05/04/25 千住明個展コンサート 東京オペラシティ

会場の入り口の外からはっきり見える「SMAP中居正広より」「千住明賛江」のお花。中央にデデーンと飾ってあります。右に少し小さめの松雪泰子さんからのお花。
そこで写真を撮る人の多いこと多いこと。何これ?って怪訝な顔の人もちらほら。「ああ、砂の器の・・・」という声。
そうなんです、あれがなければ千住さんのコンサートには来ない客層なんですよ。私たち(笑)。
そこで、中居くんからの花はもう1個ある、という声が聞こえて、どこだどこだ?
うろうろしたら、結局中央の左横の柱のところに森山良子さんと野島伸司さんの花の下に地味な感じの背丈の小さなお花がありました。
足をつけてないので小さいサイズのそのお花は「SMAP」ではなく、「中居正広より」でした。
グラリオサ、黄色いカラー、ユリ、とあとは赤っぽい葉っぱのお花でした。派手でなくて、静かな感じ。
SMAP中居さんのはそれのほかにバラとかがたくさん入ってカラフルでしたので対照的でした。これを拝めただけでも今日来たかいがあったというもの。
そのとき入場口にいた金髪の女性。あれ?龍居さん?そう、金髪に黒ぶちメガネ。あの龍居由佳里さんです。隣にはTBSの瀬戸口プロデューサー。
おぉぉ〜!

こっちは個人からじゃないかと思われます。
他の花の下にひっそりと置いてある感じ。
事務所からと思われます。派手でしょ。
右に見切れているのが松雪さんからの花。

 

席は14列9番10番。1列から12列までが1ブロックで、その後ろ通路があってそこから2列目です。
左右は3ブロックに分かれていて、私と友だちの席は左のブロックの右の端なのでとても見やすい位置です。
一つ前の13列の中央のブロックは関係者席。龍居さん、瀬戸口さんがすでに座っていました。それからふと真横を見た友だちが、『あ・・・千住さんのお兄さんじゃない?』
おぉぉ?!私はお顔は知らないけども、友だちはテレビで見た顔だと。
派手な造りのお顔で、市村正親さんに似ています。
そのとき前の席にこられたセレブっぽいお姉さま方がその市村さんに似たおじさまに丁寧にご挨拶されています。と、私たちの真後ろに座っていた女性たちもご挨拶。あらら・・・私たちもご挨拶せねば・・・(笑)!
そしたら、RANPOの奥山監督が、市村似のおじ様にご挨拶。この方が千住兄さんであることは決定的です。
それからやけに化粧の濃いおばさまが千住兄さんの前の席に座りました。あれれ?
あ・・・・・森山良子さんだ。
その森山さんのところに話に来た女性は?
あ・・・トワエモアの白鳥英美子さんだ。
そして、13列の席にはどっかで見たようなどっかのお偉方のようなお歴々がお座りになります。
まだ中央が空いているけど、まさかねー、そんなことはないよねー、ありえないよねー、と自分に言い聞かせつつ、開演時間になりました。
そしてやっと13列目の全部の席が埋まってほっと一安心。そんなところに中居さんに来られたりしたら死んじゃうわ。全く。

オケのメンバーが席につくと、千住さん登場。うわー細い?!今まで見たテレビの印象と全然違って細いんです。痩せたのか最初からこうなのかわからないけど。
NHKの「日本映像の20世紀」のテーマは指揮をする千住さん。何か聞いたことあるなーってだけで全然知らない私ですけども。
管弦楽オーケストラってこんなに繊細な、綺麗な音なんだぁーと感心。クラシックなんて生でほとんど聞いたことないからなー。
今日はたくさんの曲をやりたいからおしゃべりはそこそこにします、と千住さんのご挨拶のあと、指揮は小松長生さんに交代。
妹の真理子さんのバイオリンが加わって、羽田空港第2ターミナルで流れている曲が演奏されます。
兄の千住博さんの絵がモチーフにあってそれに音が加わるという兄弟の不思議なコラボレーションなんですねー。
芸術家の血ってやっぱり濃いんだなーと思います。
それから今日はニューヨークから兄貴が帰ってきています。ご紹介します。と明さんが言ったので、横にいたお兄様が通路に立ってスポットを浴びて皆さんにご挨拶。
そうです。その真横に私たちがいたのです。その瞬間、世界で一番千住博さんの近くにいたのは私の友人でした。拍手しまくってて千住さんに直接お辞儀されちゃいましたとも(笑)!
お兄様は、舞台上の弟と妹を見てる時、とてても優しいお顔をされていました。
休憩の後は、コスモ石油のCM曲を明さんのピアノで。癒される〜。
それから千住明おなじみメドレー。スーパー競馬のテーマ、黄泉がえりのテーマ、サントリーなっちゃんの曲・・。
スーパー競馬はちょっと鳥肌たちました。あとの静かな曲は全部似た感じなので、千住さんの曲ってこうなのね〜って思うのに十分なラインナップでした。
そのあと大貫妙子さんのボーカルの曲。相変わらず年齢不詳。
そして、そのあと羽田健太郎さんの登場です。待ってました。これを聞きにきたのですから。
ピアノ羽田、指揮小松、というオリジナルの布陣での公演は今回が初めてだそうです。

そして・・・。何も気負った感じではなく、何気なく弾き始めたあのイントロ。
映像を頭に浮かべたわけじゃなく、何もせず、ただその鍵盤の上の羽田さんの華麗な指を見てるだけで、涙がポロポロこぼれちゃったんですよ。これには自分でびっくり。
あの鍵盤を3つ一緒に叩きそうな太そうな指(失礼!)で、何でこんなに綺麗な音が奏でられるのか。
先ほど千住明さんが自分でピアノを弾くときに図らずも「慣れないピアノで・・」と言ったのが思い出されます。全然音が違うのです。
決して力いっぱい弾いているのではないのに、凛として強くて深い音。
そしてあの悲しい旋律。和賀英良とは似ても似つかぬおじさんが弾いているのに、そこには和賀さんがいました。
なんてね、カッコイイこと書いてみたけど(笑)。
本当に感動したんですよ、指の先に心臓が出てきた感じで脈打ってました。マジで。
第一、第二フルコーラス、じっくり堪能させていただきました。

アンコールは軽い感じで2曲。オーケストラでアンコールってのも大変なんだろうなーて思いました。
終わってからの感想は、ただ一言「すごぉーい!」でした。
いい経験させていただきましたぁ〜!

居酒屋で飲んで食べて、帰ってからテレビを見てるとやけに何回もFMVがかかってました。あと芝浦の鳥のと犬のも見れました。
夜中にやってた素人のカラオケ選手権みたいな番組に審査員として、コモリタさん、Face2fAKEさんのほかに市川喜康さんが出てました。
初めてお目にかかった市川さん。イメージと全然違う!司会の東野さんが「とっちゃん坊やって呼んでいいですか?」って気持ちが判る感じの方でした。あんな歌を作る人だからもっと繊細な感じを予想してたのになー(笑)。

翌日は、銀座に行って、明治製菓の本社へ。慎吾が一日店長を務めた「100%チョコレートカフェ」に行ってみました。入り口からとってもシンプルであやうく見逃すところでした。チョコレートはなかなかおいしかったです。平日の昼前という時間だからすんなり入れて良かったけど、そうじゃなかったらすぐいっぱいになって行列なんだろうなーと思います。
そのあと資生堂本社ビルでやっている『男性化粧品の軌跡・男の顔展』へ。中居さんのウーノのCMは、顔に怪我して最後にフライパンで目玉焼き(オムレツ?)をお皿にキャッチする、あの最初のやつ、バッティング編、ショーウインドウ越しにスプレーを自分に吹き掛けさせる超能力編、金髪カンパニー編、油取りなよ編などを流してました。
あのフライパンの時のがやっぱり一番カッコイイわぁー。あの後ろ姿にほれぼれー。あのときの『おしゃれ関係』を探さないとな!

 ライブTOPへ