Final Lap 「ウイニングラン」(05/06/27)

<サムライ次郎くん>
レース前日の予選。指は痛いけど明日の本戦は3位スタートです。ヒロトが2位、1位は誰なんだ?
サーキットの裏の通路でヒロト軍団と会っちゃう次郎、テツヤたち。指の怪我を見られてはマズイとヘルメットで隠します。
ガンの飛ばしあいは余裕で次郎くんの勝ちぃー。何か生気のない顔してるですよ?ヒロトさんは。
子供たちは明日のレースに行くのでウキウキです。

夜、指の不安を抱えながらもサーキットでイメージトレーニング中。また出ました、朋美先生。遠いのにそんなにしょっちゅう来るのがおかしいって。
次郎くんはチェッカーフラッグが振られた瞬間を想像中。
「あの。ちょっと激励に。明日サーキットにこれなくなってしまったので。」
オバゴンズたちが明日ホームに来て話を聞いてくれることになったんです。
聞いてるのか聞いてないのか、無言の次郎くん。うわの空だし、朋美先生を幻と思ってるような表情。頭の中はまだレースに勝った瞬間のイメージなのかもしれません。
「指大丈夫ですか?」って触ってきた朋美先生をヒシっと抱きしめちゃったりして、びっくりの朋美先生。
振りほどいたらますますきつくハグする次郎くん。
「く、苦しい・・・。」
「あ、ごめん、ごめん。」我に返った次郎くん。
「困ります、いきなり。」
「いや、俺ほら、試合の前の晩って普通じゃなくなっちゃうから、つい、こう。」
「つい?普通じゃない?」
「あの、だから、何て言うの?戦(いくさ)の前のサムライっていうか、いや、そこまでカッコよくないんだけど。」
「もしかして誰でもよくて“つい”ですか?」
「いや、そんなことない!そうじゃなくて、だから、まさか先生と会えると思ってなかったから、つい、の、つい。」
プリプリ怒って帰っていく朋美先生。次郎くん、バッカだぁーと自分に怒ってます。
でも自分は何しに来たのかを思い出した朋美先生は、たちどまってきびすを返すのです。
次郎くんはまたイメージの中。
声をかけられてビクっとするのがまたよろしいわー。ビクっとさせたら日本一だから、この男は(笑)。
「大事なこと言い忘れたんで。」
「はい。」
「明日のレース、勝てるように祈ってます。あなたならきっと表彰台に上がれます。」
「ありがとう。」一瞬のニコッがまたよろしいわん。
「あ、先生も。明日の本戦事故んないようにね。」
帰ろうとする先生に「あ、ちょっ、ちょっと待って。今度はさ、いや、今度はじゃねぇや。もしオレが勝ったら、何て言うの、そん時はちゃんと、その“つい”じゃなくて、ちゃんとヒシってしていい?」
「ダメです!」そんなに力強く否定すんなよ(笑)。
次郎くんの一瞬の悲しそうな顔を見てしまった、と思う朋美先生「・・・いや、あの、だから、勝ったら、あたしが抱きしめてあげます。あ、ウそ、冗談です。」
「いや、いや、もうゆったよ。ゆったじゃん、今。俺勝つよ。ゆったよね(笑)?」いい顔だわー。かわゆいわー。
塀を乗り越えてコースの中に入って、「明日、ここからスタートすんの。この3て書いてある場所。」ってスタート位置を見せてあげます。
こっから思いっきり。ブワーン・・・と口でレース音。本当にお上手です。本物の音かと思うくらい。
「よっしゃぁー!!」行けぇー!!

<戦地に向う次郎くん>
クラーッシュ!うわぁー!!姉ちゃんに布団を引っ剥がされた次郎くん。夢でよかったねぇ。
「どうせレースクイーンにハグハグされた夢でもみてたんでしょ?」
「当たり。」
「ウソつけ!」姉ちゃんの強烈な鉄拳が今日もきれいにヒット(笑)!
どうせクラッシュした夢でも見てたんじゃないの?って図星なんだけど。「いいじゃない、クラッシュしたらスパッと諦められて。」と言いつつ次郎くんを見た姉ちゃん。言ってしまって、あ・・・って感じ。
姉ちゃんを見つめる次郎くんの顔もマジですし。
「あ?何?」
「次郎。・・・居眠り運転すんじゃないわよ。」と去っていきます。
「姉ちゃん。」
「ん?」
「・・・ありがとう。」
「何よ、いきなり。」
「いや、起こしてくれて。ヤな夢見てたから助かった。」
ニッコリ姉ちゃん。いい姉弟だよなー。いいなぁー。次郎くんが言う『姉ちゃん』っていいなー。
芳雄パパも予選の新聞記事を読んでるんです。心配なんです。気になるんです。
次郎くんが声をかけます。
「じゃ行ってくるわ。どうなるかわかんねぇけど、ま、やるだけやってみる。」
「カッコつけやがって。」
「あ?」
「もう帰ってくんな。」
「何で。」
「命を粗末にしたカネでここにいられたって、嬉しくも何ともねぇよ。」
「粗末になんかしてねぇよ。」
「じゃ何でレーサーなんだ?何でよりによっていつ死ぬかわかんねえ仕事続けるんだよ。」
「走りてぇからだよ。」出ていく次郎くん。
その背中に叫ぶパパ。「答えになってねぇよ!」
食堂を見回した次郎くん。もう一度戻ってパパにはっきり言います。
「じゃ自分はどうなんだよ。何でここを、風の丘ホーム開いたんだよ。」
「・・・・。」
「ちょっと。人には聞いといて、てめえでは答えねぇで、きたねえ。」
「それはお前がレーサーなんかになりやがったからだろ!」
次郎をひきとって育てたけど、命の大切さひとつ教えられなかったから、同じような境遇の子供たちにできなかったことをしてあげて、いつの日かその気持ちが次郎に届けばいいと思ってた、と正直に言うパパ。
しかし、その言葉は重すぎて、こっちの心には響かなかったですよ。次郎くんには響いてるみたいですけど。「・・・・・届いてるよ。」って。
確かに昔は無茶して死んでもいいと思ってたけど、今は生きてることが嬉しくて走ってる。誰かを後ろに乗せて走るのも悪くないし、とドラマな台詞の次郎くん。
出て行こうとする次郎くんをひきとめて、パパから激励のお言葉。「やるからには真剣勝負だぞ。俺もやるからよ。」
「フン(笑)、カッコつけちゃって、バカじゃねぇの。」って廊下に出ていったけど、最後に振り返ってきちんとお辞儀。「行って来ます。」
パパはパパでいきなり神棚に向ってお祈り。「あのバカ、どうかよろしくお願いします。」パンパン!
おとうさーん!素敵ぃー!

朋美先生は教会のマリアさまにお祈り。子供たちもあっちこっちからサーキットに向かってれっつごー。
だけどウンチしてるもっちゃんとか、派手な服着てて着替えさせられるハルミとか、交通費が足りなくて泣いてるアオイとか、大変な子供たち。
だけど、ナオの服はどう見ても派手じゃないし、交通費くらい誰かが出してやりゃあいいし、とか。文句言いつつ、もうサーキットはお祭り状態。

怪我した指の部分を切り取ったグローブをはめてテーピングの上に赤いテープを巻いてグローブをはめているように見せる次郎くん。
指を切り取ったブローブといえば、MIJの衣装でみんなが指を切ったほうが良いって言った時、リーダーが意味がわかんねぇ!って言ってたことを思い出しま
すが、今回のこれはリーダーでも意味がわかるはず(笑)。

オバゴンズったらホームの階段にけつまづいて階段に文句つけてるのがおかしくって!それに「へ?」とか言ってる元にいさんもおかしいわ。あれってオバゴン
のアドリブかしら。

通路で近藤マッチに会う次郎くん。全然出る必要ないのになー(笑)。

<GO!次郎!>
ヒロトのチームのレースクイーンとのやりとりのくだりは意味が判りませんでしたわ。何なんでしょうか。
ホームでは説明会が始まろうとしています。朋美先生にちぃ姉が言います。「次郎ね、レースに巻けたらレーサーやめるつもりなの。勝ったら褒めてやって。負けたら骨拾ってやってよ。ね。」
いいなぁ、姉ちゃんの台詞。
風の丘ホームの保育士として次郎のレースに行って欲しいと元にいも言ってくれました。
それで例によって転びながら急ぐ朋美先生。
そしてスタート!遅れを取る次郎くん!

子供たちも続々とサーキットに。
園長は子供たちひとりひとりのことを説明していくのですかぁ?それでこのオバゴンズたちが心を動かすとは思えないんですけどねぇ。
シュンタとアキラの再会の仕草がカワイかったねー。
「次郎ぉー!超カーッコイーイ!」ミサエちゃん、キャラ違ってる(笑)。
ピットインのあとのスタートで邪魔するように発進するヒロトにスタッフ総ギレで小競り合い。子供たちも怒ってます。
子供たち手作りの横断幕を見つけた監督。
天気がおかしくなってきてタイヤをどうするか聞くついでに「スタンドにお客様だ。」
でも。「見てねえし。」(笑)
東京から富士スピードウェイまでどんだけかかるか知らないけど、レースってどんくらいの時間やってるか知らないけど、とにかく朋美先生は間に合ったんです。
そしてファイナルラップ。

<自力でゴールする次郎くん>
あっけなくヒロトを抜いてしまった次郎くん。あらら・・・そして焦ったヒロトはスピンしてさよおならー。
もう優勝だとみんなが喜んだところ、ゴール直前でマシントラブル。どっかのネジが飛んでエアロパーツみたいなところがぶっとんでスピンだぁー!!
無音の中、動かないマシン。次々に抜かされて行ってしまいました。
みんなしょぼぉーん・・・・。
ここらへんのスピンしたところは実際に木村さんがスピンしたとかいうところなのかしら。迫力に欠けてた感じがするのは本当に木村さんの映像だったからかも。
スタッフが来たけど、ヘルメットを取って「ちょっとすいません。自分でゴールしたいんで。」とマシンを押し始める次郎くん。
濡れた髪の具合とかがちょっといい感じです。
相当重たかろうなぁ、腰から下がぐにゃぐにゃだし。
シーンと静まり返った観客ってのもおかしいと思うんですが、まあ、ありなんでしょう。
観客席の一番前を次郎に付いて歩く子供たちと朋美先生。
そしてやっとのことでゴールに入りました。
よれよれになって、一旦ヘタって、それから起き上がってヘルメットを持って「ありがとうございました。」と頭を下げる次郎くん。相当お疲れ。
そこらへんのスタッフ全員がシーンとして見てます。
監督の所にやってきました。
「監督・・・。」
「いい走りだったぞ。」
「お世話になりました。」
「うん、退職金は振り込んでおく。」
「いやそれは受け取れないです。」
「遠慮するな。ファイトマネーだ。」
「いや、それは。」
「また走って返してくれたらいい。」
「いや、走ってって、俺は引退する・・」
「どんなにぶざまでカッコ悪くても走り続ける、それがお前じゃないのか?」
「・・・・ありがとうございました。」最敬礼。
そこで観客やスタッフから拍手が起こりました。
引退するんだから退職金を拒否するのはおかしいし、でもそれを走って返せってのもおかしいし、何だか意味不明の会話なんだけど。
それにこんなことやってますけど、表彰台に上がる人たちの立場はどうなっとんのかしらねぇ(笑)。
朋美先生は次郎くんの骨を拾いに走っていきます。

<負けても勝った次郎くん>
お、表彰式やってるのね、主役の座は次郎くんに取られちゃっただろうけど。
セメントで囲まれた通路ですわり込んでる次郎くんのところに朋美先生が走ってきました。
「・・・・・・先生、オレ負けちった。」
座ってる次郎くんに泣きながら抱きついちゃう先生。抱きしめてあげたくなるよな、そりゃ。
「ね、これって勝ってからじゃなかったっけ。」
「勝ちました。あなたは、勝ちました。」
「・・・オレは負けました。」
「いいえ、勝ちました。」
「負けました。」
体を離して顔を覗き込んで「あなたは勝ったんです。勝ったんです!」
そこまで言われて反抗してもしょうがない。次郎くん、朋美先生の言葉に納得したふりして(笑)、朋美先生の涙を指でぬぐってサッと引き寄せるんですねぇ。ここんところの仕草がやっぱり木村さんですねぇ。いいですねぇ。さすがですねぇ。
そこにフラッシュ!
子供たちがやってきてました。「ねえチューしないのぉ?」「生チュー見てみてぇ。やってよ。」「次郎、女は押しの一手よ。」「何なら私で練習する?」と相変わらずなガキんちょたちに怒ると思いきや。
「ごめん、みんな。オレ表彰台上がれなかった。お前らとの約束、守れなかった、悪い。」
子供たちはそんなことより、帰ろうと次郎をバスまでひっぱっていきます。
「足パンパンなんだよ!荷物だってあんだよ!」「いてぇ!イテテテ!オレけが人だぞ!」「着替えさせろ!」と抵抗もむなしくバスにドカドカ乗る全員。
今日はホームでご飯を食べることになってるんだって。
アキラがバスのキーを次郎に差し出して「ほれ。」(笑)。
「ほれじゃねぇんだよ!」
負けても今度勝てばいいじゃんて言われて、今日でレーサーをやめた、と告白する次郎。
みんなの顔色が変わります。
約束したじゃない。勝手に決めるなよ!みんなの約束守ってよ!
「うるせーんだよ!オレその覚悟で走って負けたんじゃねぇかよ!」
・・・・・・
シュンタ「でも、ボク次郎が負けてよかった。」
「は?」
「だって、次郎よく見えたもん!」かわいーい!
朋美先生もフォローします。「確かによく見えたわね。」
「何言ってんのよ。あのなぁ、よく見えちゃダメなんだぞレーサーって。な、よく言うだろ?風のように・・」
「でも、最高のゴールでした。」って朋美先生。みんなの表情もその点は認めてます、って感じ。
朋美先生の言葉と笑顔を見たら無性にチューしたくなった次郎くんの気持ちも判らないでもないです。
「お前ら目つぶって10数えろ。」
「何で?」
「いいから早く!」
「1,2・・・」
「おい!早ぇーよ!もっとゆっくり!最初っから。」
「いーち、にぃー、・・」
「先生も。」
「え?何でですか?」
「いいから。」
「よーん、・・・」
ちゅー。次郎くんったら子供だからしたくなったら絶対したいのよね。
びっくりして目を開けた先生、でも改めてちゅー・・・ってもう8,9だったのに、さすが次郎くん、大胆。
そしてやっぱりフラッシュたかれて。「お前撮ったろ。おい!何撮ってんだよ!」
フィルムがあと1枚だからみんなで撮ろう!って大騒ぎでした。

ホームに帰ってみんなでご飯、瑛子さんのいつもの目玉焼き乗せハンバーグ。
園長先生も「諦めずにがんばる。」、ということで、今日は「いただきます」を誰が言うかでまたごちゃごちゃ言ってる大人たち。
園長⇒元にぃ⇒朋美先生⇒次郎、って来たとき、男の子たちが朋美先生に向ってちゅーの顔。
元にぃはそれをマネして「ん?」。元にぃが頑張らないから朋美先生を次郎くんに取られちゃったのよぉ(笑)。
次郎は声が悪いからダメってパパが言ってると、シュンタが「いただきます!」そしてみんなも「いただきます!」
わいわいガヤガヤいつもの食事風景が戻ってきました。

「それから1年8ヵ月後、風の丘ホームは再開しました。」と朋美先生のナレーション。
戻ってきた子はトオル、アオイ兄弟、シュウヘイ、ユキエ、ナナエ。ダイスケは整備士を目指して就職、ハルミは高校卒業後結婚、ナオともっちゃんはそれぞれ家族と一緒になり、アキラは新しいホームに馴染んで、ミサエは夜間の大学で保育士になる勉強、シュンタは里親の元に。
「そして、彼は。」
密林の中ジープのようなマシンで泥んこにはまってタイヤが空回り。相棒と言い合ってる相変わらずな次郎くん。
パリダカールラリーに参戦してるってことですかぁ。でも木々の景色は日本そのものだけどね(笑)。
リタイアしようと言う相棒に「バッカじゃねぇの!」
煙が立ち上るエンジンを覗きこみながら、「こっちのエンジンはこれからが全開なんだよ!」胸を叩く次郎くん。まだまだ走り続けるのです。

 

Lap10 「ラストラン」(05/06/20)
<タイムアタック次郎くん>
初っぱなから美しい背中を拝ませていただいてありがとうございます。
タマキさんも監督も密かに期待してる表情ですねぇ。そりゃそうじゃろな。
マシンに乗ってスタンバイ。
次「テツヤ・・・、(はぁはぁ)、俺倒れそう。」息もたえだえ。
テ「え?」
次「また乗れたんだな。」
テ「ここで倒れたら乗れませんよ。」
そしてスタート!
41秒ってタイムで、ブランクがあるには上等らしいんだけど、次郎くんにとってはダメダメなタイムです。ヒロトには皮肉を言われるし。
エントリーするなら39秒を切ってくれないとチームメイトとしてはやりにくい、このサーキットは使わないで欲しい、と意地悪全開のヒロトさん。
「OK。コースは使いません。コース走るだけが練習じゃねぇし(ニコっ)。」負けるなぁー次郎ぉー!
川原で一人でトレーニング中。朋美先生が橋を通りかかります。先生はご近所回りに忙しいのです。
「一人でだいじょうぶ?」
「自分で決めたことですから。あなたはレース頑張ってください。」
「はい♪」
堤防をかけあがってふと振り返ると、先生も自転車を止めてこっちを見ていました。あららら〜。いい感じじゃない。(別に私は望んでないけども。)
手を振った先生に、手を上げる次郎くん。「チャオ♪」かわいい・・。

<元にぃと競争する次郎くん>
ナオとユキエはホームに来てみたら、朋美先生が近所で頑張ってる姿に出くわします。元にぃが止めにきたけど頑固な朋美先生はその手を振りほどきます。
次郎のトレーニング中にやってきた元にぃ。
堤防を駆け上がったら目の前にヌーっと立ってた元にぃにびっくりの次郎くん。
「あ、びっくした!あ、元にぃさん。釣り?」
「違いますよ。あなたに話があってきたんです。」
「このままでもいい?」
次郎くんは堤防の階段を駆け上がって往復するたびに石を並べてるようです。
元にぃは、次郎がレースの賞金をホームの再建に当てると言ってるそうだけど、いい加減なことはやめて欲しいと言いにきたのです。
堤防を駆け上がる次郎くんについて走る元にぃ!走ってるよー(笑)!
朋美先生が1日中頭を下げて近所を回ってる、レースに勝てなかったら朋美先生のやってることが水の泡。
「悪いんだけど、俺勝てなかった時のこと考えてない。」
「は?」
本番前に何百回も頭の中でレースするけど、一度でも負けたときのことを考えたら怖くなって走れなくなると言う次郎くん。
そんな身勝手なこと許されない、彼女を振り回すのをやめてほしい、とまた堤防の上までついてきて言う元にぃ。
「じゃ、止めたら?」
階段の一段下にいた元にぃをくるっと向こうに向けていきなりあすなろ抱きだぁー!
「ちょっ!」
「『朋美先生!行くな!』ガシって。」って元にぃの顔を覗き込む次郎くん。あらぁー!元にぃ危うし!次郎くんに惚れちゃうぞぉー(笑)!
「気になるんでしょ?彼女のこと。」
「いや、そりゃあ少しは、気になりますよ。」って言ってることばなんてまるで聞いてない次郎くん、自分が並べた石の数を数えて今度はロードワークへ。
「彼女は、いつも・・ど、どこ行くんですか、ちょっと。」
軽やかにランニングを始めた次郎くんの横で革靴でカバンを持った元にぃが一生懸命は士っています。
「確かに!彼女のことは気になりますね。彼女はいつも必死で、でもちょっと不器用で、誰かが守ってあげ・・」
次郎くんたら、勝手に左折(笑)!
「そっちですか。」慌てて方向を変える元にぃ。がんばれーー(笑)!!
しつこく付いてくる元にぃをチラッとみた次郎くん、「HEY!」ってスピードアーップ(笑)!

ナオとユキエはオバゴンズに出会って言い争いになって、タコ焼きを投げつけてしまいます。

<元にぃと仲良しになる次郎くん>
ホームではみんなが集まって重苦しい雰囲気の中、一人バクバク食事中の次郎くん。
謝りに行くという先生たちに、それはおかしい、やったのはコイツラだと主張する次郎くん。
でも謝りに行きたくない、あのオバゴンズはひどい、と言うナオ。
次「ひどいのは知ってるよ。化粧は厚いし、香水はくせーし、シメサバみたいな洋服着やがって。ントに。でも武器使ったのはお前らだろ?悪いぁねぇかよ。」
朋「ナオちゃんたちは武器なんて使ってません。」
次「でもタコ焼き投げたんだろ?」
ナ「タコ焼きだよ?」
次「タコ焼きだぞ!そもそも何食いもん投げてんだよ。あのなぁ。たい焼きだろうが、もんじゃ焼きだろうが、拳銃だろうが一緒なの。武器使うなんて卑怯じゃなぇかよ。」
その理論はどうかと思いますが。
でも謝りに行くと、オバゴンズの中の一人がちょっと脈ありそうな雰囲気。
機会を設ければ話を聞いてあげる、と言う提案もありました。喜ぶ朋美先生、元にぃもあれれ?って感じ。

次郎くんはトレーニング。イメージトレーニングもカッコイイです。
朋美先生は説明会のセットとご案内。そんなにいつもバラバラ書類を落とすな!言いたい。
元にぃは、子供たちに会いに行きます。
おばかなことをしてるけど、次郎のことを一番信じてるのはチヒロさん、と言う瑛子さん。ちぃ姉ったら、「結婚もしたし恋もしたけどアイツほど信じられるやついなかった。」なんて、何告白して
んのぉー?!血のつながりないんだから、気をつけないとぉ!ってドラマの趣旨が違ってきます(笑)。

ジムでトレーニング中の次郎くんを背後からジィーッと見つめる厳しい視線。こわーい!何でそれほどまでにキツイ視線なのぉー?
と思ったらどうやら次郎に感化されつつある元にぃって感じでした。
「ひょっとして俺のこと好きなんですか?」って言われて元にぃったら本当はドキドキしたかも(笑)。
子供たちがみんな次郎くんのレースに期待してるから、心配になってきたと言う元にぃ。
そんな話を聞きながら隣のエアロビ教室に視線が釘付けの次郎くん、あくまで、そういう感じですな。
「素朴な疑問なんですが。あなたは普通の神経の持ち主ですよね。しんどくないですか?そんなに勝つことばかり考えて。」
「えらいしんどいよ。でもしんどくても、俺、それしかやり方知らないから。」
「あなたにとって、勝つことが守ることなんですね。」
「・・・・判ったようなこと言っちゃって。もう」と立ち上がる次郎くん。
「勝ってください!風の丘ホームのことがどうとか朋美先生とか子供たちとか全部抜きにして、あなたに勝ってほしいと思ったんです。男として、勝ってください。レースに。」
うなづいてニコッと笑う次郎くん。あーん、こんなカワイイ顔を目の前にしたら本当に元にぃ、ドキドキだぁー(笑)。
あ、そうだと慌ててカバンを探って差し入れのスポーツドリンクを差し出す元にぃ。
「ちょっとぬるくなっちゃったですけど。」
「ごち。いただきます。」
グーを差し出す次郎くん。
「あ。」と、元にぃが差し出したグーに、ゴチン!って当てて、元にぃは「痛い!」あっはっはっ!
元にぃさんとも仲良しになれたよぉー!

マシンの微調整中の次郎くんとテツヤくん。そしてまた朋美先生が来ています。
日曜日に教会で説明会をすることを報告に来たのですか、わざわざ?そんな所まで?家のほうが近いだろうに。
「だいじょぶ?一人で。オレ一緒に行こうか?」って優しいのねー。でも日曜はプラクティス?レースの練習ですか?
必要以上に「神崎さん、神崎さん。」って意地悪なタマキさん。やきもちだぁー。

<脱臼した次郎くん>
スタッフがそんなコースのところに空き缶とか置くのかぁー?何の前触れ?
ヒロトったら、次郎くんのマシンをいじったね。テツヤも気ぃ付けろよぉ、ったくぅ。
そしてタイムアタックのチャンスにアクシデント!「何ロックしてんだよぉー!」あぁースピンだぁー!さっきの空き缶が乗ったガードレールにドスン!
38秒台が出て余裕だったけど、指を怪我してしまった次郎くん。
テツヤはマシンのセッティングがいじられてたことに気づいて監督に言いあげちゃうんですねー。
監督はそれを受け入れてヒロトを呼び出すなんて、なんか小学生みたいなことやってますけど。
ヒロトは疑われてまでこだわるチームじゃないから辞めさせていただきます、と。とっくにそのつもりだったのね。
「この人とは敵のほうが走りやすい。思う存分闘いましょう。」なんてカッコつけるヒロトだけど、次郎くんはヒロトなんて眼中にないんです。
「ごめん、ごめんごめん、ちょっと待って。そうなの??悪いんだけど、全然、敵って思ってねぇ。」
溜飲が下がるってこういうことなのね。テツヤだけでなく、タマキも監督までもそんな顔してます。そんな顔するくらいなら何でそんなクソ食らえなドライバーを置いてたんでしょうねぇ。ったく。

説明会に人が来るわけなく。でも元にぃもお手伝いに来てくれたし、あのオバゴンズの一人も来てくれました。
でも朋美先生は倒れちゃったりして。

指は脱臼してるのでいつものトレーラーの中でタマキにテーピングしてもらいます。
「負けてもいいじゃない。もし負けたら一緒にやりなおさない?ドライバーとマネージャーとしてじゃなく、男と女として。」
「何言ってんの?」んとに、何言ってんでしょ(笑)。
立ち上がった次郎くんを後ろから抱いちゃうタマキ。あらららぁ。「ずっと待ってたのよ。」なんて今更言われてもねぇ。
自分のお腹に回したタマキの手をパシパシって叩いてほどき、片手を持ったまま正面を向いて。
「やめたほうがいいって、オレレースやめちゃったら男じゃなくなっちゃうからさ。」
脈なしです。次郎くんの手をそっとはすして出て行くタマキ。諦めたね。

家に帰って、倒れた朋美先生がおやすみ中のお部屋に入ってくる次郎くん。
部屋から出て行くちぃ姉の表情は、何か恋敵に負けた感じかしら。だって姉とは言え、血がつながってないんだもんねぇ。
座って壁にもたれて疲れたなーって感じの次郎くん。
少し前に進みました、と言う朋美先生に「オレもいいタイム出たわ。」と素直です。
指のテーピングに気づいて、「指どうしたんですか?」って気にしてくれる朋美先生。
「全然だいじょうぶ。しいて言えば指きりがお預けって感じ?(笑)」
そのままの姿勢で寝ちゃった次郎くん。お疲れさまぁー。



Lap9 「イチかバチか」(05/06/13)
<クビになるのか、次郎くん>
出たぁ〜!必殺次郎くんの寝顔!下からのアングルが新鮮〜。目が覚めた瞬間のボーっとした顔とかいいわぁー。頭ボリボリボリ。
「おぁーっす!」と入った食堂はガラーン。「あ、そっか。」
朝食は自分でハムエッグ作り。一個はつぶれちゃったけど。
ここを出ていかなくてはならないから、と言う姉ちゃんに子供たちを呼び戻そう、オレが何とかする、って。
芳雄パパも「あのバカ。」って呆れ気味。
次郎くんはここに初めて来たときを覚えているのです。「すっげーホッとした。」
ここがあったから走れたし、ここがなくなったら困る・・・。パパも姉ちゃんもその気持ちは判ります。
それぞれ子供たちは寄り添って暮らし始めています。朋美先生はホームを何とかしたいので元にぃに相談。元にぃったらパフェ食べてるしぃー。がんばれー元にぃー!
次郎くんは決意して監督に申し出ます。
「マシンを貸してください。」次のレースにエントリーしたいんです・・・。
でも監督は「金か?賞金を当てにしてんのか?バカヤロ!」
どうしても金がいるなら退職金として300万やると言い、ステアリングを1個出してきます。
「お前が19で初優勝したときのステアリングだ。お前が引退するときに渡そうと思ってた。」
「監督・・・。」
万事休すか。
えー?監督ってステアリングを渡してクビってことは、メカニックをクビにしてレーサーになれってことじゃないのぉ?私甘いかしら。

<諦めるか、次郎くん>
あらら、また朋美先生が現れたぁー。そんなに遠くまでまた来たのぉー?
川原で石を並べてる次郎くん。
進展はないけどお金は何とかなりそうって言う次郎くん。「半年はいられんじゃないかな。」
でもヤバイことしたんじゃないか、と心配な朋美先生。それはね、と朋美先生の耳元で内緒話しようとして「冗談です!」って大声で。
全く子供なんだから。
土手の階段を駆け上がるのがまたかっこいーい。そんなに見つめるなよぉ、朋美先生ぃー(笑)!
次郎が並べた石は子供たちの数かなと思たけどちょっと多かったです。
元カノはわざわざ朋美先生に話を聞きにきたのでしょうか。「あなた次郎が好きなのね。」って言われたらもっと狼狽しろよ、朋美先生!
レーサーは本気で女を好きにならないから、『私たち』の入る余地はないそうです。
本気で好きにならないのはホッケー選手もそうでしたけど。
姉ちゃんと芳雄パパは次郎のことが気になります。パパは「風の丘ホームは終わった。」と言うけど。
勝手に一人でホームに帰ってきたアキラくん。先生たちも集合してるところに帰ってきた次郎くん.
「どしたの?みなさん、おそろいで。」
アキラ「おかえり、次郎。」
「ただいま。???お前なんでいるの?」驚いたお顔もすてき。
アキラ、ケチャップをチョビヒゲのようにつけてにっかぁー!
「あは(笑)。ついてるよ。」

<もう一度チャレンジか、次郎くん>
ウソツキアキラはママの写真をホームに忘れたから、と言うのでみんなでバスの中も探します。「あった!」とあらかじめ用意してた怪獣かなんかの写真を出してくるアキラ。そんなことお見通しだった元にぃだけど、よかったな、と解決です。
次郎は当然アキラを送る役目です。
バスの中で返されたステアリングを見つけたアキラは、「それ何?」
「そんなことより何で帰ってきたんだよ?」
新しいホームでウソツキって言われて受け入れてもらえないアキラくんは辛いのです。でもやっぱりウソツキなので自分は絵がうまくて画家の人にフランスで壁画を描いてくれって言われた、とアホらしいウソ。
「だったら奇遇だな。オレも今日レーサー復帰したんだよ。」
「うっそぉ!」とアキラが慌ててジュースを撒いてしまって、バスを急停車。
何やってんだよ!と頭をバシって叩いたのが容赦なくて、痛っ!って本気なアキラでした。
次郎くんはペラペラとウソを並べ立て、オオボラ。それはウソだと判るようにわざと言ってるようです。レースに勝ったら小遣いやるから。
アキラ「要らないよ、お金なんて。」
「は?」
「お金なんて使ったら終わりじゃん。」
「そ?」
「そんなことより約束だよ。くだらないウソ言ってないで約束守れよ。」
「何だよ、約束って。」
「みんなにしたじゃん!次郎。」小指を差し出すアキラ。
そう、みんなをサーキット場に連れていったときに朋美先生と指きりしたあの台詞。
「大人ってほとんど約束守らないからさ、次郎に期待してるんだよ、僕たち。」なんたる生意気(笑)!
「はぁ。そっかそうだよな。じゃあ約束は守んないとまずいよな。」
「うん、まずい。」
「じゃあ表彰台も狙わねぇとな。」
「当然でしょ、レーサーなんだから。ブーン、ブーン・・・。」ステアリングを持ってレーサーになってるアキラくん。
「レーサー?」
「違うの?」
「いや、オレレーサーだよ。」
決意新たな次郎くん。
朋美先生から次郎が金のためにレーサーを諦めようとしてると聞いたパパと姉ちゃん。
どうして?と腑に落ちない元にぃ。それは次郎がここの子供たちと同じだから・・・。どういうことですか?
次郎が本当の子ではなく芳雄パパの友人の子であること、いろいろ手をやいたこと、出ていくけどここに帰ってきたこと。切々と話す芳雄パパ。
「次郎にとってこのうちがなくなってしまうこと、子供たちが離れ離れになってしまうこと、そいうことが私らが考える以上び大きな意味を持っているんでしょう。」
次郎の涙を見た朋美先生は理解して自然に泣いてしまいます。「ここを残すことをもう一度考えてくれませんか。やらせてください。お願いします。」

別れ際にアキラが次郎に渡したものは、次郎のカメの絵。フランスの壁画にと依頼されてる絵とは到底思えませんけどね。
よっし、とエンジンをかける次郎くん。

<レーサー復帰だ、次郎くん>
またまた職場まで来てるのか、朋美先生。
「どうしたの?」
「昨日言いそびれたことがあって。」
「ん?」きゃぁー、この『ん?』がまたぁー。
「あのぉ、諦めないでください。お金のことなら他に方法があると思います。」
「ちょと待って。諦めるってオレが何を諦めるの?」
「あなたが諦めるって言ったらレースしかありません。」
「冗談言わないでよ、オレがレース諦めるわけないじゃん。」
「でもここをやめてしまったら・・。」
いきなり歩き出す次郎くん。
その背中に向って叫ぶ朋美先生。「約束したじゃないですか!もう一度レーサーに復帰したらー。」
振り返って「ヘイヘイヘイヘイ!」ってバスのキーを朋美先生に向って投げる次郎くん。「待ってて。イチかバチか勝負してくっから。」
待たせるのかよ(笑)。
ステアリングを握ったまま監督に向って歩いていき、きっぱりお願いする次郎くん。
「金は、要りません。もう一度お願いします。マシンを貸してください。オレレースに勝って賞金手にします。」
大きく息を吸い込みます。
「一度っきりで結構です。お願いします。次のレグルスカップにエントリーさせてください。で、そこで表彰台にあがれなかったら、もう二度と走りたいなんて言いません。きっぱり・・・・、きっぱり引退します。」
「軽々しく一度きりなんていうか。その意味がわかってるのかね、イチかバチかでもすべてをかけられるのかね。」
「すべて?・・・(すべて)・・・。」
ステイアリングを机に置いて、「お願いします。」
まっすぐ見つめる視線。
「判った。ただし、表彰台に上がれなかった時はこのチームをやめてもらう。イチかバチかの勝負とはそういうことではないのかね?」
・・・うんうん、うん、と頷く次郎くん。
「はい。」
外に出るとバスのところで待ってた朋美先生に「セーフ!」と笑顔。
窓からその様子を見てる監督は、誰かを乗せて走ることを知ったから、誰かのために走るということを知ったから、アイツはまだ強くなる、と説得力のあるようなないようなことを言ってます。
「おもしろくなってきだぞ。」ってことはレースに勝って丸く収まるってことでしょうねぇ。でも優勝じゃないと思うな。
川原でまたデートですか。喜ぶ朋美先生。
「アイツら呼ばねぇとなぁ。」
サーキットに子供を連れて行くのはいやだけど約束しちゃったしね。
「で先生は?来てくれんの?」
「行っていいんですか?
「ま、オレは、先生に一番来てほしいですけどぉ。」ってガラ悪い人みたいに。
「あ、そっか。興味ないいだよね、レースとかね。」
「行きます。行きます。」
「ん?」
「レースは見てもよくわからないけど、でも行きます。」
「じゃ、はい。」
で、指きり。「ウソついたら針千本飲〜ましょ。指きった!」『飲〜ましょ』なの?ふーん。
「じゃあね。」と去っていく次郎くんに後ろから「がんばってください!」って朋美先生。何だか気が抜けるんですけど。
でもそれに答えて振り返らずに右手を高く上げる次郎くん。それはカッコイイ。
もしもしカメよ〜を歌いながら奥歯をかみしめる次郎くんです。
そしてLap1のオープニングと同じ、レーシングスーツにお着替えシーン。背中だわ〜、背中よぉ〜!!きれ〜い!!
スローでお着替えシーンなんて贅沢〜!アキラの絵が飾られています。
子供たちに連絡が行き、みんな大騒ぎ。2ちゃいのナナミちゃんまで。
それでも引越しの準備をしてるパパと姉ちゃん。履歴書を書く元にぃはどんな気持ちなんでしょう。
マシンに『Jiroh.K』の文字が貼られて沸くスタッフを尻目におもしろくないのはヒロトさん。次郎の道具箱(?)をガーンって払い落として、その目つきは怖いって!
次郎くんはアキラの絵とホームのみんなの写真に誓います。『待ってろよ!』スモークと逆光の中でニヤッとした次郎くんがまた素敵〜!

<予告>
うぉー!気になるのは元にぃの鋭い目つき!


Lap8 「バイバイ次郎」(05/06/06)
<やるせない次郎くん>
ホーム解散の危機の中、一生懸命仕事する次郎くん。
おぉ、脇の下の汗がぁ〜せくしぃ〜。肩から腕にかけてのたくましさにほれぼれぇー。
石垣くんもドライバー志望だたけど挫折した人だったのね。そんな彼から見ると次郎先輩は、ドライバーの夢も捨てずにメカニックの仕事もきちんとやってるのでスゲェ人なのですね。
監督がやってくるのを知ってて、わざと「海坊主監督」って石垣くんに言わせて遊んでる次郎先輩です。
監督「少しは慣れたようだな。」
次「いやまだタイヤの運び方判ったくらいっすよ。」
監督「ふふ(笑)。久しぶりにメシでも食うか?今後のことについて一度ゆっくり話をしたい。」
おぉ?ドライバー復帰か?
明日うちに来ないか?って誘ってもらったけど、明日は用事がある次郎くん。
せっかくの話なのに、と怒る元カノ。「人の気も知らないで。」
「は?」
「いいえ。」カツカツカツ。
「何怒ってんの?」
いえいえ、次郎くんの汗のニオイがいやだったんではありませんて!

ホームのみんなは荷造り中。明日はお別れの日なのです。
町田市内、横浜、川崎、世田谷、栃木の5箇所に別れるって。栃木?それはまた遠いこと。
朋美先生は改まって元にぃにご挨拶。「また連絡してもよろしいでしょうか?」って元にぃ。そうそう、この2人がひっついてくれればいいのに(笑)。
朋美先生がしんみりと『風の丘ホーム』の園長手作りの看板を見ていると、そんな静かな雰囲気を壊すボロバス到着。
明日はみんなを各地に送り届ける仕事なのですね。
そのために運転してるワケじゃないし、そもそも運転したいのはボロバスじゃなくてフォーミュラカーだし。何で次郎って呼び捨てにされなきゃいけないんだ。って今更ながらの文句をたれる次郎くん。
最後の夕食のごあいさつを元にぃがごにょごにょ、園長先生がごにょごにょ。
いつもどおりでいいよ、ってみんなが言います。だからいつもどおりのハンバーグにしましたって言う瑛子さんだけど、瑛子さんが一緒に食卓を囲むのが普通じゃないです(笑)。
いただきますのあいさつはいつも通り元にぃに、と言う園長。いやいや園長が、と言う元にぃ。
そんな譲り合いがアホらしい次郎くん、手をパンっと叩いて「いただきます!!」(笑)
それに続く子供たち。
ハンバーグの上に乗っかった目玉焼きの一番おいしい食べ方ってのをシュンタに見せる次郎くん。お箸を使わず口でまるごとズズズっ!
芳雄パパは2ちゃいの子に「さっきこれズズズってやった人いたねぇ。ダメよ、ああゆうこと。」ってつぶしてあげてました。
まあ、優しいおじいちゃんって感じだわ〜。失礼な(笑)?

翌朝みんなの行き場所を書いたメモパッドを運転席の窓ガラスにはりつける次郎くん。青、緑、ピンク、黄色。縦に綺麗にならんでいます。
「行くぞ、いいかぁ?」
ブルブルブル・・・・
「出発ぅ・・・。」みんなさびしい表情です。

<さびしい次郎くん>
重い空気の車内です。最初の施設は、男の子4人。1枚目のメモをべっとはがす次郎くん。
もっちゃんがマヨネーズを忘れていってしまったので持ってくと、「次郎ぉー!」と駆け寄ってくるもっちゃん、「さよなら。」
「何だよ。改まって。」
マヨネーズを投げて「大食いすんなよ。わかったな。」と言って、もっちゃんお得意の斜め細目線をする次郎くんだけど、まっすぐ見つめるだけのもっちゃん。拍子抜け。
アキラは「次郎、もうレーサーだってウソつくなよ。」
「あたたた・・・(笑)。おめぇこそ大ボラふくんじゃねぇぞ。・・・ダイスケ、挨拶ねぇなぁ。」
最敬礼のダイスケ。「さよなら。」
「何だ、その他人行儀は。シュウヘイ!」ちっちっちとこっちへ呼んで、「さてここで問題です。バスの運転手さんはいつも帽子をかぶっています。どうしてでしょうか?」
考えるふりシュウヘイ。「教えてください。」
「じゃ、今度な。」
「今度はありませんよ、今日でお別れですから。」
「今度っつったら今度なんだよ!」
変顔でドアを閉めていく次郎くん。1枚目のメモをグチャっと握りつぶしてポケットに。
シュウヘイはちゃんとクイズの答えは判ってました。「ムボウ運転しないためですよ。」
少し人数が減った車内。ホームでは2ちゃいのナナエが駄々をこねてます。
二つ目の施設はトオルとアオイ。
朋美先生はアオイに「次郎をよろしくね。」って言われて答えに困ってると、「こらこらこら、何マジで困ってんの?」って次郎くん。
そうだよ。元にぃも複雑な表情です。
アオイを呼んで「お前浮気すんなよ。」って次郎くん。
ア「いやーよ。私たちはもう終わったのよ。ここできっぱり別れましょう。お互い新しい道を歩みましょうね。」
「お前どこでそんな台詞覚えてくんだよ!」
元にぃはつきそいでここでおりるので次郎くんにご挨拶。運転席の窓が外から開かなくてアタフタする元にぃ、かわいらしー。
あなたは子供たちに土足で踏み込んでるが、その土足を子供たちは喜んでいた。それがなんなのか知りかたったと、元にぃに言われて、「・・・・。」な次郎くん。
2枚目のメモをびっとはがします。
「どうしたの、次郎。」「さびしいんじゃないの?」「本当は泣いてたりして。」って女の子たちにからかわれる次郎くん。
「そんなわけねぇだろ!」

<照れてる次郎くん>
3つ目は、ハルミ、ナオ、ユキエが降ります。
トイレ行くために降りた次郎くん、冷水機の水を飲んでると、ハルミが手を差し出して「ありがと、次郎。」
ためらう次郎に「うぶなんだから〜。」
「手が濡れてるっつーの。ほら!」ってしずくをハルミにかけるけど、ハルミはそのまま待ってるので、サッと握手。「オレ高校生にウブって言われた。」
今にも泣き出しそうなユキエを見てミサエは冷たく去っていきます。
次「ミサエ!」
ミ「いい。甘やかしたらダメだって。今日から別々に暮らすんだから。泣かないって約束したじゃん、もう。」
振り向かないミサエの代わりにユキエの前に行く次郎。「妹はもう卒業しろって。」
わかった、とけなげなユキエ。大事にしてるつぎはぎのクマのぬいぐるみを次郎に差し出します。
「(オレ)?」
「違うよ。ミサエちゃんにあげて。」
クマの手を振って「じゃあね。」
ナオちゃんには「あ、有名になっちゃう前に握手してもらっていいっすか?」
そしてミサエを追い越すときにクマをズンっとミサエに押し付けて行きます。
ミサエは笑顔を作って「大事にするよ。」
すっげーなー、役者ぞろいやなぁー。子役すっげーよー。ってミサエちゃんは子役とは言えませんね、もう。

<大泣き次郎くん>
最後は一番上のミサエと一番下のシュンタ。
「どうしたの?次郎。機嫌悪いの?」なんてなんて的を射た言葉でしょう。シュンタくん。
「疲れたの!」
バスに一人残った次郎くん、最後のメモを握りつぶしてポケットに入れると4枚のまるめたメモを取り出してダッシュボードの上へ放り投げます。
ラジオをつけてみたけどガーガーって入らないし。「ボロだなぁ。」
荷物を取りにきたミサエとシュンタ。」
シュ「次郎、バイバイ。」
次郎「バイバイ。」
シュ「明日も来る?」
次「明日はこねぇんじゃないかなぁ。ふ(笑)。」
シュ「ふーん・・・。じゃ今度いつ来る?」
次「だから、それは。」
ミサエ「シュンタ、行くよ。」
シュ「どうして?」
ミ「いいから。」
うわぁー、切ないよぉ。
みんな降りていったあとのバスの中を見回す次郎くん。ガラーン。またラジオつけてみたりして。「だよね。」
朋美先生が戻ってきて、普通に助手席に座ります。
「そうか。先生とも今日でさよならか。」
「ですね。」
「送っていこうか。」
「だいじょぶです。どっか近くの駅で降ろしてください。」
「オッケ。・・・最後だから言うけど、意外だった。」
「何がですか?」
「いや先生のことだから、今日大泣きツアーになるのかと思ってさ。ふっ(笑)。」
「今日は、別れの日じゃなくて、出発の日ですから。」
「へぇー、成長したじゃん。あ、いや、あなたに言われたくありませーん!でしょ?」
「いいえ。確かにこれまでのあたしはあまりにもダメダメでしたから。」殊勝に反省してる朋美先生。
いつもギリギリにならないと大事なことがわからない、終電にギリギリ間に合った感じ、と言う朋美先生に「でも乗れたんでしょ。終電に乗れたんなら目的地に着くでしょ?」て優しい言葉の次郎くんでした。
そして出発。
で、思ったとおり、おっかけてくるシュンタ、それを追うミサエ。
一度スピードを落としたあと、キャップを深くかぶりなおしてまたスピードを上げるのです。
「止めないんですか?」
一度立ち止まったシュンタ、追いついたミサエ。でもまた走り出すシュンタ。
「次郎ぉー!!次郎ぉー!次郎ぉー!」
おぉー、うるうるうるうるううるうるうる・・・・・・。
急ブレーキ。歩道に降りて待つ次郎くん。そりゃめちゃくちゃ泣けます。キャップのツバをググッと上から握るようにして顔を隠すのです。
すんごい距離を走ったと思うけど息が切れてないシュンタ、すげー(笑)。
「何回も呼ぶな!犬じゃねぇんだよ。」
「次郎。」
「何だよ。」
「どうしてちゃんと答えてくれないの?」
「何が。」
「今度いつ来るの?って聞いたのに。」次郎くんの頬に涙がダーダー・・・・。顔もゆがみますって。
「ごめんな。判ねぇからさ、次いつ行けるか。」シュンタを引き寄せる次郎くん。
「だから答えらんねぇよ。シュンタ、ごめんな。」と向こう向きにシュンタを持ち上げてぐるんぐるん振り回します。降ろしてそのまま座り込んで泣いてしまう次郎くん。
「もう1回!もう1回!もう1回!もう1回!」だんだん大きくなるシュンタの声。
「シュンタ。泣かないの。」とシュンタを連れて行こうとするミサエ。
「何でだよ?!何で泣いちゃいけねぇんだよ。」
「だって、泣いたってしかたないし。」
「おめぇらガキだろ!そりゃいいトシこいて泣いてるオレはかっこ悪りぃけどさ、おめぇらガキだろ。だったら、泣きたい時に泣いたってかまわねぇじゃねぇかよ。悲しかったらその分泣いたっていいだろ!!ガマンしてんのか。」
「やめてよ、止まらなくなるから。」
「何でお前そうやって物分り良くなるんだよ!何でそんなに急いで大人になりたがるんだよ!」
「だって泣いたってしょうがないじゃん!泣いたらまたみんなと一緒に暮らせんの?泣いたらまたみんなと一緒にいられんの?違うでしょ!泣いたってどうにもなんないじゃん!」
次郎に歩み寄るミサエ。「泣いたってどうにもなんないじゃん!」
涙、涙で次郎くんはミサエの頭をつかんで引き寄せて頭をしっかり抱くと、シュンタも次郎の足にしっかりしがみつくんです。おぉカワイイ。
ミサエちゃんはガキじゃないからねー、もう大人だよぉー。次郎くんだってドキドキするんじゃないの?
「先生、まだ遅くないよね、まだ間に合うよね。最終のバス。」
ミサエの髪を撫でて匂いをかいでるような次郎くんだもの。いやぁー、ミサエちゃん、役得だぁー!

<何か決意?の次郎くん>
帰ってきてパパに食ってかかる次郎くん。「これでよかったのかよ!本当に考えたのかよ!」
手をつくした、しょうがないとちぃ姉が言うけど、ゴン!と机を叩いて「オレ判んねぇよ。」と出ていきます。
次郎が机に置いた4枚のまるめた紙。ひとつひとつ広げてみる芳雄パパ。
次郎の気持ちは判るけど。

バスで出ていく次郎を見かけて追いかける朋美先生。あれ?サーキットまで追いかけて行ったわけ?そんな時間に?あれれー?
朋美先生はどうしても言っておきたくて、と。
「さっきは答えられなかったですけど、私も遅くないと思います。何ていうか、私も、乗せてください。最終のバスに。」
えぇー、何言ってんだぁ、このヒトはぁー(笑)?
朋美先生は乗らなくていいのにぃー、いや乗るなら元にぃも一緒にね(笑)!

 

Lap7 「ホーム解散!」 (05/05/30)

<ご指名の次郎くん>
ダイスケがトシくんを殴って逃げた。
命に別状はないと聞いて、なーんだって顔の次郎くん。瑛子さんから飲み物をいただいてニッコリ。
ウマ顔の高圧的なダイスケの父親がやってきて、次郎くん怒り心頭。
芳雄パパに、「もっとちゃんと言やあいいじゃん。」とコソコソ言っただけでよくこらえました。
やじうま子供たちを蹴散らします。「早く寝ろ!」
部屋に戻って着替えようとしてるところに女の子4人がドカドカ入ってきます。
「着替えるっつってんだろ。」
でもハルミはダイスケは私のために殴ったの?と心配。どうなるの?ねえ次郎!
でもそんなこた知ったこっちゃない次郎くんはさっさとTシャツをまくりあげて「きゃぁーーー!!」
ミサエちゃん固まってます。ちょっとドキドキ?次郎くんのオトコに目覚めちゃったかしら(笑)。

夜明けに神父さんから電話が。ダイスケがいるけど、次郎くんご指名だと。
布団でなくて床にそのまま寝てた次郎くんは姉ちゃんに起こされます。
ダイスケのことをとやかく言えない次郎くん。
姉ちゃん「似たようなことやってたくせに。高校の時ケンカして補導されて、『姉ちゃん、ひとりで警察に来てくんない・・。』って。」次郎のマネして嫌がられるちぃ姉。
「あんたになら話せることがあるんだよ!」
それでも立てかけてあるベッドマットにもたれて寝てる次郎くん。ついにバシン!今日も姉ちゃんに殴られました。
「起きた。ん、起きた・・・。」

明け方。教会に着くと、神父さんにまだピアノの鍵盤の言い訳をする次郎くん。ちょっとしつこすぎ。
ダイスケの態度は思ったとおり大柄です。
「用があってオレのこと呼んでんだろ?」
「別に。」
「何でもいいから話せよ。先輩が聞いてやっから。」
「おめに話すことなんかねぇよ。」
「ちっ。好きにしろ!!」怒って帰ろうとする次郎くん
「警察。警察に連れてけ。あのボロバスで。」
「連れてけ?け?け、だ?この野郎、言い方考えろてめー!あれ?オレじゃなくてバスですか?」
いや、そうじゃないだろ。

<勝利する次郎くん>
次郎ひとりで心配だと元にぃ。
各方面に対処する職員たち。そこに近所のおばはんたち、あーあ、来たかぁ。
バカ丁寧なおばはんたちは、『廃園に関する申し入れ書』を差し出します。
それには調理師瑛子さんの過去まで暴かれてました。

次郎くんはダイスケをおちょくりまくり。「ハルミのことが好きなのか?ダイスケはハルミが大好き!」ってアホですわ。
のどが渇いたダイスケ。コンビニに寄って意地悪次郎くんは自分の分しか買いません。
「おごれよ!」ってますます腹立つ態度のダイスケに次郎くんじゃなくてもムッカー!
何でもいいからと言うので、次郎くんが買ったのは“マムシいっぱつ”。
今頃仕事に遅れたことに気づくのんきな次郎くんは職場に電話します。マシンのセッティングシートを持って帰ってるのでみんなが困ってる。
ダイスケはバスを運転しようとするけどできるはずもなく、家の鍵とかを渡されて次郎くんにあしらわれます。
そのままボーっと歩いていくダイスケに、
「なんなんだよ!」追いかける次郎くん。
いきなり走り出すダイスケ、フェンスを乗り越えて女の子たちがホッケーをやってるグランドに乱入。次郎くんのフェンスの乗り越え方、かっこえー!まだまだ現役です!
ダイスケに馬乗りになって押さえ込みながら、かかってきた携帯で朋美さんと話して、今度は元カノ。朋美先生と間違えられて元カノはお怒りです。
ダイスケに携帯を遠くに放り投げられて「待ってろ!」と携帯に言い聞かせてダイスケを追っかける次郎くん。いやん、カッコイイ!

元にぃさんは心配したとおりになったというけど、芳雄パパは次郎にかけてみると。
ダイスケと次郎くんのかけっこ対決は次郎くんの勝利!
くってかかっても歯が立たないダイスケ。
もう知らん!とさっさと去っていく次郎くんにダイスケは叫びます。
「行きたいとこがあんだよ!行きたいとこがあんだよ!警察行く前に行きたいとこがあんだよ!」
ん?振り向く次郎くん。

<ダイスケの味方、次郎くん>
着いた所はダイスケの父親の病院。午前の診療が終わるまで待つというダイスケ。
セッティングシートが来ないのでヒロトは激怒。朋美先生は警察の前で怪しい人だと思われつつあります。
ホームの地主から借地料を4倍にしたいという申し入れが。
静かに話すダイスケ。父親にずっと誤解されてきたことをわかって欲しい。兄と違って自分は一生懸命やってもうまくできないのであって、親を苦しめたくてやったんじゃない、と。
父親が出てきて会いにいくけど、ダイスケに有無を言わせず迷惑をかけないでくれ、とだけ言う父親。走り去る車にクラクションを鳴らす次郎くん。
車が止まって、オヤジ!おとうさん!話したいことがあんだよ!と窓を叩くダイスケ。でも窓は開かず走り去るのでした。
クッソォー!な次郎くん。トボトボ歩いていくダイスケを見守っています。坂を上って見えなくなったけど、戻って来い!アイツは戻って来る!と辛抱する次郎くん、そしたら頭が見えて、こっち向いて歩いてくるダイスケ。パッシングで元気付けます。
次第に小走りになってくるダイスケを見て微笑む次郎くん。ちょっと感動したりして。
まむしドリンクを放り投げて「早く乗れ!」
一番後ろの席で一人泣くダイスケ。そっとしておくために朋美先生からの電話を切ってしまいます。そしたらダイスケは大声で泣いちゃうのでした。
朋美先生が職務質問されてるところにバスがやってきます。
文句たらたらの朋美先生を素通りして「行ってくるわ。」とダイスケくん。
警察に向かうけど振り向いて次郎くんに聞きます。「オレ戻れるかな、ホームに。」
「戻れるんじゃねぇの。(ハルミ)待ってるし。」
「そんなんじゃねぇって!」
「ふふ(笑)。・・・ダイスケ!待ってるぞ。」
それ飲めよって合図。まむしドリンクを見てにこっと笑うダイスケ。うまいなー、ダイスケ。

遅ればせながらサーキットに来た次郎くん。元カノはそんなに怒ってなくて、仲間からのメモは『♪もしもしメカよ、メカさんよ、どうしてそんなにオソイのか♪』ってお怒りだったけど何か可愛くて。
シャツを脱いだランニングの肩や腕がまた素敵でー。元カノは監督に彼を走らせてあげてくださいなんて、可愛いこと言うじゃなーい。
元にぃが子供たちにお説教しようとしたところに次郎くんご帰還。子供たちは次郎ぉ〜!って行っちゃって、元にぃはまた負けちゃいました。

<怒る次郎くん>
首の訓練しながら寝ちゃった次郎くん。ひどい顔(笑)!
朋美先生がダイスケからの伝言を伝えにきます。「まむ・・・」「まむしいっぱつ?」「それです。美味しかったって。」
お父さんのところに行ったのならちゃんと言ってくれればよかったのに、って文句言われて。
「そっか、ゴメン。」って素直な次郎くん。
「でも本当言うと、あなたはちゃんとダイスケくんを連れてきてくれると思ってました。」
「オレも。ホント言うと、ちゃんと先生が待ってくれてるって思ってました。」
ニッコリのおふたりさん。次郎くんの首のトレーニングのゴムにチャレンジしようとしたらいきなりドアが開いてびっくりアタフタ朋美先生。
入ってきた姉ちゃんもびっくりでした。
「まだ諦めてないんだ、レース?」
「何回もおんなじこと聞くなよ。」
「ま、がんばんなよ。」
「え?」
「お父さんも本当はそう思ってるのかもしれないね。」
「エ?!」
「あたしは応援しないけどね。全然。」ってまた叩こうとしたので防御する次郎くん。でも寸止めだったのであれ?って振り返ると姉ちゃんは出て行ってしまいました。
瑛子さんは前科があることを黙ってたことで退職願いを出し、園長先生は一人で苦悩。外は嵐です。
数日後。ダイスケも無事に帰ってきています。
休日にみんなを集めて園長からのお話です。眠たい次郎くんはテーブルに頭をひっつけて寝ぼけまなこ。
「風の丘ホームを残念ながら閉じることになった。」
いきなりの話の当然怒る次郎くん。「こいつらをバラバラに放り出すってこと?!」
もっちゃん、鼻たらして泣いてます。
頭を下げて出ていく芳雄パパを追いかける次郎くん。親子の言い争う声が食堂のみんなに聞こえています。
係争して勝つこともあるけどそれまでどんな苦労をするか。園長は考えに考えたた末の結論なのです。
オヤジの涙を見た次郎くんも目が真っ赤。
チクショォー!!

<タイトルバック>
今日のタイトルバックでは子供のクローズアップはなしで、みんながバラバラになるって感じを出してました。


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