぁ。
大ショーーック!でっも落ち込んでてもしっかりお化粧してるのね琴子さん。

公園の親子を見て微笑む夏目。お父さんに反抗してライバル会社に就職したときのことを思い出す。
「自分自身の力で生きていきたいと思います!」て言って飛び出したこと。前髪おろしてかわいいけど芝居が大袈裟でなかなかコントっぽい。

風鈴イアリングは今日が期限だったことを思い出す琴子。なけなしのお金でみんなに夜食を買って走る。
風鈴イヤリングが全部完成して琴子もやっと工場の一員になれた。本人それは望んでたわけじゃないけど嬉し涙。
琴子の涙に感動しちゃいましたわー。

たまきが電話に出たのは夏目に頼まれた芝居でした。「ああいうの勘弁かんべんしてよね。本気になりそうなのが怖いからって私にあんな芝居させて。」
何にもないと思ってたけど、そうかあ。そこまでやるか、夏目くん。

お父さんが倒れたという電話。「会社を継ぐ気はありません。」
屋上のヘリポートででたたずむ夏目くん、かっこいーい。何か思いついてどこかに・・・。
えー?ガラス工場に夏目くんが!

工場の仲間と屈託なく笑う琴子見つめる夏目。いいよなー。綺麗で可愛くていい子だから夏目みたいな素敵な人に好きになってもらえるんだよなやっぱり。

でもこのまま、うまくいくとは思えないんですけど・・・。



<第2話> 02/08/08
夏目勇作の名刺を見つめてる琴子さん。工場の雰囲気に慣れません。
デートは夏目に合わせてみせるものの何だか無理してる琴子さん。そんなこと全部お見通しって感じの夏目くん。
結婚を前提にって言ったことを聞かれると「冗談だよ。」
ショックを隠して強がりを言うの琴子さん。その強がりの琴子さんを可愛いと思った夏目くん、速攻ちゅーして速攻えっちだー。
でも朝には置き手紙を残してもういない。
細川さん、カッコイイ。「ネクタイ昨日と同じ。」

琴子が友だちとお茶してるのは「CANAL CAFE!」こんなところで直江先生を思い出させるとは(笑)!
夏目のことでボーっとしてミスした琴子さん。こんなとこやめてやるって感じ。
夏目の言ってた経済の本を買って読みながらバーで夏目を待ってみるけど現れない。工場もいたたまれない感じ。
でも従業員が倒れたことをきっかけにいろいろ話を聞いてしまった琴子さん。感情入ってしまいます。

亜細亜商事の社長がお父さん。夏目は社長の愛人の子どもらしい。
夏目に話を合わせた中で唯一知ってたのがブラームスのピアノ三重奏。メールしてそのことだけ夏目に伝えたら、気なった夏目から夜中の2時半に電話。
その曲の琴子の思い出話を聞いた夏目くんは、琴子のペースにはまってちょっと心を動かしてしまった。あわてて切ります。

工場のみんなのあったかい心でわだかまりが溶け、バイトを続けることになった琴子さん。
晴れ晴れとしてバーに行くと、全然期待してなかったのに夏目がいて「会いたかった。」なんていわれちゃう。
「好きだよ。」なんて平気な顔で言われて、夏目のことが全然わからず、本当のことを告白する琴子さん。
それでも好きだと言う夏目くん。カッコよくて捉えどころがなくて、もう吾郎さまの魅力満載。
きついことを言うと思えば、急に「好きだよ」とか「会いたかった」とかあんな瞳で見つめられて言われたら、ウソでもいいわって思っちゃうわ。
でも「僕も実は商社マンじゃない。」なんて言われるとドキっとしちゃう女心です。


<第1話> 02/08/01
あー夏目さんがたたずんでいるわー!超スマート!エリートごろちゃん。
夏目といえば5年くらい前に夏目という医学生と恋したなーと思い出してたかどうかは定かでないけど、こんな超エリートでカッコイイ男とお知り合いになれたら何かといいいかも。
狙ったわけじゃないけど丁度ぶつかってワインがこぼれちゃった。
「こういうパーティーははじめて?」
あーラッキ!っとしゃべる琴子さん。
でも夏目ってヤなヤツだった。
「男が目当てだったら他でやってくれないかな。そういうところじゃないから。」
「何それ?」ポンポン言う琴子さん。
「外見だけ装って中身空っぽだって触れ回ってんのに気付いてないみたいだから。」
アップの吾郎ちゃん、ステキー!
ジーッっと近づいて来て何かと思えば襟の後ろに値札が。「ついてるよ、値札。」
くわーっ!ついこないだまでヨイショしてた男とは思えないわー。
別のところで飲み物をこぼされてあたふたしてる琴子を見てフッと口元を斜めにして笑うのが、また意地悪気でよいわ!

失業した琴子がコンパニオンのバイトした別の会に出現した夏目。
あれ?って追いかけてる夏目くん。
琴子が住む町は代官山。吾郎ちゃんのお膝元だわ。バーに第1章の中谷美紀と篠涼がいる。こんな風ににシンクロするのね。
そしてスマート夏目が来た!いやーんカッコいい!
琴子に「ぬるま湯につかってきたような人が偉そうなこと言わないでよ。」と言われてもフッと薄く笑った感じがステキ。
でも最後にちょっと見せた寂しそうな顔がいいわー!

ガラス工場社長のぐっさん、素朴そのもの。夏目と好対照。

勤務中の夏目くんったらまた超クール。あー細川さんだ!5年前の夏目くんのときは同級生だったねー。
なんかワケがありそうな夏目くん。
ふと思い出す琴子のこと。

ガラス工場の社長さん守屋さん相手についグチをこぼして涙を見せちゃった琴子さん。あー守屋さん、落ちちゃうよ。
ここの川原は江戸川かな。直江先生の川に似てます。
ガラス工場でバイトすることになった琴子。

電話があって「夏目?」という琴子の声は昔に引き戻されたわ。
「後悔したんだ。ゴメン。」きゃあーー!
「オレと付き合ってみない?結婚を前提に。」きゃぁーーーステキなお顔ぉーーー!!


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