ビューティフルライフ 1〜4話

第4話「会いたい」(2.6) 

杏子は帰ります。でもさすがに新小岩まで送っては行かないのね(笑)。さむっと言う杏子に、何か持ってくるわ、と走って家まで取りに帰る柊二。クローゼットからいろいろ取り出して、赤い上着取り出して「かわいいじゃん。」と持って来ます。
タクシーが来るまでの会話が異常なほどに素!外国映画みたいだねって言う杏子にラブロマンスとかは見てないからわかんないけど、どんなの好きなの?って聞きます。マトリックス見たよ。弾丸よけるやつ。「あーあれ、めちゃくちゃよけてたよね。何とかスローって、ぐわーって。」
そりゃ、柊二くんは去年の秋、マトリックスのスタッフとともにCM撮影してきたんだもの。詳しいぜ(笑)!
今度映画見に行かない?って言ったけど、杏子はちょっとためらったようで、そこにタクシーが来たのです。「じゃあ。」だけであっさり帰って行っちゃいました。
モノローグ「その時、真夜中にのせられてはしゃぎすぎた僕を一人残して、彼女は消えてしまうんじゃないかと思った。ふと、そんな気がした。」
振り返るうるうるの瞳がきーれーいーーー!!

トップスタイリストの試験日です。真剣な柊二。なんか冴えない表情の悟。新しい髪型は、マッシュルームであえて重みを残した新しい形。店長はみんなに評価をききますが、悟くんは妙にとまどってる。柊二はすごいよ、仕方ないよって感じ。トップスタイリストだ!と言われて、ありがとうございます!で、巧と力いっぱいの握手。この握手、ラブジェネ最終話で、プレゼンが通ったとき、同僚の誰かとやった握手といっしょ。首に筋が出来るくらい力を入れた親指をクロスする握手。わかります?

喜び勇んで図書館へ行くけどサチだけしかいません。いいところに来た!と日本髪のことを聞くサチ。「ねぇ、あれは?」「あれ?」「いや、だから、あ、いつは?」「あいつ?」「わざとやってない?なんか。」
相談された日本髪は「どれも似合わないんじゃないの。」ちぇって感じのサチ「杏子だったらいないよ。」「何で。あー、いどう・としょかん?」「はは、覚えたね。」「ほっとけよ!なんだよ。」軽くて自然なやりとりだぁ。杏子は旅行に行っちゃってるです。何も聞いてなかたの?ってサチに「あ、なんとなく・・」って強がりの柊二くん。サンタフェ・・・ヌードでポーズとってたりして。

店でお客さんを送るために外に出てきた時もきょろきょろしちゃう柊二。
町田家では店の前をとおる赤い車を見て心配そうな表情のお兄ちゃん。

また図書館にやってくる柊二。カウンターに持ってきた本は、金八先生と橋田寿賀子先生の大家族?「借りなくてもいいよ、どうせ読まないんでしょ。」とサチ。まだ杏子は帰ってないので、帰ろうとする柊二のヘルメットをつかんで、ヒマだからしゃっべってけって言うサチ。
カウンターの前の背の低い書架にしゃがみ込んでる柊二に
「あ、作戦かもよ。」「何、作戦って。」「急にいなくなってあなたの気をひくの。ねぇ、気がつかなかった?あの子ね、あなたに気があんのよ。」「ふうん。」きまり悪そうでいて、でもちょっと得意気な感じの表情。「あれ?そんな段階じゃないの?」「何が?」「もしかして、なんかあったの?」「いや、別になんにも。」帰ろうとする柊二を、待って、待ってと通せんぼ。「何かあったの?」「ひ・ひみつです。」「あったか!!」口を押さえてあちゃーて感じのサチ。「そんなことよりさ、このまま帰ってこないなんてことないよな。」大きなため息がせつない柊二くん。

やっと杏子は帰ってきてサチにもお土産を渡します。柊二にはドリームキャッチャー。「あたまスカスカの正夫さん」のどこがサチは好きなのかしら?借りていたジャケットもクリーニングから取ってきて、返すために紙袋をいっぱい広げて選びます。そしてオレンジ!
HOTLIPへ行くけど、真弓を見かけて帰って来てしまう。
店では柊二はワンギャルの髪切ってます。悟はなぜか苛ついている。
椅子のままつーって移動するのが好き!
サチに何で何も言わないで行ったのかってきかれ、距離を開けた方がいいと思うと言う杏子。サチの言いたいことはわかるけど、でも・・・。何かかわいい気持ち。

杏子んちでの鍋!の予定に早く来すぎたサチ、正夫お兄ちゃんのお見合いが破談になった理由を聞いてしまいます。正夫お兄ちゃんとサチは杏子を思う気持ちも一緒だけど、サチはお兄ちゃんのことすごくわかってるって告白します。泣いてるサチと、あせってる正夫お兄ちゃんがいい感じ。
Giftの野長瀬(今井雅之さん)みたいにあたふたしてるお兄ちゃん。声が裏返ったりしてるし。

杏子はお兄ちゃんの破談の原因を知ってしまい、持っていこうとしていた柊二のジャケットを袋から取り出します。やっぱりだめだ・・・って感じ。

お仕事お疲れの柊二くん、控え室に戻ると宅配便が。新小岩6丁目14番1号から。ジャケットと手紙。「どうもありがとうございました・・・ございました・・・。」

図書館のカウンターで美山さんが杏子と写真を見てると柊二がやって来ます。「お茶飲みに行こうよ。」「仕事中だから。「もう昼じゃん、飯食いに行こうか。」杏子が私は美山さんと写真を・・・と言ったので美山さんは勝ち誇ったように「こんなに言ってるんだからお茶飲んであげたら。」と余裕の態度。「杏子さん、旅行楽しかったですねぇ。どうも。」と作り笑顔の男二人のバトルは美山さん勝利。大きなため息の柊二。

食堂で何からしゃべったらいいのか、気まずい雰囲気の中、「トップスタイリストになっちった。」「へえ、おめでと。」「ふん。どうだったの西海岸。」「普通」「あのさ、ジャケット送られて来たんだけど。」「すいませんでした。長い間借りてて。」「誰としゃべってんの?!何、その他人行儀。」「だって他人じゃん。」「あ、そう。ん、わかった。」と立ち上がる柊二。思わず呼び止める杏子は、カップを捨てて行けと。ヘルメットを椅子にカンっと置いて、怒りとやるせなさと入り交じった感じで「あんたさあ、どっか行くんだったら言えよ。ジャケット返すんだったら次会ったとき返しゃいいじゃん。黙ってどっか行くなよ。」「そんな恋人みたいなこと言わないでよ。」カップをバンっとゴミ箱に。「恋人かなんだか知らないけど、俺、トップスタイリストになったんだぁ。でね、それをあんたに一番最初に言いたかったの!」「トップスタイリストってそんなにえらいの?メダルでもあるわけ?」「あるわけねえじゃん。」「悪いけど、この間のこと、何でもないから。あんたんち行ったのもなりゆきだし。」「キスしなかったっけ?」「こういうとこでそういうこと言わないでよ。」「人前で言われてまずいことしてて、何でもないんだ。」「やめてよ、中学生じゃあるまいし!」「んーあんたからそういうこと聞くとは思わなかった。それにもしメダルがあるんだったらあんたにやってるよ!」と怒りを拳で壁にガンとぶちあてて出ていく。

最後のメダルあんたにやってるって、普通言わないよ。でもいいよ。かっこいいし、気持ち伝わってくるから。

外でサチに呼び止められる柊二。お兄ちゃんの破談の原因が自分だって知って臆病になってるの。「言葉の向こうにある気持ちをわかってあげて。」でも柊二は腹立ってるし、杏子がわかんないし、言葉の向こうにある気持ちってなんだよ。みたことあんの?思ってるだけなんじゃないの?俺だって気持ちぐらいあるしさ、へこんだりもするしさ、と言って行こうとします。でもサチは一生懸命杏子のことを伝えようと、ドリームキャッチャーを買ってたことを話すと、柊二も少し落ち着いてきて心が揺れています。
BGMは「今夜月の」のピアノバージョン。
夜部屋で、杏子たちの作ったファイルを見て「つまんねえよ。ふっ」とつっこみを入れながらも優しい顔の柊二くんでした。

朝プラインドを開けたらすっごいいい天気!でもすっごいカッコわりー柊二。寝癖はすごいし、スエットがずれておへそ見えてるし、足は短いし・・(あ、失礼!)
さあ、杏子はああ言ってたけど、好きなのは分かってるんだからデートデート!

電話がかかってきた時の杏子はとっても嬉しそう。
「もしもーし、しゅうじ」「何?」「こないだのケンカの続き。うっそぉー。」こっちは曇ってる、田舎だとか、なんかアドリブかと思うような台詞だね。来るの?来ないの?に、杏子が行くと言ったときの柊二の一瞬のニコッがいい表情。口がふにゅってなってんの。10分で行くって言う杏子におめかしとかしないの?デートなのに。「おめかし」ってかわいい!
待つ柊二がいいよぉ。ガイドブック眺めたり、転がってきた野球のボールを逆向きに投げる真似というお約束のギャグもし、「知ってるっつうの。落とすよ!」ってフォークボールの指で投げたり、ワゴン車の花屋さんの花にちょっとさわったら落ちちゃって、「これ落ちてました」って怪訝な店の人に渡し、金網にへばりついて野球の試合見て、「早く!早く!」って応援し、って忙しい柊二くん。
杏子が心弾ませて向かうところ、BGMは初めて「今夜月の」歌入りが使われていい感じです。穴にはまって動けない杏子、うっそ、これでまた今日会えないなんていやーっていう全国の応援を受けて(笑)、勇気を出して杏子は助けを求めました。
あんまり遅いんで、あちこち見に行く柊二くんですが、野球の試合も終わっちゃって、諦めてエンジンをかけようとします。が、帰っていく野球少年の向こうに杏子が見えたとき、一瞬の嬉しい顔がすごくかわいーい!すぐ怒った顔を作って走って行く。
走ってくる柊二を見つけたときの杏子の表情!なんかそこらへんパーッと明るくするような顔!さすがのときわっち。走り寄る柊二。
「おっせーよ!」「お化粧してたの」じーっと顔を寄せて見て、手の甲でほっぺたをさわって、「じゃ、何でこんなに冷てえの?」いつもの道が工事中でって杏子、超素直じゃん!よしよし。しゃがみこんで「こういうときめんどくさいからあ、携帯の番号教えてくれる?」で、番号覚えてない杏子の電話を取り上げて、ピピっとしてこれだろ?と自分のに入れて、杏子の後ろに回って、アンテナを下に向けて杏子に電話する柊二。そんなアンテナ向けても一緒なのにね。向けたい気持ちわかるわ。あなたのも教えてってほんまに素直な杏子ちゃん。
後ろから包み込むような格好で電話番号を教え会う楽しげなふたりなのに。
モノローグ「時々覚えてしまった電話番号は悲しいと思う。僕はあのとき教えられた電話番号をまだ忘れられないでいる。君がいなくなってからも。」

うー、悲しすぎぃー!!

第3話「キスの夜」(1.30) 

マンション前。先週最後のきついまなざしはなく、牛丼を落とした杏子のところにさっと行ったのでよかった!
真弓はほっといて牛丼食べようよと提案するあんた、ちょっと変でしょ、それは。
卵がないとだめでしょ、とか、二人がそれぞれに取り繕ってわたわたしている感じの会話。私は何も見なかったし気にしないし。俺は、あちゃーって感じ。真弓の綺麗な足なめで走り去る杏子。見送る柊二の顔がきれいやー!
「私が車が好きなのは車に乗ってる限り私は普通でいられるから。あんなきれいな足にもびびったりしないんだ。」なんか切ないよぉ。

図書館に来た美山さんに邪険にして、わたしなら振られたらだめっていう杏子。「ふられたら?え、そんな進展あったの?」とびっくりのサチに「後退でしょ!撤退でしょ!リタイアでしょ!」西海岸行こうかなぁ。

HOTLIPでデザインのことを巧に楽しそうに話している柊二。「エアリーシャギー」が照れくさくて、巧が手に取ったものを取り返そうとおんぶしたりしてかあいいーー!
でもフロアーでは悟が取材を受けていた。「エアリーシャギー」って悟が言ったとき、「?」と、顔を上げたとき!表情だけですべてを語る!すごい綺麗!!すれ違いざまガンとばすふたり。

真弓は図書館に文句を言いに行く。何か違和感あるなこれ。無理矢理に真弓をイヤな女にしようとする意図が。

杏子はサチにつきあってもらって謝りに行く。マンションにはいなかったので店に。
柊二は一人残って新しいデザインを考えていました。鏡に映ったサチの顔を見て飛び上がったびっくり柊ちゃん、かわいい。
謝りに来たという杏子。気にしなくていいからと言う柊二。「それより、今日ないの?牛丼?」なんて言うから杏子は真弓のことを思い出して、「一人で来るのよくないと思って。妙な誤解されたら悪いと思って」「誰に誤解されるの」「彼女とかに」「あ、真弓のこと?友達。ここのスタッフだから」「友達家に泊めるんだ。」「・・・」出ていく杏子を振り返る顔が、いい。

「牛丼?」のあとの表情がすごい!と思ったよ。冗談言ってみたけど、あ、言っちゃったかしらん、って感じ。

杏子にハンカチを「ほい」差し出すサチ。「泣いてないよ。」「これから泣くじゃん。」イイ友達サチ!
「あふれ出る涙は抑えていた気持ちがバーッと一度に出てくるみたいで焦った。そして潮が引いていくようにやがて気持ちが沈んでいくのを待つ。」

店でうたた寝の柊二。真弓が近づいて前髪をかき上げるように額に手を置く。
うわー触りてー!!びっくりして飛び上がる。またびっくり柊ちゃんが見れた。かーいいー!そんなところで寝てるから首もカクっていうよ。コーヒー入れようかという真弓をふって外に出る柊二。その上着を着ながら出ていく様までカッコいいし!
神宮前歩道橋でスターバックスコーヒーを飲む柊二。

そこ、そこ!!私が写真を撮ったところ!ほら見てみて!
(写真)
下を通る杏子。柊二を見つけて嬉しそうな顔。決心した感じ。好きとかどうじゃなくて、私が原因で迷惑かけたんだし、とにかくやってみよ!って感じ。

翌日?雑誌を買い漁り、街角スナップ撮りまくり、映画をダビングしまくり、一日で資料を作っちゃう女の子二人。すごいや。お兄ちゃんはあしたお見合いだってゆってくるけど、え?その写真の人びじんなん?

HOTLIPで仕事が終わってからもデザインを考えている柊二。悩む表情もすーてーきー!「あたし切ってみない?」って真弓は言うけど、今の似合ってっからって、言う柊二。あの子じゃないとダメか・・・。
外で巧と話す杏子を見つけて、出ていき、寒いからとさっさと車いすを押して中へ入るのです。

資料を作って持ってきた杏子にやさしい柊二。
真弓が、素人に何がわかるの、車いすで男たぶらかしてんじゃないわよなんてひどいことを言ったら、一拍ためて、肩をひっぱってこっち向かせるようにしてからひっぱたきました。はたくようなたたき方!バシッとかゆうんじゃなくて、こもったような音で、ちょっとためらいも感じさせつつ、怒りを感じさせるなんて。「体使って仕事取るよりマシだろ!」走って出ていく真弓。追っかける巧。
巧くんって何も考えてないみたいでいて、優しい人なんだ(笑)
この頬たたきの芝居を監督が絶賛!すごい!
杏子は「あの人はあなたのことが好きなんだ。あんな言い方されたら傷つくよ。」と言います。柊二が「じゃ、あんた傷つかねえの!」と言ったのですが、杏子の「追っかけた方がいい。」と言う言葉に、杏子の優しさを理解して真弓を追っかけます。ここの真意は結構複雑やな。自分にとって杏子は気になる存在かもしれないし、よくわからないけど、真弓とはちゃんとしかなくちゃいけない、今、ちゃんと言わなけりゃ!という決心か。

公園で巧くんに濡らしたハンカチをもらって慰められている真弓をちょっと見てから、決心したように公園の柵を越えて近づく柊二。
 
杏子が作ったファイルを持って帰ろうとしたところへ、巧くんが柊二の伝言を持ってきました。「それ置いてってって柊二さん言ってる。」
ちょっと嬉しそうな杏子。

公園での柊二と真弓。「な、おれらさあ、ちゃんとしようぜ。」「自分を消耗するぞ。」って忠告してあげてんのに、「あの子好きなの?」「・・・そういうことじゃないんじゃない。」木にもたれてたばこを吸う。
「私が柊二を助けることはもうないの?」「無いんじゃない。」「そんなこと昔からなかったか。」と言われた表情が・・・。
決着ついたの?これで?そんなもんだったのね、この二人のつきあいは。ふーん。S○Xフレンドってことなのね。

柊二はおうちで杏子の作ったビデオチェック。月曜日のユカ?加賀まり子だ。何か思いついて絵を描く。
でも、その部屋暗すぎー!目悪くなるぜー(笑)!

仕事が終わって、お兄ちゃんのお見合いを昼間覗きに行っていたサチと杏子が爆裂おしゃべりしながら玄関を出てくるけど、そこにいる柊二には全然気がつかないので、柊二くんは二人のうしろに回って手を振りながら踊っています。かっわいー!!
なんか気配しない?とふたりが振り返ると「けはいでぇーす。」と柊二。おかげでデザイン決まったと言う柊二、サチとハイタッチすると、車いすが坂を下がっていき、あーあーと言う杏子を慌てて押さえにいく柊二くん。で、杏子ともハイタッチ。ラーメン行こ!とさっさと車いすを押して行くので、サチは私はいいからー!と遠慮しました。かわいいね。
いつもの屋台はいっぱいでした。なので杏子の車でロックガンガンにかけて次の店へ。助手席ではしゃぐ柊二。曲がってって言うのが遅くて、杏子に早く言ってと言われて「すいません・・」次はわざと「あーそこ右ぃー!」と叫ぶと「えー!?」「うそぉー。」「さいてー!」なんてかわいいやりとり!

今日はバー?食事はどうしたん?おそらく徹夜続きで疲れてて、お腹空っぽだから、ほら柊二くん酔っぱらっちゃったじゃんよ。となりの席の客に迷惑かけるなんぞ、おっさん状態。杏子も困っちゃうよ。
路上駐車の杏子の車はなくなってました。ほらーこの四角い(白い線の)中に置かないから!あなたが寝ちゃうからよ!「すいません。」酔い冷めちった柊二くん。
どうする?タクシー拾う?杏子を乗せて、自分も右から乗り込んできます。びっくりした杏子。今日誘ったのは俺だからって。あくびして窓の外なんか眺めている柊二に声をかけても聞こえなかったのでもう一回「ねぇ。」と言う杏子。「ん?何?」っていう言い方がいい!!「トイレ。」「トイレ?普通のじゃだめだよね。」運転手が公衆があると言ってくれるけど、広くて綺麗な所じゃないとだめなんです。周りをちょっと見て「すいません、次の信号曲がって246戻ってもらえます?」
柊二の家に着きました。え?え?って顔の杏子に「おれんち。マシでしょ。トランク開けてください。」
玄関に入ってきて大急ぎでそこらあたりを片づけます。壁に収納できるタイプの靴箱をバシンと閉めて、靴を蹴散らして、トイレを指さし確認。「違うじゃん」そう、便座は下ろしとかなきゃね。バスルームにはちゃんと洗濯物が干してあるとこがリアル追求ドラマらしい。
玄関の杏子をひょいと抱き上げ、「軽いじゃん。全然。」これが初めての抱っこだったのね。「いいから、早く!」「あ、そうか、ごめん。」
トイレに下ろして一息ついている柊二、ほら早く出なきゃ、安っぽいコントみたいじゃん。杏子にドア閉めてって言われて、あ、ごめんと出ますが、外で「ねぇ、出たぁ?」「まだ紙ある?」「ねぇ、な、なに、大?」とうるさい柊二くん。いろいろと時間かかるの、あっち行っててと言われるよ、そりゃ。玄関が開けっ放しだったのに気がついて「さみいー。」とドアを閉め。車いすの前輪を床に乗せるようにボンと置きます。

杏子が手を洗って鍵をあけると同時に柊二が飛び込んで来て杏子をトイレの外に運び出す。苦しそうな顔、息も絶え絶えに。「ちょっと、そこ座っててくれる?」トイレにあたふたと入って、ぐぇーっと吐く。
「落ち着かねえから向こう行っててくんないかな。」「(笑)動けない。」鏡をみながら「カッコわりー俺」「聞こえてるよ!」
マンション外の階段が写るのがいい感じに時間経過を表して。死にそうな顔してトイレから出てきて、「そこすわって、て、もらっていい?ちょっと今運ぶ元気ねえから。」
うがいをしてる柊二。周りを見回す杏子に「きたなくてびっくりしたでしょ。」ってどこがきたねえって?あんた、嫌われるよそんなこと言ってっと。すっごい綺麗じゃないよぉー!
お湯がわくまでしばし話。コーヒーはインスタント。スプーン使わずふたを利用!
もしかしてわざと気持ち悪いふりしたの?って聞く杏子に「あんた相当だな。」相当みんなにかわいがられている杏子。難病と闘ういたいけな少女・・・だった杏子。

お湯がわいたら袖をのばしてそれでキャトルを持つなんぞ、なんて計算柊ちゃんなんでしょ。もうかわいいんだから!

コーヒーを混ぜる時にスプーンがなくて、テーブルの上で探して、見つけてぺろっとなめてそれでコーヒーをかき混ぜちゃうの。今朝食ったヨーグルトかなんかのスプーン?今朝か?昨日か?それはちょっと直してもらいたい!せめて、水ですすいでよお!お願い。
病気って何?と聞くけど、その話はしたくない杏子。病気に飲み込まれそうになるから。

「ミルク入れる?」冷蔵庫のミルクは、賞味期限切れ。でもね振って使えば結構大丈夫よ。ミルクは。でもちゃんと粉のもあるのね。粉って固まっちゃうのでいやね。「ねぇ、粉のでいい?」と杏子を見ると、あらら、そんなところに無造作にプレゼントの靴を置いちゃって、ラッピングもしてないのが柊二らしいね。店でプレゼントですか?て聞かれて「いや、いいです。」って言って受け取ってきたんですね。「あ、見つかっちゃった?あんた、それ欲しがってたでしょ。」店の前通って衝動買いして渡すきっかけがなかったから。
えー?いつ買ったん?デザイン盗まれて大変やったやない!あ、そうか。真弓との朝を杏子に見られてから、盗まれたデザインを悟が発表するまでの間やね。そういうことにしておかないと、おかしいね。
でも靴買った時の心理描写がちょっと見たかったですぅ!

何で私なんかに優しくするの?ってきかれて、かきまわしていたスプーンをぺろっとなめて、
「気になるから。・・・何か気になるからさ。」テーブルにスプーンをチャリンってほおって、カップを持って近づいて、廊下にすわっている杏子のそばにしゃがみ見つめて「すっげぇ気になるから。」カップを持ったまま、いきなりのちゅっ。
びっくりの杏子。「あのさ」「はい。」「だ、だきしめたいんだけど・・・・ど、どうやって・・」「ぁ、ふつうに」「ふつうに・・」カップを置いて、リビングと廊下の間のドア枠をつかんで、揺り動かしてみるような仕草して、這って杏子の足をまたぐようにして、膝立ち、中腰で見つめあい、そして抱きしめる。
「あ、どっか痛くない?体勢とか無理とかない?」「だいじょうぶ。」「ぁ・・おれ、腰やべぇ。」に笑い出す杏子。一回体を話して見つめて、まだ笑ってる杏子にためらいがちに顔を近づけて、そしてキス。
モノローグ「僕たちはトイレの前でキスをした。初めてのキス。壊れそうな君を抱き寄せながら僕はそっとこれからの二人のことを考えてみた。でも、それはうまくいかなかった。シャボン玉みたいにすぐに消えてしまった。僕はこれからどこに行くんだろう。」

きゃーーーー!!!キスシーンやらせたら日本一!!もうすごいよ。あんたはすごい!「今までにないキスシーンをやる」って言ってたけど、それ、トイレのあと&吐いたあとってことだったのね(笑)きっと台所でうがいする前に、洗面所で丁寧にうがいしたに違いないわ!柊二くんは!でも抱きしめても杏子の体勢では体が密着できないでしょ。そこが悲しい・・・。柊二、そう思うでしょ。あー、体を密着させてあげたいのぉー!無性に!!
でも柊二のえりあしのくるんとした髪がちょっといやだったの。私。

第2話「二人の夢」(1.23)

明治通りを今日もバイクで出勤の柊二くん。やっぱりそのサングラスは冴えんと思うよ。いつもの歩道橋下の「スブラキハウス」で「いつもの!」と。お店の人にスーパー美容師!あなた評判よ!って言われちゃう柊二くん。「カリスマ」でないだけマシ?

自動ドアが開く度にそっちを見る杏子。サチがからかう「カリスマスマスマ美容師?」っていうのは台本にあるのか、サチ!柊二のお母様出現!佐藤友美だ・・・あーいいなぁ。親子、ぴったり。

トップスタイリストの発表、モトカノの真弓が昇格。遅れてきた巧くんは店長に柊二さんは?と詰め寄りますが、相手にされず、柊二もハンバーガー食べながら、スタンバイ!と巧に指示します。店長に呼ばれて、今月末トップスタイリストの試験をやるから新しいデザインを考えろと言われる柊二。柊二を買っているんだか逆なのかよくわからない店長さんだ。

食堂で食券販売機の前の荷物が邪魔で食券が買えなかった杏子。柊二くんが来てお金のはいっている食券販売機を見て「これ、あんた?」って顔で聞く。レバニラ定食大盛り!そんなん食べないよ!と相変わらずの二人。ラーメン2つ分ボタン押して、文句言う杏子に「あとで返すから!」お釣りをなにげにポケットに入れようとしたけど、杏子はすかさず財布の口を開ける。この辺の芸の細かさがなんとも言えん。
持ってやろうと言うのに断って、車いすのタイヤを左で回すと右に、右で回すと左に、これ自然の摂理!と自分でラーメンを運ぶ杏子に仕返しの柊二くん、椅子をどけたい杏子を無視したり、コショウをわざと届かないところにおいたりして、かわいいの。
サチが来て、「さっきからずっとこう。かわいくない。」と訴える柊二。「杏子がかわいくないのは、あなたのせい、ウイーンっていう度にそっち見て。」「ウイーンって何?」「自動ドア」 サチと柊二の掛け合いもいいなぁ。
デザイン画を描く柊二くん、「上手だね。空気感?エアリーな感じだ!」下町っ子ぽくてしゃきしゃきした言い方の杏子。柊二がとばしてしまった消しゴムをさっと拾ってあげれない杏子の表情がなんとも言えない。あ、いい。ってすぐ自分で拾いに行くところがなんか自然。
和服の女の人来てたって聞く柊二。「あ、そう。」

店にかかってきた柊二への雑誌取材の依頼を勝手に断る悟。いいキャラだ。

夜、店で商売道具の手入れをしている柊二くんにモトカノがちょっかい出す。輪ゴムとばして彼の心に当てようなんて言ってるけど、自分の出世のために店長とつきあいだした女なんて、柊二はもうなんとも思っちゃいないのさ!それより、そのデザイン見てって、ほんまに仕事仲間としか思っちゃいない。それにしても、この絵サツキさんに似てるって、誰それ? 
控え室はまずいんじゃない?っていうのは、え、何?真弓さんは店長と控え室でエッチしてましたの?。うっそ。なんだかんだと柊二に後ろから抱きつくけど、その手を両手でパンとはずすとこ、いいな。最後には背中合わせしたけど、それもちょっとやめろよみたいな顔してました。

杏子んちから帰るサチと話す杏子。公園で、もうあいつのこと冷やかすようなことやめてってサチに言う。サチは杏子が大好きなので杏子が卑屈になってしまうのが我慢できない。泣いてしまうサチ。いい子だ。

(モノローグ)
「サチの言うことは、家族もみんな思っている。口に出さないだけで。翼の折れた鳥のようにおびえて小さくなってふるえているのかもしれない・・・」

昼休みに美山と話す杏子。そこに柊二が。バイクを降りメットをはずして一生懸命な美山を見た顔、「おろ?やってるやってる。」って顔。おかしさをこらえたようなムフフっていう笑い顔。車の陰にかくれるようにして。ね、こんな表情、気持ちが手に取るように分かるの。
図書館でコスモポリタン借りるのね。ふーん。本で顔を隠しながらカウンターにやって来て「おー、モテモテぇ!(美山さんの真似して)きょーおーこさぁん、俺また本借りに来てもいいですかぁー。厳窟王・・、厳窟王って何?」「あなたそうゆうとこ直したほうがいいと思うよ。」と言われてあっさりと「すいませんでした」と帰っちゃう柊二に杏子、拍子抜け。そこにお母様が現れる。杏子とサチ「何だろう」「訳あり?」「モテモテかなぁ」「モテモテでしょう」と、いい掛け合い。柊二の忘れたデザインのスケッチがカウンターに届く。

食堂で、お母さんに雑誌を見たと言われ、少し嬉しげで得意げで、親にしか見せないような小さな笑顔。それを否定されたときの固まった表情。「久しぶりに会っといてそんなことしか言えねえの?」
柱の陰で話を聞いていた杏子に気づき、決まり悪くて出ていく。

杏子とサチは今日は食事。 「小バラすいたら、ラーメン!」

屋台に杏子とサチがいるところに柊二が来る。「あ、今日はみそね。」はアドリブ。
おっちゃんも答えてくれたし、美術さんもちゃんと味噌を用意した。おっちゃん!「この人いつもそうだから」って柊二はそんなにとっかえひっかえ女の子をここに連れてきているのか?
あっちとこっちで食べている二人。
前に一度連れて来てもらったその店に友達を連れてくるっていうの分かるなぁ!もしかしたら会えるかも?って感じ。
「あ、そうゆうこと?!」とサチが急いでかけ込んだのがかわいい。無言で視線の演技だけでただただラーメンをたべる二人。顔を2,3度見合わすだけ。で杏子はお金を払って行くが、柊二が後ろから来て車いすを押す。

赤い靴がディスプレイされている店の前で、立ち止まりこれいいなって言う杏子。

「ねぇ、ちょっと休んでいこうか」「え?!」「え?あ、今いかがわしいこと考えたでしょ。」「違うの?」「普通違うでしょ。」
公園で話をする二人。「昼間、みっともないとこ見られちゃったね。」
実家はお医者さんなのね。そう、二浪して三回目は諦めたのです。弟は一発だったけど。
人の病気直す頭やセンスはないけどひょっとしたら人を綺麗にするセンスはあるんじゃないかなって言う柊二でした。
車いすだとめんどくさいとかいろいろあって、普通の人なら冗談で言える冗談が妙にやばかったりしてって言う杏子の言葉をそれ以上追求しない柊二。とまどってる感じ?
柊二は笑顔で「行く?」

「ごめんな。車いすから見える風景ってどんなだろってかなり無神経だったな。」って言う柊二に、うれしかった。もしかしたら車いすの方がステキなこともこの世にはあるのかもしれないって。これから探すよ。って言う杏子。「ふっいいじゃん。」ちょっと嬉しそうな柊二。
夢を思いついた!好きな人と並んで歩くこと。歩みをゆるめる柊二。

「こないだのやつやる?つかまってろ!」って言ってジェットコースターを始める。

モノローグ「流れる夜景は夜のジェットコースターみたいで僕ははしゃいでいた。彼女は僕の心の一番奥深く透明なところに語りかけてきた。」
バイクで帰る。飲酒だよ!
「でも、彼女がいなくなると同時に、僕はそういった自分の心も見失ってしまう。そして、濁っていく僕。」

真弓が店長にドタキャンされて柊二のところに来るなんて。
「そういうつもりだったから。」「どういうつもり?」「ん?」「ん?俺たち別れたんじゃなかったのかよ。」

真弓ぃー!そんなの店長に悪くないの?
柊二ぃー!店長に対してなんとも思わない?
なんかぁリアルぅー

杏子はサチにおだてられて柊二の忘れ物を届けにHOTLIPへ。悟くんはスケッチを写真に撮っちゃったりして。悪い子なんだから!ごまかすために杏子に戻し、柊二の家を教える。
ケーキとかじゃなく牛丼を買う杏子。

柊二のマンション前。出てくる柊二と真弓。「六本木のキャンティー?」とか朝からそんな話すんなよ。
杏子を見たときの柊二の目はちょっときつすぎ!それじゃ杏子がかわいそう。複雑な感じは出てるけど。


第1話「車いすの恋」(1.16)

コンバースの登場!変なサングラス。白の袖もこもこ&襟ニットの上着、中オレンジのシャツ、ブルーのリュック。あくびしちゃって、冴えないヤツって感じやぁ。幼稚園児が横断歩道を横切るのを待つところはいいけど。
神宮外苑のいちょう並木、絵画館前の交差点で、赤い車の窓から手が出てくる。そんなん普通しないって!雨降ってないよぉとか言って窓から手は出さないよ。携帯してるのもダメだし。ひどい女って感じにしたかったのね。
柊二がおばさん呼ばわりするので、こっちもかなり感じ悪ぅーって感じ。「ぬーって出したでしょ。ぬーって。」って言う言い方が好き。

道路を抜きつ抜かれつ。青山?これが?
図書館の駐車場で、何で付いて来るのって言う彼女に「ここに用があるから。」「本読むようには見えないけどね。」「あなたもね。」
軽そうな車いすが出てきて、柊二くん「うっそ。」ってそれはちょっとどうかと思う。「セカンドマイカー。」このときの杏子の表情。いいなぁ。
右のスロープと左の階段、ふたりの後ろ姿でホワイトアウト。

マウスを持つおじさんに「それ下に置いて使うんですよ」って親切な柊二。
親切な方の女性サチに本のこと聞きます。

借りようとした本(水酸化ナトリウムの特性)は「持ち出し禁止」。それがわかったの時の杏子の嬉しそうな顔ったら!コピーは行列がすごい。青山学院大学の後期試験だから。妙にリアル)。
サチは持っていっていいって言ってんのに、杏子は意地悪でレポート用紙と鉛筆出してこれに書き写したらって。「おもしろいー。」と手をたたく柊二。また来ますとサチに言って帰ってった。

表参道で、巧くんのモデル探しにカツを入れに。「ってゆうかぁー、もうちょっとがんばりましょー。」っていう女子高生ポーズが、軽いヤツなんだって感じ。

町田酒店では、お兄ちゃんが「おつり300万円!」うわーっすっごいギャグ。渡部さん、真山さんと全然違う。松嶋ななこがいいっていうお兄ちゃん。煎餅かじる杏子がいい感じ。兄妹の掛け合いがいい!
 
杏子が美山さんにいろいろと誘われている後ろをそーっと通り過ぎる柊二がかわいい!
カウンターにまた前の本を持ってきた柊二。「いつからいたの?」「んー、勇気を出しましょう、から。」あんたのこと好きなんじゃないの?と杏子に言うけど杏子は気づいてない。映画のチケット2枚持ってたじゃん、ねぇとサチに同意を求めます。「うん持ってた持ってた。」とサチ。
書架の間で話します。「いい年してそんな格好して、平日の昼間に図書館にくるなんて、リストラされた人?」って言う手前にほんとのリストラされた人が・・・。
「あのさぁ」「ほいっさ」さっき杏子が言った「私は私であって外の誰も私ではない・・・」っていうフレーズが気になった柊二。「ボランティアの人を十把ひとからげにしてしまうの良くないんじゃないの?」
選んでた本は全部持ち出し禁止で「もういいや。」と杏子の膝にポンと本を置く。
「おい!」杏子は呼び止めて「障害者に何すんのぉ」と言いますが、「どこが障害者なの?春の砂ネズミみてぇ。図書館は静かにね。」いいわぁ、この言い方。

図鑑で砂ネズミを調べる杏子。変なヤツ、心のバリアフリーって感じの人のことをお兄ちゃんに話します。「それ男だろ。あー、あせってるあせってる!」とちゃかすお兄ちゃん。
みかん投げて取り繕う杏子。

リストで沖島柊二って名前を確認。今日返却日だよってサチ。
でも来ず。帰りに玄関で、近づいてきたバイクにあ!って思って、違ってたときの表情・・・ときわっち、ほんまうまいわ。

翌朝図書館の夜間返却ボックスに入っていた水酸化ナトリウムの本・・・。
「敵もなかなかやるな」ってサチの台詞、好き。

HOTLIPでお仕事中の柊二。初お目見えのカットシーン。
おー、切ってる切ってる。悟の取材が入っていて、ライトに眉をひそめ、照明さんにぶつかられたりして。細かい!
もうちょっと短く、というお客さんにこの方がバランスいいですよって取り合わない柊二。腕はいいが愛想悪くていまいち売れないってかんじ出てる。

控え室で店長と話す柊二。せっかくの「水酸化ナトリウム痛まないパーマ液」の企画書にカップの跡をつけちゃうののさん店長。悟とふたり、いい方が雑誌に載るって。

夜の街で、巧とモデル探ししてるところへ、飲みに行く店長、元彼女、同期のライバル悟。
もうちょっと処世術をと進言する巧に「サラリーマンみたいなこと言うな」と。でもたばこのポイ捨てはやめましょう。インパクトあるモデル!片桐はいりだった。
モデルを思いつく。「あ、あいつだ。」一瞬、唇の端でニヤッ。

図書館に来た柊二を見て目を丸くしてる杏子。「何幽霊見たみたいな顔してんの?」 
「なぁ、俺切ってやろうか。」カウンターの中に入って「俺のカットモデルやってくんないかな。」後ろから来たサチに「あー、美容師さんだったんだ」って言われたとき、びくっとしてそそくさとカウンターを出る柊二。かーあいいーーー!
「なんかおしゃれだと思ってたんだ」ってサチ、ほんとに思ってんの?
ananに載ってたその店は杏子も行ってみたいと思ってたのほんとは。でもバリアフリーじゃないし。サチにバリアフリーの意味を聞き、「だったら俺があんたのバリアフリーになってやるよ。」
出た!今週の決め台詞!!杏子の表情見て、サチを見て「ん?」って小さく言うとこ、好き。

店内で雑誌かなんかいじってて、外を見ると、気後れしてどうしようかなあって感じの杏子がいた!
外国人2人が店内に入るとき「お疲れさまでした」ってえのは、なんだろ。モデルさんがお昼に出てたとか?
杏子に「はい、行き過ぎ!」と呼び止めて、さっさと店に連れて行きます。

写真撮るなんて聞いてなかった杏子。「じゃあ、こうしよっか。切ってみていいと思ったら撮る。」言い方、優しいなぁ。「あいつと競合なんだ、同期だけどぜんぜん俺の方が下だけどね。だからぁ、挽回のチャンスなんだ。協力してくれないかな。」うん、正直でよろしい。
杏子が承諾してくれた時の、ほっとした、ちょっと驚いた、うれしい、顔。うまい!!
「どうしよっか。」髪型聞くけど、あなたに任せると言われた柊二。
髪切る姿が絵になる!「できたよ。・・できあがり。」の横顔。バックが真っ赤な壁。すっごくいい顔。やさしくて。
「思ったこと言っていい?」「なんか、こわいな。」の笑い顔。
杏子の「きれい。」にちょっと笑うとこ。「笑われた。」の杏子の言い方もいい。
「普通自分では言わないだろ。」「でも、ほんと!私じゃないみたい。」
「気に入った?」「すごく」ここ、ここ、いい表情ぉーー!!
外で写真を撮ることに。「私でいいのかな」「(一瞬の間)もちろん。」この間は決してためらってるのじゃなく、なんでそんなこと言うの?すごくいいのに!って感じ。
杏子の横に顔持ってきて、鏡の中の杏子に「メイクしていい?」の顔がいい!


堅い表情の杏子をリラックスさせるためにボケる柊二。「だいじょうぶです!ちゃんときれいになってっから。ほら!」って鏡を出して自分を写して髪を直す(笑)。

「ヘアメイクさんみたいだね」って普通素人は言わねえだろというつっこみはおいといて、前に回って「あ、モデルさんみたい!」と言って、口元に軽く握った手をもっていくその顔が、あんたの方がモデルさんやん!

撮影が終わって雑誌の人にお疲れ様を言って、歩道橋上できれいな夕陽をみるふたり。
高さ100センチの世界・・・「見える世界違うんだろうな。」
「変な人・・・そんなこと考えても見なかった・・・」という杏子を見る柊二がきれい。
美しい2人のシルエット。

爆走車いすごっこ。「バイクよりおもしれー」って、あんたやりすぎ。
タイタニックー!!って。迷惑でしょ(笑)あんたたち。こういうシーンがあると明るくて嬉しい。

食事に行くけどなかなか入れる店がない。そんなに断る店ないだろっていうつっこみも聞こえてくるがまあいいじゃない。おんぶはイヤな杏子でした。だって足がガリガリだから。

結局、屋台のラーメンになってしまった。事故?って聞くと、病気だけど「車いすなだけ」ときっぱり言う杏子。メンマが好きな杏子にほい!っとあげるとこ、なんか木村っぽくない。(まだまだ木村は奥が深い・・・か。)かわりに卵!と取っちゃう。

タクシーがつかまる間、話すふたり。楽しかった、という杏子。柊二も「仕事忘れて夢中になってた。」いい感じ。
乗るとき、杏子がバッグをぽーんと座席にほおったとこ、柊二が手助けしなかったとこ、が妙にリアルでいいと思った。
窓を開けて別れがたくて、運転手さんに催促されてしまう。
「雑誌に載ったらお祝いしよう。」「?」「しないっか。」「や、や、しよう。今日ラーメン食ったとこで。」「約束」
走り去るタクシーを見ながら、「やくそく・・・」とつぶやく柊二。
2人の心の動きが伝わって来る。

朝のコンビニでを雑誌を買う杏子。
雑誌に載ったには載ったけど。車椅子の私でも綺麗になれるって、思ったとおりの展開で潔くていいね。ほんと。

バイクを止めて、歩道橋下で杏子の載った雑誌をみて複雑な柊二。だらん、と下げた雑誌を持ったままの腕が、ショックを物語る。

店で髪を洗ってドライヤーをかける柊二。あーすてき。悟にいろいろ言われて、巧は柊二をかばうが、反論できない柊二。
柊二と悟の会話が一回もない。巧を通して話してる。ほんまライバルって感じ。
巧くんってほんっとに柊二先輩大好き!って感じね。ほんとに木村を好きなんだろうな。

杏子じゃなきゃだめだったのよと言う同僚。そうだよって言う杏子、つらい。

夜、図書館の外で柊二が待ってる。サチが出てきて杏子は移動図書館で、直帰と告げる。「杏子のこと利用したの?」「・・・」即答できない柊二。

家で夕飯つくる杏子に柊二から電話。「利用したのよ。」という杏子。「あんな風に扱われると思わなかったけど、利用したかもしれない。」と正直な柊二。「でもやりきれないんだ。会って話しできないかな。話したいんだ。こないだのところで待ってるから。」
あーやっぱりこのどもってる風のしゃべりが、あー、木村の芝居だぁって思う。
オレンジの傘を、屋台のおじさんにもらった。

雨の中、傘をささずにいた柊二。水もしたたる・・・。諦めて階段を下りようとしたとき、あ!
道のこっちっ側と向こうで、おい!よー!とか言い合ってる2人。
「『水酸化ナトリウムの性質』入ったよ。」「じゃあ借りに行っていいの?」「うん。」
雨降ってんのに、あいつ濡れて、、、あ、俺傘もってたじゃん、と道路を渡る柊二。傘を渡すけど、あなたも入ればって感じに柊二にも傘をきせようとする杏子。
そして、杏子のショッキングなモノローグ・・・。
「ねぇ柊二。この世はきれいだったよ。高さ100センチから見る世界はきれいだったよ。あなと逢って、ラスト何ヶ月で私の人生は星くずをまいたように輝いたんだ。」
って、ねぇ、そうなの?

押さえた演技の木村。これも計算?何をやっても・・ってまた言われるから?
今日のヒロインは杏子。さて、今後彼はだんだん魅せていってくれると信じる。


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