私は貝になりたい

初日舞台挨拶 08/11/22 有楽町マリオン日劇1 13:30〜(2回目)

進行は安住アナ。
今日はいい夫婦の日。「『私は貝になりたい』の初日舞台挨拶ということで、キャストのみなさんやスタッフのみなさんにご挨拶をいただきます」
で、いよいよって空気の中。
「その前にひとつ」
えぇーー!・・・な雰囲気に。
「すいません、気持ちはわかりますが私も言うことを言わないと帰れないので」と携帯電話やカメラの禁止についてしゃべったあといよいよです。

「キャストスタッフのみなさんです。拍手でお迎えください」
下手から中居さんを先頭に出てきます。
きゃぁーーーー!!
中居さん相変わらずお綺麗。でもテンション低めで、控え目な笑顔。
グレーのロングジャケット、黒パンツ、細めのネクタイ、黒ハット。

友達が、久石さんをムサカさんだと思ったっていうのは内緒です(笑)。

中居「おはようございます!」(笑)
おはようございますー!
「えー、集まっていただき、今これからご覧になるんですよね」
はぁーい!
「今日初日なのでどんぐらいお客さんが入ってるのか、どっかで心配した部分もありましたけども、このような形で入っていただき心から感謝しています。ありがとうございます」
安「初日というのは朝から緊張というかどういうお気持ちだったんですか」
中「緊張というかですね、本当に入っていただけるかなという不安と期待みたいなものがありまして、本当にどんぐらいのお客さんに見ていただけるのか、期待というのはみなさんご覧になっていただいて、どういう風な感想を持っていただけるのかが、それがどのような形で僕のところに届くのか、というのが楽しみですね」
安「その中居さんの不安な気持ちを吹き飛ばすようにみなさん、拍手をもう一度お願します」
拍手ー!きゃぁーーー!!!
中「ありがとうございます」
何かごそごそ言ってました。もういいから、みたいな感じで。

本当にこういうお客さん、嬉しいですね。
中「そうですね、目の前にすると、また違いますからね」

仲間さんが言ってたことを全然覚えておりせん。
鶴瓶さんが、最前に座っている男性をみつけ、なんやかんやといじっているのが気になって気になって。
たくさんの方に見ていただいていろんなことを感じてほしいって言ってたと思います。

鶴瓶さんがいろいろ視線で前の席の人と遊んでるせいで、みんなも気になってるみたいで。
中「こんぐらい仲間さんを近くで見れるっていいですけど、映画見るときはキツイですよ」確かに
安住「本当にすばらしい席ですね」と、鶴瓶さんが視線でいじってた男性や、私たち(3列目)に(笑)。

房江の妹役の芝本幸さん。

加藤翼くん
翼「はい!ケン坊だよぉー!」元気です。
翼「映画を見て、中居さんのシーンが、感動なので、絶対泣いてください!」
中「見て自分で一番感動したのどこ?」
こそこそ内緒話しながら聞く中居さん。
翼「おとうちゃーん!」
中「おとうちゃーんっていうとこが一番感動した・・・自分の芝居に酔いしれてます。」
安「2時間19分の中で自分のシーンが一番感動したと」
中「自分のシーンが一番いいと思ってる方がもう一人いらっしゃいます」
鶴瓶さん。
鶴「えー・・・子供じゃないんで、そんなアホなこと言いません。ずっとキャンペーンも参加して、テレビも一緒に出させていただきましたね・・・。きょうずっと考えてたんですけど、(この舞台にいるのは)石坂さんは大将ですわな」
中「そうですね」
鶴「奥さん、子ども、妹」
中「家族ですから」
鶴「そして、先生は本書かれた方、監督、そして音楽をされた方。ね、そして私は・・・・いっつも怒られる、イヤな上海ガニを食べさせられて(昨日放送の食わず嫌い)。上海ガニ、どんだけ苦しかったか!」
鶴「一番ええのは、チェンジブロック。泣きますよ、チェンジブロック」
安「そのシーンは誰が出てるんですか」(笑)
中「チェンにブロックばっか。チェンジブロック、チェンジブロックって」
翼「さっきもチェンジブロック。チェンジ・・・」って、なんかワケわからなくなった翼の口を後ろからぐぐぐうーってふさぐ中居さん。

安「鶴瓶さんは、どういう気持ちで作品に臨まれたんでしょうか」
中「聞きたいですね」
鶴「僕は実際に先生が50年前に書かれたものを見てますからね、白黒で。7歳。あのときは家族がみんなで見ますからね。先生?そうですよね?寝てはんの?」
右のほうにいた、鶴瓶さんが中居さんの前を通って先生に突っ込みに行くので中居さんがそれを抑えてます。
でも、私も立ったまま寝てると思いましたよ(笑)。
鶴「先生!50年前、テレビは、家族で見たんですよ!僕7歳!50年前先生が書かれた」って叫んでますが、中居さんが抑えて抑えて。
近所のみんなと見たって。
鶴「それに出れるってことはすごいことですよ」
また鶴瓶vs中居の図(笑)

今はTBSですが、ラジオ東京だった、と安住が言うと石坂さんがすかさず「東京放送!」とマイクを通さず訂正。
でも安住は東京放送の前がラジオ東京だったと食い下がり、石坂さんが「それはコールサイン!東京放送局」と。
鶴「そんなんどうでもえぇわ、物知りの言い合いか。間の1時間半ずーっとうんちく聞かされた」って、1回目の挨拶のあと、この時間までってことででしょう。

石坂さん
日本の映画界をこれからの占う作品。いい映画を作ればお客さんが来るんだという確信になります。初日に来たけど少なくなるというのは悲しいわけで、だんだんお客さんが増えていくような作品になれば。一人でも多くの方がこの映画をごらんいただければ。
子どものとき大空襲を経験し、恐怖だった。

久石譲さん
この映画の音楽を担当させてもらってうれしい。日本にとって必要な映画に参加できた。今回直前の外国の映画祭に行ったが、出品されるいい映画はほとんど戦争を題材にした映画だった。この映画をちゃんと受け取れないといけない。この映画を是非伝えていかないといけない。素晴らしい役者、スタッフ、全力を尽くした映画だと思う。

橋本忍さん
50年前に書いたものを大幅に書き換えました。昨日のことのように思いだすこともあれば、そうでないものもある。
今から30年、50年たったら誰かが書き直して変えてくれるかもしれない。清水豊松の涙は人間にとって永遠のものなんです。

福沢監督
映画は初めてで、テレビと映画の違いを橋本先生に教わった。本当に僕は運がいい。
世界的な脚本家の橋本先生の脚本を演出できる喜び、すごいキャスト、そして大好きな久石さん。
僕みたいド素人の映画に「やります」って言っていただいた時すごく嬉しくて寝られなかった。
ただただ、人生をかけて、精一杯作りました。

時間なので最後に中居さんから
中「本当に僕自身も胸を張ってごらんくださいと言える作品になっております。是非ともみなさんご覧になって、感じたことを、自分の大切な人にお伝え願い、また一緒に見ていただきたいと思います。
反響というか、どんなふうに考えてらっしゃるのかというみなさんのお言葉を聞きたいので、ラジオとか番組等ありますけど、一番僕に早く届くのは鶴瓶さんなので、鶴瓶さんに伝えていただいたらすぐ届きますんで」
鶴「あほかー!」
中「鶴瓶さんのご自宅のほうにですね、送っていただければ次の日に僕に届きますので」
鶴「むちゃくちゃやな!」
中「(笑)ということで。是非とも、楽しんでくださいって言ったらおかしいかもしれませんが、堪能していただきたいと思います、よろしくお願いします、ありがというございました。
中居さん、ちょっとバイバイしながらはけていきます。あー、お顔小さい。
最後に翼くんがちょこっと顔出して、「ばいばーい!」って可愛かったー。

他の人の挨拶のときもずーっと聞いてて、拍手のときは、マイクを持つ右手の手首あたりを左手で叩くような拍手をしてました。
途中で、ジャケットの一番上のボタンがはずれてたのを、留めてたな−。
鶴瓶さんが意外にカッコイイんですよね、ガタイがいいしね。
仲間さんはもう何回も近くで顔を見てので、そんなに感動しなくなっております。すいません(笑)。



 
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