最後の恋

 


<第6話「天国の涙」>
 ベッドの上で夏目の寝顔をじーっと見ているアキ。「ン・・・」と起きる夏目。「どしたの?」「見てたの。夏目の寝顔。」「やめてくださいよぉー」と布団をかぶる。「だって、可愛いんだもん!」「そゆこと言うなよ。男のことかわいいなんて言ってると、エンマ様が来て舌引っこ抜いちゃったりするんだぞ。」「なあんでぇ。」「もう、かわいいとか言うなよぉ。」「だってかわいいんだもぉーん、なんでぇー。」布団の引っ張り合い。夏目の上半身が見え隠れして、あードキドキするぅー!弾みで柱に頭ぶつけるアキを「うそ?ごめん」って心配してたら、「うっそん!」「うそって、こらあぁぁ!」って布団を頭の上からかぶせて押さえ込んで「まいったぁ?まいったぁ?」なんて。
あんたら、可愛すぎ!もう誰がなんつってもかわいぃぃーーーっつうんじゃ!いい加減にしてくれぇー(笑)。


 うきうきして友達におはよ!なんてゆってる夏目。アキもニヤけた朝だったが、正一から潤のことを聞き静岡に急ぐが、そこには変わり果てた潤が。授業中に、今朝潤が亡くなったことをと聞き、真っ白な顔で飛び出して行く。
静岡の家に電話してアキと話すが、淡々としたアキは来なくていいと言う。部屋で真っ暗になっている夏目。
アキは初七日が終わってから部屋に帰ると遠慮がちなノック。夏目は昨日もおとといもここに来てたのだった。初めて涙を見せるアキだが、どうして潤は死んだのか、どうして助けてくれなかったのか!とやりきれない思いを夏目にぶつけてしまう。潤を助けられなかったと自分の責任のように感じてしまう夏目。授業は受けてはいるが、心は空虚感に包まれていた。

 
アキの部屋に行きドアがあいて「おかえり」と言ったとき、アキが抱きつかなかったのが不満(笑)。でも抱きついちゃったらそのあとの会話に続かないか。人助けしたいって言ってたじゃない、何で助けてくれなかったの!なんてそんな理不尽な・・・夏目にゆっても(笑)。
手術室で見学中のマスクをした鋭い目がなんか中居さんじゃないみたい。ジジィとヒメがいたので消去法でないと分からないくらい、鋭い目つき。


潤と同室だった柴田さんに「自信なくしかけてるのでやめようかと思ってる。」と言う夏目。潤くんにとって夏目先生の笑顔が救いになってたんだと逆に慰められる。潤のいた病室には柴田さんが花束を置いていた。そこに座ってヒコーキをそっと置く夏目。それから夏目は学校を休み始めた。

 
おいおい、夏目くん。ほんっとに弱々ちゃんなのね。入院患者の爺さんに弱音吐くなんて。死ぬのは恐くないんですか?なんて聞いちゃいかんだろ。夏目くん。このお爺さん人間出来過ぎ!「何年生きたから幸せで、何年しか生きられなかったから不幸せでってことでもない。」ってまるでBL!

アキに電話する夏目。「ちゃんと食べてる?」長いこと俺の声聞きたくないだろうから、と短い会話で電話を切る。

 
食べられなかったら点滴してもらうといいよって夏目は言ったけど、普通の人は点滴してもらいに行く方がめんどくさくて、かえってストレスかかるような気がするんですけど。ま、それはいいとして、「切るの?」「長いこと俺の声聞きたくないんだろ?」「ひどいこと言ったのにどうして電話くれるの。」「心配だから。悪かった。じゃあ。」この会話にはちょっとついていけてません、私。うーん、好きな人の気持ちが分からないほど、弟の死がショックだった?強く抱きしめてあげたらって思うのにそれができないほど、患者さんの死がショックだった?ウーン・・・。

 アキの元に潤が書いてあった手紙が届く。「俺は幸せだった。夏目先生が夢をくれた。泣かないで姉ちゃん。姉ちゃんが泣いているとき雨が降っていたらそれは俺の涙です。」アキは涙を拭いて、学校に行き、休んでいると聞いた夏目の部屋を訪ねた。夏目はやつれた顔をして、部屋にこもっていた。アキは潤の手紙を見せ励まし、夏目をしっかりと胸に抱いてあげるのだった。

 
なんて用意のいいヤツ潤!手紙を書いて置いといたなんて。20歳前ぐらいで、幸せだったなんて言えるのか?24歳くらいで人に夢を与えたなんていえるのか?「もともと柔な」夏目くん、患者さん死ぬたびに参るなんて、ポリクリなのに。いったい何人の死に立ち会ってきたんだ!ほんとに「情けないなぁ」。アキの胸に抱かれて、私にできることあったら言ってって言われて「こうしてて。」・・・・おい!夏目!それでいいのか!たった一人の弟に死なれた方のアキが先に立ち直って慰めてくれるなんて、それでも男か?!でもいいの。「こうしてて」って言う夏目くん。かーわーいーいぃぃぃ!よしよししたいよぉー!

 励まされ元気になった夏目。一緒に食事して二人は頑張っていこうと誓い合う。
オープンカフェでで待ち合わせする二人。将来のこと考えて介護の仕事がしたいと言うアキに応援する夏目。その時、あの高級売春クラブのママに気づくアキ。アキの表情がこわばっているのに気づき夏目は不安になる。

 
はっはっは。あっという間に立ち直る夏目くん。時間にして、1時間か(笑)!アキの作ったワンタンみたいなシチューみたいなものを食べて、目を輝かせて「おーいしーい!」なんていきなり明るすぎ。夏目の心が破けたら接着剤になる、なんてかわいいこと言うアキ。
看護婦になれたらいいななんて話しているときに二人とも頬杖ついている姿が、超かわいいですぅー!そして後ろにあの、売春クラブのママが不気味なほほえみを浮かべる。アキの顔を見つめる夏目くんの綺麗なこと!そんで「パチン!」と音がしそうな瞬きなんてされた日にゃぁ、私は倒れるよ。
しかし、ストーリー的に少々無理がございましたな。ちょっと引いてしまったぞー!でもかわいいから許す。(結局それかい!!)



<第7話「忍び寄る過去」>
 カフェで出会ってしまった雌豹のような女。アキはしらんぷりするが向こうは会釈をしてきた。「知り合い?」って聞くがアキは否定した。誰なんだろう?といぶかしげな表情の夏目。
潤の墓参りに行き、手を合わせるアキの背中を見つめる夏目。帰りには来週父親が出てくるから会ってくれないかとプロポーズ。びっくりするアキは時間をちょうだいと言うが、とたんにニヤけて来る。赤に変わろうとする信号を走って渡り、横断歩道のあっちにいる夏目を見て、「いいよ!結婚しよっ。」少し考えるっていったじゃないかといいつつも嬉しい夏目。お互いの気持ちを確かめ会うふたりだった。

 
潤のお墓には平成9年8月5日の字と平成9年8月16日の字があったです。なくなった日と納骨の日?知らなくてすみません。
 時間をくれといったそばからにやけるアキが可愛い!横断歩道を渡ってきた夏目に手を差し出してつなぐ感じがいいです!「でもこれから運命の人に出会うかも」「それは篠崎だと思ってる。」「マジ?」「照れるけどマジ。結婚しよ。」ふっふっふっ可愛い!


 夏目のお父さんが同窓会のためにやって来た。父とヒメのお父さんは同級生。翌日父子二組で会食をすることに。夏目はアキと父親を会わそうとしていたのに、そっちが決まっていたのでアキに断りの電話を入れる。アキのラブラブの電話を聞き幸子はちょっとひがんでるというか心配してる。正一も夏目は悪いヤツじゃなかったなってちょっと認めてくれた様子。アキが帰ろうとするとあの雌豹・ホテトル組織のオーナーが!戻って来いという雌豹、さもなくば夏目くんにバラすと。夏目は知ってる、と言うとそんなら向こうは遊びだ、と言う雌豹。こういう仕事してる女はまともな男には相手にされない。そんなことない!と思うアキだが。
一方ヒメの父が来れなくなって3人で食事をして、昨夜親同士で勝手に息子と娘を一緒にさそうという話をしたらしく、お前たち一緒にならないかと言われ当惑の夏目。夏目は「ヒメはお姫様なんだから、俺じゃだめだよ」と言ってみるものの、ヒメは複雑な思いだった。父を先に帰して二人で歩いていると、さっきにみたいなこと言わないで、と言うヒメ。好きじゃないから、と言ってくれる方がいい、と。夏目は何も言えなかった。ヒメの気持ちもよくわかっているから・・・。
 帰ると、お父さんに「つきあっている子がいる、結婚したいと思っている。」とはっきりと言う夏目。

 
お父さんは伊東四郎!これほどまでに似ていない親子があっただろうか(笑)!顔の大きさ半分!
やけに親に他人行儀な息子だなぁ。
 ジジィが「二人は頭がいいんだー」っつって、右手に夏目、左手にヒメの首をかかえている姿ってば、なんか両手に花状態。当然右がかわいい(笑)。
 ビールをぐびぐび飲んで、空になったグラスを「入れて」って感じで、ふんってあげる顔がとってもかわいかったっす!
 部屋でネクタイゆるめてシャツの襟たてた恰好がカッコイイです!


 病院で介護の仕事をすることになったアキにヒメは「昨日結婚の話がでて、夏目くんはその気なさそうだったけど」なんてまた意地悪を言う。そして自己嫌悪に陥るヒメをジジィが慰める。
夏目の父親と会うアキはおめかしして、幸子と正一にエールを送られ出かける。ヒメはアキのいないのを知ってパチンコをしに来る。正一に教えてもらっての初めての体験。

 
またまた意地悪しちゃあ反省する妙に憎みきれないヤツのヒメ。「あの子にどこが負けているの?」と聞くと、ジジィは「勝ってるって思ってるところ」と。うまいこと言うなぁ。北川さん。

 高級料亭での食事に居心地の悪いアキ。ご飯くださいとか言っちゃったりする。お父さんに仕事のことを聞かれ、パチンコ屋で、親もいなくて、と本当のことを話すアキを見てニコニコしている夏目。でもアキはしゃべってるうちに、結婚なんてできない美沙子さんがお似合いと言っていたたまれなくなって帰ってしまう。何言い出すんだよと驚いて、追いかけてあとで電話するから、と言う。

 
夏目くん、アキがしゃべるのをニコニコして聞いてるなんてちょっと優しさが足らないような。お父さんがいくら話の分かるいい人だとしてもいきなりそんな話を聞かされりゃびっくりするでしょ。それを平気な顔していられるなんて、よっぽど信頼関係ができているのか、純真無垢なのか!もうちょっとアキをフォローしてあげればって思ったよ。それにしてもお父さんに対する態度が遠慮がちな夏目くんは、養子か!似てないし(笑)!

 帰ってベッドに寝ている父、とその横で寝ている息子。息子ははっきりと言う。「俺、篠崎じゃないとダメなんだ。あいつのこと、幸せにしてやるって決めたんだ。」

 
なにぃー!この寝姿は(笑)!横向きになって背中丸くして、膝曲げて、手が顔の前、枕の端っこをつかむ感じ・・・・おんなのこ。完全におんなのこに見えます!夏目!いや中居!!ほんまにかわいすぎやで!あんたって人は・・・お母さんはあんたをそんな風に育てた覚えはありません!って言いたいくらいや。このとき誕生日すぎて、25歳。恐るべし中居正広!

 お父さんはアキに会いに行く。介護の仕事をしっかりやり、患者さんに思いやりを持って接しているアキを見て、話してみて、いい人だって分かって安心する父だった。そこに休憩時間に少年とキャッチボールをしてる夏目が。父とアキが話しているのを見て、嬉しくなってピースする夏目だった。

 
お父さんもこんな笑顔の息子を見たら、ダメとは言えなくなるよなぁ。天使の笑顔だよまったく。

 今夜は夏目、父、アキは庶民的な店で会うことに。出かける準備をしていた夏目の目にとまったのは高級デートクラブの摘発のニュース。その画面にはいつかカフェで見かけたあの雌豹のような女だった。その意味を考え、不安な夏目。
 一方アキは、昼間にお父さんと話せたこともあり、晴れやかな気持ちで仕事を終えようとしていたが、そこに黒い手帳を持った男たちが訪ねてきた。

 
薄暗い部屋で不安げなお顔。かわいい夏目くんをそんなに不安にさせないでー!

 

<第8話「愛が壊れる」>
居酒屋に行った夏目はアキと連絡をとっており、アキは今日は仕事で来れないと嘘を言う。家に帰ってから、父は介護の仕事は大変だから身体を壊さないように気をつけてやれ、と優しい言葉をかけてくれる。

飲んで帰ってもちゃんとお勉強してる夏目くん、えらい。

病院に警察がアキを訪ねてきた。会議室で事情聴取されている話を看護婦が立ち聞き、ホテトル嬢をしていたという噂は一気に広がる。
次の日はパチンコ屋を休み部屋に引きこもるが、前向きにいかなくちゃっと介護の本など読み始める。
その日は病院で噂を聞いたヒメがパチンコ屋に確かめに来る。
夏目は今日一日、手術についていたため騒動を知らず、ジジィに呼び出される。そんなこと知ってたよ。話はそれだけなら帰ると言うが、ジジィのアキを侮辱することばにカッときた夏目はジジィを殴る。ヒメの気持ちを考えろと言われるが、今はどんなことがあっても篠崎が好きなんだ、ときっぱりと言う夏目。ドアの外で聞いていたヒメは涙を流すが、ヒメを見た夏目は何も言わずに出ていった。

怒る夏目、カッコイイ!暗いところで斜め上から光が当たっている顔がおきれい!

夏目からの電話で、アキも頑張ろうっと思うが。

出たー!必殺中居の「どした?」夜の公園の公衆電話(腰高のやつ)で話している夏目くんの足の動きがかわいい!

翌日パチンコ屋に出勤すると、ヒメの言ってた噂のことは本当だと正一と幸子に言わずにいられなかった。怒る正一、優しい幸子。
夏目の父は病院に行き、ヒメに会って話をする。昔から我が儘なんか言わなかったあの子が、アキさんじゃなきゃだめだって言うんだ、といい父親だ。ヒメはのどまで出かかっていたアキの過去のことを結局言わなかったが、父は看護婦さんに話を聞いてしまう。
夜、夏目は明るく父に「目もいいし、手先も結構器用だから、外科に進もうかと思って」と元気だが、父は噂のことを聞く。「噂だよ。」と夏目は笑ってごまかしたが、なんだかぎこちなかった。

「目もいいし、手先も器用」なんて、嘘ばっかりで本人笑っちゃいそう(笑)。洗濯物たたんでいる夏目!かわいいったらないじょー!

アキはあれほど信頼してくれていた患者さんからも嫌われ、看護婦からのいじめにもあい、そこここで陰口をたたかれ・・・。
夏目は夏目で授業に出てもなんだか空気がおかしく、ヒメからも「あなたが初めてわからなくなった」と冷たく言い放たれてしまう。
二人の周りの空気が確実におかしくなっていた。
ジジィはアキをためそうと5万でどう?と襲いかかると、アキはメスを持ち自分の心臓に向け、心臓を刺すと5分で出血多量で死ぬとかにわか勉強の知識を披露し、ジジィは冗談だよ、ためしただけだと謝る。

なんかよわっちいジジィ。

夏目のお父さんが帰る日。お土産を買って駆けつけたアキだったが父は噂のことがあり、アキの顔をまともに見れなかった。
夏目はアキに病院をやめた方がいいんじゃないかなと言う。アキは介護の仕事は?と言うが、余計なこと考えなくていい、俺が守るから、幸せにするからと言う夏目。アキはそれはちょっと違うんじゃという思いで、あたしは自分じゃ幸せになれないってことなのかと詰め寄る。いったい俺にどうしろっていうんだと夏目。アキの私にだってプライドがあるということばに、夏目は「じゃあどうしてあんなことしたんだよ。」と言ってしまう。「ずっとそんなこと思ってたの?・・・・あたしを抱くたびにそんなこと思ってたんだ!」に思わず頬を打つ夏目。「そんなこと思うかよ!思うかよ・・・。」「あたしの仕事、忘れられないのはあたしじゃなくて夏目だね。結婚の話嬉しかった。ありがとう。」「どういう意味だよ。」「ここから一人で帰る。さようなら。」泣きながら去るアキの後ろ姿を見つめながらも、追いかけられない夏目だった。

2日連続,、一日中オペについてたとかで、出番が少ない!


<第9話「別れ」>
食堂で夏目を見かけ出ていこうとする秋を呼び止める夏目。人が見るよと言うアキに、「かまわないよ。今日行くから!」ときっぱりと夏目。

カーッコイーイ!夏目くん!見つめる目がきりっと!

夜アキが帰ると部屋のドアの前で夏目が待っていた。
本当の気持ちを聞きたいと言う夏目に、アキは仕事を始めた頃のこと、写真を黒く塗りつぶしたこと、仕事しても慣れることはなく帰って吐いていたこと、夏目を好きになっていく気持ちを抑えられなかったことを話す。夏目は静かにアキの肩を抱きしめ、アキのもう生きていきようないくらいに辛い気持ちに夏目も静かに涙を流す。「これからは二人だから。俺もっと強くなる。」決して「守る」とは言わなかった夏目。

夏目はアパートの階段に座って待ってるかと思いきや、そこにいたのは子ネコ!夏目くんが子ネコちゃんみたいいにかわいいからって、ほんとに子ネコをもってくるなんぞ、ちょっと反則(笑)。一瞬子ネコになっちゃったかと思った。って思ったのかよ!
夏目の涙はちょっと唐突すぎて、いかにも目薬入れましたってかんじで楽しかった(笑)。でも綺麗だからいいの。綺麗な大きなアーモンドアイから流れる涙!


これからの進路を決める時期。ヒメにシカとされる夏目。食堂で堂々と一緒にコーヒーを飲んでいる二人に、周りの騒動も次第に収まって来たようだった。夏目は一度ゆっくり話をしたかった、とヒメと話す。理解しあう二人。

窓の外からヒメを呼んで見上げる顔がかわゆぅい!おめめくりくり!今も好きだというヒメにごめんって言う夏目。ウエストほっそーい!

これでいい方に向かえばと思いきや、アキの最初のお客だったハゲ冬木がお見舞い客として偶然病院に現れる。そいつは夏目の担当患者のお見舞いだったので、夏目にアキを買ったことがあると言ってしまう。そのあとアキに声をかけられなかった夏目。別の日、ハゲ冬木はアキに襲いかかる。「何やってんだー!」とキレる夏目、ハゲ冬木を殴り、乱闘になってしまう。教授から「私情をはさむなら医者やめろ」と言われ謹慎処分となる。
ヒメはアキに「大事な時期なのに。あなたが来てから夏目くんおかしくなって。もういい加減にして!」と不満をぶつけてしまう。
へやでジジィに慰められる夏目。「諦めるな」「雲行きがかわったね」「なんか羨ましくってさ。夏目、一途でストレートで人を信じてるだろ。」

夏目、最初の1発は決まったよ!でも、そのあとベッドの上に組み伏せられる姿がぁぁぁーー、おっさんに襲われてる女の子にしか見えないんだ!体格違いすぎ!やめてぇぇぇーーー!!しかしねぇ、そんなところで襲うか?普通。ハゲ冬木!
ヒメってば、夏目のこと理解したくせに、アキに「あなた何考えてんの!いい加減にして!」なんてひどいよなぁ。そんなこと言ったら夏目くん悲しむじゃん。まだまだだねぇ、ヒメ。
ジジィはイイ感じ。何カッコつけてんだよ!って肩でジジィを押す仕草なんて、これまた女の子!ジジィ思わず「やめろよ。(はぁと)」って感じ。


アキは結局辞表を出す。
デートはするけど、微妙な距離が二人の間に。手、つなげなかったと幸子に言うアキ。元気を出さそうと、正一は渓流釣りに誘い3人で行く。アキを想う正一はやさしく慰める。
夏目は謹慎中のある日、思いついてアキにリングを買う。そして会おうと電話をした。久しぶりの電話に会うのが恐くなったというアキ。夏目はそんなこと思ってなく、アキの沈んだ気持ちに気づかなかった。

オープンカフェで一人でストロー吸ってるカッコがまた可愛いの。隣の席のカップル見てニヤってしてリング買いに行ったりしちゃうの。それでショウウインドウに両手つけて覗いたりするの。そんなんこと普通の大人はしないぜ!夏目くん、あんただけ!そんなことして似合うのは。
ほんで2週間も連絡せずほっぽってたわけ?おかしいよね謹慎は1週間だったはずだし。謹慎だったら電話なんていっぱいできるし家にも行けるだろうに。なんだかなあちょっと違和感あるなぁ。中居さんはこの時期コンサートもあり、忙しくて主役の割には若干出番が少ないような気がするんです。でも「会おうよ!」って言う顔がおかわいらしい!


バイクで海へ行く二人。斜面を降りるとき笑顔で手を差し出す夏目、ためらうアキ。手をつないで海岸を歩く二人だが会話はない。岩に腰掛け、何言おうとしてる?とアキが聞き、「何も」と夏目。「私は言おうとしてる。もう、やめよう、夏目。夏目は大変な思いしてるし、笑わなくなったし。夏目にやさしくされるたびに辛くなる。」と言うアキ。
アキの前にひざまづき、両腕をつかんでどうして、と思い直させたい夏目だが、アキは「あのとき泣いてくれた夏目の涙だけで生きていける。仕事のことを知らない人と一緒になった方が幸せになる。夏目といるとあの仕事のことを忘れられない。」
本気なのかと聞く夏目だがアキの決心は固かった。
駅で別れる二人、ポケットのリング握りしめる悲しい夏目。

手を「ん!」って差し出す顔が!なんちゅう顔やねん、それは!ちょっと、そのままガラスケース保存やね(笑)。
岩に座るとき、来ていたパーカーを敷いてあげるなんて今時の男の子がするでしょうか。まあいいけど。それにしてもアキってバイクの時なんでいつもスカートなのかなぁ。パンツで来ればいいのに。こんな夜に人気のない駅においてけぼりにして、こんなかわいい夏目くんを(笑)!


アキは電車で、夏目はバイクで別々に帰った。途中事故ってリングが曲がってしまう。雨も降り出してボロボロの夏目がようやく帰り着くと、そこに休んでた間のノートを持ってきたと言うヒメがいた。様子がおかしい夏目、ヒメは夏目が怪我していることに気づく。頬に涙のあとの夏目「まいったな・・・。」

アキに別れを告げられ、バイクで事故り、ボロボロよれよれの夏目くん。そんなときに優しくしちゃうのかヒメ!それにのっちゃうのか夏目!あああ。ところで、バイクすごいこけ方したよ。ヘルメットがゴゴゴンってバイクに当たってバウンドしたみたいに変な動きした。スタントマンさん大丈夫だったのかしら。それでリングがひん曲がってるなんて、すごいや。バイクのナンバーは「1274」
アキの思いはよくわかります。 夏目が好きだけど自信がなくてつい卑屈になって、いろいろ悩んで別れるって言ってみたり。それをぐっと包んでやるほどの包容力が夏目にはまだないっつうことですかね。まだ学生だし。あと一言が言えない夏目くんって感じ。ジジィに言った「自信ない」が本音なのか。



<第10話「新しい愛」>
ヒメは夏目の怪我した右手を手当をする。夏目の顔が近くにあって、思わずキスするヒメ。朝、帰り際に「右手が不自由だろうから時々覗くよ、あ、アキさん来るか。」と言ったヒメに、夏目は「いや、あいつはもう来ないよ。」と告げる。

額に手を置かれて熱があるわなんて言われて、頭をタオルでぐしゃぐしゃ拭かれて、それどうよ!まるで6歳児(笑)!可愛すぎでしょ!で、ヒメの前髪に水滴がついているのが気になってたとか言って、自分の頭にかけられたタオルの端でヒメの髪を拭くなんぞ、あんたそりゃ犯罪だ!至近距離でそんな目で見つめられたら、ヒメでなくても抱きついてキスもするよ。まったくどうなってんのこの男は(笑)!

アキは夏目を忘れようとしていたがやりきれない思いだった。
夕方、部屋のチャイムが鳴り、アキかも、と思った夏目だったがそこにはヒメが。夕食の用意に来てくれたのだった。そこにジジィが来て、どういうつもりだ、美沙子はお前が好きでずっと耐えてきたんだと言われ、「耐えていたのはお前じゃないのか!」ととっくみあいになる。出ていったジジィを追いかけた夏目に、ジジィは「美沙子を傷つけるなよ」と言うのだった。

ヒメの持っていたスーパーの袋は紀伊国屋。って別にそれがどうしたってわけじゃないが。ぼけーっとしてた夏目、話かけていたヒメに謝り、わざとらしく「あらーっ、うまそー!」なんてまたまた可愛い光線発射!「ふられて、まいって、怪我して、熱だして、食欲がない。それだけ。かっこわるいねぇー夏目くん。」って自分で言っているなんぞ、ぎゅーって抱きしめて、髪の毛くしゃくしゃってして、ほっぺた両手で挟んでやりたいよ、まったくぅー!
ジジィは美沙子が好きで耐えてきたんじゃなくて、実は夏目が好きなんじゃないの(笑)?みんなに愛される夏目くんだもん!


沈んでいるアキに幸子は仙台の病院の看護助手の仕事の話をもらってきてくれた。正ちゃんは、アキを食事に誘いプロポーズ。悩むアキ。
夏目は手を冷やしながら勉強。たばこを買いに行き公園まで足を伸ばすと、アキに会う。包帯した腕をそっと後ろに隠す夏目。「夏目とがんばれなくてごめんね。」と言うアキ。待ってたよ、電話も、もしかして来るかもと待ってた、と言う夏目。だめなのかよ、ともう1回聞くが、正一と結婚するかもしれないと言ってしまうアキ。夏目と自分は違いすぎるんだと、いつもの言い訳を続けようとするアキに、夏目は「もういいよ。悪かったよ。しつこくて。」と行ってしまう。アキは追いかけたい気持ちを断ち切った。

後ろに隠した手の袖口をそっとひっぱるのがかわいい。
あー、子どもだねー、夏目くん。こうやって若い恋愛は終わるのね。そういう思いをいっぱい経験して、いい男になっていくのよ。アキも結婚するだなんて、考えてもないくせに。かわいそうな夏目くん。


夏目の部屋で洗濯しようとするヒメ。ズボンから転がり出たゆがんだリング。夏目は「捨てていいよ。使いもんになんないでしょ。」と言ったがヒメはアキに会いに行った。夏目とアキが別れた日に持ってたリングで、捨てちゃいけない気がして、とアキのところにリングを置いていく。
アキは仙台に行くことに決めた。正一はアキに「夏目のためを思って別れようとしてるんじゃないか。そんなの男はちっとも嬉しくないぞ。」と言うのだった。引っ越し準備をするアキ。

ヒメってば、そんなことして本当に中途半端なキャラなんだから。憎まれきれなくて。正ちゃんってすっごいいい人。「お前の帰る場所は夏目のところなんだよ!」って。やっぱりこういう人は必要ね!

ヒメは夏目にアキに指輪を持っていったことを告げる。どうして!と気色ばむ夏目。「夏目くんの気持ち、捨てられなかった。」でも夏目はアキは結婚するし、本当に終わったと言う。バス停までヒメを送ったが、来たバスに乗れないヒメ。「帰れない。」と夏目に抱きつくヒメ。夏目はそっと手をヒメの背中に回す。

「帰れない。」なんてゆってそんな目で見つめないでよ、ヒメ!あー、遂に?と思ったら、なんもなかったみたい。それだけ。どう解釈しましょうかこれは。夏目くんはアキのことが忘れられないのでヒメを抱かない。抱けない。でも普通こういう据え膳は食うけどねぇ。でも、夏目くんいや、中居くんだから、これでいいんだ。きっと。

幸子が送ってくれて新幹線に乗ろうとしたとき、財布からゆがんだ指輪が落ちた。アキはそれを見つめると「最後にどうしても会いたい!」と走り出す。夏目とのいろんなことを思いだしながら走るアキ。もう一度会いたい・・・・。大学のいつもの窓から覗くと夏目がいた。見つめ合うふたり。

回想シーンは可愛い顔のオンパレード!!
しかしそのリングは親指用か?というくらい太くないか?



<最終話「祈り」>
見つめ合う二人だが、そばにヒメもいて、頑張れよとしか言えなかった。ゆがんだリングを握りしめ、ヒメと一緒に去っていく夏目を見て涙をこらえるアキ。
ある日夏目はアキがナースステーションに忘れていった荷物を預かる。中には潤と一緒に写ったあの写真が。アパートへ持っていくと部屋は空っぽ。夏目はあわててパチンコ屋に急ぐ。正一にアキは仙台に言ったこと、自分も辛かっただろうけど、それより夏目のために別れたんだと聞く。
バイクをとばす夏目。夜教えてもらった仙台の病院に着いたとき、ちょうど急患が運び込まれてきて、一生懸命に働くアキをドアの陰から見つめる。アキから正一にあてたハガキに書いてあったことや、掃除のおばさんの話しから、アキが頑張っていることがよくわかった。仕事が終わったら図書館で勉強しているアキの姿を見た夏目は、もう声をかけることができなかった。一生懸命なアキに比べて自分が情けない・・・。そのまま帰ってきた夏目の家の前でヒメが待っていた。

夜病院に着いて、都合良く急患が来て、一生懸命働く姿を見ちゃうのね。東京から仙台まで400キロ?5時間?往復できないことはないけど、お尻痛いんじゃ・・・。帰り着いたときは夜中でしょ。ヒメってば、8時の待ち合わせだったんなら、いったい何時間待ってたのか・・・。それも夜の公園で。
掃除のおばちゃんに「お兄さん、アキちゃんのいい人?」ときかれて、「いやぁーそんな・・・・」と照れた顔がかわいくて!


ヒメに「こういうの、もうやめよう。篠崎に会いに行った。やっぱり忘れられない。」と言う夏目。ヒメは分かっていた。ふられるよりふる方が苦手な夏目くんにイヤな思いさせてごめん、優しくしないで切るときはスパッとね、と精一杯の強がりを言ったヒメ。

なんかぁー、夏目くん。はっきりしないからヒメを泣かせるのよ。でもね、ヒメの気持ちわかるなぁ。夏目くんの気持ちはわかるけどわからないふりしようとしていた気持ち。

正一がアキからハガキが来た、と夏目に会いに来る。アキは荷物を持ってきてくれたのは正一だと思いこんでいるらしい、と。夏目は一人で頑張ろうとしているアキを邪魔しちゃいけないと思って声をかけられなかったと言う。今の自分じゃ同じことになるし、自信がない。気持ちばっかりで覚悟がなかった。篠崎のほうが大人だった。聞いていた正一は「勉強頑張れよ。アキもそう言うと思うから。」と夏目を励ました。

正ちゃんほんまにいい人やぁー。苦手な大学まで訪ねてきたり、いつもいつもアキのためを思っているし、夏目を認めてやってるし。

冬が来て、国家試験も終わり、卒業式。遅刻して走って来た夏目。慣れない袴姿で気分が悪くなって外に出てきていたヒメと会う。しばらくぶりに会話するふたり。夏目くんにふられるなんて過去最大の汚点だわ、と言えるヒメだった。ジジィも遅れて出てきて、いつもの302号教室に3人で集まった。卒業式をやろうと言うヒメの提案にしぶしぶ従う夏目とジジィだったが、卒業証書を読むジジィと受け取る夏目は、固い握手をかわした。
しばらくして本屋で夏目はばったりアキに会う。看護婦になるための勉強をしているアキは、一月だけの集中講座で東京に来ていたのだった。また会えると思っていたという夏目。「今さら聞くのもあれだけど、どうして別れた?」と聞く。アキは、辛かったことや自信がなかったことなど正直に、でも淡々と話す。夏目のあのときの涙で生きていける。夏目と会えて良かったと思う。夏目は「終わったことのように話すね。」と淋しかったが笑顔で別れるふたり。
アキは筆箱にしっかりとゆがんだリングを入れていた。

夏目くん、何がそんなに自信たっぷりにさせるの?離れていてもまた一緒になれると思っているの?最後にきていまいち夏目くんの心の中が見えませーん。こういう男心の表現の甘さがときどき見える北川さん。いや、いいんだけどね。女の子から見たらこうあって欲しいっていう男を書かせりゃ天下一品(笑)!
アキを見送る後ろ姿の頭の形までかわいいんだから、夏目くんは。


国家試験の発表を朝早く見に行くアキ。
そして3人とも合格だった。お祝いをしようと言うジジィとヒメをおいて、夏目は潤のお墓に報告に行く。そこには、真っ白い紙飛行機があった。アキ・・・?パチンコ屋に走り、正一と幸子にアキが出発を今日まで延ばしていたことを聞き、追いかける。16時40分、東京発。でも一足早く新幹線は出てしまった。肩で息をしながらがっくりとする夏目。

合格発表を見て「あったー!!」と喜んでいるのがまた子どもっぽい!正一に国家試験?と聞かれて大きく頭上で○をつくる笑顔がいいですぅ!

夜、公園で缶コーヒーを飲みながらぼーっとしてる夏目。そこに飛んでいる紙飛行機が目に入った。追いかける夏目。目を凝らして見てみるが、それは少年だった。少年がとばした紙飛行機を探していると、向こうからそれを拾ってくれた人が・・・。「!」柵を越えて走り出す夏目。そしてその人も気がついて荷物を放り出して、夏目の方に走ってきた。そして抱き合う二人。
「一緒にいよう。30になっても、40になっても、50になっても、一緒にいよう・・・どうしてこんなところにいるの。」「帰ろうとしたけど帰れなかった。
夏目すごく走った?心臓どきどきしてる。」と夏目の心臓に耳をあてるアキ。そしてキス。

柵をまたぐ夏目くんの仕草が女の子っぽくてかわいい!筋はなぁー、なんかなー、唐突やなー。これでもかという偶然の嵐!そう偶然がないとどらまとは言えません。アキが耳を夏目の心臓に当てることろは、なんか不自然で笑える。
夏目って結婚したらどうなるんだろ。意外とこまかくいろいろ言って、家のこときちんとしろとかいいそうな気も・・・(笑)。



<ビデオのおまけ「スペシャルメイキング」>
1.スポット撮影
気合いがはいっているという二人。
中居がうしろから常磐ちゃんの肩に手をおき、その手の上に常磐ちゃんが手を置いていろいろゆってる。目玉オヤジの声で好きだよーとか?
15秒スポット、いい雰囲気やったんやなぁ。このビデオ見るまで見たことなかったよ。

2.インタビュー
中居さん「常磐貴子だ!ってのがあるでしょ!最初、黒着てたんですよ。あぁ、黒着るんだぁーとか、すわるんだぁーとか・・・」ちょっとテンション変。月日を重ねてひとつひとつ知っていくって本当にそう思っているのかしら?
常盤ちゃん「最初さぐり合いだったよね。努力しない人でしょ。近づくぞーって。」
中居「壁があるよね。距離あけた方がいいのかなーとか結構考えた。」
常盤ちゃん「友だちに聞いたら、いろんな人にリサーチとってるの!そんなに不安?」ハハハハハ!
中居さん、真面目に「医学生なんで、苦手意識ていうか、本読んで悩むっていうかいろいろ考えているのは初めて。」だそうです。
常盤ちゃんに向かって「力はいってるよ。はいってるのわかんべ。」常磐「まめに髪も黒くしてるんですよ。なにげに。」中居「俺が黒くするってすごいことよ!」
気合い入ってると言い争いのふたり。「俺の方が絶対気合いはいってるよ!」「あたしだね!」

3.メイキング
収録風景、ポスター撮影
建物から出てきて歩きながら、カメラに向かってさんまさんみたいに手を動かしてお笑い芸人になってる中居さん。
テレビの前の自分にメッセージを贈る中居さん。「お前は今なにやってんだ?俺は頑張ってるよ。お前もいろいろあると思うけど頑張れよ!」
水に濡れた設定のポスター?水かけられて「さみー!つめてー!」と大騒ぎ。しかし水もしたたるいい男ってほんっとによく言ったもんだ。

4.メッセージ
中居「画面に映ってる自分が自分じゃないような場面も出てきますので、是非見てください。」
常盤ちゃん「究極のラブストーリーをお見せします。」


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