第4話 「主治医のミス」 01/02/04

<今日のあらすじ>
過労で倒れた倫子を自分の部屋に寝かせて、直江は病院へ。そこに、宇佐美繭子が病院を抜け出した先で倒れて救急車で運ばれてくる。彼女の秘密を守るために、嘘の会見を開くという直江。しかし直江と小橋の会話を聞いた次郎がお金ほしさに雑誌社に写真を売り、雑誌に載ってしまう。
窮地に立たされる直江にまた痛みが襲ってきた。
次郎は写真を売ったことを小橋にとがめられ自分のバカさかげんに自殺しようとするが、たまたま屋上にいた直江と、探していた小橋に助けられる。直江はそんなに簡単に死ねねぇんだと次郎を殴る。いつもと様子の違う直江に驚く倫子と小橋。
直江は患者を殴ったことで謹慎1週間を言い渡される。けれど倫子は、直江のおかげで立ち直れた繭子と次郎の伝言を直江に伝えに行く。
直江は普段の直江とは違い、自信のかけらもなく酒をあおるように飲んでいた。一度は追い返されたものの、心配になって戻ってきた倫子が見た直江は、ひとり涙し、消え入りそうな姿だった。思わず抱きしめ唇を重ねる・・・。

もう、あんたって人わ!ひとりでそんな顔して泣いてたら、そりゃ、誰だって抱きしめてよしよししてやって、もし許されるならちゅーもしてやるって。一気にヒロインの座を奪取か?!
ほんとうに!もっと顔映せやぁー!!って思うけど、想像力かきたてられて頭のなかでますます綺麗になる直江先生。はぁー。ため息。


<直江先生の大好きな夜景を見たのね、倫子ちゃん>
お約束のように倒れた倫子を自分の部屋に連れて帰った直江先生。ベッドに寝かせた時にはもう倫子は気がついて帰ると言ったけど、
「血色はよくなったな。多分疲れだろ。病院に行って来る。寝てろ。鍵は下のポストに入れといてくれればいい。」と言って出ていきました。
このときはエコーとフィルターのかかったような画で、感じよかった。気がついてから直江の部屋で、夜景に微笑むのは分かりますが、部屋の中を見ての、その笑いは何?好きな人の部屋を初めて見て、こんな部屋なんだぁーって感じ?と善意に解釈しよう。
でもそこにピンポーン。あら直江先生帰ってきたのかしらん?ってウキってする倫子だけど、外に立ってたのは院長の娘の三樹子!ガーン!そうだったのね・・・な倫子。

<院長に負けてない>
宇佐美繭子の特別室で院長と小橋に文句言われてた直江先生に繭子が救急車で運ばれると連絡がある。院長とのやりとり。
院長「そんなに彼女を受け入れたいですか。」
直江「拒む理由がないだけです。」
このあとの見つめ合い。5秒?津川さんに全然負けてなかった!ホント。贔屓目なしでそう思う。あ、贔屓目ないわけないか(笑)
院長「外科医なら誰でも処置ぐらいはできるはずです。問題はその後です。お手並み拝見してますよ。」
直江はきりっとした顔で無言で出ていきました。かっちょイーイ!

<その目が刺すのよ>
救急車が来て「直接オペ室へ運んでくれ!」でちょっと噛んだっしょ?(笑)
ちょっとおたおたして「急げ!」なんてのがかわいいわ。いや、かわいいっていうところじゃないけどね。
マスコミにかこまれて睨んで何か言うかと思いきや、威嚇しただけでドア中に隠れるように飛び込んでしまいました。その入り方がまたなんかこそって感じでさっきの睨んだ顔とのギャップがちょっとおかしかったのよ。
マネージャーに「死んだりしませんよね」って言われたときも睨むだけ。本当にしゃべらない人。
「絶対に助けて」って血だらけの手で腕をつかまれる直江先生、「わかった。」ってかっこよく言った。「移すぞ。1,2の3!」が妙にツボにはまっています。なんでかなー。私も移してって感じかしら。(←あほ)
そして手術。「始めます。クーパ(?器具の名前わからない)」そして。その目!青いマスクの上で、ぎっと開いて、ちょっとやそっとのものなら貫通しそうな視線!ぎゃぁーーー!それは何?誰の趣味?監督?脚本家?
だって自分でおっしゃるとおり中居さんのチャームポーントは笑顔と目。笑顔が使えないのだから目しかない!ありがとう!

<あくまで強気>
終わってマスクをはずしながら歩いていると倫子がバタバタと来ました。
「もうだいじょぶだ。君は大丈夫なのか。」ってしゃべって、家の鍵を返すところを三樹子さんが見ちゃったのです。やっばー。
三樹子が出てきて「直江先生、院長が今後の対策を相談したいそうです。」と言い、わかった、と直江が行ったあと、倫子に「あなたもね。」え?あなたも、直江先生を?って言うのかと思いました。そりゃ、考え過ぎか。

院長室で偉そうに座ってる直江先生。大腸下腹部のケイシツ炎?で入院したということにしようと直江が。院長にお任せされちゃう直江先生。

直江に追っかけて来て文句言う小橋先生。
医局で白衣脱いで背広着ながら、「御心配いただいてありがとうございます」あーこれも滑舌わりぃー(笑)
「でも彼女は僕の患者です。口出ししないでください。宇佐美繭子はけいしつえんです。主治医の僕がいってるんだから間違いありません。失礼します。」とりつく島なし。
玄関でたむろするマスコミの横をタバコに火をつけて歩く姿が決まってるぅー。たばこ吸うシーンが減ったなぁ。1回目すごかったもんね。

朝のワイドショーに映った直江先生に倫子のお母さんは「カッコイイじゃない。なんて先生?独身?」ってすっごい普通。職務上知り得た秘密は家族にも言わないのね。ちゃんとした看護婦さんだね。

会見場に最後に現れる直江先生。あくまでえらそう。前から入院してたんですといきなり言って私個人の責任ですって言い張ります。結果はよかったものの、「今後表にたってもらうのは小橋先生に」という院長、なに考えてんだか。
手の甲に自分で傷をつけるなんてすっごい展開。やっぱりウルトラマンの娘だけのことはある(笑)
看護婦の間で直江人気急上昇。かっこよかった、秘密が似合う男って感じ。直江に呼ばれて行く倫子に小夜子が嫉妬心めらめら。
繭子の傷を治療する時の逆光がまた良くって!

<また激痛が!>
次郎がこっそり撮った腹から出血してる写真を雑誌に売り、それがもうその日の夕方に出て病院の玄関が大騒ぎ。
院長室でぶつくさ言われてるとまた痛みが!うっという表情、したたる汗、脇腹のところを押さえる手、そしてその手をもう片方の手が押さえ込むようにして組む、歯を食いしばった顔・・・。
「自分の名誉を守ることがいけないことですか。生きてることにプライドを持ちそれに執着することがいけないことですか。私はいきることに鬼のようになれる彼女を美しいとさえ思い、尊敬しています、仕事がありますんで失礼します。」
愛の力は強いって、また院長・・・何言ってんの?
いつもの渡り廊下をはぁはぁいいながら早足で歩く先生。誰もいない会議室で注射を打つっんです。うぅー!あぁぁ直江先生!どきどきするよー!!

<屋上の寸劇>
小橋先生に怒られた次郎くんは屋上で自殺しようと?何でそれくらいのことでって思うけど。ま、いいか、
痛みがおさまった直江先生は屋上でタバコふかしながら、そんな次郎くんを見てました。小橋先生と倫子が探しに来て、ごちゃごちゃやってるうちに手摺りの外に出ちゃう次郎。
はーんって感じで見てる直江、関係ないもーんって行っちゃったと思ったら、なんと手摺りの外を横からすたすた歩いて来るじゃないですか。興奮した次郎が足を滑らせて!そりゃ落ちたよ普通は。でもこんなことろは昔ながらのドラマのパターンをしっかり踏襲する東芝日曜劇場。次郎の片手をしっかり掴んでいる直江先生なのでした(笑)
小橋先生ももう片方の手を掴んで、でも直江先生はそのままひっぱりあげてはくれません。でも小橋先生に言われてひっぱりあげてやりました。
直江は次郎に怒り爆発。「人間なあ!そんな簡単に死ねねぇんだよ!死ねねぇんだよぉ!」と5、6発殴ります。小橋先生に引き裂かれてそこにへなへなっと座り込んじゃう直江先生。心配そうに見つめる倫子。手摺りにもたれて肩で息をしている。
その小橋先生と次郎のシーンは、感動の場面なんだろうけど、えらい長く感じて、直江先生はー??こらぁー!はよ映せぇー!といらいらしてる自分でした。直江先生はよっこらしょっと立ち上がってゆっくりなんかよたよたと歩いて行きました。

<なんかかわいいじょー>
院長に謹慎1週間を言い渡される直江先生。三樹子も厳しすぎるとお父さんに言い寄るが、直江先生は男としては魅力があるが結婚するなら小橋先生がいいという院長。

いつもの渡り廊下で待ってた倫子。先生が二人揃って歩いて来て、「あの、だいじょぶでした?」と聞きました。それに返事をする直江先生の表情、10回は巻き戻したで!ふっと眉を上げて(別に。心配ないよ)って感じでちょっと首を振り、すこーし笑って目を伏せた顔!またこれが!きゅーんってなもんで、倫子ちゃんこれにクラーっとこないわけないわな。廊下の鏡に映った自分をちらっと見た顔がまた良くって!

翌日次郎くんは、「直江先生にもう死のうなんて思わないからと伝えて」と言って、田舎に帰りました。女子アナの方がきついもんねぇ(笑)

<後頭部だって絵になるの!>
いつもの堤防から見えるそのマンションが直江先生のマンションね!
倫子ちゃん、ちゃんと部屋に入れてもらってるじゃない。直江先生はいつものように夕焼けの外をみながら酒を飲んでいる。ずーっとバックショット。「で?何のようだ。」
宇佐美さんと次郎からの伝言を伝えても直江は「そんなつまんないことでわざわざ来たのか」なんて言うから、倫子ちゃんはお酒のボトルをを取り上げてつい告白してしまいます。どうしちゃったんですか先生。こんなの先生じゃない!最初はびっくりしたけど、石倉さんのこととか宇佐美さんのこととかちゃんと考えている先生をすごいって思って、尊敬してたのに。こんなの本当の先生じゃない!
「君が僕の何を知ってるって言うんだ。」
そう言われちゃ何もいえないけど、こんな飲み方はやめてって言ってると
「帰れ。帰れって言ってるだろ。」
「三樹子さんだったら先生のこと助けられるんですか。・・・」
「帰れ」
たばこを持った手で額を触って、前に上半身を倒してうなだれる・・・。もうこの間1回も顔が映らない。夕焼けの逆光の斜め後ろから。顔見せないのは狙い?いらいらさせる手?それとも「中居くん」キャラを捨てきれないワガママな視聴者が結構いるからなぁ。そこ考えちゃったかなぁ。考えすぎでしょうか。

<そして、真のヒロインの座は直江先生に!>
でも倫子は心配になって戻ってきました。
さっきの椅子には直江は座ってなくて、床に座りベッドに顔を埋めるように座っていました。
おそるおそる近寄る倫子「先生・・?」
「何で戻ってきた?」
「先生が、消えちゃいそうな気がして。」
顔を少し上げて親指で涙をぬぐうような仕草をする直江先生。
倫子は思わず直江の前に回り込んで座り、「先生?」
ゆっくりを顔をあげた直江の睫毛はたっぷり濡れて、頬には涙のあとが。前髪は下りてるし!!いやーん!
そんな直江先生の頬を指で拭ってあげるの。そして弱々しいかわいいこんな男をたまらず抱きしめてあげるの。そして、少しだけ視線を上げた彼を見て唇の端っこにちゅーしてあげるの!
きゅきゅきゅーーーーーーんとなっちゃったよ。久々のきゅーんだったわ。このシーンは、竹内結子ちゃんの表情がとてもよかったです。いつものオーバーな感じがなくて、雰囲気よかったよぉー。中居さんはほとんど顔は見えないのに、睫毛だけで芝居できてました!キャッチフレーズ、睫毛だけで芝居をする男!(笑)

来週も、前髪おろしパターンが!前髪おろしてても直江になってるよねー。ね♪

第5話 「禁じられた薬」 01/02/11

<今日のあらすじ>
倫子は直江が見せた涙が忘れられず直江に対する気持ちが募るばかり。直江はそんな倫子の気持ちを感じつつも、あくまで拒絶する。
小橋との結婚話が浮上して複雑な三樹子。
直江は謹慎が解け、病院に戻るが石倉の衰弱が始まっており、国保ではもう使えない薬を、ほかの患者の名前を借りて使うことを小橋を説得して使うことにした。
みじかー(笑)!

<あくまで拒絶>
ちゅーされるけど、離れてはぁはぁ息してる直江先生。
倒れそうになった直江を思わず抱きしめる倫子。「私がそばにいます。だから。」
離れる直江先生「俺を助けようなんて思うな。」
「何があったんですか?」
「もう帰れ。出て行け!」と倫子を押す。
ちょっと押されたくらいではへこたれない倫子。もう一回「何があったんですか。」
「関係ない。」夕焼けにそまる頬、きれー。向こうを向いてしまいます。
「帰れ!」ベッドに力なく座って上を向いて目を閉じて、深いため息の直江先生。壁の絵の支笏湖・・・。支笏湖って死骨湖ってことなんだって。

<頑張る倫子>
河原で一人で歌歌ってるのはどうかと思うよ倫子ちゃん。後ろ姿が直江に似てる人がボートこいでて「直江先生?」って思っちゃいます。
そして河原で何か見つけました。
そして直江先生のマンションを見る。そのまま帰ると思ったらちゃっかりまた行っちゃう倫子。積極的!
ドアをあけて倫子を見る目が潤んできれいです。
「何?」
「昨日のこと、先生も何かあったんでしょうけど、私もいろいろあって、混乱していて失礼しました。用件は以上です。」
たばこ吸って、向こうのソファーにすわる直江。
「わかった。」と言ったそのテーブルにはお酒と山盛りの灰皿が。
「あの、あともういっこだけ。どこか具合が悪いとかそうゆうことあるんですか。」
「いや。忘れようお互い。」
「はい。じゃあ。」
「石倉さん変わりないか。」
「調子いいみたいです。すごく寂しがっています。」
ん?と倫子を見る直江の表情がやさしい。
あ、と気がついて「石倉さん・・」と言って本当は私もさびしいのと言いたげな倫子ちゃん。
タバコを消して立ち上がって、「今の状態は一時的なものだ。気をつけといてくれ。」
「じゃあ」と帰りかけてポケットから手袋を出す時に何かを床に落とす倫子。わざと??
「あは!これさっき河原で見つけたボートです。」ん?私にはUFOに見えますが。でもそれ見つめる直江ったら!綺麗なのぉー!そこに「♪あなたの瞳に映る哀しみのワケを教えて・・・」うわー、ぴったりくる歌だぁー。
それをテーブルに置いて帰る倫子。見送る寂しげな直江先生。思いを残しながら帰っていく倫子。
冷蔵庫からビールを出してプシュっと開けながらちょっと気にしつつもテーブルのUFOはそのままに、ソファーに座り天を仰ぐ直江先生。。あー横顔の綺麗なEライン何とかって宮沢りえが賞とったやつ、あれ中居さんならとれそうだわよねー!

<帰らないでくれ。>
直江先生はに見てもらわないとどうも調子がねぇって言う石倉さん。どっか悪いところが出たかねって聞く石倉さんにちょっとオジっとする倫子そりゃあかんろう。小橋先生が来てその場はセーフだったけど。

小夜子がマンションに薬を持ってくる。
「来週もう一箱ほしい。」と寝室の机の引き出しにしまいながら言う直江先生。
「だけどこの薬は2週間ごとって言う約束・・」
「君に迷惑はかけない。」
「だけどこれは治験薬ですから私も詳しく・・・」
「データはちゃんと渡してる。問題ないはずだ。」小夜子の前を通り過ぎテーブルのお酒を手に取る。
「できるかどうかやってみますけど。」
そのときテーブルにそのままになっていたあのUFOを見つけてしまう直江先生。
「じゃあ私・・そろそろ・・」
「飲んで行かないのか。」
「ごめんなさい。今日はもう行かないと。」
と言われるとさっとテーブルにビンとグラスを置いて、小夜子の腕を掴んで振り返らせる直江。「帰らないでくれ。」と言った顔が紫の逆光でまた綺麗です。
「先生・・・。」そして引っ張られていっちゃう小夜子。テーブルのお酒とグラスとUFOの向こうに、コートが落ちてスリッパの音だけ残してチョン!
それだけなんだもん!なんだぁー!つまんなーい(笑)!野獣のような直江先生が見たいのにぃー!ダメ?でもそれ見れたら想像して自分をそのシーンに置き換えられるよぉー。それでもだめ?ダメかぁー。やっぱり。

<謹慎明けて>
次の日は謹慎明けた直江先生。石倉さんのハーモニカを窓の外を見ながら聞いてるふり(笑)。だって魂抜けてんだもん。突然むせる石倉さんに「だいじょぶですか。咳が出ますからしゃべらないで。横になりましょう。」ってすっごい優しい顔なのよ。布団着せてるのなんて中居パパみたい。
調子が出ないっていう石倉さんに「いいですよ。また今度聞かせてください。」
石倉さんの病室から出てきてポケットに手を入れながら後ろ体重ですっとたちどまり、倫子がドアを閉めるとすたすたとこっちに歩き出してきたのもなんかステキ。

院長室では小橋先生が院長に三樹子さんとの結婚話を持ちかけられていると、直江先生が入ってくる。小橋先生とすれ違うときに軽く会釈。
「今日から勤務にもどります。」
「頭の方は冷えましたか。また暴力沙汰があれば謹慎だけではすまなくなります。」
「はい。」まぁ、素直!
「あなたのような優秀な医者は失いたくないので御自覚のほどをよろしく。」と言われてると三樹子が入って来ます。
「あら、直江先生おはようございます。そう言えば今日からでしたね。」
「はい。」
娘のようすをちらっと見て意地悪院長は三樹子に、小橋先生に結婚のことを話したよと言います。何もそんなこと今!と三樹子が言うと、
「直江先生は大丈夫だ。こんなことをべらべらしゃべるようなお人じゃない。」
無関心な顔で何かの資料を見ていた直江先生。「どうぞ御心配なく」って出ていこうとする。
院長はだめ押し。「ゆくゆくは小橋先生が院長、直江先生が看板外科医として最強のタッグを組んでいただければ安心して老後を過ごせるというものです。」
そんなこと勝手に言ってろ、俺には関係ないよーんなしわを眉間に作って出ていきます。

<石倉さんに手だてを>
ナースステーションで、倫子に指示を出した直江先生に小橋先生が石倉さんのことを相談します。国民健康保険で使えるアルブミンの量はいっぱいなのでほかの方法を考える必要があると言う小橋先生に、「アルブミンで対応します。病院にアルブミンがないわけじゃないんです。あるものは使えばいいじゃないですか。」と言い切る直江先生かっこいいー。
おい、そこの看護婦達!「対立する美しき外科医」って。んーー?小橋先生美しいかい?まいいや。

屋上のベンチで寝っころがってタバコを吹かしている直江先生!白衣だけだと寒いだろうなぁー。かわいそー・・・。
「直江先生。」
頭をちょっと起こして見るとまた倫子。なんだまたお前か、な顔で頭を下ろす直江先生。
石倉さんの奥さんから連絡で今日は都合がつかないと言うだけ。
「わかった。」倫子が帰りかけたとき「ちょっと待って。」振り向いた倫子がふわっとした笑顔。あー呼び止められて嬉しいんだなぁ「え?何何?今呼んでくれたわね」って感じ。でも仕事の話。
「今入院している患者で生活保護を受けている人いるか?」小橋先生のところにひとりいると聞くと「そう。」と横向いてまたタバコに火をつける直江先生。なーんだがっかり。
「あの、たばこ吸いすぎなんじゃないですか。」
「ふー、もう戻っていいぞ。」余計なお世話だ。
「先生って大人なんですね、全然平気そうな顔して、私、先生と会うときどんな顔したらいいのかって不安で、なのに先生ったらまるで何もなかったみたいな顔して。」
「何もなかったんだ。」
「そうやって感情とか押し殺して無理してるから時々あんなに苦しそうなことに。」
「忘れることにしたんじゃないのか。」
「でも先生の涙は忘れられません。」その時向こうで三樹子が聞いている!先生の涙?なんですとぉー?!
「言ったことに責任もてないってことは大人じゃないってことだ。」
「自分にウソをつくのが大人だったら、私は大人じゃなくていいです。」
そんな倫子を置いて階段に通じるドアに向かうとドアがすーっと閉まっていく。開けるとそこには三樹子が。
「ケンカ?仲がいいのね。ね、今夜なんだけどさ。」
「当直だ。」かっくいーい!あーあの女のせいだーってギロンと屋上の方を見る三樹子。三樹子も可哀相な人。
倫子は仏頂面でさっき直江先生が寝てたベンチに寝る。こりゃぁ仕事さぼるなぁ!直江先生の指定席に寝ちゃってぇー。

<今日、2回目の肩すかし>
直江先生を諦めたか、三樹子は小橋先生とデート。
亜紀子は小橋先生のために作ったチョコレートをもういいから食べてっていう。小橋先生と美紀子さんが今日も結婚の打合せしてるみたいだしってどっからその情報を仕入れたか?おそるべし看護婦たちの情報網(笑)。え?三樹子さん・・・直江先生じゃなかったのか・・・と思う倫子。
すっごくうまくこれできたんだもんって言う亜紀子ちゃんのかわいらしいこと!チョコ割りおいしいか?
小橋先生が三樹子と別れたところはアニヴェルセル表参道だ。
倫子って絶対おかしい!そんなところに座って歌歌ってるのおかしいよ。お母さんが「テレビ写りのカッコイイ直江先生?」なんて言ったら「ううん、実物はもっといいのよ」って言ってやんなくちゃぁー!

当直の直江先生はまたレントゲンを見てたのでしょうか。くわえたタバコの灰がもう落っこちそうで。そこにドアのノックの音。慌ててタバコを消して(そんなに急いでよくあの灰が落ちなかったもんだ)、レントゲン写真を引き出しに入れて鍵をしめます。
「だれ?」入ってきたのは三樹子。
「こんばんは。」
「いいのか、こんなとこ来てて。小橋先生と結婚するんだろ。」
後ろ手に鍵しめちゃう三樹子!すごい!タバコにジュポッと火をつける直江の前に立って
「気になる?小橋先生と私のこと。」
「そっちが気になるなら帰れ。」すると三樹子ったらタバコをさっと取り上げて消し、直江先生の前にしゃがんで・・・・えーーーそんなところでぇー??と思ったらまたチョン切れる!こっらぁー!今度は襲われる直江先生を見れると思ったのにぃー!私は欲求大不満(笑)!

<死に方の問題なんです>
翌日直江先生を捜してる倫子。えーー?あのまま二人で医局でにこもりっきりぃー?って思ったら違いました。直江先生ったらまたレントゲン。
自分の病院で撮ってるのか。そのレントゲン技師はよっぽど信頼できる人?口止め料を相当渡してる?
ちょっとぉーレントゲン撮るんなら上半身くらい見せてくれたってぇー!もうすっかり白衣まで着て聴診器を首にかけてるところなんて!え?だめ?先週の久利生くんのお風呂シーンのごとくサービスショットと言われるから?へへ、失礼しました(笑)。
で、レントゲン写真を受け取って「どうも。」そのFの字はどういう意味が・・・?
探しあてた倫子に「石倉さんが。」と言われ急ぐ直江先生。
「風邪のようですね」ってごまかす直江先生。廊下に出てきてすたすたと行きかけて、あ!レントゲン写真忘れた!って振り向くと倫子が「これ、お忘れです」って持って出て来ました。さりげなく受け取ってアルブミンの用意をしといてくれって言います。
でももう出せないんじゃ?と言う倫子の手首をさっと掴む直江先生。石倉さんの奥さんが出てきたから黙らせたんですね。
「どうしました?何か?」
うちの人は本当に風邪でしょうかって心配する奥さんに「いい薬がありますから大丈夫です。」
でも治療費がかかるとと言うので、「心配いりません。今までとおなじ支払いですむ治療ですから。」とやさしく言う直江先生。
さっきつかまれた手首の感触を確かめる倫子ちゃん。うわーそこ私にも触らせてよぉー!

石倉さんに出せない分を小橋先生の生活保護を受けている患者の名前を借りて出したいと言う直江先生。「今アルブミンを補充しなければ石倉さんの寿命を縮めることになる。」
「でもそういうやり方ってますいんじゃないですか」っていきなり出てきたやつは誰?取って付けたように出てきてびっくりしたー。外科が二人だけじゃおかしいとの意見でもあったか?人の命がかかってると言われすごすご引き下がるそいつ(笑)
「でもやっぱり乱暴じゃないかな」って奥の方へ行ってしまう小橋先生を追いかけて直江先生は語ります。
「そうでしょうか。石倉さん御夫婦は一生懸命働いてきた。今も奥さんは入院費を払うために働いているんです。保険料を払い続けて来た石倉さんに1ヶ月にたった6本分のアルブミンで納得しろと言うんですか?」
「アルブミンにこだわるのもわかりますが・・・」
「アルブミンがあれば石倉さんは生きられる。生きられる道がある以上死なせるわけにはいかない。」
「告知もせず、うその手術をしてその上保険のルールを破るのは・・・」
「たとえ告知をしていたとしても、あの手術をしていなかったとしても私は同じことをしていました。これは生き方ではなく死に方の問題だからです。石倉さんが自分の死を感じたときに、自分の命のためにどれだけの手がつくされたか知ることが大事なんです。そこで初めて人は死を納得しようとするんです。どうかお願いします。」
真摯に頭を下げる直江に「わかりました。院長には報告せずあなたと僕の間だけということであれば。」と言ってくれる小橋先生。
直江先生は自分の死を納得してるというんでしょうか?手も尽くしてないのに納得してるのでしょうか?直江先生・・・。

<アルブミン効果?>
今日は三樹子の身体の悪いママも出てきて小橋先生とお食事の予定。「それでママもあんな風に・・・」って気になるぅー。どんな風になってしまったの?
これがアルブミン効果でしょうか。少し楽になったぁーと言う石倉さん。
春になったらタンポポの土手で吹きたいなーってハーモニカを手に取る石倉さんを見つめる直江先生。かなしげー。
廊下を歩く直江先生に指示を受けるも動揺して返事もできず何かを落としてしまう倫子。振り返ってどうした?って聞く直江先生。
窓の方に向かって「石倉さんを連れてってあげたいです。たんぽぽの咲く土手に。」と言う倫子。それを見た直江先生はふっと動いたので、またクールに去って行ったと思いきや、そこにいて同じように窓の外を見ながら「そうだな。」なんて言うから倫子も私もびっくり!思わず、今そうだなって言った?と直江先生の顔を見ちゃいます。「行けるといいな。」あらほんとに言ってるわ。「えぇ。」

<苦しむ直江先生と切ない倫子>
倫子が土手でタンポポを探してる頃、また苦しんでいる直江先生。X線写真が散らばり、注射器やらチューブが散らばっている床。ベッドでうつぶせに大の字になって荒い息をしていると、勢いよくがばっと仰向けになり心臓の辺りを押さえてはぁはぁ言ってる!ぎゃーすっきー!このひっくり返り方!苦しみ方もいろいろバリエーションつけないといけないので大変(笑)!
ベッドに寝ている頭の横にはあのガラスのUFOが。見つめる直江先生。
倫子はボートに乗って寝てみると、直江先生を思って切なくて切なくて泣いてしまうのです。
直江先生は暗くなった部屋でそのUFOを持って指で縁をなぞったりしてました。そして床にごろんと寝転がって苦しげな顔をすると、思いを断ち切るようにUFOを床に放り投げて起きあがるのです。そしていきなりCDをかけたと思ったら注射器などを乱暴に片づけ、X線写真を封筒にしまいクローゼットを開けて、黒い洋服をかきわけかきわけして、出てきたその下にはなんとどっさりの同じ様な封筒が。そう、Fの字が書かれた封筒がたくさーん。それ全部自分の?Fは直江の「な」?そこに持ってた封筒をしまってため息つくと、玄関のチャイムが。封筒軍団に御丁寧に黒い布までかけて洋服を元に戻して出ていきます。玄関ホールの灯りをつけてドアを開けるとまた倫子!あぁちょっと来すぎじゃないっすか?そんなに頻繁に行っちゃ鬱陶しがられるよ。倫子を見つめる直江先生の目はとってもキラキラして綺麗だけども。

<倫子の告白>
「ボートに乗ってきました。」と語る倫子。水も空も近かったけど一人だったから寂しかった。先生が一緒にいてくれたらよかったのに。見えるものが違うなら教えて欲しい。先生が何を感じてるのか知りたい・・・。
語る倫子の背中をじっと見つめていたけど、直江先生は冷たく「何を勘違いしてるんだ。」
「先生のそばにいたいんです。先生が苦しいときも悲しいときも一緒にいられればいいんです。この気持ちにはうそはつきたくないんです。」
「そんなこと言われて俺が喜ぶとでも思ったか。言いたいことはそれだけか。」
さっき放り投げたUFOを拾う倫子。「それ持って帰ってくれ。迷惑なんだ。俺は君が思ってるような男じゃない。」じゃぁ、あなたはどんな男なんですかぁー?
倫子の腕をつかんでリビングのドアの外に追い出して、「もう二度とここへは来るな。わかったな。」と言い放ち、すたすた行ってしまう直江先生。
そこに座り込んで涙する倫子。
外を見ながらたばこを吸う直江先生。その後ろ姿が切なくて・・・・。

あぁごめんなさい。今日はいまいち倫子ちゃんに感情移入できなかったですぅ。どっちかというと三樹子さんの気持ちの方が複雑で辛くて。
でも倫子がボートの中でひとり涙をこらえるシーンはぐぐっときました。
直江先生は、どれも美しいんだけども、ベッドで苦しんでごろんと仰向けになるところが今日のイチ押し!今日はちと欲求不満ですねん・・・(笑)

第6話 「愛がかなう日」 01/02/18

<今日のあらすじ>
直江から拒絶された倫子はショックを受ける。
小橋は三樹子との結婚話を断り大学病院に戻りたいと院長に言う。院長は、結婚のことは諦めたが病院に残ってくれるようにと頼む。
直江から冷たくされた三樹子は原因が倫子にあると考え、倫子を呼び出し釘を刺す。
石倉が痰を詰まらせあぶない状態になったが直江の必死の処置で助かる。小橋は直江の奥の優しさに気づき、倫子は冷たくされてもついていくと決心する。
直江の病気のことを知る七瀬が直江に会いに来た。直江の頑なまでの医者として生き続けようとする態度に辛い思いの七瀬。直江も七瀬のあたたかい思いやりに涙する。
石倉のためにタンポポを探す倫子の前に、ボートに乗った直江が現れる。タンポポを見つけて喜ぶ倫子の明るさに、直江は思わず倫子を抱きしめるのだった。

<今日は最初からとばしてくれるぜ!>
倫子を追い返して、部屋にひとりでたばこをくゆらす直江先生。玄関のチャイムに振り返る目!き、き、きれいだぁーー!!
三樹子を追い返す。「君とはもう終わりだ。愛してるから抱いてたわけじゃない。」すごいで、その台詞!でも全然イヤなヤツ加減が出ないのよ。喜ぶべきか悲しむべきかわかんないけども。

FのX線写真を見る直江先生。その写真越しの顔がまたステキぃー!!全部床にばらまいてその上にひざまずき倒れ込む。その視線の先にはあの倫子の持ってきたUFOが。
うわーーーうつくしー!今日は最初からサービスショットぉー!

<みんなふっちゃう直江先生>
三樹子さんはわざわざ倫子を呼びだしてしまう。「あなたにはムリよあの人は。」って言われて複雑な顔の倫子。「そんなこと言われなくてもわかってるわよ!」って感じなのね。

院長から、これからもよろしくと言われてるのに仕事しながらつっけんどんに返事する直江先生のかっこいいこと!

直江先生は小夜子とも精算しようとする。「もうマンションには来なくていい。」
「つまり薬だけ運べってことですか。」
「ああ。」
いいけど条件があるって小夜子。この薬を使っている患者の名前を教えてください、ふられたうえにリスクだけ背負わされたら割に合わないから。どうなんでしょう。小夜子の直江に対する気持ちはいまひとつわかりません。
その患者の名前は「外来に来ている七瀬たかひろだ。」
その七瀬が直江を訪ねてきた。
帰る直江は夜勤出勤の倫子と会う。すれ違ってから「あのぉー!そうじゃなくて、つまり、あたしは大丈夫です!」イイ感じ。今日は倫子イイ感じだわ。
七瀬に会った時の明るい笑顔は直江として始めて見せる顔でした。

<直江の秘密>
マンションの部屋で、コーヒーを飲みながら語る二人。「田舎から息子に会いに出て来たみたいだな。」な七瀬先生。
「相変わらず身体のことは誰にも言っとらんのか。」
Fは七瀬のFでした。病状を説明する直江の話し方はあまりにも人ごとって感じ。研究発表を聞いてる感じに、七瀬もそれがよけい辛い。
「しかたありません、医者も病気になります。」
かかってきた電話を無視する直江を見てやりきれない思いになる七瀬。電話をかけてる三樹子のつらさも痛い。
淡々と説明する直江に、一緒に長野に戻ろうと言う七瀬。
「でもまだここでやるべきことがあります。この残された時間を納得して過ごしたいんです。先生にはほんといろいろなことを教えていただきました。その先生の教え子として最後まで医者でありたいんです。」
「最後まで」ってつらすぎ・・・・。ちょっとうるうる。

石倉さんに「がんばれ」って言った小橋に、石倉は、「直江先生は目がやさしい、その目がいつもだいじょぶですよって言ってくれてる。がんばれじゃなくて。病人は言われなくてもみんながんばってる。直江先生はそれをちゃんとわかっている。」と。
直江もがんばっているということなの?自分が死ぬのに、自分を実験台にしてるわけでしょ?それががんばりなのかなぁ。なんか考えさせられる。今これ書いてて涙出て来ちゃった・・・。

<大丈夫ですよ。>
ポケベルが鳴る中、苦しそうに薬を出し、ゴムで腕を縛っている直江先生、そのゴムの扱いも板についていていいわー。
病院に電話すると、石倉さんのようすがおかしいので、もし時間があれば来てください、と言う倫子。
でもこっちはそれどころじゃない、脂汗をしたたらせながら、荒い息をしながら、注射器に薬を吸わせて、「今日はいけるかどうかわからない。」と言ってさっと切り受話器を落とす。
そして注射器を腕に刺して、え?吸ってるの?それでいいの?
なんでわざわざ苦しいときに病院に電話したか、注射して落ち着いてからしたらいいじゃんかと思ったけど、そうじゃないんだ。注射したあとはしばらく電話もできない状態になるかもしれないから、あえて意識がしっかりしている時に電話したんだね、きっと。とフォローしてみる(笑)

石倉さんがタンをつまらせて大変。倫子があせっておろおろしてるときに、向こうからコートを翻してスローモーションでやってくる直江先生。かっこいいいいーーー!!コートをサッと脱いで倫子に渡すのがすごく自然で、なんかあうんの呼吸を感じたりして。それも演出と芝居のなせる技なのかしら?なんか信頼関係ができあがってきてるじゃんって思うし。

「石倉さん!おちついて、だいじょぶ。」と顔近づけてい言う時の顔の大きさが、いかりやさんの半分くらい(笑)。
必死になってる直江先生、迫真のいかりやさん。「石倉さん負けるな!こんなことで!負けるなぁー!」一生懸命の直江先生でした。

<直江先生の奥、深いところを・・・。>
小橋先生が石倉さんの病室を覗くと、直江はずっとついてる。
石倉さんが何て言ったのかわからなかったですが、やさしく首をふった直江先生の手をしっかり握り、握り返す直江先生。直江に抱きついて、「こわかった」と言う石倉さん。「だいじょぶですよ」と言う直江先生を見た小橋先生、そっと去っていく。じーんとしたぁー。
ナースステーションにもどった直江に小橋先生が言う。
「石倉さんの言うとおり、先生は最後までがんばれって言わなかったですね。実は言われたんですよ、石倉さんに。」と昼間言われたことを話す。
「勉強になりました。」
小橋のいれてくれたコーヒーをごく自然に飲む直江。「こんな突発的なことで死なせてはいけないんです。我々は最後まで全力を尽くし死の形を整えてあげなくてはならない。一つの命のためにどれだけの手がつくされたか知ることができれば、本人も残された家族も本当に納得することができるんです、そんな最後を迎えさせてあげたい。」
「本当にそんなものがあるんでしょうか。」
「そこに導くのも医者の仕事ではないでしょうか。」

でもさっき処置をしていた先生は別人のようで医者の顔じゃなかったと言う小橋先生。
その時の横顔のきれいなこと!眉毛、眉毛が特に美しい!睫毛も美しい!美しいのよ!小橋先生たらあまりの美しさに見とれてないかい?
ばたばた追いかける倫子。「来てくれてありがとうございました。先生がきてくれなかったらあたし、あたし・・・」
「石倉さんのこと頼む」
「先生!あたしついていきますから、あたししつこいですから!」ほんと、めげないね、倫子ちゃんは。

朝、石倉さんが、枯れたタンポポを見て「オレはまだ枯れないよぉ」と言ったとき涙が!うわー今日の涙ポイント2。
大丈夫ですよっていった小橋先生に、ありがとうと石倉さん。

<その苦しみの理解者>
七瀬先生とデートに行く直江先生。コートを着てあのUFOをポケットに入れたりして。今日のコートはいつもの肩幅張ったやつじゃなくてなんかかわいいの。オフ用ね。
小夜子は直江から聞いた患者の七瀬のカルテを調べたり、院長は院長で直江の身辺調査を命じたり、危うし直江先生!悲劇のヒロインになる日も近い!

そば?(うどん?)屋さん。タートルネックがかわいいわー。それで前髪おりてたらそのままスマスマで歌っててもイイ感じ。
薬味をつゆに入れるしぐさが妙におとなしくって、気になっちゃった。
夜行バスで帰る七瀬を贈る直江。
感極まった七瀬が言う「直江、今のこの瞬間にもお前の首ねっこつかまえて連れて帰りたいよ。わたしは教え子を立派な医者に育てすぎたようだな・・・。」ちょっと微笑む直江。
バスに乗ってから叫ぶ先生。「頼むから一人でで抱え込もうとするな!自分が一人ぼっちだなんて思うなよ。いいな!」
涙がほほを伝い、去っていくバスに深々とおじぎする直江・・・・・。ぎゅぎゅぎゅーーーん(私の心臓が鷲掴みされた音)。

でも涙が出た後の顔だったのがちと残念。涙が出る瞬間ってのはむずかしいでしょうか、ねぇ、中居さん!
ここは理子が長野に帰るバスに乗ったところだわ。

たばこ吸いながら歩き、バーで飲み、その合間に河原を歩く足元がフラッシュバック。そしてボートでこぎ出す、そではもう明け方近くで、ボートの中で眠ってしまい。どこまでも流されていく。
凍え死ぬで・・・。

<春がそこにあった>
一方たんぽぽ探しのおばさんは子供達にタンポポの場所を聞いて別の場所に行く。
ボートの中で「く」の字(膝まげてるから「て」の字?)になって眠っている男の子!いやーんそのままひっぱって持って帰りたーい!
そしてお約束どおり、目覚めると、そこの土手に子供達と騒いでる倫子がいる。逆光の中で見つける直江先生。トリが飛び立った拍子に先生を見つけて大喜びの倫子。「せーんせーい!見てくださーい!ここ春みたいなんです!」これにはちょっと直江先生もぐらっときたか。あのUFOを握りしめ、それを額に当ててキッとするどい目で太陽を見つめ目を開けたとおもったら、ガッとオールをつかむ!
掴んだときはまた逃げるのかと思ったら。土手の方に行ってくれたのね。
手をとって先生をボートからひきずりおろす倫子(笑)。「ここ見てください!こんなに!」
倫子を見て、「君は不思議な人だな。」
「?」
倫子を抱きしめる直江。「こんなふう
(訂正:「冬」でした!)に春を見つけて。」
びっくりするけど、先生の背中に手を回しちゃう倫子。ぎゅっと抱きしめて、目をつぶり倫子の髪に顔を埋める直江。
ぎゅぎゅぎゅうううううん(掴まれてた心臓が握りつぶされる音。)

間奏のアレンジが変わってなかった?
毎回、エンディングテーマへの入り方が違ってて、わけもなくどきどきするわ。ちょっと今日は後味良くて、うるうるして、すごくいい感じ。中居さんのアップのすごく多かったし。結末がある程度想像ついてても、あまり悲しいのはいやだなー。ボロボロになりたくないなぁ。


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