GOOD LUCK!!

FLIGHT#05  (03/02/16)
<出張はエコノミー>
アメリカに1泊で出張に行った元ちゃん。でも狭いエコノミーで香田さんとジェーンに挟まれてとても窮屈。片や新聞広げるし、片や毛布を取られちゃうし。うんざり・・・。
熊川哲也にはしゃいでるうららちゃんは香田さんから大目玉。
香田さんは太田パーサーにまで「あなたが指導しただけで改善するとは思えない。」と!コワッ!
元ちゃんは「成田に戻ってあらにしてくださいよ。キャビンにまで聞えてますよ。」って注意に行くけど、泣いてしまったうららちゃんが「新海さぁーーん!」なんて元ちゃんの胸に飛び込む。
押されてキャビンの前のところまで出てきちゃって「ちょっ!ばかばかばかばか!」って慌てる元ちゃん。
「すいません。」てへ♪って愛想笑いをして、うららを元に押し込んで「ちっ!」って舌打ちしてガッてカーテンを閉じました。
ハッハッハッ(笑)なかなか嫌なコ役ができてる内山理名。どうもね、このネチっとしたしゃべり方が好きじゃないんだなー、私。でも内山理名って背低いけど最近のCAは背の高さの制限はないんだろうか・・・。
元ちゃんはいっつもシャツにセーターの地味な服装で、最近の兄ちゃんぽい服装はしないのね。

キャストの紹介のあとタイトルの出る直前、小さな各人の映像が一列になって順番に親指を立てるところがあるけど、そのときの香田さんの最後の顔がおかしい!目まんまるにしてニカってしてる。

<香田さん訴えられる?>
元ちゃんは歩実に「はい、おみやげ。」って封筒を渡します。
「何?」
「ボーイングの新しい機材。見学してきたからさ。あ、何か期待しちゃった?ごめん。」
「バッカじゃない。」とすたこらさっさと去って行く歩実。
「な、今夜メシ一緒行く?」
「何で?」
「いや、わざわざアメリカまで行って見学していたからさ、一応意見とかきこうかなぁって、整備さんとしてね。」
「だったらいいけど。」
「だったら?どうせ何でもいいんだろ。お前食い放題かなんかで。」ってまた言い合いしそうになったときに安住が呼びにきました。
「大変だよ!香田キャプテン!」変な芝居(笑)。

現場にいた者として状況報告を求められる元ちゃん。
手をにじり上げた、人間として失格だと暴言を吐いた、というのは事実か?と聞かれ「はい。」と答えます。
名誉毀損と言われても仕方ないという乗員室長(だっけ?)。香田さんのピンチだ!慌てる元ちゃん。
「いや、お言葉ですが、香田さんが叱ったのは名誉毀損とかそういうんじゃなくて、同じ会社の社員としてとしてただ無視できなかったと、それだけ・・・。」
君は聞かれたことだけ答えればいい。
「はい。」

歩きながら「本気じゃないんじゃないすか?彼女。」いくら何だって訴えたりしないでしょうと、香田さんに言うけど、「励ましているつもりか。」とそっけない香田さん。何も影響はないと言い切ります。
明日は香港に自分と一緒のフライトだから早く帰って体調整えなさいと。
せっかく心配してやってんのにねぇ。そんで歩実とはデートしたのかしらん。

<心配な元ちゃん>
翌日は香田キャプテンと準備してると、シフト変更だと言われる香田キャプテン。元ちゃんも「え?」
CAたちが香田キャプテンと一緒のフライトをボイコットすると言ってるという。
去っていく香田キャプテンを心配そうに見送る元ちゃんの視界にジェーンさんが首をグラグラさせながら現れて、バシンって背中をたたきます。
「よろしくお願いします。」
「何だよ。そんなに好き?香田さんのこと。」
ふふふ、そんなに好きなのよ、もう(笑)。ジェーンさん、何でわかるの(笑)。

今日も陽気なジェーンさん、エコーつきで歌いながらの操縦。
お茶を持ってきたCAが浮かれて今日は食事にご招待しますって。
香田さんのこと、「可哀想だなぁ。みんなに嫌われちゃって。」って言うジェーンさんに顔を覗き込まれるけど、無言の元ちゃん。複雑・・・。

歩実vsうらら。すっごーコッワー!訳もわからず文句言いに行くなんて、歩実もおかしいわ。

香港から帰ってきた元ちゃん。香田さんにどうなりました?って聞くと、まだ被告になってない、と香田さん。
「あの、オレに何かできることありますか?」
「ん?」香田さん、ちょっとふっと暖かい目もしたけど、またキツイ目になって。
「言ったはずだ。人の心配する・・」
「ハイ、自分の心配します。」
香田さんが出て行きドアがばたんと締められて、ふっと上を見上げる横顔でした。

<はち合わせ>
マフラーをしっかり首に巻いた元ちゃんが帰ろうと車に乗ろうとしたらうららちゃんがやってくる。慰めてもらおうとしてんのか?こいつわ!
「お前ダサすぎ。自分で思わねぇの?仲間訴えるなんてカッコ悪いっしょ。」
「新海さんも見てたでしょ、あの仕打ち。」
「見てたよ。だからって訴えねぇだろ。やめろそんなくだらないこと。」と、とっとと車に乗ったら。
「訴えるのやめたら結婚してくれますか?」
「はぁ?」
「百歩譲って一緒にお泊りでもいですけど。冗談ですよ。冗談。ありえませんよね。」もうこのコの冗談は怖い(笑)。
後姿をミラーで見て。「ちっ!」わざわざ降りて「おい!」
助手席を開けて、乗れって、合図。元ちゃん、うららを説得してみようという気になったのか。

香田さんが歩実を見る目は温かい。冗談も言うし。

食事はいつもの店。何だここかぁとつまらないうららちゃん。
「すっごいコワイ顔でにらまれましたよ。あの整備の人に。」
「・・・ん、緒川か?」
言われたことを訴えて、「ひどいと思いません?」
「お前の方がひどいんじゃない?こんな騒ぎ起こして自分がいずらくなるじゃん。」
そんなに長くいるつもりないから、などと文句言ってると店に入ってきたのは香田さんと歩実。

あ、っと気づいて顔をそむける元ちゃん。でも声を聞いたうららちゃんが振り返って「あ!」。
それぞれがそれぞれにガンの飛ばしあいだー。

元ちゃんは、「あのー、そっちに行ってもいいですか?」
「ちょうどいいから言いたいことがあったら本人に言ったらいいじゃん。」ってうららを引っ張ってくる元ちゃん。
でもうららは「この人がいたらいや。だってクルーじゃないもん。」などと、どこまでもワガママなコ。
睨む歩実。「自信ないんだ。正しいこと言ってるんだったら誰がいようと堂々と話しできるはずでしょ!」
うららちゃんは「私帰る。」と出て行ってしまいます。
「おい、まだ何にも言ってないじゃん!」とお金を払って、後が気になりながらも追っかける元ちゃん。いろいろと難しいよねえ。
外で泣いてるうららちゃん。あらー計算ねー(笑)?
「送ってく。」優しいんだからぁー。でも騙されちゃダメよぉー。

歩実が香田さんに話す12年前の両親の飛行機事故の話。誰にも言ったことのなかった話を香田さんには言えちゃった。香田さんは多分その事故機に乗る予定だったんだよな。

うららちゃんは小さいころからアイドルで、ちやほやされて、CAにはなりたくてなったんじゃないから、やりたい仕事をやってる人が羨ましい。と話します。
真剣に考えてくれる元ちゃん。
「いいんじゃない?それで。逆にさ、乗客として乗ってるときに、イヤイヤやってるCAさんにサービスされても、ぶっちゃけイヤじゃない?でもなー。お前キャビンでサービスしてるときはいい顔して笑ってんだけどな、もったいねぇな。なぁ?」
そんなとびっきりの笑顔で優しいこと言われたら、もうクラクラしてしまうわー。
うららちゃんったら感動しちゃったのね「新海さん、抱きしめてください。ぎゅうっとしてくれたら訴えるのやめます」って。
「いや、ちょっと何言ってんの?」
誰も見てないから、ほら、と襲ううららちゃんから外に逃げようとして頭を打って「アイテッ!」
「待ってください!」
「そんなことできないっしょ?あのー、そういう条件みたいなもん、イヤじゃん。それにマジで好きじゃないと、違うでしょ。」
「本当にひどい人ですね。新海さんって。さよなら!」
本当に真面目な人なのね、元ちゃんって。本当に!

<夜釣り>
マンションに帰ってエレベーターを降りたら、おそるおそる隣の部屋の覗き穴のあたりを睨んで通る元ちゃん
「あ、帰ってきた!」ってドアが開くと、あらら弟が顔出した。
「は?お前何やってんだよ!」
「キムチと冷麺、御馳走しました。」と謎のユンソナちゃん。
何やってんだって頭をはたく兄ちゃんを怒る謎の隣人。「ショーちゃん!私たちの弟でしょ!」
本当に何なんでしょう?
弟くんはオヤジとケンカしてきたらしい。ちゃんと帰ったらうがいしてる元ちゃん。
高校やめるなどとほざく弟の首根っこひっつかんで連れて帰る。「どいつもコイツもめんどくせー!」
オヤジのところに帰って、今日の通訳役は元ちゃん。「・・・だって!」って。
どうせ継ぐんなら高校やめると言う弟、誰にも継がせないというオヤジ。それに好き勝手やってる兄貴。
「オヤジもそういう言い方ねぇだろ!好き勝手やってるのは悪いと思ってるけどさ。」と言う元ちゃんに返事もせず立ちあがるオヤジさん。
「どいつもこいつも逃げやがって。話せば判るなんていわねーけどよ。ぶつかれよ!」と弟くんに言う。
熱い元ちゃんです。
オヤジさんは二人の息子にヤッケを渡して、「竿もって来い」って出て行きます。そして3人で夜釣り。超寒そうぅー。
オヤジさんはこんな小さな舟じゃなくてでっけえ舟に乗って、一度広い海に出て行ってほしい、と言う。
元「頭の悪いヤツにはでかい舟は厳しいってよ。」
弟「オレは舟が好きだから。」
元「オヤジのことが好きだってよ。」
弟「そんなこと言ってないじゃんかー。」うるせーの何のと言い合ってもみ合う兄弟に「うるせーなー」ってフッと笑うオヤジさん。
しかしこの弟ちっちゃいわー。いっちょまえな口きくのが妙に不釣合い。それにどう見ても元ちゃんはここんちの息子には見えません。回を重ねてもこの違和感はなくならないと思います。

<告白!>
いつもの皮のコートでさっそうとご出勤。おはようございますって声はうららちゃん。
「責任とってくださいね。」
「は?」
「行きますよ。」と元ちゃんの腕をとって引っ張っていく。
「ちょっと待って。責任って何よ。説明してよ。」
香田さんのところに連れてかれた元ちゃん。ドアのところで香田さんとうららちゃんの話をじっと見ています。
うららちゃんは訴えるって言ったの取り消します、香田さんにいじめられたくらいでやめるのバカバカしいので香田さんを許してあげると言います。
でも香田さんは「私は許さない。」
出た出た!ニッヒーって笑う元ちゃん。何か嬉しそう。
「これまで以上に指導するつもりだ。」
うららちゃんがちょっとひるんで『どうしよう?』と元ちゃんのほうを見ると、元ちゃんは「ん?ファイト。」とけしかける。
「はい望むところです。いつか香田さんに私のこと認めさせてみせます。」
「今の言葉忘れないぞ。」
出て行くうららちゃんのためにドアを開けてあげる元ちゃん「どうぞ。」見送ってそのままそこに立っている元ちゃんを見る香田さん。
『ん?』って顔のおふたりさん。
おっとオレも出ていかなきゃ、って感じで「失礼します。」と出て行きます。
あんなに結束してたのに、あっと言う間に香田さんのボイコットをやめてるCAさんたち。
「新海さんが私のこと見ててくれたから♪」これが直接の理由だなんですね。

ハートのキングのジェーンさんとクローバーの8の大田さんが話してます。ジョーカーは香田さん。
「ハートのAはあいつには渡さないぞ。」と飛行機を手の銃で撃つジェーンさん。

ハンガーで上の方から「おい!」って歩実に声をかける元ちゃん。「たっ!」って舌を鳴らすのがおかしい。動物を呼んでるんか(笑)?
公園でベンチに座ってお話。
「よかったね。何て言ったの?彼女には。」
元ちゃんはバナナを取り出して食べてる。歩実ちゃんはいらないって。
「ま関係ないもんね、私に。」
「何かトゲない?」
「別に。私はCAさんと違って空のクルーじゃありませんから。」
「何だ。焼きもちか。」
「なんで私があんたに焼きもちやかなきゃいけないのよ!いい気になんないでよ。」
「何だよ。お前だって香田と一緒にさ、訳アリって感じでいたじゃん。あ、おまえファザコン?ジジ専だ?お前。」なんて言い方(笑)。
「くっだらない。」
「くだらないの、そっちだろ。」
「時間の無駄でした。仕事にもどります。さよなら。」
ここまでは歩実の勝ち。ホントわざわざ呼び出して何の用だっていうのよって感じ。
帰っていく歩実を振り返ってから立ちあがって。
「おい!お前鈍いからこの際はっきり言っとくけど、お前ムカツクんだよ!」
「は?」
「お前が香田さんと楽しげにしてんのってすっげームカツクんだよ。てゆうか、スゲ-ヤだった。」
それだけ言うと前を向いて座ってバナナの続き。
「・・・私も。」
「は?」
「私もムカついた!」
「はい?」立って歩実を見る。
「あんたがあの女を追っかけてった時イヤな気分だった。」
ジロォーっと疑いのマナコでちょっと首をかしげがちに見る元ちゃん。
「すんごい腹たった!」
してやったり!言わせちゃった!ニヤッ・・・。歩実のほうにゆっくり歩きながら、口に入ったバナナをもぐもぐ口を動かしまがら。もう1回ニマッとした元ちゃん。
告白大成功!

FLIGHT#04  (03/02/09)
<上海への特別機>
「緊急のチャーター便?」喫煙談話室でテレビのニュースを見てる元ちゃんと安住。
2月7日。上海でホテル火災があり、政府の要請で負傷した日本人を運ぶために緊急のチャーター便が明日の朝出る、と安住が説明口調でこわばりながらしゃべってます(笑)。
元ちゃんはそんな安住の横でタバコをふかしながら煙を手で払ったりして余裕のある芝居を(笑)。
後の壁の中国なんたらというANAのポスター、そりゃ宣伝しすぎじゃんってくらいに映ってます。ANAは株価もあがり大成功だねぇ。
「誰飛ぶの?」
「相当優秀なパイロットじゃないと。」と言う安住、「さぁー?」って言うときのしかめっ面がとってつけたようで可笑しいです(笑)。
向かいに座ってたジェーンさんは、このホテルに別れた2番目の奥さんとのハネムーンで行ったので頼まれても飛べないんだって。
心配しなくても内藤さんは指名されませんよ、と言いながらコーヒーを入れてる安住に自分のカップを持った手をぐいっと伸ばしてコーヒーを入れてもらう元ちゃん。
グレートキャプテンって言われるような人じゃないと無理だとか、かなりの量の台詞をこなしてる安住、おぉやってるやってる(笑)。
ごちゃごちゃもめてるジェーンさんと安住の真ん中で座っている元ちゃん。「聞えないから!もういいじゃないですか、どうせオレらは選ばれることはないんだから。」
それは聞き捨てならねぇと、ジェーンさんも安住も自分は選ばれる可能性あり、とごたごた言っておりますが、そこに、元ちゃんを乗員室長が呼んでいるとの連絡が。
「じょういん室長?」
「じょういんしつちょう?なんだそれ。」とブツブツ言いながら廊下を歩く元ちゃん。廊下で会う人ごとに「ちは!」「お疲れ様です!」と元気です。
フロアマップで確認したり、ぶつかりそうになった人に「あ、ごめんなさい。」と言ったり、台本には絶対ないような細かい木村拓哉感を出しております(笑)。

のり子さんにはこのチャーター機の搭乗を最後に訓練センターの教官にならないかという話が。複雑なのり子さんです。
整備部のミーティングで責任者の人が「成田ベースの整備魂を見せるんだ!」と言いましたけど、なーんか変で、本当にそんなこと言うのかしらんという感じ。

<元が特別機のコーパイに!>
乗員室長室で元ちゃんが言われたのは、なんとそのチャーター機のコーパイに元ちゃんが指名されておるとです。
驚き、首をひねる元ちゃん。
「何で自分なんですか?」
「不服かね?」
「不服じゃないですけど。同期の中では訓練時間かかってる方なんで。納得して飛びたいっていうか・・・。」
「そうだったな。チャーター機のキャプテンのご指名だ。是非とも新海くんをとご所望だ。」
え?ちょっと嬉しげな元ちゃん。でもそのキャプテンは「監査室の香田キャプテン。」
えー何で?!驚く元ちゃん。
香田くんは冷静で判断力も確かだから、その香田くんが選ぶんだから君は適任ということなんだろう、といわれて納得いかねえなぁと思いつつ室長室を去る元ちゃん。
廊下を歩いてて「お疲れ様でした」の言葉も気付かないほど、『何でだろう。あのサイボーグがオレを指名だと?何か魂胆があるいにちげぇねぇ。ちぃっ!』って感じに舌を鳴らしたりなんかして。
でも行くからにはしっかりやらないと、と気を引きしめて上着をザッと引っ張るようにして背筋を正す元ちゃんでした。

マップを見ながら会議に向かう廊下で横から出てきた歩実を見つけて「おい!」
「お前上海行きの会議?」
「え?そっちも?」
「だってオレ一応、コーパイだからさ。」と歩実の持ってた分厚い資料を持ってあげる元ちゃん。
「えーー?!」と思わず嬉しそうな声をあげちゃった歩実ちゃん。
「ああいう特別チャーター機ってんもっとちゃんとしたパイロットが乗るんだと思ってた。」
「何だよ、飛行機乗れないくせによぉ。」
「うるさいなー。いつか乗るって言ったでしょ。」
「乗ってから言えよ、だったら。」
乗員室のお姉さまに会議始まるから急いで、と注意されるお若いお2人さん(笑)。「すいません・・・。」

うららちゃんは希望するけど当然却下。だってドジでのろまな亀もどきだから(笑)。それに太田パーサーだって自分が選ばれなかったんです。

<緊急対策会議>
立派な会議室!ひな壇には乗員室長、香田キャプテンそれに元ちゃん。
国を代表するフライトである、との香田キャプテンの訓示に続き、フライトルートの確認をプロジェクターを使って説明する元ちゃん。
同じ頃、「なーんで新海なんですかね。成績はオレにほうがずっといいのに。」とぶつくさ言ってる安住ちゃん。
ジェーンさんも「知らねえよ。」とご機嫌斜め。
負傷者の説明をするのはのり子さん。でもこんな会議で搭乗するCAがすることでしょうか?何か不思議な気もするけど、まあ責任者ということでOKなのでしょう。
それから整備の説明が要くん。あのー言っちゃなんですが、こんな会議でヒラが説明したりしませんぜ。それに7時半まで整備がかかると報告したら、7時に間に合わせろと言われて、ハイって即答するなんて、ちょっと考えられませんが。まあいいでしょう。
んで、歩実っていったい何歳の設定なのかしらないけど、まあスゴ腕の整備士なんでしょうね、先輩なんかよりずーっと腕は確かで、それをみんなが認めてるっていう設定なんでしょうね(笑)。
だって、本当に偉そうすぎだもん。
そんな歩実の質問をのり子さんが聞き逃しちゃったのです。
もう一度お願いしますと言うのり子さん、でも香田キャプテンがさっさと答えてしまいます。
「キャビンのことは富樫チーフの意見を聞いたほうがいいと思います。」という元ちゃんだけど
「一刻を争う会議で二度同じ質問は繰り返さん。」と言う香田キャプテン。あとの指示をさくさくとしてサッサと終わります。
去って行くサイボーグを見る元ちゃん。乗員室長に意味ありげに肩をポンとされて、がんばれよってことでしょうか。

元ちゃんは机の上を片付けながら、気にすることないですよ、香田キャプテンは横暴だから、と言ってるCAさんたちを見てます。
「けど、香田さんは間違ったこと言ってないと思います。一刻を争そうのは事実ですから。」あっちゃー、歩実ってこんなデリカシーのないヤツだったのね?!何かこのシーンは嫌いだわ。このシーンは安っぽいドラマみたいだなーと思いましたもん。
「おい!」と要くんが歩実をつっついたのは正しい!
でものり子さんはよくできた人なので、「その通りね。私の不注意でした。みなさんごめんなさい。以後気をつけますのでがんばっていきましょう!」と言うのです。
そんな様子を見てた元ちゃんは、出て行くのり子さんに会釈してちらっと見送り、そして歩実を見ます。歩実はジーッと元ちゃんを見てました。ちょっと言い過ぎちゃったかなー?って顔で。
元ちゃんはそんな歩実にかける言葉が見つからず、つーっと横向いて出て行ってしまいました。それを見つめる歩実の目のなんと切ないこと。怖いくらい。

エレベーターの前で話す香田さんとのり子さん。そこに差し掛かって、おっと、とUターンして影に隠れる元ちゃんは立ち聞きしてしまいます。
のり子さんはこのフライトが最後になるかもしれないのです。あーーショックな元ちゃん。
元ちゃんがバッグを持って廊下を歩いていると、歩実が。
「どしたの?」さっきのこと忘れたんじゃないでしょうに、そんなに無邪気に「どしたの」なんて聞いて、かわいいわね、元ちゃん。
「部品部門に酸素ボトルをオーダーしに来たの。」
「あぁ。」
「じゃ。」
そのまま角で分かれて行こうとしたところ振り向いた歩実。
「あのさぁ。あたしなんか悪いこと言ったかな、さっき。」
「あぁぁ。悪くはないけど。悪くはないと思うけど、強いて言えばタイミング?」
もう、元ちゃんたら惚れた弱み?ってとこまでは行ってないけど、優しすぎ!あんな言い方はないだろう、と諭してやんなくちゃダメだよ。
「今回がラストのフライトかもしんないからさ、富樫チーフ。」
あらら。そんなことは元ちゃんだって今聞いたばっかりのことで関係ないじゃない。人間としてあの言い方はないだろうと歩実に言ってやってよぉおー!って私もしつこい(笑)?
「でも香田さん間違ってないよ。香田さんが悪者になるの、間違ってると思う。確かに言い方はキツイけど、機長として正しいこと言ってると思う。」
「いや、正しいかもしんないよ。でもオレは、・・・違うと思う。もう少し一緒に飛ぶクルーを大事にしたいと思うし。」自分の言葉を確かめるように小さくうんうん、と頷きながら言う元ちゃん。
「・・・考え方の違いだね。」
「あのさー、オレ・・・」
「じゃ、私急ぐから。」
あー、感じわるぅー!でもそんな感じ悪い歩実をじっと見送ってしまう元ちゃん。取り付く島がないって感じなのね。歩実をまっとうな人間に変えるんだ!頑張れ元ちゃん(笑)! 

夜おうちで「最短ルートで行くと・・・」と予習に余念がない元ちゃん。テレビでは上海のニュースをやってます。そのテレビ、とっても素敵なテレビじゃなくって?薄くて。
でもまた寝坊したらえらいこっちゃなんでテレビを消して早いとこ寝ましょう。

<何でオレを?>
翌朝はいい天気。さっそうと空港内を歩いてる元ちゃん。かっちょいいわー。
歩実ちゃんは徹夜なのでしょうね。
無事に離陸してCMです。

上海でけが人を乗せます。
テレビ見てる日本待機組。2時間50分で着いたってさすが香田キャプテン、ってウワサしてるCAの横で苦々しげなあ安住ちゃん(笑)。
離陸の準備中。香田さんをチラチラ見て。
「何でオレを選んだんですか?オレ、聞きました。香田さんが今回のフライトにオレを指名してくれたって。」
香田さんは以前同じような特別機で優秀な人をコーパイにつけたことがあったけど、その人はプレッシャーのあまり能力を発揮できなかった経験があります。
「その点君ならプレッシャーに押しつぶされることなどあるまい。君程度の能力ならリスクの程度も想定できる。」ってちょっといたずらっ子な笑みを浮かべる香田さん。
「わざわざそんなイヤミ言うためにオレを選んだみたいっすね。」
「不服なら二度と指名しない。替わりはいくらでもいる。」
「あの、オレの替わり・・」って文句を言おうとしたらキャビンOKとの連絡が入ります。
とんぼ返りだろうに、機長はひとりなのかなぁ。2人乗ってって交代するんじゃないのかなと素朴な疑問。まあいいけど。

<さすがのり子さん>
重症の新婦さんが意識を回復してパニックに。
コックピットに報告に行ったのり子さんに、離陸を5分だけ待つという香田キャプテン。
元ちゃんは「5分じゃ無理ですよ。」と。
他の負傷者もいるからそれ以上は待てないという香田キャプテン。
「でも何かあったら富樫チーフの責任ですよ。」
「それが彼女の仕事だ。」
「富樫さんにとって特別なフライトですよ。」
「それがどうした。」
「もう少しクルーの気持ちを考えた方がいいんじゃないですか。」
「シップは現場だ、前線だ。我々は社員旅行に来てるのではない。」
ちぃっ!悔しい元ちゃんです。
CAが普通ここまで言うのかしら?医者でも肉親でもないのに、と思うですが、まあよしとしましょう。
そんなキャビンの声をコックピットでしっかり聞くのがGOOD LUCK流です。
のり子さんは「死ぬ気で人を好きになったことがあります。その人は私の体の中にちゃんといるの。」なんてすごい告白までしてくれます。
香田さんは無表情で聞いてますけど。患者さんが落ち着いたので、いやーさすが富樫チーフ、って思う元ちゃん。
「富樫チーフには5分で充分だったようだな。」はっは!でき過ぎ(笑)!

<やめないでください>
無事に帰ってきました。病院に着いて行った富樫さんを待ちましょうよって言う元ちゃんですが香田さんがうんと言うわけはありません。
フライトごとにクルーは替わるのだからのり子が降りても替わりはいくらでもいる、と言う極端なサイボーグ。
「富樫さんは富樫さんだけでしょ。富樫さんの替わりは他の誰でもないと思います。香田さんの替わりだって、くやしいけど。ぶっちゃけ他の誰もできないと思いました。」あー出たよ、『ぶっちゃけ』。こんなところ(上司との会話)で使ってほしくないんだけど。
「他人の評価をしてる暇があったら自分の今日の仕事の反省をしろ。自分の評価は自分で下す。富樫くんも自分の評価は自分で下すだろう。」
くぅーーーっって奥歯を噛みしめる元ちゃん。
「彼女が降りるという選択をしたらそれは誰にも止められない。お前も余計なことはするな。」って時の香田さんはちょっと目が泳いでました。余計なことしてもいいよって言うみたいに。
「ちょっと、マジかよ。」香田さんを出口まで追いかけかけたけど、ふぅーって大きく息をついてシートに座ってしょぼーんな元ちゃんです。

帰って来た元ちゃん、のり子さんはいないかなとキョロキョロ。そしたら早速うららちゃんが食事しましょう攻撃。
「今日は無理なんで。」「明日も多分無理なんで。」と断られキャラ爆発のうららちゃん(笑)。

のり子さんと待ってた元ちゃん。ロビーの椅子で寝てました。今日の寝顔サービスはこれだけなのね(笑)。
「あれー?どしたの?こんなに遅く。」
目覚めたときの焦点のあってない目をやらせたら日本一の木村さん(笑)。
「お疲れ様です。」って身体にかけてたコートをあたふたと取るあたり、かわいいのー!
「あ、もしかして私を待ってくれてたりして?」
「ま、一応。」
「またぁ、いいの、こんな遅くまで。」
「あ、相馬さんどうでした?」だいじょぶだった、少しは報われた気がした、とのり子さん。
改めてお疲れ様のお辞儀をしあう二人。
「じゃ、報告書残ってるから。」と去って行くのり子さんを呼び止める元ちゃん。
「あの、やめないでください。」「え?」「聞きました。今日のフライトで改めて思ったんですけど、ずっと現場にいて欲しいなって。」
嬉しいけど会社の意向もあるしわがままばっかり言ってられないし、と言うのり子さん。
「もっと本音でいいんじゃなすか?ってゆうかぶっちゃけ、本当は富樫さんわがままじゃないすか。」
「ちょっと、なによぉー(笑)!」って元ちゃんの胸をつくのり子さん。
「いや、いい意味でですよ、ホントにホントに。」とのり子さんの背後に回ったりして、いい感じにじゃれあって。
「ワガママなほうがなんて言うかカッコイイですよ。あの、キャビンの女神っていうか、母っていうか。」
「母ですかー(笑)?もう、ちょっと何が言いたいの?」
「オレが言いたいのは、俺たちとずっと空飛んでてください。・・・香田さんもそれを望んでると思うんで。」
「ありがと。でも地上に降りるかは自分で決めることだし。ありがとう。」
お疲れさまでした、と言い合ってのり子さんは去って行きます。
暗いロビーにひとり残された元ちゃん「おれ、ウッゼー・・・。」なんか分かるなぁー。香田さんの言う余計なことしちゃったのね。
「サイアク・・・」としょぼんと歩く元ちゃん。
でもその余計なことでのり子さんは降りないことを決めました。

<たまには良いこと言うな>
橋のたもとのお好み焼き屋さんの前に元ちゃんの『パイロット』のナンバーの車を見つけた歩実。
もう閉店間際なのか半分暗くなってる店内で、くらーい元ちゃんはお好み焼きのタネをコネコネしてます。
「何、すねてるの?」
ガチャン!驚いてビクッとする元ちゃん。もう、驚かせたら日本一の芝居する木村さん。好きだわー。
「いきなり声かけんなよ。」
「いきなりじゃない声のかけ方とかあんの?あのー、あの、何すねてるんですか?」
「お前マジむかつくな。」
「まだ怒ってんの?」
「怒ってねえよ!だいたいそんな離れて座ること自体がイヤミっぽいよ。」
デラックスお好みの特盛2枚を注文しながら元の前に座る歩実。
まだコネコネしながら上目遣いで歩実を睨んでる元ちゃん。しばし無言。
「お前そんな食うの?とか言わないの?」
「・・・お前そんな食うの。」
「暗いね、今日。」
「いつもこんな感じですけど。」
「ウソだよ。いつもペラペラしゃべってるくせに。」
「じゃ、お前が今日はしゃべれよ。」
「ヤだよ。あたし食べるの専門だもん。これもらっていい?」
フーフーして食べてる歩実。
「お前どんな女だよ。」
「別に女と思われなくていいし。」
暫しの間があったようなんだけど、まだタネのまんまの元ちゃん。
肘をついてグーの手でアゴをコツコツ叩いて。くらーいんです。
「なんかさ。」
「ん?」
「や、いつもは300人近い乗客乗っけて空飛んでるわけじゃん。なのにさ、たった何人しか乗っけてない今日のほうが重いっていうか。シップ全体が重いって気がすんだよ。」
「わかるよ。」
歩実の話によると、飛行機の整備してるとそれぞれの席にいろんな思いがあって、喜びや希望もあるし、別れや悲しみもあって、それが分かると。だから、整備するときに、「頑張れ、いいことありますように」って思って整備して、シップを見送るときは大きく手を振って「GOOD LUCK!」!って声をかけてる、と。
いやーいい話だけど。実際そんなこといちいち思ってられないんとちゃうの?って思ってしまった私を許してね。
「・・・・・お前さぁ。」じーっと歩実を見てる元ちゃん。歩実はそんな元ちゃんの顔は見てられません、恥ずかしくてね♪
「ん?」
「たまにはいいこと言うよな。いっつもそうやってまともなこと言ってるもうちょっとモテんのにな。」
「余計なお世話だよ。」
いつまでも焼かない元にしびれをきらしてサッサと元ちゃんのタネをとって鉄板に流す歩実ちゃん。
「何で野菜焼いてんのに焼くんだよ!これオレが頼んだヤツじゃんか!」
「いいじゃん。」
こんな軽口たたいているシーンも1日1回は欲しいっす。

<あなたが好きだから>
教官の話は辞退すると言うのり子さん。
今日も遅刻なしで来てる元ちゃん。コーヒーを持って喫茶室に座って新聞を開くと、あの重症の患者さんが快方に向かっているという記事を見ます。
この記事を読んでみたら。当人の談話として、『夫の死を聞いたのは飛行機の中でした、CAさんが隠さずに話してくれました。・・・・夫が生きた証を残してあげるんだって思えるようになりました。この言葉は飛行機の中でCAさんから聞いた言葉なんですけど。』とかなりの文字数を割いて書いてありました。細かいなぁ・・・ってそこまで読むこんなヤツがおるからね、作るほうも大変だわ(笑)。
ニッと笑う元ちゃん。
そこにのり子さんが「おはよう。」とやってきます。
教官の話を断ったと言うのり子さん。
「とりあえず新海くんが機長になるまで飛ぶつもりよ。」
「え?オレが?」
「何故だか判る?」
「いや、判んない。」って言いかけたらのり子さんの顔が耳に近づいてきてビクッと首をすくめる元ちゃん。かわいいわー。
「ぶっちゃけ、あなたが好きだから。」
ぽっかーん・・・・の元ちゃん。
「ドキっとした?」
「え、冗談ですか!?」
きゃっはっは(笑)と屈託なく笑うのり子さん。かわいいわ〜。
「まあ今のが私の本音かもよ。ま、まだまだ新海くんには見破れないでしょうけど。」 じゃぁ、って振る手がカッコよくて。
何だったんだろう、って感じで口をちょっとあけたまま固まってる元ちゃん。
「ぁうぅ?」なんて言ったりして。びみょーな表情で相当長いことボォーっとしてるんでしょう。コーヒー冷めちゃったよ。
いいわー、黒木さん!水野美紀を娘に持つほどの年齢の役もやったこともあるのに、木村拓哉に告白もできて(笑)。
いっそ元ちゃんとのり子さんがひっついてくれてもいいわ。歩実は香田さんに任せて(笑)。

FLIGHT#03  (03/02/02)
<反則!定番の寝起き>!
でへ♪サービスカットの寝起き!毎週やってくれんのかしら?うふっ♪
携帯の音で起こされる。スターウォーズだっけ?
うつぶせから寝返り打って、うるさそうに「はぁー・・」って言って頭をぼりぼりってかいて携帯の隣においてある水のペットボトルをゴクゴクゴク。ブラインドの逆光の中でシルエットになった横顔。髪が跳ねてるのがかわいいわー。ノドをつたうシズク・・・じゅるっ♪
しかし、早う電話にでんかい(笑)!
新海くんちょっと話があるんだけどって何語でしゃべってるのかわかんない相手はジェーンさん
「ジェーンさんでしょ?変なイタ電やめてくださいよ。」って携帯を放り出してまた布団に入ろうとしたら、再度鳴る携帯。
ガバット起きて「フライトだ!」
いっつもギリギリ出勤の元ちゃん。運転しながらバナナを食う。「やっべっ!」
駐車場に車を置いて、飛行機とかけっこだ(笑)!走ることが多くてお疲れ様です。この走り方が好きなんだなー。乱暴な走り方。膝の上下で別々のもののような動きをする走り方。
飛び込んだら香田キャプテンに睨まれておはようございますって言って「目つきわりいなあー。」とこっそりつぶやく元ちゃん。でもそんなにキツイ目つきじゃなくてちょっと暖かかったように見えました。
ジェーンさんが風邪でお休みだから代わりに香田さんが飛ぶと言います。
動揺しつつ顔には出さずに「はい、お願いします。」・・・でもこっち向いて「ちっ!」。

<楽しんで行きましょう>
[NH911 to HONGKONG]
ブリーディングって言うの?クルーのミーティングのようなもの。
今日の機長は香田さんってことでクルーのみなさんも緊張。寝坊や遅刻なんかもってのほかだって言い方されて、「遅刻してませんけど。」と言ってみる元ちゃんだけど、無駄でした。
機内の空気が重ぉーくなってるので、香田さんが行ったあと、みんなを見回して「楽しんで、いきましょう!」って元ちゃん。
そんな笑顔で言われたら「はい♪」って言うがな!

<緊急着陸>
ボーディングの状況の連絡がちょっと遅れてるってことがもうトラブルだと言う香田キャプテン。逆らわない方が懸命だぞとキャビン内の状況を聞く元ちゃん。
あと3名がまだ搭乗してなくて、GHさんが今誘導中です、とのこと。
遅れていた代議士と秘書が乗り込んでくる。ウルトラマンのくせに(笑)ビールを飲みながら大柄な感じ。
時間通りにテイクオフ。ぐわーとフロントガラスの向こうの景色が下がっていきます。
ベルト着用サインが消えてから、代議士さんがパニックになって「降ろしてくれ」と騒いでいるとの連絡を受けるコックピット。
さて君ならどうする?元ちゃん?
代議士だからって降ろすなんて考えられない。香港まで5時間我慢してもらう。他の人に迷惑をかけられない・・・と答える元ちゃん。
香田キャプテンにとってそんな答えは不合格。太田パーサーとのり子さんを呼んで聞くと、太田さんは大丈夫だと言い、のり子さんは緊急着陸も必要じゃないかと言う。パニック生涯の既往歴もあるし。
香田キャプテンはのり子さんの意見を採用して、成田に戻るという結論に。
太田さんはじりじりしてます。元ちゃんが何か言うかと、元ちゃんを見たけど、何も言えなかったです。
結局代議士の先生は危ない状態だったので適切な判断でした。

香田キャプテンのお説教を聞く元ちゃん。「ビネスクラスの政治家だからと偏見を持った。エコノミーのおばあさんだったらどうだったか?そこに座っているだけならゴミ袋も同様だ。」
ぐー・・・・。元ちゃん!頑張れ!額を手でこつこつしてる元ちゃん。
「おいそこのゴミ!いつまでグズグズしてる?コックピットの整備も邪魔するつもりか?」座っている元ちゃんの背中に声をかけた香田さん。
でもその言葉はキツイけどなんとなくあったかい目をしてると思えたんですけど。
振り替え便が飛んでいくのを見ながらバッグを持って歩く元ちゃん。夜の空港かっちょいーい。
ハンガーに行ってみようかなって思ってるのかな。

<ハンガーに差し入れ>
でもオフィスに戻ってきた元ちゃんは大きなダンボールを持った太田さんに遭遇。
太田さんは緊急の対応をしてくれた整備の方に「日々是感謝ですから。」と差し入れ持って行くところです。見送るけどあまりのヨロヨロぶりに、オレが持ちますとダンボール箱ふたつを抱える元ちゃん。
「今日のことは私の判断ミスです。日々是反省です。」と太田さん。
「新海さん、お互い頑張りましょ!」って両手の親指立ててニヒってする太田さん。明るいのか暗いのかよくわからない人です。
箱の中身はドリアン。「臭いやつですよね。食べたことないですけど。」と元ちゃん。
「フルーツの王様ですよ。」「でも臭いんでしょ?」「そんなら私が持ちます。」「いや、重いですから。」・・・とごちゃごちゃしてる二人です。

ハンガーの中、自転車でドリアンを届ける元ちゃん。
歩実ちゃんが明日からハワイに出張って聞いて。
「お前、いいじゃん、ハワイ。」
「それより何かあったの?緊急着陸って。またなんか香田さんにしてやられたんでしょ?」
無表情で首を水平に振る元ちゃん。
「図星だぁ。」
「図星じゃねぇよ。」
「ふふ(笑)、単純。」歩実ちゃん、今日は笑ってかわいい。
「違うんだよ。飛行機が嫌いなお客さんが倒れちゃって。でも、いるのな、ホントに。飛行機が怖い人って。仕方ねぇけどさ。」
歩実ちゃんはまたシカト戦法。
「今日は焼肉食いたい気分だけど、ひとり焼き肉も何だからさ、どう?あ、お好み焼きでもいいわ。お前よく食うじゃない。だからオレも食欲沸いてくるっていうかさ。」
でも食べたくないとあっさりふられてしまう元ちゃん。
「ちょと、おまっ!おい!おい!」・・・こんなにいい男をふるなんてなー。もったいなーい。・

<またドリアン>
ひとり寂しくマンションに戻ったら、隣の部屋に危険を感じるのでさっさと通りすぎて自分の部屋をあけようとしたら。
ユンソナちゃんが「ショーちゃん!ショーちゃん!」と飛び出てきて「いつもお世話になってるから!」と荷物をくれます。「私と思って食べて♪」
あ、ドリアン(笑)。

歩実の両親の命日に毎年匿名の人から30万円が送られてくる。それは香田さんってことね?
両親の遭った事故の飛行機に搭乗予定だった幸田さんが体調をくずしたかなんかでフライトを休んだ便が墜落したってことのようね。
「長谷川キャプテンが死んだ」って言ってたから、そのときの機長がその人なんだな。

<空の怖さ>
コンビニ帰りに橋の上で上空を飛ぶ飛行機を見て幸田さんに言われたことを思ってみる元ちゃん。「何百人もの命を預かる責任者だということを忘れるな。」
ま、帰ろっと思ったら、そこのお好み焼き屋にみかけたことのある単車が!買ったばかりのコンビニの袋の中をのぞいて、ま、いいか、と行ってみる。戸の外から覗く顔もかわいいわ。
「またバカみたいに食ってんだろ!」って声かけたら前に女の子が。「あ、ごめん。表に単車あったから。」ちょっと会釈して「ともだち?」
「姉です。」
自己紹介しようとした元ちゃんにかぶさるように「同じ会社の新海さん。佃に住んでるんだって。だからよくここ通るらしいよ。」紹介もしたくない感じ。だってさっき家でおばちゃんにパイロットとの恋愛とかはダメだといわれたばっかりだし。
「オレも何か食おっかな?」と隣のテーブルがいいかどうか聞いてから歩実と背中合わせに座って、「おばちゃん!野菜焼きといいちこ!」はっはっは(笑)いいちこだって(笑)。
顔がこわばる妹の様子にあれあれ?って思うお姉ちゃん。パイロットと聞いてますますおかしいなーと思って気をきかせて先に帰っちゃいます。
「いいお姉さんじゃん。あ、そう、お前あした出張なんだ、すごいじゃん。なんか、急に差つけられた感じ。がんばれよ。」・・・・無言の歩実に背を向けて15秒くらい我慢したけど。
「お前返事ぐらいしろよ、人が激励してんだからさ。」
「激励されたって困るもん。」
「何で。」
「ホノルルなんて行きたくないし。」
「何言ってんの。」
「・・・・・飛行機苦手なの。」
「あ?」
「乗ったことないの。」

いいいよなーこんな男とこんなところで話せて。ここらへんロンバケの匂いがぷんぷん。強がり同士の言い合いみたいな感じ。
お姉ちゃんは味方になってくれそうだし、いい雰囲気。

食事の後場所かえて真面目に話す歩実ちゃん。ここの橋はすぐわかっちゃいました。佃の墨田川にかかる橋ですね、BLでも登場しました。
飛行機に乗ったことない歩実。「根っからの飛行機好きにはわかんないよね、怖いって気持ち。」
「あ、オレ今かなりバカにされちゃった感じ?」
「別に。」
「空の怖さ知らねぇでどうやって空飛べっつうんだよ。」
昔訓練機で乱気流に入ってぐーって落ちたとき、怖い思いして、そのときマジでやめようと思った、と話す元ちゃん。
「東京の空ってイケテないじゃん?」でも下から見上げてる空を抜けるとすっげー青で綺麗なキラキラした空で、感動するんだと話す元ちゃん。歩実のバイクにまたがって歩実に背を向けて独り言のようにしゃべります。その背中をじーっと見てる歩実。その目のかわいいこと。
振り向かれたらハッと取り繕って「私夜の便だから!」とかわいくないこと言って。
「お前ホンットいちいち言い返すな!」と元ちゃん。「自分が整備したシップじゃないと乗れないのかよ。」
「うるさいな、あんたなんかに相談しなきゃよかった。」と憎まれ口をたたいたときに歩実の顔が元気になったので、ふと小さく微笑む元ちゃん。
顔を覗き込んで「あ、戻ったじゃん。顔。」
「何よ?」
「・・・やっぱ怖い?」
「大丈夫。話聞いてちょっと楽になった。」
「マジで?」
「マジで!全然だいじょぶ。」さっさとバイクを押していく歩実をじぃーっと見送る元ちゃん。心配で、切なくて、何とかしてやりたいなって思ってるような顔。

いやー、すっごい、いい!いいって!気になるふたりが距離を縮めていく感じ。胸きゅぅーーーーん(笑)。
『戻ったじゃん、顔。』なんて!あぁーーー、似たようなこと言われたことがありありと思い出されてきたわ。もう相当長い間忘れていた感情が蘇るぅー。

<オレが揺らさない>
ベッドから見事なこけっぷり!
また遅刻だぁー!「ごめんなさい!すいません!」また走ってる。着いてバッグを置いたら悠然と「セーフ・・・。」とコーヒーを入れようとして、フライトの計画書みたいなものを見てる安住を見つけて寄ってくる元ちゃん。耳に口をつけそうな勢いで「おっ!」と驚かす。
安住はスタンバイだったけど飛ぶことになった、と。
「どこ行くの?」
「ホノルル。」
「いいなぁ。ハワイなぁ。」・・・・・ん?ハワイ?・・・安住の方をじっとみる元ちゃん。
「何?」
「ううん。」
「ちょっと見せて。ちょっと見るだけ。ちょっと。」とペーパーを手にとり、安住の肩を抱こうとしつつ襟首を捕まえてた元ちゃん(笑)。

ロビーで歩実に声をかける。
「ご搭乗ありがとうございます。」
「は?」
「オレ今日スタンバイで飛ぶことになったからさ。」
「うっそ?」
「ホント。だからだいじょぶだから。オレが揺れないように操縦桿グーっと握っとくから。な?」
「・・・・逆に不安になってきた。」
「何だそれ。」行こうとした元ちゃん。
「ウソ!あの・・・」
「じゃ、先に機内でお待ちしています。」その後姿を見つめる歩実。
ぐわぁーーー!!いいなぁー!こんなこと言われてみたいわぁー!君のために飛行機を揺らさないようにしてやるなんて!こんちくしょぉー(笑)!
完璧だね。完璧!

<無理すんなよ>
[NH1052 to HONOLULU]
チーフパーサー太田さんに歩実のことを気をつけてくれるよう頼む元ちゃん。
別れたあと、振り返って「あ、チーフパーサー。」
「はい?」
両手の親指を立てて、がんばりましょう!の合図。ニッコーーーっとして階段を駆け上がっていく元ちゃん!おぉーーーー!すーてーきーーーー!!!

機長さんにこのフライト希望したそうだねって言われて
「向こうで海につかりたくて。」
様子のおかしい歩実ちゃん。『助けて。』ってテレパシーかよ?いいわ、許す(笑)!
歩実の言葉を思い出す元ちゃん。『仲のいい友達の両親が死んだの。』・・・・
太田さんから電話でやはり歩実の様子がおかしいと聞き、本人は大丈夫だと言ってるのなら早くしろと機長に言われる元ちゃん。
「飛行機が怖いらしいんですよ。パイロットとして放っておくのはどうかと・・・。乗客のコンディションが第一じゃないですか!」
太田さんがその会話を聞きながら微笑んで。んまー、なんて素敵な方なんでしょう。
そして「彼女と替わってもらうことできますか?」ずるいわ。パイロットと話すなんて。
努めて元気な声で「もーしもーーし!新海ですけど。大丈夫ですか?」
「大丈夫だって言ったはずです。」
「ホンットにだいじょぶ?」
「仕事だもん。逃げないよ、私。」
「あんまり、無理、すんなよ。焦ることなんてないんだから、な。ってゆうか、ぶっちゃけ、お前になんかあるとオレ困るからさ。」
「何それ。」
「いや、パイロットだから、このシップに乗ってる全員の命預かっちゃってるからさ。」
「カッコいいこと言って。」・・・・・と切る歩実。
そして、暫しの間。
太田さんから連絡。「お客様ですが、1名降機されましたので、トータル375名です。」
聞いて唇の端っこでちょっと微笑んで、「了解しました。」と嬉しそうに答えます。
機長から「君はウワサどおりにバカで熱くて頑固者だ。」といわれます。でも「熱くて頑固者なのは空の男の伝統だ。大切にしろ。」だって。いい機長じゃない。

香田さんは歩実と話す。いい人なんだよな。歩実はどうしてあたしに?って不思議だけど。
のり子さんはなんと思ったのかな。歩実のこと知ってるのあしら。近づいてきたところで切れたけど。
太陽をまぶしがるコックピットの元ちゃん。サングラスをかけます。

ハワイのホテルに電話がかかってきます。元ちゃんはまたうつぶせで寝てるのね、制服のまま。
「もしもし。あたし緒川。整備の。」
「整備のって別に言わなくても解るよ。」と上半身を持ち上げる「元気?」
「お礼を言っときたくて。」
「うん。」
実は怖かったと言う歩実。ベッドの縁に腰掛けて水を飲んで、「うん。」
立ち上がって窓の方に歩きながら、「あのさ、ひとつ聞いていいかな?何で飛行機苦手なの?」
「今は言いたくない。いつか言う、それからいつ必ず飛ぶから。」
「わかった。・・・・・」
切ろうとした歩実を押しとどめてもっと話したい元ちゃん。
「そっち太陽みえる?案外近いな。・・・・あのさー、しょうがねぇから俺が絶対乗っけてやるよ、すんげえ綺麗な空見せてやるよ。あーズリィよぉーこれ!って言うくらいの空。」
「またそんなチャラチャラしたことゆってぇ。」
「チャラチャラしてねえよ!普通の会話じゃねーかよ。」
「・・・・・・・」
「おまえ電話でシカトすんなよ!」
「・・・ありがと。」ってスッと電話を切った歩実。
ありがとの言葉を聞いた瞬間、ちょっと驚いてでも嬉しくて。夕陽をじーっと見つめて考えて、小さくニコッ、そして大きくニコ-ッ!!かわいーいー!!きゃぁーーー!!

久々のドキドキ感!ちょっとウルっと来てしまったわー。
あの恋の始まりの駆け引きのせつなさを思い出させてくれた!その感情をみごとに表現してくれて、そしてそこにドボーンとはまらせてくれた木村さん。もう最高!!

FLIGHT#02  (03/01/26)
<謹慎通告>
香田キャプテンと睨み合う元ちゃん。1週間の謹慎って言われます。
パイロットは操縦桿を守るのが仕事でどんな状況でもコックピットから出て行くような人間はパイロットの資格はないとサイボーグ香田に言われて、「ちっ」な元ちゃん。
その上、サイボーグは行きかけたのに言い忘れた、と振り返って、水島キャプテンの引退のことを「不完全なパイロットがひとり減って監査室としては安心した。」などと言うので、元ちゃんブチキレ。
「待てよ!」と追いかけてって肩をむんずと掴み、サイボーグの衿を掴んじゃいます。
あーん綺麗な二重♪
暴力行為は服務規程違反。そんなことはわかってるけど、「オレがコックピットを出たのは何を言われてもかまいませんけど、水島さん侮辱するのは全然納得いかないっす。」と怒り心頭。
でもサイボーグはクールに「人の心配より自分の心配をしろ。」と言って行っちゃいます。
唇噛んで『くっそー』な元ちゃん。
それを見てた歩実ちゃんですが、こんなに目の強い二人が見詰め合ったら火がつきそうだわ。
CAたちの間では元ちゃんが香田さんを殴ったって話に膨らんでます。

キャリーバッグを転がしながら帰る元ちゃんを待ってたかのように歩実が現れて。
「何だよ!用がないんだったらついてくんな。」
「ついてってんじゃありません。ハンガーそっちなんです!・・・謝りに行けば?そりゃムカつくの判るけどさ、先に手出したのそっちなんだし。」
「だし?!」
「パイロットがコックピット出ちゃいけないのは本当だから。」
「オレあんなサイボーグに頭下げてまで空飛ぶ気ねぇから。」
ふん、じゃあなって感じでさっさと帰って行きます。

<謹慎中のお散歩>
うっきゃぁーーー!反則、寝顔攻撃!口半開きでうつぶせでごろんと寝返りうちながらお寝覚め。いつのまにか手にとった小さな目覚まし時計を見て、首をコリってやってます。
ブラインドからの光が綺麗だわー。そしてここはメゾネットタイプのマンションなのね。寝室は上。素敵なマンションだわー。階段を下りていったらそこに置いてあった飲みかけのビールの缶を蹴っ飛ばしちゃって。
「うわ!わっわっわっ!」ってそこら辺にあった布を放って足で踏んで、「もぉーサイアクー片付け・・・」とか言いながら拭いたら、それは大事な制服のシャツでした。
「何やってんだぁー・・・。」ほんとに。
そんでそのパジャマのシャツのアップリケは何だ?黄色の字は「NAKATA」?「NAKAI」?いやいやそんなワケないけど。

のり子さんはサイボーグにちょっと厳しいんじゃないの?って言ってみるけど、「CAが口を挟むことではない!」とキツイ言葉。のり子さんって何言われても怒らないしとってもよくできた方だわ。

シャツを洗濯してベランダに干して、「冷てぇー」って言いながらまくり上げていた袖を下ろして手すりにもたれる元ちゃん。ちょっと空を見上げたりして憂鬱そうな感じ。
そしたら隣の謎のユンソナちゃんの声が。隙間から覗いたら男の人といちゃいちゃ。
「ショーちゃん戻ってきたんだ。」ふんふん、よかったねって顔。

水辺にお散歩して土手に座って空飛ぶ鳥を見上げる元ちゃん。寝そべってたら紙ヒコーキが身体の上に落ちてきます。すみませーんと子どもの声。
遊んでる子どもたちをガムを噛みながら見てた元ちゃん、ちっ何やってんだよっな感じで起き上がり。
「な、少年!もっと羽に張りつけないと飛ばないぞ。貸してみ?飛ぶようにしてあげるから。」と
でも子どもたちは怖いおじさんと話しちゃいけないってママに言われてるのです。
「見た目でわかんだろ!怖くねぇって。おじさんでもねえし。ほら。」いやいや怖いです(笑)。
でもママが・・・
「ママが、じゃなくて。ほら!」と少年の頭をパチンと叩いたりして、ほらやっぱり怖いおじさんだ(笑)。
ヒコーキを取り上げてしまう元ちゃん。少年達のあぁーーーっていう非難の声なんか無視して、余分なところは切り取って、羽に張りを出して、先をちょっと曲げて、と紙ヒコーキを直してあげます。
そして風に逆らわないようにスッと投げる、と。ふわーっと飛んでいく飛行機。
最後に「投げるとき、力んじゃだめだぞ!」と声をかけた元ちゃん、「力んじゃだめってオレじゃねえかよ・・・。」とはぁーあって感じ。
それを見てた歩実ちゃん、声をかけようとしたらそこに恋愛ハンター(だっけ?)うららちゃん登場。
「新海さん!」
「あぁ。」って言ったあと笑いかけられて笑い返した微妙な笑顔がとても素敵。
香田キャプテンはひどいですよね。だからおいしいもん食べに行きましょって言ううららちゃん、見事な攻撃。
「ん、何で?」って言い方が好きー!
何で?何で?な元ちゃんがうららちゃんにひっぱられて土手を上がってくと、そそくさと逃げようとした歩実ちゃんを発見。
「おっおっおっ、あれれれれ?」
やっぱりこっちの方が気になるのね、元ちゃんとしては。
うららちゃんは敵対心めらめらで「私全日空でCAやってます。」と、ホラどんなもんだい!な顔で言うけど、そんなことは関係ない歩実ちゃん。
女同士の会話には興味ない元ちゃんがタバコに火をつけてたら。
うららちゃんは積極的すぎ。「新海さんの恋人になりたいの。もっと言えば結婚もしたいの。」
びっくりの元ちゃん「ちょっと待て。それは飛躍しすぎじゃないの。」
歩実は「ちゃらちゃらしたパイロットに全然興味ないし。」と一応言うけど、「パイロットと整備士なんてありえないですよね。」なんて言われるとムカッとします。
歩実「それにこの人今パイロットじゃないし。だいたい飛べないパイロットはパイロットじゃないから。」って自転車で行ってしまいます。
元ちゃんは「ゴメン。オレやっぱり今日はいいや。」と、うららを置いてけぼりにして帰っちゃいました。
うららちゃん、イヤな女キャラがなかなか冴えてきてます(笑)。

結局コンビニで買い物してマンションに帰ってきてドアをあけようとして鍵を落としたら、また隣の謎のユンソナちゃんが「信じられない、ワタシ出てクカラ!」と飛び出してきます。
で「ダイスケ」って言ったので。
「ショーちゃんじゃないの?」と元ちゃん。ま、いいわーとそろそろ部屋に入ろうとしたら、ユンソナちゃんが廊下の消火器を取っていこうとして、思わず止めに入る元ちゃん。
「ダメダメ!これはダメ!みんなのだから!」(笑)
「ショーちゃんは黙ってて!」と睨んでまた隣の部屋に入って行くユンソナちゃん。
「オレショーちゃんじゃねぇって!ちょっとぉ!・・・お隣さんだろ。」
そんな騒動があったのでコンビニの袋の中はぐちゃぐちゃで、「あーあ、サイアク・・・」サラダもぐちゃぐちゃ。バナナも買ってきたのにね。
ため息をつきながらふと見上げたジャケットのポケットから水島さんにもらった4本ラインの肩章を取り出して、『お前はいいキャプテンになるよ』って言葉を思い出す元ちゃん。歩実の「飛べないパイロットはパイロットじゃないから。」の言葉も。

<辞めてやる!>
1週間経って出勤してきた元ちゃん。「あれ?」って安住がやってくる。
「お前何しに来たの?」
「は?フライトに決まってんじゃん。」
「俺、お前の替わりに飛べって言われたぞ。シフト変わったの知らないの?」
それを横顔で聞いてた元ちゃん、下唇を噛んだまま随分時間をかけてこっちを向いて「あ?」

香田キャプテンのパソコンはFMV?東芝じゃなくてもいいのね、今は。
香田キャプテンに文句言いに来た元ちゃん。ノックの音が怒ってる。
「どういうことなんですか?」
謹慎中空を飛んだか?1週間何をしてた?空を飛ばないときもパイロットであることにはかわりないはずだ。と訳わかんないことを言うサイボーグ。
「すいません。何が言い・・あの、おっしゃりたいんですか?」
この言い直しはちょっと気になります。先週もあったし。これはワザとの場合と木村流でやってる場合があると思うのですが、あまりやりすぎるとちょっと耳障り。
「謹慎中君が何を学んだかを聞いたのだ。」
「学びたくても学べるわけないじゃないですか、飛べないんだから。」
サイボーグ香田は元ちゃんに謹慎期間延長なんて言うので合点がいかない元ちゃん。
飛ぶ資格がないからやめてもらう、地上で勤務してもらう、とその一点張りのサイボーグ。
「何をめちゃくちゃなこと言ってんですか!あなたにそういう権限あるんですか?!」
「監査室として役員会に諮る。」
ムカムカの元ちゃん。「オレはこの会社にパイロットになりたくて入ったんです。クビにされるんだったら自分でやめます。辞表は改めて提出しますんで。失礼します!」
バシンって部屋から出て行って廊下を歩きながらネクタイをうりゃっとはずし、ネームタグをバシっと首から引きちぎる元ちゃん。すれ違う人も何事?と見てます。
バッグを取っていこうとするとジェーンさんが「おっセニョール!どした?」
「今までどうもありがとうございました。やめます、会社。」
「あっ、そう・・・」とちょっと嬉しそうなジェーンさん(笑)
「失礼します。」と薄く笑った元ちゃん。
「ハイ、ばいばい。」

こんな時に女神のようなのり子さん登場。
喫茶室で「ミルク多目でよかったよね。」とコーヒーを持って来てくれます。
「はい。うまいっす。」素直な元ちゃん。
自分のコーヒーの好みをよくわかってらっしゃると感心するけどCAにとってはクルーのお茶の好みを覚えるなんて普通のこと。
のり子さんは新人の頃お客さんにお尻を触られたことがあるという話をします。
「お尻。」って目つきがちょっとイヤらしかった元ちゃん(笑)。
そのときは怒鳴ってしまったけど今はもうそんなことはない。
「もう怒鳴ったりしないでしょ。」
「じゃなくて、触られたりもしなくなったってこと。」
「あぁ、あぁ。」
「あぁって(笑)?」
「いやいや、全然、イケてますよ。ホントに。」
本当にやめるの?と聞かれてあいつに頭下げてまでやる気ない、と言う元ちゃん。
「個人的な好き嫌いで仕事する人じゃないわよ、香田さんて。今私が持ってきたコーヒーをおいしいって言ってくれたよね?だから私はCAをやめない。私にとってそういうことよ、仕事なんて。でももしあなたにとってこれだっていうものがないんだったらやめるしかないよね。私は止めないわ。じゃ、行ってきまーす。」と行っちゃったのり子さん。カッコイーイ。

香田キャプテンが歩実を見る目が優しい。歩実の両親が亡くなった事故に関係してるのかな。あれ?歩実の両親が飛行機事故にあったって言ってなかったっけ。あれ?

<送別会>
バツ3のジェーンさんを囲んでたCAさんたちとグランドホステスさんたちは、本当は元ちゃんの送別会をやろうと集まってます。そこに連れてこられた元ちゃん。
パイロットやめたらただの人だし株価暴落だし、とめちゃめちゃ言う女の子たち。外様だから香田さんは嫌われて監査室なんてとこに置かれてるとか。
みんなにやめないでと言われる元ちゃんだけど、ジェーンさんは「新海さんはやめるって決めたんだもんねー♪」と嬉しそう。だってライバルが一人へるんだもん。
太田パーサーもCAたちの監督にやってきてウーロン茶に切り替えましょうと言います。さすがパーサーの鏡。
そこに整備部のみんなも来ちゃって鉢合わせ。視線がチラチラと気になる元ちゃんと歩実でした。

元ちゃんおトイレ中。そこに太田さんがやってくる。太田さんはいつも笑顔ですごいですね、と言う元ちゃん。
でも太田さんは2年間地上の「クレームセンター」にいたことを話してくれます。酔っぱらったお客さんにクレームをつけられたことで地上に降ろされたのですが、そのときの機長は香田さんでした。
その2年でいろんなことを叩き込まれたけど、だからと言って香田キャプテンに対する憎しみは変わりませんが、と言う太田さん。
「短い間でしたがお世話になりました。お元気で。」と太田さんが出て行ったあと、鏡を見る元ちゃん。胸の社章を触ってみたりして。
トイレから出ると帰ろうとする歩実ちゃんと会います。
「もう帰んの?」
「・・・」
「またシカト。」
「見損なった。」
「ん?」
「あんたにとって空を飛ぶってそんな程度の重さだったんだ。お疲れさまでした。」
ちっと舌打ちして戻ろうとした元ちゃんの前に立ってたのはジェーンさん。
「いいよな。あのふてくされたような顔。そんな程度の重さだったんだ、ってか?」
ちーきしょーっめんどくせ!って顔だけど、歩実を追っかけて回れ右する元ちゃん。
「GOOD LUCK、・・・なんちゃって・・・。」と見送るジェーンさん。
追いかけて外に出た元ちゃんだけど、歩実ちゃんは仲間達と行っちゃいました。ちょっと悔しげな、残念な、ま、いいや、な顔でした。

<父の言葉>
実家に行って「おい!」って弟のケツを蹴る兄ちゃん。
口をきかない親子の会話は、お互いに聞えてるのに弟くんを間に介して「・・・って言っとけ!」って言うから、「・・・だって。」「・・・だって。」と弟くんが取り次ぎします。
やめる、と言う元ちゃん。大見得切って出ていったくせに、とお父さん。
お父さんは仕事をしながら独り言のように話します。海の上では全ての責任はキャプテンにある。全員の命や人生を背負って嵐の中を乗りきる。空の男は違うのか。
みかんを食べながら神妙な顔で聞いてる元ちゃん。
「あちらのシップの船長はそんなくだらねえヤツラなのか?ってゆっとけ。」
「聞えてるよ。」
立ち上がってちょっとお父さんを見て出て行く元ちゃん。ポケットに入れたままの手をちょっと上げたようにも見えました。
海べで手すりに座って飛行機を見つめてます。美しいわー。
そしてハンガーにヘルメット姿で現れた元ちゃん。
仕事中の歩実がいました。
「何?」
「いや、無償に飛行機見たくなったから。」
歩実のところに行って工具とか触ったりして怒られる元ちゃん。「ごめんなさい。」って言うのが可愛いわ。
「あのさ、ぶっちゃけしびれたわ。夕べの、見損なったっていうやつ。ってゆうか見損なうよな、俺もそう思うし。俺さ、明日行ってあいつに頭下げてくるわ。シャクだけど、香田に土下座しても空飛びたいし。死ぬまでずっと空飛びてぇし。」
元ちゃんの言葉を聞いて歩実も素直に話します。中学の時に仲のいい友達の両親が飛行機事故で死んだってこと。これは自分のことだよね?
両親が死んだ事実よりもそのとき両親がどんな気持ちだったんだろうと考えると辛いし悲しいと言ってたのがわかる、と。
「だから整備士になったんだ。」
「もちろん、それだけじゃないけど。」
しみじみしちゃった元ちゃん、『よっし』と帰ろうとして、「あ、ありがとな。風邪ひくなよ。・・・帰ろ、寒い。」

<やっぱり飛びたい>
香田キャプテンの部屋。ノックの音も遠慮がち。いつもの元ちゃんじゃないわ。
チェックのシャツにグレーのセーターでおっさんっぽいけどカッコイイのはなぜ?
「お願いします。やっぱり空飛ばせてください。パイロットを続けさせてください。お願いします。」ときちんと頭を下げる元ちゃん。
「君に空を飛ぶ資格があるといえるのか。」
「はい。今なら言えます。」
「じゃあ独断でコックピットを出たことも反省してるということでいいな。」
「いえ、確かにコックピット出たことによって乗客に不安を抱かせたことに関しては反省しています。でも俺はそのほうがシップを守れると判断できたら別にコックピットを出てもいいと思います。」
「パイロットの仕事は操縦桿を守ることだ!」
「いや、パイロットの仕事は命を守ることです!」
なぬ?っと香田キャプテンは元ちゃんに向き直ります。
「マニュアルとかルールも大事だと思いますけど、飛行機にはいろんな人がいろんな所に行くわけで、だからおもしろいしだから考えもつかないトラブルだって起きるわけで。だからこそ、俺らパイロットは決められたことだけをこなすんじゃダメだと思うんですよ。乗客やクルーの命を守るって、絶対守ってやるって腹括って、それでひとつひとつ判断していかないといけないと思います。それが空を飛ぶ人間の責任というか資格だと思います。」
んー、こんな理屈ではサイボーグ香田は納得しそうにないんですが・・・。
ま、退職勧告は役員会で却下されたってことなので。丸く収まったってことですか。
でも「言っとくが君の意見を認めたわけではない。君はまだ不完全なパイロットだ。思い上がるな。」と釘をさすことも忘れてないサイボーグ

しかし、香田キャプテンってちょっと変な感じだな、個人的恨みでもありそうなくらいに元ちゃんを目の仇にしちゃって。
ハリーポッターに対するスネイプ先生みたい。

<元ちゃん復活!>
そしてフライトの火曜日です。バナナを口にロフトからバタバタと降りてくる元ちゃん。冷蔵庫から牛乳を取って、ネクタイをしめて、上着を着て、「なんで目覚ましやる気ねぇんだよっ。」とぶつくさ言いながら用意して、水島さんの肩章を取って、よっし、と出かけます。
キャリーバッグを引っ張って胸張って出勤。
ジェーンに「何でいるんだよ。」と言われても「今日のフライト、よろしくお願いします。」ときっぱり。
「やだよ。」と言うのはいつものジェーンさんです。

元ちゃんがコックピットで準備中、整備の歩実ちゃんから連絡です。
「おはようございます。整備は完璧ですか?」
「当たり前です。誰がやってると思ってんのよ?」
「俺の便だからさ、意地悪されて手抜きとかされてっかなと思って。」
「冗談言わないで。あなたが乗ってる乗ってないに関係なく整備はいっつも念入りです!うぬぼれないで。」とまた一方的に無線を切る歩実ちゃん。
「ち、また切りやがったあのやろう。」って窓から覗くと、あっかんべーってする歩美ちゃんと目が合って、『んだとぉ?』って顔で応戦したら消える歩実ちゃん。
「すっげー、ブス。」と言ってふっと笑っちゃう元ちゃんでした。

のり子さんに「元の退職勧告を役員会に諮ったなんてウソだったのね。」とバレてバツが悪い香田さん。「俺には俺の考えがある。」

ジェーンさんに「今日のキャプテンアナウンスは、新海くん、あなたにお願いしますよ。」と言われて。
「え?マジですか。」
「マジですよ。」
よっしそれでは、とちょっと緊張した声で話します。「副操縦士の新海です。」って言ったらCAたちみんな嬉しそう。
「私は今空を飛ぶ喜びと空を飛ぶ責任を感じながら操縦席に座っております。どなたさまにも思い出深い空の旅となりますよう、コックピットよりお祈り申し上げます。」ひゃー、カッコいーい。でもこんなアナウンス実際聞いたらちょっと引くんじゃないかしら(笑)。
ホっとしたら「それで終わり?」と言われて、あっそうだ、英語、英語!
「Good morning ladies and gentlemen,・・・・GOOD LUCK!」でした。
はぁーってため息ついてホッとしてる元ちゃん。
最後の表情はキリッとしてて、そして唇の端っこでふっと笑って。すごーーーくいい顔でした!すてきぃーーー! 

FLIGHT#01   (03/01/19)
<おめざめ元ちゃん、大慌て!>
足から入って、いきなりチクビと鎖骨を見せていただいてありがとうございます。うっふ♪
おまけに大きな前歯がちょろっと見えてるかわいい寝顔まで!
でもビーチで寝てる場合じゃなくて、遅刻よ遅刻!走って走ってホテルに着いて着替えて転んで大騒ぎ。白いおパンツも見せていただけて御馳走さまでーす。
このとき裸足で走って足を切っちゃったのね。走る姿がいいわー、もう素敵!って今日何回言うかしらん(笑)。

職場にこんなお兄ちゃんが飛び込んできたら、絶対お近づきにならなくちゃ!そりゃCAたち騒然よね。
機長をホテルに置いてきちゃったって、そんなん自分で行けばいいじゃんと思うんですけど。
テイクオフ!いやー、カッケー!パイロットってこんなにカッコええんやー!大門サングラスだって、トップガンみたいでもうヨダレもんです。
オープニングのタイトルバックも素敵。

<ランディングできた元ちゃん、ホッとしたのも束の間>
空を女に喩えるのね。キザなんだけどそれがまた良くて。
水島機長が具合が悪くなって急遽着陸をすることになるはじめちゃんです。外から見てて乱暴な着陸には見えなかったし、あれくらいの衝撃はしょっちゅう経験してるんだけどなぁ(笑)。
タラップから降りてくるところが、おぉー素敵ぃー!キリッと着た制服姿!思わず両手を胸の前で組んで目がハートになっちゃいます。
それにしてもいきなり「ヘタクソ」とはキツイ女だこと。新人整備士のくせに!性格ゆがんでないです?
出た!安住アナ!ちょっと笑いすぎ(笑)。番宣でこれでもかってくらい何回も見たシーンです。背中を叩かれてイタッってゆってるのがOKシーンだったんですね。
監査官の香田さんの部屋に呼ばれた元ちゃん。ノックする手もいいわねー。グーの手を外に向けてちょっと高い位置でコンコンコンって。
えらいキツイことを言う香田さんに噛み付く元ちゃん。「ぶっちゃけあんたは!」なんて言っちゃうのね。小さい声で「ほんとかよ。」は好きだわー。
うららちゃんって腰掛けでCA?そんな人いるのかなー。CAたちの中の掟は厳しそう。抜け駆けは許されないのね。『新人パイロットは少し寝かせてテイスティングする』って。

<パイロットvs整備士>
ベテランCAののりこさんを誘って今日のランディングについての意見を聞く元ちゃん。真面目なのねー。
レストランでコート着たままなのは、袖口の金色のラインがジュリーみたいで浮いちゃうのでコートを脱がないんです。のりこさんにも香田さんと同じこと言われちゃいました。
でも水島機長のことまで悪く言う香田さんが許せない元ちゃん。そこらあたりを何か理解してる様子ののりこさん。昔付き合ってたのねたぶん。
マンションに帰ったら謎の隣人に抱きつかれた元ちゃん。「誰よ、ショーちゃんって。」って言ってちょっと笑った顔が素っぽい木村流。

<内藤ジェーンは軽いおじさん>
今日のフライトは内藤ジェーン機長と。ふたりのやり取りがすっごい楽しい!
若くてかわいいCAをメシ会に誘うのがコーパイの役目だろって言うジェーンさん、最高。
「バーロー。」「バーローってなんすか。」はアドリブだな。
エンジンのところに鳥の羽が落ちていてもう一度エンジンチェックを頼む元ちゃん。
「何様のつもりだよ。」なんて歩実って、ホントかわいくねぇー!そこで涙流すなんて卑怯だわ!涙で誤魔化されるなー元ちゃーん!(一応言っときますが、コウちゃんは好きなのよ。)
夜のコックピットもいいわー。ジェーンさんは女のコのことが一番な軽いおじさんなのね。あのコのことはお前のせいだからななんて言われちゃって。元ちゃんが悪いわけじゃないのになー。
でもキリっと前を見た顔が素敵。
歩実のバイクのナンバーは「51」恋とコウを引っ掛けてる?

<寂しい元ちゃん>
水島機長と川辺でデート。水島は体調が思わしくなくて今度のフライトで引退すると言います。寂しい元ちゃん。「明日いい女だといいすねー。空。」男同士の会話、表情だけで十二分に楽しめます。
明日に備えて勉強中、ふと思い出した歩実の言葉。ハンガーに行ってみる元ちゃん。要くんもかわいいなー。
車は古い型のジープのようなヤツ。ナンバーは「品川44 は 16−10」何の語呂合わせかとすごく考えた。そして判ったぞー。「パイロット」だなー。「は・1・6・10」でパイロット。違う?
帰りに寄った回転寿司に歩実発見!

<パイロットvs整備士パート2>
「ごめん」って素直な元ちゃん。「人無視すんのって疲れない?」本当に仏頂面の歩実ちゃん。「全然違う世界の人だから。」と元ちゃんの嫌いそうな言葉を。
何でパイロットになったかっていうと。ガキの頃コックピットを見せてもらったときすごくパイロットがかっこよくてスチュワーデスのお姉さんが優しくて、みんでひとつのチームになって飛行機をとばしてるのがいいなーて思ったから。単純って言うけどちょっとあれ?って思った歩実ちゃん。
サザエさんの家族は「フネ」だけ食えないものの名前なのは仲間はずれじゃない?とかアホな話をしてるのがロンバケを思い出します。お父さんも「波平」で食べれないっていうのを相手に言わして場を和ます常套手段じゃないのかしら?元ちゃん。
このかるーい雰囲気好きだわー。

別れ際に「おんなじだから。ぶっちゃけ。全然違う世界じゃなくて。空飛んでるのってウチらだけじゃないじゃん。や、マジで。」ちょっと会話が若者すぎないかしら。これ台本のままかなぁ・・・。ちょっとアレンジしてるよね絶対。
「やっぱナンパじゃん。悪いけどそんな手にはのんないから。」
「乗せねぇよ。」(笑)
走り去った歩実を見ながら「さむそぉ〜。」って言って唇の端っこですこーしだけ微笑んで、「寒っ!」ってブルっとするの。あーーー木村さんの芝居だわーーー!!好きぃーー!!

元ちゃんは昔の水島さんに良く似てるってのりこさん、うん。そうだと思ってた。

<元ちゃんは父さんと弟には全然似てないのだ>
釣り舟やさんのお父さんちに帰る元ちゃん。
弟が子どもっぽいくせに、話す言葉が大人びてておかしい。14歳くらいトシが離れてるのね。ふーん・・・。
「シップってのは昔から舟のことをいうんだよ。無断で使うんじゃないよ。」いかりやさん渋い。
「すいません・・・。」(笑)
自分の部屋でふと手にとるマンガは湘爆だ!はっはっはっ(笑)!
コックピットでパイロットと撮った子ども時代の元ちゃんの写真。それは何でマンションに持っていってないのかな。夢がかなったから、家に置いていってもいいのか。

<お客様を安全に目的地に送りと届けるのが仕事です>
水島機長の最後のフライトに香田さんが同乗するって。え?な元ちゃん
機長の機内アナウンスが変に暗いなぁ、そんなもんかな。
目的地のロスの空港が火災でクローズして、他に降りられる空港も確実でないので成田に引き返すことになる。水島さんの最後のフライトなのに・・・と思う元ちゃん。
お客さんは騒然。「機長出て来い!」と騒ぐ乗客に我慢できなくなって立ち上がる元ちゃん。
コックピットを出ることは禁じられていると香田さんに止められるけど、「シップを守るのも仕事です。」と振り切って出ていきます。
お客さんを説得する元ちゃん。片道分しか燃料を積んでないので、降りられなかった場合、大変なことになります、と。
いちかばちか行け、という客。
「いちかばちかで人を死なせるわけにはいかねぇんだよ!」うっとり・・・。
成田でも振替えの飛行機を用意するべくみんな一生懸命だし、みんなでお客様を目的地に送り届けるために「ぶっちゃけ必死で頑張ってます。オレたちを信じてください。」
かっこいーいーいー!!
着陸したときのフッと笑った顔がまたいいわーーー!!

<ホッとしたけど、また試練が>
最後のフライトは最高のフライトだったと水島さん。乗客を全員無事に降ろすおとができたのだから。
「お前がキャプテンになって最初のフライトはオレを客として乗せてくれよ。」と言って肩についてる機長の印の4本ラインをくれます。「GOOD LUCK!」
歩実とまた合っちゃう。
「よう!」
「おぉ。」
「いいランディングだったね。」中の様子までわかってないだろうに・・・。
「あれ、オレじゃないから。」
「知ってるよ。」
「イヤミ?」
「まぁね。」
「いい性格してんな。たまには自分を点検すれば?」と軽口の応酬。
と、そこに香田さんから1週間の謹慎処分を通告される元ちゃん。規則を破ってコックピットを出たから。
それに水島さんが引退することを、「不完全なパイロットがひとり減って安心だ。」なんて言う香田さん。そりゃ元ちゃんは怒ります。
追っかけていってにらみ合い!さて、どうなる!?

<タイトルバック>
かっけーーー!!いやーよかったねー、達郎さん「RIDE ON TIME」思ったとおりにピッタリで。下手に今時のアーティストの歌持ってくるよりよかったわ。
翼の上とか飛行機の上に乗っかることができていいなー、木村さん。
本当にすっげーかっこええわぁーーー!!!

もう合格!!完全合格!!


GOOD LUCK!!6〜10

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