ロケ地探訪 <隠岐・西ノ島町>
ETC割引で高知から島根まで高速料金片道2000円。これを利用しない手があるかってことで行ってまいりました。 でもフェリーの車の運賃は高いので、本土に車を置いて島ではレンタカーにしました。 |
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亀嵩の道の駅にありました。わざわざ書いてもらいに行ったんでしょうか。亀嵩、偉い! | |
隠岐・西ノ島に渡るには、鳥取県境港、または島根県松江市美保関町七類港から、フェリー(左)か高速船(右)で。 フェリーは便によっては2時間半〜4時間半かかります。 高速船は1時間。高速船は冬場は休航ですが、休航だからという理由だけではなく、 高速船は区切りがない(客席がすべてが同じ席で、個室がない)のでダメだそうです。 中居さんは、1月のロケは往復フェリー、5月のロケは、往きは高速船チャーター、帰りはフェリーでした。 5月は情熱大陸(30名って言ってたけど多すぎじゃね?)が付いていたし、マスコミも一緒だったので、チャーターしたほうが便利だということで。 フェリーでは、車でそのまま乗り込みエレベーターで上がって特別室に入るので、誰にも会わないですむそうです。 でも、中居さんはかなり自由にゲームコーナーで遊んだりソフトクリームを食べたり、いろいろしてたとか。 ちなみに、私たちは往きはフェリー、帰りは高速船で帰ってきました。 高速船チャーターっておいくら?と予想しながら。 一人5940円で317人乗りだから・・・。180万円?いや、100万円ぐらい?いや、もっと割引してくれるかしら?(笑) 乗り場のあちこちに、貝の記事などが貼ってあります。それと、NHKの「だんだん」も。 |
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島に着いてお昼を食べたらすぐ観光船に乗りました。 船は、別府港から右まわりで北に出て、西に進み、 国賀海岸方向に走って行きます。 これは、ねずみ男岩。 他にもいろんな名前がついていて、象鼻岩とか、亀島とか、かぶと岩とか、 鬼の金棒岩(実は、男性の・・・に見えるらしい・笑)とか、いろいろありました。 |
これは観音岩。摩天崖を通り過ぎて西にあります。 |
屏風岩っていうんだっけ、超デカイ一枚岩です。こんなのがそこかしこに。 船長さんの言うことにゃ、でも、国賀海岸はこんなもんじゃないらしい(笑)。 |
洞窟にも入っちゃうんです。 今日は本当に波がなくて、どこでも入ってくれます。 |
明暗(あけくれ)の岩屋っていう全長200mある洞窟です。 入る前に船長さんが両脇につけてあるブイを船の中に取り込み、指1本でも出すな、出したら岩と船に挟まれると脅すんです。 そしてそろそろ入って行くと、マジに岩にゴツゴツ当たったりして、狭いのなんの。 ライトを消すと漆黒の闇で、スリルがあって、ディズニーランドみたいーってはしゃいでおりました。 |
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海上から見た摩天崖。高さ257メートルで、海蝕崖では日本一の高さ。一番上に柵が見えます。あとであの上に行くのです。 | |
手前が通天橋。角度が悪くて、アーチが見えませんけど。 向こう側に見えてる尖った角が摩天崖。 |
摩天崖はほぼ垂直にそそり立っています。 |
さあ、着きました。ここが車の終点で、ここから歩きます。 | 遠くに見える東屋は、「私は貝になりたい」オフィシャルブック (以下「OB」と記す)88ページ右上で、ジャイさんが 鍋をしてる写真に写っています。 |
見えてきました。あの景色が。 右上の休憩所(東屋)の前には、旧日本軍の監視所跡があり、 戦争の傷跡を感じさせ、貝とリンクしてしまうのでした。 |
ここは摩天崖の山頂。ここから下って行きます。結構キツイ坂です。 遊歩道は、上り60分、下り45分、一週すると6キロ2時間。 向こう側に見える突先は赤尾展望所。あとで行きます。 |
あったぁー!ここだ!OB6-7ページ。二人の行き止まりの場所。身重の妻を抱きよせる豊松さん。OBと豊松風帽子を置きました(笑)。 |
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上の「二人の行き止まり」と方向的には同じですが、少し後ろに下がって一段高い位置からです。 白衣の豊松さんが逮捕され連行される途中に「しょんべん」のためにジープを降りる場所。「俺は戻る!すぐに戻ってくる!」OB24-25ページ。 崖の下に右から入れるような洞窟があるんですけど、これが乙姫御殿で、ここにも昨日、観光船で入りました。たぶん。 |
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OB102ページ。ジープで連行されるシーンのメイキングショットはここ。 大きな枯れ木と、その左の小さな枯れ木がそうでしょ? 駐車場から5mぐらい入ったところです。 そこから先は車は入れませんから。 |
左の位置でジープを下りると、すぐに上の場所ではなく、 実際はずーっと回って行くことになります。 ジープを降りた場所の豊松さんの視界はこんな感じ。 |
OB98-99ページ。雄大な自然を満喫です。OBの写真とほぼ同じ季節です。 ここから、あそこに見える突端まで歩いて行こうということになりました。房江さんが「父ちゃんはきっと帰ってくる」と言ったらしき場所。 |
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この写真は左右連続で写しました。摩天崖頂上から遊歩道をどんどん下りてきて、突端の展望所へ行き、今来たほうを振り返ってみました。 この場所は房江さんが「父ちゃんはきっと帰ってくる」と言った場所っぽいですが、実際言ってみると柵があって、ここでは撮ってないと思います。 |
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右は、柵の切れてる所から下を覗いた写真。 左はその左側。下のほうからずーっと遊歩道が続いています。 OB103ページでジャイさんとロケ隊が下っていますが、この遊歩道が見えています。岩の群は、「天上界」と呼ばれる所。 左の写真の左の端にちょこっと駐車場が見えますが、そこからずーっと遊歩道が摩天崖の頂上まで続いています。 これが上り60分で、下り45分。私たちは、ここからいったん引き返し、外側の道路を回ってあそこに見える駐車場に移動します。 ここで、ロケこぼれ話。撮影の日、大阪の中学生が修学旅行でここに来て、左の遊歩道をずーっと撮影場所まで上がってきました。 その中にちょっと太めの男の子がいて、坂を上がるのが大変で、友達みんなからがんばれって身体を押してもらってやっとのことで登ってきたそうです。 そしたら、それを見てた中居さんが、ペットボトルの水をその子にあげたそうですよ。いい話でしょ! |
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また摩天崖頂上に戻ります。 クランクアップのときのニュース映像がこのアングルでした。 OB109ページのクランクアップの写真なんかも、 後ろのほうに柵が見えているのでほぼ同じ所です。 |
気づいたら馬しか写真を撮ってなかったです。 なんで牛を撮らなかったんだろう、今年は丑年なのに。 |
天上界の近くの展望所まで車で来ました。観音岩が見えます。 右に通天橋が見えてたはずなのに、写真撮ってないという・・・。 ま、いいか。 |
ふむふむ、こうなってるのか、と初めて知る。 |
赤尾展望所に回ってきました。 展望台のある突先まで行かず手前右手の牧草地から 摩天崖と通天橋を望む。 OB78ページとまるで同じ位置からの写真ですわ。 この写真が唯一通天橋のアーチが見えるかも。 |
映画のオープニング、少年たちが走って行き、ケン坊が右を見ると、 兵隊さんの列があそこら辺を下りてきていました。あそこです。 |
日の暮れるのが遅くなって、6時になってもまだこんな感じ。時間に追われることもなく、のんびりと夕日を眺めました。でも結構寒い! | |
そして、こんな写真が撮れました。パンフレットそのものじゃん、みたいな。 | |
アザミなめの国賀海岸、ツバメ付き(笑)。決して自分で描いたのではありません!このツバメ。 OB6-7ページの二人が抱き合う写真にもアザミが咲いてますね。 |
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ロケ隊お泊まり所はここ。2回とも同じで貸し切りです。 ロケ隊は総勢80名。 |
ホテルロビー。私たちはここには泊まらず、 コーヒーを飲んだだけす。 |
ホテルのレストラン。仲間さんは全部お部屋で。 中居さんはここで普通に食べていました。だって貸し切りだからね。 |
大浴場にも入ってたそうです。 右手のほうが大浴場で、今日は女湯になっていますが、 ロケの時は逆だったのでは。 手前にポスターがあったのでカットさせていただきました。 ★ |
ちなみに、私たちは国賀荘に泊まりました。 またすごい量のおかずが。全然食べきれず、それでも胃が三角状に前に飛び出るぐらい食いましたとも。 あとからお酒を一滴も飲めず、テレビもろくに見てられず、寝るのみ(笑)。 |
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(おまけ)旅の最後は、境港の水木しげるロード。すごい賑わってました。時間がなくてあんまりいられなかったけど、なかなか面白そうでした。 うまいこと町起こししたなーって感じ。 帰りは、大山がきれいに見えました。あー、懐かしいなー、大山。何回も何十回もスキーに来たもんです。 |
3日分の写真を場所ごとに並べたので少々順不同があります。
2009年5月4〜6日撮影