朝からずっといたルーブルの慎吾個展を離れ、ちょっとオルセー美術館に行こうということでのんびり向かいました。
入口から入ってまっすぐ階段を下りて最初の右手の部屋で鑑賞して、次はどこか行こうか、上から？下から？とか相談してたら、友達が私の腕をぎゅっと妙に変な力で握ったので、何事？足痛いと言ってたけど、それが限界に達してもう歩けない！とでも言うのか？と思ったら、友達が向ける視線の先に、少々派手なモノクロ大柄チェックのパンツが見えて、え？剛にそっくりな人が絵を見てる？え？剛？ホンモノ？横にいるのは？え？吾郎ちゃん？うわーーー！！
2人が見てた絵から振り向きこっちへ向かってくる！心臓バクバクで緊張の中、必死で「こんにちは」と2人に言ったら、2人とも会釈してくれて、立ち止まりました。
吾郎さんが一緒に回ってるスタッフに、ミレーはどこにあるのか？と聞いてて、答えがなかったらしく、私にも「分かりますか？」って聞いたのよ。え？え？わたし？？
私「わからないです」に続けてなんか言わなくちゃと、「今？来たんですか？」と聞いたら、「僕らは今来ました。」と吾郎さん。
友達が「昨日お出でたんですよね」と剛に言ったらちょっと“え？”みたいな顔。
友達が聞いたのはパリに来たのが昨日ですよね？という意味だったのだけど、今吾郎さんと、この美術館に今来たという話をした後だったからか、「おいでた」という少し方言っぽい言葉だったからか、ちょっと伝わりにくかったのかも。
剛が、「慎吾の行った？」と聞いて、そこにいた私たち2人ともう2人、みんな、はい行きましたと言って、私たちの隣にいた子がちょうどヤンチェのグリーンのワンピ着てて、それに剛が気付いて、あ、ヤンチェだねって。吾郎さんは、「僕まだ行けてないんだよね」って言ってました。
彼らは日本語のパンフを持ってなくて、そのヤンチェの子が剛に渡して、それを吾郎さんがのぞき込んでいたので、「これあげます」って私から吾郎さんに出したら受け取って見てくれました。
後から友達に突っ込まれました。「“あげます”って何?普通“どうぞ”でしょう！」と。だって、アタフタして日本語が不自由な人になっていたのです。
それから、2人に握手してもらいました。うちら2人とその子ら2人だけです。周りには日本人いません。
私たちは、NAKAMAde ARTの黒Tをリメイクしたトートバッグと、慎吾が前にみんなに配った自分の絵のトートバッグを持っていた（写真上左）ので、吾郎ちゃんは反応が薄いかもと思って(勝手にすみません)「剛さん！」と呼んでこっちを向いてもらって、バッグを見せたら、剛が「おっ！」て反応してくれました。(と勝手に思ってます)
その後ピカソ展をやってるコーナーをずーっとじっくりゆっくりまわるのを、付かず離れず付いてって、視界に入らないように入らないようにしてたら、見失ったりして、その次にはめっちゃ近くに立ってたり、なんか心臓バクバクしながら見て回りました。
2人とも声がすごく通るので、説明してくれたスタッフに質問する声が普通に聞こえました。
「ピカソは後半変わってくるんだよね」と吾郎さん。
アベマのカメラがずっと付いてました。
ピカソのコーナーが終わって、出たところにピカソ関連のショップがあったので、私たちは先に出てそこで品を見ながら後ろを気にしてました。
2人は壁をバックに立って、カメラになんか喋ってるようだったので、感想とかを撮っているのかなと思いました。
それから、こっちに向かって歩き出したので、あっ！こっち来る！と思ってそっちを見ないようにして、ほんのちょっとして振り向いたら突然2人が消えてました。
ビックリしたー。どこ行ったん？と探したけど見つからなかったです。
後から見たら、彼らと私たちの間に横に抜ける階段があったのでそこから出て行ったと思われます。
吾郎さんはミレーを見たいと言ってたので、そっちに行ったかなと思ったけど、次の撮影場所に行ったかもしれません。
それまでも、完全に後ろにいたはずの2人が突然前に居たりして、これがスターのなせる技かと思いました（笑）。
私たちは、何を鑑賞して来たかまったく頭に残ってないです。
吾郎ちゃんの顔の小ささと首の細さが尋常じゃなかったー。
握手した手も細かったです。
剛は、すーっとスマホで撮りながら(ここは、ルーブルと同じく撮影オーケーです)すごく熱心に見てました。
握手する時って、粗相があったらいけないとガチガチになって相手の手しか見てなかったことに後から気付きました。顔を見ろ顔を！って感じです。
次に握手する機会があったら、絶対顔を見ようと思います(笑)。
その後、剛のツイッターのアイコンがピカソのマルゴットになっていましたが、ちょうどその絵の前にいた2人を撮れました（写真上中）。
前々日は、会場で慎吾に会え、この日は偶然ロハスに会えた私たちの幸運！素晴らしい！
★ななにー放送後。
ななにー見ながら、あのドキドキ感が蘇ってきました。私たちが彼らと会話した時もカメラが回ってましたが、映らず良かったです。
ピカソの青の時代の絵で、吾郎さんが好きだと言っていたものに似たのが1枚だけ撮れてました。（写真上右）
私たちが映りこんでいる場面は写真下左。トートバッグの端っこが見えるし、私の黒ＴはNAKAMA de ARTの黒Ｔですので、首の後ろの白い逆三角形のような文字の部分が見えます。
ここでうちらが何をしてたかというと、ここは、壁をくりぬいてその空間の回りに額が飾られていて、そこに立って写真を撮ると、自分が絵になりましたーってなるところです。写真下中です。
剛がピカソのノートを買ってたけど、いつ買ったのかなぁ。あそこのショップじゃなかったのかな。
今回の二人旅の場所はうちらが行ったところとほぼ一致。素晴らしい！ノートルダム大聖堂に上ろうかどうしようかと迷って結局上らなかったのが悔やまれます。が、あの時は登ろうという気力はなかったな。
パリ旅行の全貌は、いずれまたロケ地探訪にでもアップしようと思います。
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